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[1843] 投稿者:JC - 動物介在教育(前編) RES


 なんだかあっという間に終わってしまいましたが、GWはいかがお過ごしでしたか。私の方はノルマの草刈りを早々に済まし、カミさんとのラブラブチャリを大いに楽しみました。娘の引っ越しで大腿部を傷め、唯一の趣味であるチャリンコ遊びがしばらくできませんでした。その傷も癒え、チャリに絶好の季節ですし、梅雨まではせいぜい走り回ろうと思っています。

 さて、今日の話題は「動物介在教育」です。実は娘が小学校の教員になり、新任なのに3年生の担任を仰せつかりました。男子児童の喧嘩の仲裁、海外からの女子児童の教育方法などに苦労しながらも総じて楽しめているようです。なお、実家から車で1時間ちょっとですので毎週末に帰って来ます。休日はダラダラと怠惰に過ごし、戻るときには冷凍庫・冷蔵庫からさまざまな食材を盗んで行きます。帰宅時間が遅いようですので、応援団長としては毎日のおかずを余計に作って持っていけるよう準備します(大甘の父親)。

 欧米では教師のペット(主に犬)を教室に連れて行くこともあると聞きます。授業を受けている子どものそばを犬がうろつき、窓辺には猫が日向ぼっこをしているクラスなんて魅力的です。「娘がそんな教育を試みてくれたら」と思っています。ただ、「サブを連れて行くか?」と問うと即答で「結構。大事件を起こして新聞沙汰になってもなんだから」・・「うん、確かに」。

 ペットを学校に迎えると・・・
@授業に集中するようになった
A攻撃的な行動が減った
Bクラスの和が深まった

 ・・などの効用が報告されています。欧米では多くの学校で動物介在教育が導入されていますが、日本ではほとんど聞きません。教師の過剰労働が報道されているくらいで「とてもそんな余裕はない」というのが現状かもしれません。

 米国・ドイツでの調査報告では、「7歳児と10歳児(調査対象の子ども)にとって、ペットは“特別な友達”であり、“ペットと親密な会話”をしている」「5歳児のうち42%が、悲しみ・怒り・恐れ・幸せの感情を感じたとき、ペットに話しかけている」「9〜10歳の子どものうち79%が悲しいときペットと一緒にいることを好み、69%がペットと親密に悲しみを分かち合っている」。子どもがストレスを感じたとき、それを受け止めてくれる存在はまずは両親・友人たちかもしれませんが、それとともにペットも支えてくれる役割を担ってくれているようです。

(6月に続く)

2017年05月10日 (水) 09時56分

[1845] 投稿者:AMCJ砧 - GW2017 RES


皆さん、お久しぶりです。
日ごとに気温が上がって来て、さていよいよ暑さ対策の時期目前、どうしようかな〜と思っています。皆さんのおうちでも同じですよね。
このBBSをご覧下さっているかたがたも本当に限られているとは思いますが、少数の根強いマラミュート・ファンシャーのかたと気持ちの共有を継続できればとこれを書いています。

八ヶ岳の5月は本当に爽やかです。GW前後には満開の桜がそろそろ散り始め、同時に木々の新芽がどんどん伸びて来るので、森の中は新緑の色がとても鮮やかです。
森は森でも、よその森の風景とちょっと違うのは、この辺りの土地柄、乾燥している&凍る時期が長いので土の養分がそれほど豊かでない、ということから植生にあまり幅が無いことに由来していると思います。
要するに、生えている木々や草花の種類があまり多くなく、凍結する冬に備え常緑樹が少ないのです。
すると風景はどうなるでしょう?
分厚い葉っぱの植物が少ないので太陽の光が木々の薄い葉っぱに透けやすく、明るい黄緑の様々なグラデーションが森を彩ります。九州などの濃厚な濃淡の山に比べると、とてもまぶしく爽やかな森の感じがします。
マラミュートたちがそんな森の中や開けた草原を嬉々として走っている姿は、まるで短い初夏に戯れる極地のオオカミを彷彿とさせる気がします。

さて、余談ばかりになりましたが、今年のGW、皆さんはどのようにお過ごしになりましたか?
私はといえば、暫く前に足を骨折してしまい、そのせいでさすがに山歩きには行けませんでした。が、仕事が当面お休みになったおかげでうちの犬たちとじっくり付き合い、近くで遊んだり犬舎周りのことをしたり犬たちと人が食べる野菜作りなどもすることができました。
相変わらず犬連れのお客様が連休前から日々とっかえひっかえ遊びに来て下さり、お休みが続いていたおかげで今年もたくさんの皆さんと楽しく我が家で時間を共にすることができました。
我が家の周りの森も伐採された面積が広くなり、幸い車も入って来ない奥地のため、遊びに来て下さった皆さんの犬を我が家の犬と一緒に遊ばせたりもできました。一緒に外のテーブルでお茶したり、楽しかったですね!
我が家の犬たちの顔ぶれも少しずつ変わりつつあります。高齢化もありますが、代わりに若い犬たちが増えたりもしています。異系統のマラミュートたちもお目見えしているので、我が家が日本でショーに行かない分(笑)また是非小淵沢へ見にいらして下さいね。
それでは、くれぐれも暑さ対策、念には念を入れて!何かあれば個人的にでも相談して下さいね。

2017年05月12日 (金) 14時30分

[1842] 投稿者:JC - 犬連れはモテる? RES


 4/3が娘の初出勤日でした。職場の雰囲気も良く、充実した新生活を存分に楽しんでいる様子です。そのうちあれこれ悩みも増えて来るのでしょうが、それも“人生の糧”と楽観的にとらえてもらいたいものです。

 元気な娘と反対に私は引っ越し作業で首・肩・両足を傷め接骨院通いです。首・肩については就職準備でお金を使わされ“首が回らなくなった”可能性もあります。「チャリで鍛えているし、年齢の割にまあまあ強靭な肉体」と思っていましたが、ヤワな身体になったものです・・とほほ。

 さて、いくつになっても「女性にもてたい」と思うのが世の男達です。満身創痍のヨレヨレ爺も例外ではありません。「犬連れの男性はそうでない人より好感度が上がるか?:犬連れの男性の方が女性を口説きやすいか?」という実験がフランスで行われました。“犬は社会の潤滑油”を実証するのが目的ですが、設定がいかにもフランスっぽくて自然とニヤニヤしてしまいます。

 好天の7月のある日、18〜25歳の女性240人に男性(イケメンとのこと)がアプローチし、電話番号を聴き出してお茶に誘うというものです。もちろん犬連れと犬なしでの比較実験です。電話番号を聴き出せた成功率は、犬連れで28.3%、犬なしで9.2%でした。犬連れだと3〜4人に1人は電話番号を教えてくれるんだそうです。「犬がいると女性の警戒心が薄れる。“犬は社会の潤滑油”が有意差を持って証明された」・・と結んでありました。日本では女性の警戒心がフランスより高いような気がします。日本で同様の実験をした場合、成功率はもっと下がるのかもしれません。でも、女性の警戒心を解くのに犬は有効なアイテムであることは確実です(愛犬を道具にしたくはありませんが)。

 サブの夕方の散歩で公園へ行きます。妙齢の女性を口説くチャンスと思いたいところですが、その時間帯の公園はポケモンGOをやっているオジサン・オバサン(あるいはジジ・ババ)ばかりです。さすがの私もその気にはなりません・・残念。

2017年04月07日 (金) 10時50分

[1841] 投稿者:JC - 子犬には赤ちゃん言葉 RES


 4月から娘が新社会人です。「あわよくば自宅通勤」を目論んでいましたが、赴任先がやや遠く、アパート暮らしになりました。ただし自宅まで1時間ちょっとですので毎週末に帰って来るそうです。新生活の準備を急がねばなりません。ところが、本人はやる気スイッチがOFFのままでお気楽なものです。「娘の世話もこれが最後」と思いつつ、右往左往しながら勝手に進めています・・いや、これが最後ではないよな、結婚・出産・育児でこき使われるんだろうな〜。

 初孫はもう少し先のようですが、赤ちゃんを前にすると自然と顔がほころびます。特にお母さんが美人だと、声のトーンを高めにして、赤ちゃんに優しく話しかけることもあります、もちろん赤ちゃん言葉で「ほらほら、大きなワンワンだよ」。実は赤ちゃんをあやすふりをしながらチラチラと美人お母さんを観察しています。ある研究報告では「人間の赤ちゃんと同様、子犬も赤ちゃん言葉で話しかけられるのを好む傾向がある」そうです。本日はそんな話題です。

 女性30人に子犬から成犬までの写真を見せ、「かわいい。こっちにおいで。あらいい子ね」と話してもらいそれが録音されました。対照として人に話しかける普段の口調も録音されました。女性たちはおしなべて、犬に話しかけるときは普段よりもゆっくりと高いトーンで話しかけていることが明らかになりました。さらには写真に写っている犬の年齢に応じて話し方を変える傾向がみられ、子犬に向かって話しかけるときには、よりゆっくりと高いトーンでという特徴が顕著にあらわれていたそうです。

 録音されたものをシェルターにいる子犬10頭と成犬10頭に聴かせました。成犬は普通の口調でもハイトーンの口調でも同様に反応しました。一方、10頭中9頭の子犬はハイトーンでゆっくり話している言葉により素早く強く反応している様子が見られました。研究者らは「子犬はハイトーンでゆっくりした声を、"遊び"への誘いと感じているのかもしれない」と言っています。これまでの人での研究から、大人が赤ちゃん言葉で話かけると幼児は言葉を習得しやすいことが示されています。今回の結果は、子犬に対して赤ちゃん言葉を使うと、犬の単語学習を効果的に進めることができる可能性を示唆しています。

 なぜ成犬は赤ちゃん言葉に反応しないのか、そしてなぜ子犬がそれに優先的に反応するのかという理由は分かっていません。人は外国人やお年寄りなどにもゆっくりと話す傾向があります。犬にもゆっくりと優しく語りかければ "伝わりやすいかもしれない"という潜在意識があるのでしょう。

 サブが子犬時代に赤ちゃん言葉を使ったように記憶しています。ただ、子犬と呼べるのは我が家にやって来てわずか3週間、その後はどんどんと成長し、悪戯も半端でなくなりました。心は子犬でも体が大きいので赤ちゃん言葉なんて使っておられません。いつも「なにやってんだ! それダメ!」の連続でした。昨秋の研修会後、さらに3歳になってやや落ち着いたとは言え、未だにダメ!の連発が日常です。

2017年03月15日 (水) 08時35分

[1840] 投稿者:AMCJ - Black Ribbon RES


雪が舞ったり春のような日差しに衣類を薄くしたり、不安定なお天気続きですね。
ここ暫くの間に、残念ながら何頭かの犬たちが立て続けに亡くなったこと、ご報告がありました。
それぞれにご家族に愛され、共に楽しみ、充実した生涯だったに違いありません。
一緒にいられる時間は、遅かれ早かれ、いつかは終わりの時を迎えます。
永い間患ってご家族の介護を必要とするもの、交通事故や熱中症であっけなく亡くなってしまうもの、原因もわからず気づいたら亡くなっていた、なんていうケース。
お別れには色々なパターンがあれど、大切なのはどう生かしてもらったか、ご家族と共にどんな風にどんな時間を生きてきたか、ですね。
これまで多くの犬たちの死に臨んできました。
胸がはりさけるような別れもあったし、良くこれまで頑張ってくれたね、ようやく苦しみから解放されるよ、という安堵さえ覚えるケース、あの時ああしていれば良かったのに!と自分や他の誰かについ責任転嫁したくなってしまった恥ずかしい自分も過去にはありました。
犬は、一緒に生きてきたご家族に染まり、毎日出されたものだけを食べ、ご家族の在り方や方針を無言で受け入れ生涯を全うします。
そんな犬たちを考えると、今一緒にいられる時間がどれほど貴重で輝いているか痛感し、できることを精一杯してあげたいと改めて感じます。

関西のアースが亡くなりました。今年の誕生日が来れば15歳になる年でした。ずいぶん長い間、飼い主さんを見守り、慰め、大きな存在だったと思います。老いてから、もう一頭と一緒に関西の深山を一緒に散策したのが印象に残ってます。まだ若いもう一頭のマラミュートが大きな救いとなっているそうで、それを聞いて私も少し安堵感を覚えました。
同じく関西のクローバが亡くなりました。60kg位ある大きな犬でしたが10歳になり元気がなくなり、内分泌系の異常ではないかと診断されそのまま静かに亡くなったそうです。子どもさんの多い賑やかな(多分?)ご家庭でどんなにか楽しい日々を過ごして来たことでしょう。ごく普通の家庭犬としての生涯でしたが、昔ながらのごついマラミュートの風貌を見事に体現した熊の子のような犬でした。
更に、北関東のレイチャーが亡くなりました。中年のお年頃になってから我が家からお引っ越しした犬でした。若い頃はショーでも優秀な成績を残し、12歳半と年老いても愛くるしい顔をしていました。彼女の娘との同居でしたが、飼い主さんご家族は死に際し、まだまだ元気だという娘にお気持ちをシフトされているようでちょっと安心しました。

亡くなった犬たちの冥福を祈り、力を尽くして最期まで看取って下さった飼い主の皆さんにお疲れさまの言葉を送ります。

2017年02月25日 (土) 18時56分

[1839] 投稿者:JC - 飼主の振り見て・・ RES


 本日は強い南風が吹いています。春一番です。もう少し辛抱すれば本格的な春の訪れです。それにしても今冬もなんだか変でした。大雪地方と雪が少ない地方がはっきりしていたように思います。我が家近辺では、雪が降ることはほとんどなく、積雪なんて一回だけでした。ただ、寒暖差が大きく、風が強かったように思えます。ここ二三年はスタッドレスタイヤ、ママダンプ(大型雪かきスコップ)の活躍する場面がありません。いずれにしても大雪被害に会われた方々にお見舞い申し上げます。

 さて、「愛犬が初対面の人にとる態度・・・実は飼い主さんから学んでいます!」という記事がありました。1歳前後の人間の赤ちゃんはどうすればよいか迷った時には親の表情などから判断すると言われています。犬も同様で「人の振り見て我が振り直せ」ならぬ「飼主の振り見て・・」が犬世界なんだそうです。

 「犬は知らない人に対して飼主がその人に取る態度を見て行動を変えるのか?」という実験がフランスの大学で行われました。対象はシェパード種36頭と大型犬36頭です。実験は以下のようになされました。

@ 部屋に飼主と愛犬が入る
A 愛犬をノーリードで自由に動くことができる状態にし、飼主は所定の位置で待機する
B 飼主も愛犬も知らない人が入室して、飼主に近づいて所定の位置で止まる
C 飼主は知らない人に「近づくor動かないor後ろに下がる」のどれかの行動をとる(この間、声を出したり、犬を見たり、ジェスチャーをしたり、表情を変えることはしない)

 結果は・・
■ 76.4%の犬は知らない人と飼主を交互にチラ見し、72.2%は相互にガン見する
■ 特に飼主が後ろに下がった時は、「知らない人に目を向けるまでの時間が短い、知らない人に自分の体の一部をくっつけに行くまで時間がかかる、犬が飼主に自分の体の一部をくっつけている時間が長い」となりました。飼主が後ろに下がる行動を見て、犬たちは「この人は危険かもしれない」と認識し、飼主の行動に合わせるような対応をするのではないかと推測されています。
■ オスに比べるとメスの方が飼主を見る時間が長い
■ シェパード種よりも大型犬の方が知らない人を見る時間が長い、大型犬の方が知らない人に対して自分の体の一部をくっつける時間が長い

 「飼主が少しでも恐怖を感じているような態度を取ると、愛犬も警戒することがわかりました。オスよりメス、大型犬でもシェパード種は警戒心が強いようです。トレーニングをするときに、『飼主が自信のないような態度を取ると犬も言うことを聞かない』とよく言われていますが、初めてのことで戸惑っている愛犬は飼主の態度を見て、自分がどうすべきなのか判断していることがわかります。飼主が人見知りせず誰にでもフレンドリーに接する人であれば、愛犬も人や犬にフレンドリーに接することができるようになるのかもしれません。愛犬を不安にさせないように、飼主も自信を持った行動をとれるようにしたいですね」と結んでありました。

 「犬は人間と見つめ合える唯一の動物」「見つめ合いは、飼主・愛犬双方に“喜びホルモン(オキシトシン)”の分泌を促し、共に心が満たされる」とも言います。きいタンは目を見て問合せをよくやりますし、飼主の行動をよく観察しています。一方、サブは気分次第です。こちらの動きを目で追うこともありますが、飼主の行動にはそれほど関心がないように感じます。面倒だと呼んでも耳だけ向けることもあります。これは独立心が強いのか、飼主をそれほど信頼していないのか・・う〜ん、さてどうでしょうね。

2017年02月17日 (金) 10時35分

[1838] 投稿者:JC - 高齢者と犬の散歩 RES


 医学系学会が「65〜74歳の人は心身ともに健康者が多く、医学的には高齢者とは言い難い。高齢者は75歳以上とし、65〜74歳は高齢への準備期間として“准高齢者”と呼ぶことにしよう」と提言しました。なお、90歳以上は“超高齢者”と呼びたいそうです。

 まもなく前期高齢者の仲間入りする私としては、提言の前半部分には「そうだ、そうだ」と賛同しました。“准高齢者”の呼称には「なんだ、結局“高齢者”という呼称が入るのね。人生を素敵に完遂しつつある、つまり熟れ落ちる寸前という意味で“完熟者”なんてどうかな」。カミさんからは「あなたは見た目がジジーなんだから“高齢者”でいいんじゃない」と切り捨てられました。

 ということで2017年の第1回投稿は「高齢者と犬の散歩」です。どうもこんな記事ばかりに目が行きます。

 犬を飼うにあたってネックになるのは散歩、特に高齢者には負担が大きくなっているようです。昨今の猫人気が納得できます。高齢者はいつもゴロゴロで運動不足です(もちろんそうでない方もおられます)。犬の散歩はウォーキングの動機づけになり健康効果が期待されています。早稲田大学の調査報告では、「犬を飼っている人は、平均で1日1.4回、42.8分、週4.8回、214分を犬の散歩に費やしている」とのことです。また、犬の飼い主は、飼っていない人に比べて推奨身体活動量を満たす人の割合が1.5倍、高齢者でも推奨身体活動量を満たす人の割合が高いことがわかりました。

 厚生労働省が「エクササイズガイド2013」を策定しています。それによれば・・

● 身体活動量は生活活動と運動の総量
● 身体活動の強さの単位はメッツ
 生活活動では、座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行が3メッツ、動物の世話が4メッツ、階段を登るのは8メッツです。運動では、ボーリングが3メッツ、速歩が4メッツ、ランニングが8メッツです。
● 身体活動量は身体活動の強さに時間を乗じたもので、単位はエクササイズ
 動物の世話を1時間やると4メッツ×1時間=4エクササイズとなります。ランニング30分(8×0.5=4エクササイズ)と同量です。
● 18〜64歳の推奨身体活動量は、3メッツ以上の身体活動を毎日60分、週に23エクササイズ以上、3メッツ以上の運動を週60分
● 65歳以上の高齢者では強度を問わず毎日40分以上、週に10エクササイズ以上(運動については基準なし・・運動は強制しないってことかな??)

 高齢者では、犬の散歩(=普通歩行3メッツ)を既述の平均値1日1.4回、40分ほどしていれば、それだけで推奨活動量の大部分を楽々クリアできます。犬との散歩の効用はほかにも数多く報告されています。「犬の飼育や散歩が子どもの過体重・肥満者の割合を低くする」「高齢者の歩行速度を維持する」「心臓病患者の予後が良好になる」「メンタルヘルスが向上する」などです。健康の維持・増進に良い影響を与えていることが明らかです。さあ、億劫がらずに散歩に連れ出しましょう。「ほらほら、サブ、リードをつけるまで静かにね。外に出ても引っ張るんじゃないぞ!」。

 なお、「犬の散歩をしているからといって安心はできない」そうです。「散歩で必要な運動量が満たされているからと、それ以外の時間をずっと座って過ごしていては座りすぎのリスクを減らせるわけではありません」。運動はしているものの、座位時間が長い人は、1日の推奨運動量を満たしていても早期罹患・早期死亡との関連があるそうです。30分に一度、少なくても1時間に1回は立ち上がり、体を動かすことが大切です。毎日の散歩を自分と愛犬の健康とリフレッシュに役立てたいものです。

2017年01月13日 (金) 17時25分

[1831] 投稿者:AMCJ前田 - 2016AMCJ集会 RES


今年も恒例の「2016AMCJ集会」を無事に開催することができました。
遠路はるばる、この日のために集まって下さった20名の皆さま、お疲れさまでした!そしてご協力、ありがとうございました。

オープニングは、当初は予定していなかった「しつけ教室」からいきなりスタート。えっ、一緒に歩く練習!?そんなの聞いてないよ、と買い物に走り回っていて大幅に遅れた私とKくんは結局現場を見ることはありませんでしたが、皆さんと公園でリーダーウォークや正しいチョークの使い方などの実技がありました。
引き続いての今回のメイン、「マラミュートと一緒に高原の森を歩こう!」企画ではお天気に恵まれず当初の予定のおよそ半分の距離(しかも、森ではない道)しか歩けませんでしたね。残念!
でも冷たい雨に濡れながら黙々と行進し、途中迷子になった3組を除いて(笑)無事にゴールすることができました。地面には雪も残り、霧で遠景の山々が全く望めなかったりと当初の思惑と違った部分が多々ありましたが、せっかく町中から山岳地帯へいらしていただいたので少しでも高原の空気を堪能していただけたなら良かったです。
犬連れでない参加者の方々には、複数お連れのご家族の愛犬を連れて歩いてもらったり、まだまだしつけ途中で引っ張る若犬をひくお手伝いをしていただいたり、お互いに楽しみながら協力し合えたことはとても有意義だったと思います。(たった一人で3頭連れて参戦されたかたもありましたからねぇ〜笑)
それにしても晩秋の、ふかふかの落ち葉の山道を歩けなかったことは悔やまれますので、いつかリベンジを果たしましょう!それまでにコースも再検討しておきますね。

引き続いて、会場を屋内に移しての勉強会と会議。
解剖実習、じゃなかった、調理実習なんぞで皆さんエプロン姿に変身して、それぞれの具材と、手を血に染めながら格闘されてましたね〜。
「手作り犬ご飯の生ものの使い方」がテーマでした。
しかしながら謝らねばならないのは私のほうが準備不足のまま当日に突入したことです。説明しよう、やってみてもらおう、当日持参して使っていただこうと考えていたことや素材をことごとく忘れてしまったことでした(笑)。うぅ〜ん・・・何か不燃焼な気持ちです。
が、後から皆さんより感想として寄せられたメッセージを読ませていただき、ちょっとホッとしました。犬に対してもっと出来ることを実践してみたい、という‟やる気”が喚起されたというだけでも、少しばかり得られたものがあったような気がしました。
それに・・・出来上がったあのスープ、ついつい皆さんに呼び掛けて全員で試食、というか最後には味まで付けて完食してしまいましたが、予想以上に美味しくなかったですか?雨中のウォーキングで疲れた体にじんわり染みわたるような滋味を感じましたねー。あー、旨かった!!

続いて話し合いを行ない、ここまでで帰路に着かれた皆さんもありましたが、恒例の夜の宴会も美味しいもの山盛りで賑わいましたね!もう、本当に、あれは食べきれないほどのお肉やご馳走づくめでした。
それに、カレンダーやグッズを購入して下さった皆さん、ありがとうございました!当面はあのような小さな収入の積み重ねしか見込めないので、少しでも売れれば運営資金として助かります。

今回も改めて感じましたが、マラミュートがすごく好きだ、大切に思っている、この犬の魅力を楽しみながらより良く一緒に暮らしたい、と願う皆さんの気持ちでこの会は成り立ち、支えられているんですよね。色々な人間の思惑や邪心は寄せ付けず、単純に犬のことばかりをひたむきに考え、犬のことだけで連帯し、お互いに切磋琢磨しながらマラミュートと暮らす楽しさを共有する・・・それで充分だと思います。
今回ご都合で参加できずメッセージなどいただいた皆さま、ターシャさん、フィットさん、Ni県のKさん、もうお一人のNa県のKさん、ファイルさん、デナリさん、タクハナさん、キックさん他の皆さん、ありがとうございました、次回にはぜひ!
また、お住まいの各地から差し入れを下さった皆さま、ご案内状発送や買い物に連れて行って下さるなど陰で色々お手伝い下さったかたがたにも改めて感謝申し上げます。それに勿論、会場準備や交渉、数回にわたる下見、当日の皆さんの送迎など精一杯駆けずり回ってくれた夫にも、ね。
皆さん、楽しかったね、ありがとう〜!!

2016年12月04日 (日) 05時34分

[1832] 投稿者:JC - ありがとうございました


 皆々様、いろいろありがとうございました。楽しいひとときを過ごすことができました。

 愛犬サブにとって、初めての遠出、初めての他マラミュートとの遭遇で心配していました。怒涛の興奮と緊張の時間だったと思います。でも、車中・寝室でとても静かでしたし、他マラミュートを威嚇するそぶりも見せませんでしたし、なかなかの紳士でした。ただ、女の子にすり寄っては拒否されていました。

 サブには良い経験になったようです。帰宅してからは散歩のときもあまり引っ張らず、教えてもいない「あと!」のコマンドに反応しています。室内でも「どうした、体調不良か?」と思うほど従順ですし、ゆったりとしています。“喜びの舞”も控え目です。なんだかちょっぴり大人になったように感じています。出来の良い実妹(父母犬が同じ)に会いました。その妹から「お兄ちゃん、飼主さんが甘いからっていつまでグレてんの、いいかげんに大人になったら?」と諭されたと想像しています。でも、現状の大人の行動に騙されてはなりません。単に疲れているだけでしょう。しばらくすれば元の木阿弥です。

 2年後の集会でまたお会いしましょう。

2016年12月04日 (日) 07時35分

[1833] 投稿者:えむてぃ - お疲れさまでした&ありがとうございました


今回初めて愛犬を連れて参加させていただきました。
やはり何事も、実際に足を運ぶということは大事だなぁと改めて実感した次第です。
その場に行くからこそ気づくことや再発見すること、
初心を思い出すこと等々、犬も人も感じることがあり、
やっぱり行って良かったなーと思いました。

楽しい時間はあっという間ですね〜。
また次回開催でも皆様と犬達の笑顔に会えることを
期待しております。

あ、美味しい物いっぱいの旅でしたが、
今回一番旨かったのは…あのおにぎり!
あれまた食べたいなー。
あとお芋のスイーツ、今度お取り寄せしようと思います(*^^*)

2016年12月05日 (月) 13時02分

[1834] 投稿者:桔梗 - お疲れ様でした!


準備やいろいろしてくださった会長始め皆様!
ありがとうございました♪

前日の深夜到着で当日は泊まれず帰りとばたばたでしたが楽しかったです。
テイアのお兄様始め、みんな凄く立派でテイアラはアラスカンハスキー?て思えるほど毛がなく見えました^^;

ようやくちょっぴり生えて来ましたよ〜笑

予定になかったしつけ教室。。
とても勉強になりました。

うまい人がリード持つだけで犬の態度ががらっと変わる秘密をもっと見たかったです>_<
動画とっておくんだっだ!!!笑

森は雨で残念でしたが犬にはいい経験に、人間にはいい運動になったと思います♪

調理実習は、先生の相変わらず丁寧な仕事にびっくりです!!
あの小さい軟骨までスライスして与えてるとは!
うちなんていつもトレーからそのまま食器へでした^^;

鍋はご馳走たっぷりで、ちょっと余ってしまいもったいなかったですね〜>_<

参加されてた皆様、楽しい時間をありがとうございました!

2016年12月07日 (水) 11時39分

[1837] 投稿者:アンナ&風の父より - 有り難うございました


AMCJの集まりでは大変お世話になり、有り難うございました。
また、帽子の件ではご迷惑をおかけしました。

ミーティングは大変勉強になりました。
今まで2匹とも健康で過ごして来たものですから食べ物をナマであげる感覚はありませんでした、いい勉強をさせて頂きました。
もう少し愛情をかけもっと元気で余生を頑張ってもらおうと気合を入れて世話をしてみようと思います。

当日の写真を少し送りましたので皆さんへお送りください。
懇親会前に帰途へつかれたなど写ってない方もあるかと思います、ごめんなさい。

これからも活躍を期待しております。
本年も良い年でありますようお祈りします。

2017年01月13日 (金) 00時56分

[1835] 投稿者:JC - 犬の寿命と死因 RES


 今年は大掃除に早めに取り掛かりました。進捗がきわめて順調で余裕綽綽でした。ところが先週木曜に事件発生です。庇から窓によじ登ろうとして臀筋を痛めたのです。屈む座る立ち上がるに四苦八苦で、大掃除はもちろん、チャリ遊びもままなりませんでした。それでも二三日休んでから無理して大掃除を進めています。うまくいけば本日晴れて完了です。これが終わればお正月までグダグダしながら過ごせます。で、先月サボった投稿をやることにしました。本日は「犬の寿命と死因」です。

 犬の寿命と死因について、大学と保険会社の共同調査結果が発表されました。日本で飼育されている犬の平均寿命は13.7歳、5〜10kgの小型犬が最も長生きで14.2歳、サイズが大きくなると短くなるとのことです。昔と比較するとずいぶん長生きになったものです。ちなみに40kg以上の超大型犬は10.6歳でした。犬種別だとイタリアン・グレイハウンド、ミニチュア・ダックスフンド、トイ・プードル、柴犬などが長寿とされていました。

 死因は、腫瘍が13.4%で最も多く、循環器系疾患(11.1%)、泌尿器系疾患(8.0%)、消化器系疾患(5.7%)と続きます。腫瘍発生に関する別の調査では「腫瘍発生率は大型犬の方が高い」との報告もあります。特にバーニーズでは腫瘍発生率が8.2%で圧倒的に高いそうです。そうそう、コーギーも腫瘍に気をつけたい犬種とされていました。我が家の凸凹コンビ(コーギーとマラミュート)は腫瘍に注意が必要なようです。奴らが年老いたときは日々のチェックを念入りにやりましょう・・と言っても見ても触ってもなんにもわからないペーパー獣医では頼りになりません。ま、少しでも異変を感じたら動物病院へ連れて行くことにします。

 内閣府の調査によれば、60〜69歳の36.4%、70歳以上の24.1%が犬・猫などのペットを飼育しているとのことです。ペットの共同生活は高齢者にも利点が多いと聞きます。曰く、「生活に張りが出る。快活になる。散歩で足腰が強くなる。認知症の進行が緩やかになる」などなど。さらに犬を連れて散歩すると、男性では0.44歳、女性では2.79歳、健康寿命が延びるとの報告もあります。

 高齢になると新しい犬を迎えることに躊躇があります。自身の寿命と犬の寿命を推し計らざるを得ないからです。かく言う私も来年早々に前期高齢者の仲間入りです。「きいとサブが人生最後の愛犬かな」と思う今日この頃なのです。

2016年12月12日 (月) 08時58分

[1836] 投稿者:砧 - Black Ribbon RES


年末も押し迫りました。
恒例の集会も無事終わったところですが、ここに来てまた一つブラックリボンのお知らせです。
ザベリワンのテムジンが亡くなりました。
多くの皆さんに可愛がっていただき、こんなマラミュートがほしい!と大人気だったテムジン。
高齢になっても変わらずあどけなく、情愛細やかで周りに気を使う、大変優しい犬でした。
死の数時間前まで何も変わらず森を走り、ご飯を食べ、しかし突然に様子が変わり、深夜の病院を何軒か訪ね「胃捻転は取りあえず起きていない」と診断され帰宅し、再び担ぎ込んだ時には既に意識不明でした。
死因は大型犬にしばしばみられる鼓脹です。一昨年にも一度、同じような症状が起きたのですが、1日で回復したその時と異なり、今回は救命できませんでした。
ブロートのほうがまだ治療の方法が明確で、今後を判断しやすく、結果が出しやすいことを痛感しました。

彼に再び触れることが出来なくなった喪失感がどんな言葉にもならないことは、私たちを良く知る皆さんなら想像していただけることと思います。
歳を重ねればいつかは訪れるその日を、常に覚悟はしているつもりですが、どんなに重ねて愛犬の死を経験したとしても、毎回、深い悲しみと後悔と虚しさに苛まれるのは変わることがないものですね。
しかしせめて、彼の子孫が何頭か(それに更に高齢のお母さんジンゴーも)、我が家で今も共に暮らしていることは私にとってはほんのちょっとの気休めになるような気もします。
あんな素晴らしい犬が私のもとに現れてくれて人生の一部を共有できたことは、何と幸せなのでしょう。
そのことを感謝したい気持ちで溢れそうです。

2016年12月14日 (水) 01時00分



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