北海道のFさんご家族のスリーピーが11月4日、永眠しました。 9月半ばに骨肉腫が肺に転移していると診断され、それからは緩和ケア的な治療をされたそうです。 しかし最後の一週間は水しか飲めなくなり、それでも亡くなる前々日までは自分で排泄ができていましたが、力尽きてしまいました。 珍しくご家族揃って1日過ごした翌朝早くに最期を迎えたそうです。 「なんだか死に時を自分で決めたように感じます。頑固で、優しくて、寂しがりで、本当に面白い犬でした。あっという間の9年でしたが、楽しい思い出をたくさん残してくれました」とのメッセージをいただきました。
北海道の真っ白な大地で、メルティをリードし、夢中になって犬ぞりを楽しむスリーピーの勇姿が印象に残っています。 2006年のAMCJ研修会には、はるばる山梨まで連れて来て下さり、サイクルドッグレースのデモンストレーションをして下さいましたよね。 その時以来会えないままこんなことになってしまったのが個人的には残念ですが、元々とても気持ちが細やかで賢く、人の感情を良く読み取れる犬だったのを覚えています。
スリーピーのいる間にご家族も増えてだんだん賑やかになり、どんなにか楽しく充実した9年間だったことでしょう! 姿は見えなくなってしまったけれど、Fさんご家族を見守って、いつも共にありますように。
2012年11月06日 (火) 22時03分
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