岐阜県在住Yさんのポポがこのほど亡くなりました。もう少しで10歳というところでしたが、亡くなるわずか2日前まで何の兆候も見られなかったとのこと、突然の出来事に、Yさんも知らせを受けた私たちも途方に暮れるような思いをしました。 ポポはとても大きなオスのマラミュートです。 Yさんにとっては2頭目のマラミュート、長くAMCJ会員さんとして在籍されてますが、お仕事の都合などで研修会などには出席が叶わなかったため、面識のあるかたは少ないかもしれませんね。 ちなみにポポは、いつかAMCJ研修会でオビディエンスの実演をしてくださった奈良県在住のリヨンや、毎回研修会に遥々お顔を出してくださる岡山県のケリー、愛媛県のリリー、宮崎県の元気などの兄弟です。私たちは成長後のポポを長期間お預かりしたことなどもあり、色々な点で濃厚な思い出が残る犬でした。 Yさんにお悔やみ申し上げます。
Yさんからのメッセージの抜粋です。 「〜ポポが亡くなり、火葬に連れて行ったり犬小屋を掃除したり慌しく過ごしましたが、ポポに関わったものを見ると何かしら思い出すことがあり、つらい時間でした。特に薄暗くなってから、いつも自動的につく明かりが灯ったとき、そこには誰もいないのを見るとぐっとくるものがありました。明かりのコンセントを抜いたとき本当に寂しさがこみ上げてきました。もう一度会いたいというのが正直なところです。(略)亡くなった原因はわかりません。それまで食欲も動作も表情も、何の問題もなかったのに、2日前から急にご飯を半分しか食べなくなったのです。翌々日の夜中に急変し、私が付き添い、最期を見届けられたことは良かったように思いますが、悔いが残ります。今でも最後に水を飲んだあとに、名を呼ぶ私を見つめていた目が焼き付いています。ただ、その時、私が見えていたのか。名前を呼んでやった声が聞こえていたのか、それは分かりません。もし見えていたとしたら何か訴えようとしていたのか。それを考えるとたまりません。しばらくは、正直どうしていったらよいのか分かりません。時間が解決してくれるのを待つしかないのかもしれません。(略)ポポは亡くなりましたが、いつまでもマラミュートファンでいます。今はポポとの思い出に、深入りしない程度に浸りたいと思っています。そして、いつかまたマラミュートを飼いたいと思った時には、皆さんと交流が持てることを楽しみにしています。その時はまたよろしくお願いします」
2012年02月18日 (土) 23時49分
|