初めまして。AMCJ会員になって10年近くなりますが、ホームページやBBSは拝見させて頂くばかりでした。が、今朝あまりにも悲しいニュースを知り、この憤りを胸に収めてしまう事ができず、思い切って初めて書いてみます。東南アジアのとある国の出来事です。一人暮らしの男性が2頭のシェパードを飼っていました。ある日近所の人が、しばらくその男性を見かけていない事を心配し警察に通報しました。ドアをこじ開け家の中に入った警官達が目にしたのは、床に倒れすでに亡くなっている男性と、その両脇で主人を守ろうとする2頭のガーディアン・エンジェル。警察としては遺体を運び出したいのですが、猛然と吠えかかる彼らに近づく事ができません。そこで、警官達は家の中に催涙弾を撃ち込みました。しかしそれでもシェパード達は一歩も怯まず、動かない主人を守ろうと懸命です。手をやいた警官達は、この忠実で素晴らしい愛すべき友人たちを、あろうことか射殺してしまったのです。(パソコンのキーを打つ手がショックで震えています。)あァ・・・あぁ何という事!悲しすぎます。犬の保護団体に連絡する時間はあったはず。麻酔銃を用意する時間もあったはず。国民からは、警察に対し非難の声が上がっているそうです。長文失礼いたしました。
2010年10月26日 (火) 12時13分
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[1313] 投稿者:砧 - 色々思うこと
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Michaelさん、こんばんは。 先日も優しいお言葉をかけていただき、本当にありがとうございます。 Michaelさんのような理解者があること、とても嬉しいし心強く思ってますよ。
この2頭のシェパードの話は今初めて知りましたが、そんなことがあったんですねー。 何とも悲しい、やりきれない事件です。 撃たれるまでのその犬たちの心情を想像すると、そして最期のシーンを考えると、とても胸が苦しくなります。 こんな時はどう対処する、何ができる、という統一されたマニュアルは無かったんでしょうし、余裕が無くて(?)できなかったんでしょうか。 そりゃあ、国民からそんな声が出るのは当然ですね。 しかしながら、このいきさつがニュースとなって報道された、ということはむしろ良かったと思います。 この話が誰にも知られることなく葬られてしまったら、もっと悲しいことですもの。2頭の思いは何だったのでしょう。
以上は人と一緒に生きる伴侶犬のお話。 ちょっと、というか、かなり話題はずれますが、クマのことを思い出してしまいました。 今、日本で盛んにクマの出没が話題になっていますが、殺すのは一番手っ取り早い手段ですね。 そして、「恐ろしいクマ」を射殺すれば、その地区の住民には取りあえずの安心感を与え、迅速に対応した自治体はその地区の住民には喜ばれ受け入れられるのでしょう。 しかし・・・この対応、自治体によって、違いがあるようです。 私たちはそれを見聞きして安堵したり(福島の、親子熊を追い詰めたが山に逃がしてやったケース)胸がかきむしられるような気持ちを味わったりします(新潟、福井、富山など最近の多くのケース)。 彼らも人間の利己主義、合理主義によって、一方的に極端に制限された環境の中で、生を営むのに必死です。 しかし飢えのあまり、ひとたび人里に出て見つかると、すぐに猟友会が銃を持って召集されるのが多くのケースのようです。 麻酔銃、ワナでの捕獲、色々な手段があるのでは、と端で見ている私たちは思いますが、必ずしもそうはならないところが悲しいですが現実のようです。 自治体により対応がバラバラだからですが、即時射殺の是非を語る前に、野生動物と人間の生活の間に、グレイゾーンを含めても良いから一線を引くような統一された法的な整備を早い内に行なって欲しいなと思います。人を恐れなくなりつつある知床のヒグマの件など特にそう感じますね。 遭遇事件が増えた→射殺する→絶滅の危機!→保護に乗り出す。いつかこうなることはわかっているのに、同じ過ちを漫然と繰り返す。こんなのはおかしくないかな。 地球上では人間が万物の長なんていわれるのがもしも本当だと仮定したら、奢ることなく他の生物の存在を謙虚に思いやることは、人間の豊かな暮らしを守っていく上でも大前提のはずなのに、と。
忠誠を尽くして命果てたシェパードの話題から飛んでしまって、ごめんなさい。 Michaelさん、皆さん、これからも色々ここの掲示板で思いを語り合いましょうね。
ところで台風が近付いているんでしょうか。 外研修、大丈夫かな〜? MMさん、心配ですね。無事に飛行機飛びますように!
2010年10月26日 (火) 23時07分
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[1314] 投稿者:MM -
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悲しいニュースですね。狂犬病の常在する国であれば、犬への対処法も厳しいのかもしれませんね。動物をめぐる状況は人間次第です。犬も、家畜も、野生動物も、受難の時代ですね。
ところで、台風が発生していたのですね。今知りました。今まで来なかったのに、なぜ・・・。
2010年10月27日 (水) 15時40分
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