関東地方も梅雨入りしました。直後は雨の日が多いとは言え、連日の雨にうんざりしています。一番困るのは犬達のバスタオルです。雨の日はたくさん使いますし、洗濯しても乾かないし、半乾きだと嫌な臭いがするし、人間用乾燥機を使うのもなんだし、困った、困った・・と思っていたら本日から来週前半までは天気が回復するようです。今日は朝から洗濯三昧で過ごしています。
高湿度だと菌の繁殖が活発ですし、人も犬も体調を崩しやすくなります。マラミュートにとっては嫌な真夏が近づいていますが、梅雨はその第一関門です。今日は梅雨時の体調管理を考えてみます。基本は「高温高湿に注意し、細菌・カビ・ダニの温床をなくす」ことです。
■ 食事・水 いつもやられているとは思いますが、食べ残しをそのままにせずすぐに片付けることが大切です。特に缶詰などのウェットフードは傷みが早いので要注意です。ま、マラミュートはまたたくまに完食ですのでそれほど神経を使うこともありません。でも食べ終わったら食器は片付けることにしましょう。飲み水もできるだけこまめに交換してあげましょう。少し小さめの水飲みにしておくと必然的に頻繁な交換になります。
■ 居住場所・寝床 この季節に注意したいのは居住場所の温度と湿度です。暑さに弱いマラミュートですので高温高湿は避けたいものです。大きな声では言えませんが、我が家では5月の連休から扇風機が登場し、中旬からはエアコンの世話にもなっています。中間期のエアコン設定温度には苦労します。高く設定すると機能を果たさないし、低過ぎると省エネに反します。現在は状況を見ながら22〜24℃設定にし、こまめにON・OFFです。もちろん真夏はもっと高めの設定温度です(ちょっと言い訳)。
湿気を帯びた寝床は細菌・カビ・ダニの温床になります。敷物などはこまめに交換し、乾燥状態を保つようにしましょう。梅雨の晴れ間にはベッド・クッションなどを日光消毒です。
■ 散歩 「雨の日の散歩は勘弁ね」という飼主さんもいらっしゃいますが、定期的な外気浴は健康管理、ストレス解消に大切です。雨が小降りのときに短距離でも外に連れ出すのはいかがでしょう。ただ散歩後は濡れたままにせず、バスタオルなどでよく拭いてあげましょう。濡れたままは皮膚トラブルの原因になります。なるべく濡れないよう犬用レインコートの活用もあります。最近は大型犬用も入手できるようになりました。マラミュートの場合、特大サイズでもパッツンパッツンかもしれませんが・・。
■ その他 立ち耳族のマラミュートでも耳の中を清潔に保ち、炎症などが起こりづらくしておきましょう。耳の炎症は犬属によく見られる病気です。
2014年06月13日 (金) 09時46分
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