残念なお知らせです。 岡山のS家のケリーが亡くなりました。 12歳半でしたが、1か月前より急に弱ってきたとのこと、先生の見立てでは真夏のことでもあり心臓に負担が来たのでは、という話しだったそうです。
前回は無理でしたが、その前までは毎回、山梨でのAMCJ研修会に遥々ご家族で参加して下さっていたので記憶にあるかたも少なくないと思います。 フィットの子でしたが、とても穏やかで誰からも親しまれるマラミュートでした。 ご家族は「私たち飼い主も年をとって、ここ暫くはすっかりおばあちゃんになった大型犬ケリーのお世話も大変になるねと話していました。ケリーは長く患うことも無く、私たちに迷惑をかけないように弱ってから早々に亡くなってくれたかのようでした。とても優しい子で最後までケリーらしく私たちを思いやってくれたようです。こんな子と巡り合わせて下さったことに感謝しています」とおっしゃっていました。
本当に、最近は益々老いたマラミュートの訃報が度々入って来ます。 当たり前ですけれど、子犬で迎えた犬が老衰で亡くなるということは、飼い主の皆さんもそれだけ歳をとっている、ということですよね。 「飼い主が老いてしまったんだから、今からマラミュートを迎えるのはもう無理だ」という声も良く聞きます。こうして数少ないこの犬種はますます廃れていくのでしょうか…。
改めてケリーのご冥福をお祈りします。
2015年09月01日 (火) 01時44分
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