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[1476] 投稿者:JC - 気まぐれペーパー講座(第7-2回)


 娘が浪人生活になりました。「『栄養補給させてよ』と彼氏を連れて帰って来るのが夢だったのに〜」がカミさんの愚痴です。ま、来年はなんとかしてくれることでしょう(?)。娘は生き生きと浪人生活を楽しんでいます。「息抜き費用に寄付を」と内緒で小遣いをせびられることがあります。「おぬし、父親の現状をなんと心得るっ!」と断固拒否です。

 老犬に振り回される毎日が続いています。一喜一憂しながらも比較的平穏に暮らせているのかなと思っています。自身に課したシンプル&アクティブライフも着々と進めています。家事を怠るとカミさんの叱咤が飛んで来ます。その点はぬかりないよう気を遣っています。


7 運動器系

7-2 ミオクローヌス(筋痙攣)
 突然、無意識に筋肉(単一の筋肉or筋群)がピクピクと痙攣し、稲妻のような収縮が起こるのが“ミオクローヌス:筋痙攣”です。人間のこむら返りもこれです。光・音が刺激になって始まることもあります。

 犬のミオクローヌスはジステンパー感染の場合が多いようですが、利尿薬投与・脱水で筋肉への血流不足・血中カリウム濃度低下があるとき、脳・脳幹・脊髄に病変があるとき、薬物(鉛中毒)・肝臓病・腎臓病により脳障害があるときなどにも見られます。また、癲癇の場合にも見られます。遺伝的な好発犬種では生まれてすぐから筋肉の痙攣が観察されます。

 ジステンパー感染では消化器症状・呼吸器症状に続いてミオクローヌスが見られ、治癒してもそれが継続します。遺伝的ミオクローヌスは歩き始めに最初に観察され、立ち上がることもままなりません。感染性脳脊髄炎もミオクローヌスの原因として少なくありません。

 脳脊髄炎によるミオクローヌスは入院して、診断と治療が必要です。運動を制限せざるを得ませんし、特に嘔吐・下痢があるときはそれに見合った治療と食事が必要です。抗痙攣剤が処方されることもあります。完治はなかなか困難かもしれません。

2012年05月12日 (土) 10時28分



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