環境省発行のパンフレット「無責任飼い主ゼロ宣言」を読みました。「ペットに必要な環境や条件を満たす責任を果たし、その一生涯を預かる覚悟はありますか?」から始まり、飼わない決断をする大切さも述べています。曰く、「『適切な世話ができないから、今は飼わない』と決断することも『ペットの命を預かる責任』を果たすことになります」・・衝動買い(飼い)を戒める言葉として秀逸だと感心しました。パンフレットに記載されている「飼い主の6つの責務」「犬の飼い方のルール」を紹介しておきます。
「動物の愛護及び管理に関する法律」に飼い主の6つ責務が記載されています。 @健康と安全の保持と迷惑防止 A病気の知識と予防 B逸走防止 C終生飼養 D繁殖制限(増えすぎて管理できなくならないように) E身元表示(鑑札、狂犬病予防注射済票、迷子札、マイクロチップ)
6つの責務に照らし、自身の飼い方を見直してみましょう。我が家では@〜Dはそれなりに責務を果たしていると思いますが、Eが不十分です。散歩以外では首輪をしていないし、マイクロチップも装着していません・・近隣ではすでに名物犬になっていますが、さてどうしましょうか?
「犬の飼養及び保管に関する基準」には犬の飼い方のルールが明記されています。 @放し飼いや散歩で放すことの禁止 Aつないで飼う場合は場所と綱の長さに気を配る B周辺地域の住民や環境への配慮 C散歩のときの安全確保 D適正なしつけ E飼い犬の性質や特性を知る
我が家ではDが問題です。サブのしつけで四苦八苦しています。やけくそ気味に「3年経てば落ち着くさ」と嘯いていますが、サブとの根比べが続きます。
追記:総務省が「狂犬病の予防注射は毎年1回でなくてもよいのではないか?」と勧告しました。効果が乏しいとみられる規制の見直しを各省庁に促す勧告です。「無責任飼い主ゼロ宣言」と同様に国の機関もなかなか粋なことをやるものです。ただ、見直すかどうかは所管省庁に委ねられています。
2014年10月16日 (木) 08時07分
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[1601] 投稿者:MM -
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環境省のパンフや資料はとても良い内容ですね。今回の「無責任飼い主ゼロ宣言」も分かりやすく、内容も濃いです。殺処分ゼロを目指すならまずは無責任飼い主ゼロからかなと思います。 狂犬病ワクチンの動向は気になるところですが、災害時の救護対策のためにも、狂犬病発生時の対応のためにも登録100%を目指して欲しいです。
2014年10月21日 (火) 16時25分
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