レオはなんとか命を永らえています。発作はまったくありませんし、痛みも少ないようです。痙攣がコントロールされたことで体調は上々です。減り続けていた体重も幾分上向きに転じたように思えます。「もう少しの辛抱だからね、その後は十分に介護できるから」と言い聞かせています・・その辛抱もあと2週間ちょっとです。現状維持で過ごしてほしいものです。
さて、今回と次回は病気そのものではなく、尿検査と泌尿器系疾患治療原則を紹介します。
6 泌尿器系
6-11 尿検査 色調、尿試験紙、尿沈渣などで尿の検査が行われます。それぞれから疑われる代表的疾患を紹介します。
@ 色調 ■ 黄色〜淡黄褐色:正常 ■ 赤色:尿路系の出血 ■ 茶色:ヘモグロビン尿(溶血性疾患)、ミオグロビン尿(筋肉の破壊) ■ 濃黄色〜茶色:ビリルビン尿(黄疸)
A 尿試験紙 ■ pH(正常値pH5.5〜7.0):アルカリ尿(結石症、膀胱内細菌増殖) ■ 蛋白:アルブミン検出(糸球体疾患 ■ ヘモグロビン:血尿は尿路系の出血、ヘモグロビン尿は溶血性疾患 ■ 糖:糖尿病、腎疾患 ■ ケトン:ケトーシス(糖尿病による高ケトン血症) ■ ビリルビン:黄疸 ■ 比重:尿崩症、腎機能低下、脱水、尿石症
B 尿沈渣 ■ 赤血球:尿路系の出血 ■ 白血球:尿路系の炎症 ■ 上皮細胞:組織損傷、過形成、腫瘍 ■ 結晶:尿石症 ■ 円柱(結晶成分と尿細管分泌蛋白が結合した寒天状物):腎の出血・炎症・組織損傷 ■ 細菌:尿路系の細菌感染
2012年02月11日 (土) 05時47分
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[1457] 投稿者:MM -
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症状が安定しているようで何よりです。ところで、霜焼けは良くなられましたか?春はもう少しですね。
2012年02月12日 (日) 22時21分
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[1458] 投稿者:JC -
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霜焼けですか・・気温上昇とともに軽快はしていますが、全治には至っていません。「もうすぐは〜るですねえ〜(キャンディーズ)」と歌いながら春を待っています。今年は4本の指に霜焼けでした・・さて来年は??
2012年02月13日 (月) 05時40分
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