レオの娘・ウェンディが大病を患っています。3月上旬に骨肉腫と診断されました。主治医からは「余命わずか」と言われています。薬で痛みを抑えながら懸命に戦っています。
「診断直後は頭が真っ白になった」と言っていたウェンディママも、現実を受け入れて残された共同生活を豊かにする努力をしています。会うたびに痩せ細っていく孫娘と飼主をできる限りサポートしようと思っています。
「マラミュートは10歳を超えた頃から味わいが出る」が持論です。ウェンディは先日12歳を迎えたばかりで、味わいがどんどんと深まっているのに・・。
4 消化器系
4-7 吐血 血が混じった嘔吐が吐血です。鮮やかな色をした新鮮血、血の塊、一部消化された血(挽いたコーヒー豆状)などが排出されます。犬種・年齢・性別による差はありません。つまりどんな犬でも起こりうることです。
血の混じった嘔吐、食欲減退、腹痛が比較的共通した症状です。血液凝固障害がある場合は、血便、鼻血、血尿なども見られます。呼吸器疾患が原因の時は、呼吸困難、鼻血、喀血、咳なども見られます。貧血が原因の時は、可視粘膜が蒼白で、弱々しく、虚脱状態が見られることもあります。
吐血は様々な原因で起こりますが、非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)の投与、咽頭から胃部の疾患、敗血症・循環血液減少によるショックが比較的多いとされています。
【吐血の原因】 血液凝固障害 薬物:NSAID、グルココルチコイド 咽頭から胃部の異常:炎症、異物、潰瘍、腫瘍 重金属中毒:砒素、亜鉛、鉛中毒 代謝病:腎、肝、膵臓の異常 神経系:頭部外傷、脊髄の異常 呼吸器系:鼻の腫瘍、真菌感染、肺炎、異物、フィラリア症 その他:敗血症・循環血液減少によるショック、大きな外科手術、外傷、火傷
原因特定が最初ですが、一般的には入院しての治療が必要となります。薬物治療、場合により外科的治療が行われます。脱水症状の改善、酸-アルカリバラスの調整のために輸液も行われます。貧血がひどい場合は輸血が必要かもしれません。嘔吐が止まるまでは絶食させ、再開後の食事も少量から始めます。
2010年04月03日 (土) 17時39分
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[1250] 投稿者:砧 - ウェンディさん
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お察しします。 12歳という年齢から、恐らく断脚という選択肢は取られなかったのかなと思いますが。 これから痛みが強くなってきたら、見ているのも辛いだろうと思います。 肺転移で呼吸がままならなくなってきたら、最後の決断として安楽死も考えなければ・・・と自分の犬に関しては思うところです。 割り切ったアメリカの人々と違い、私にはこの決断がいまだに難しく、苦しめるのですが。
痛み、苦しみの少ない日々が1日でも多く、飼い主さんと少しでも一緒に「普通の日常」が続くことを祈ってます。
2010年04月04日 (日) 01時48分
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