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[1152] 投稿者:JC - 気まぐれペーパー講座(第4-1回)


 大変ご無沙汰しました。前回は確か4月に投稿したと記憶しています。そのときに「繁忙期のため、初夏まで不定期開講となります」とお伝えしましたが、不定期開講どころか、まったく音沙汰なしでした。ここに来ても繁忙期業務が終息できていません。ついに秋をときどき感じる時期になり、忘れられないうちにとあわてて投稿することにしました。

 前回までは「外から観た症状のあれこれ」でしたが、今回からは趣を変えて、消化器系・呼吸器系・泌尿器系・・と系統毎のいろんな症状とその原因を紹介します。まずは消化器系からです。第1回は「食欲不振」です。

追伸:雲隠れの間に「別れあり、出会いあり」だったようですね。別れの後に新しい出会いがあるとほっとします。しかし、出会いがあればまた別れが来るのでしょうね。無常さを感じます。

4 消化器系
4-1 食欲不振
 食欲不振とは「食欲が低下した状態」の総称です。その原因と程度はそれこそ千差万別です。ケガ、感染症、炎症、代謝病、腫瘍などが原因になりますが、特に重要なのは消化器系の障害です。

※付録:満腹中枢 
 食欲を支配する中枢は視床下部の満腹中枢ですが、満腹中枢が様々な情報を受け取り、その情報を大脳に伝達して満腹感が得られます。満腹中枢への情報は末梢器官からです。血糖値の上昇、胃の満杯状態、胃腸から分泌されるホルモンなどが情報です。

 食欲不振はまず飼主が気づきます。注意が必要なのは犬側に原因がないときです。例えば、フードを変更したとき、気温が急激に上昇したときなどに、一時的に食欲が落ちることがあります。飼育環境の激変ですので、犬とってはたまったものではありません。飼主はどうしても犬側だけに原因を見つけようとしますが、そうでない場合があることも認識しておかなければなりません。

 飼育環境に原因がないときは犬側の原因を探ります。“真性”と“疑似”に分けて食欲不振を考えてみましょう。“真性”とはまさに食欲自体が低下した状態です。“疑似”とは食欲はあるのに食物を飲み込めない状態です。犬は何度も飲み込もうとしますが、飲み込めません。歯の病気、口腔内の病気、そして外傷などで顔・首・のどに痛みがあるときに見られます。“疑似”では、体重が徐々に低下したり、口臭が強くなったり、唾液が多くなったりします。「食べ物に興味を示すか? 食べ物を口に入れるか? 食べ物を噛むか?」・・これらの質問の答えが全てYESなら、真性ではなく、疑似の可能性大です。

 真性及び疑似の食欲不振の代表的な原因を記載しておきます。

【真性食欲不振(原因は様々です)】
@ 心臓疾患
A 中毒(薬物中毒も含む)
B 痛み
C 内分泌・代謝病
D 腫瘍
E 感染症
F 免疫疾患
G 呼吸器病
H 胃腸病

【疑似食欲不振】
@ 痛みを伴う歯肉炎・舌炎・口腔内腫瘍など
A 咽喉頭の異常(炎症・腫瘍)
B 頭部、首周りの外傷

 飼育環境からの食欲不振は、飼主による飼育環境の改善でなんとかなります。病状がそれほどひどくないようなら好物の食べ物をトッピングする手もあります。しかし、病的な場合は動物病院による治療が必要です。そのまま放置して「様子を見る」とはいきません。そうですね、3日以上の重度の食欲不振、10%以上の体重減少はやはり要注意です。

2009年08月29日 (土) 07時23分



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