ハルキストの皆さんには大変申し訳ないのですが、ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞ににんまりしています。スウェーデンアカデミーも粋なことをしてくれるものです。遠からずビートルズの受賞もあるかもしれません。
で、数十年ぶりにボブ・ディランを聴きたくなりました。近隣のレンタル店へ行ったところ“大きな影響を与えたアーティスト”という特設コーナーができており、そこにディランのアルバムがたくさん並んでいました。商魂たくましくノーベル賞に便乗なのでしょうが、根が単純な私はやすやすとそれに乗せられました。初期作品を借りてウォークマンで懐かしく聴いています。
ところで事務局がディラン本人との直接コンタクトを諦めたそうです。どうなるのでしょう、2016ノーベル文学賞・・できればディランが辞退などせず、堂々と授賞式に出席して権威に対する皮肉たっぷりの楽曲を披露してくれれば・・な〜んて思っています。
今日は「5つの自由」についてです。ずいぶん以前に投稿したことがあります。つい最近もある記事で取り上げられていました。動物福祉が注目される昨今ですので復習のためもう一度紹介します。
「5つの自由」とは・・
@ 飢えと渇きからの自由 A 不快からの自由 B 痛み・傷害・病気からの自由 C 恐怖や抑圧からの自由 D 正常な行動を表現する自由
・・です。
Cまではよくわかります。適切で栄養的な食事・清浄な水を与えますし、快適になるよう住環境を整えますし、よく観察して健康管理もやりますし、ストレスのない環境にすることを心掛けます。Dになってふと考えます。主旨は「正常な行動を取るための十分な環境が与えられているか」「動物の習性に応じた飼育方法をしているか」だそうですが、問われるとなんとも答えようがありません。“正常な行動”を好き勝手にやらせるわけにもいきません。そこには共同生活のルールというものがあります。
我が家では「お好きにどうぞ」が飼育の基本姿勢ですが、それでも最低限のルールだけは守らせるよう仕向けています。これまでの3頭は自然とルールを身に付けてくれました。一方、サブはかなりのやんちゃ坊主でなかなかうまくいきません。現在のルールを別記します。「あら、こんなこともできてないの?」などと思われませんように。ま、「これさえできればあとは好きに暮らしなさい」と思っています。
■「喜びの舞はほどほどに」(朝の散歩直前に過剰興奮です。家具が壊れます、いや壊れました) ■「眠くても噛まない」(眠気と闘い八つ当たりすることがあります、本人は甘噛みのつもりでも・・) ■「洗濯物で遊ばない」(洗濯かごから靴下などを引っ張り出して遊びます) ■「他人・他犬には大人の対応を」(最近やっとできるようになってきましたが・・) ■「かぐわしい匂いがしてもむやみに引っ張らない」(飼主に似て女の子の色香にからっきし弱くて)
2016年10月20日 (木) 13時24分
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