先週今週と不安定な天気が続いています。秋雨前線と台風の影響です。チャリ遊びが制限され、カウチポテト生活の毎日です。で、「およよ」と思うほど体重が急増しています。これはいけません。このまま「天高く・・」になるととてもマズイのです。爽やかな秋空となり、運動不足が解消できることを切に願っている今日この頃です。
今日の話題は「寡黙な日を作る」です。多くを語らず、飄々とし、その上多芸多才で遊び上手な所ジョージさんの生き方が理想です。しかし、根がおしゃべりなので「『多くを語らず』なんてまず無理ね、明石屋さんまさん風であれば・・」と言われている私にとって拷問とも言えます。
「一日、愛犬に対して黙る日を作ってみなさい」と勧める方々がいます。その効用は「@飼主が愛犬をよく観察する目を持つことができる、A犬も飼主の動き(ジェスチャーなど)を注視する」です。基本的に犬の世界はかなり「寡黙」なものです。愛犬と同じ世界に飼主が浸かってみるのも悪くありません。愛犬とのコミュニケーションのあり方を再考させてくれます。
散歩のときに「止まれ、行け、ダメ」などのコマンドを発してはなりません。飼主が止まったことに犬が自ら気付き止まって待つようにさせます。「さあ、行け」はリードを緩めて指差しです。制止したい行動は飼主がブロックしなければなりません。これらを成功させるためには、愛犬をよく観察しつつ周囲の状況にも目を配り、飼主が先読みしなければなりません。この“先読み”が重要です。いけない行動をやった後に矯正するのではなく、先読みして行動の前に制止するのです。
室内にいるときもコマンドなしです。ボディランゲージで飼主の意思を愛犬に伝えなければなりません。飼主に注目させ、人差し指を立てて「座れ」、手のひらを下げる動作で「伏せ」、手のひらを立てて「待て」です。「ハウス」もケージの指差しだけです。ここで重要なのは飼主と目が合うことです。愛犬に注目させられれば半分は成功したようなものです。
いきなり丸一日の「寡黙な日」は難しいかもしれません。例えば散歩のときだけから始めてはいかがでしょう。ハンドシグナルを教えてない場合はコマンドと同時にハンドシグナルを出すことで教える必要があります。そうそう、褒めるときも言葉を発してはなりません。笑顔で撫でてあげる、おやつをあげるなどで褒め称えましょう。
我が家では散歩のときに試しています。しかし、実際やってみるとこれがなかなか難しいのです。思わず声が出てしまいます、「こりゃ〜!」。傍若無人なサブには「ダメ」の連発です。サブが飼主を注視していないことが原因のようです。飼主の動きにもう少し敏感になるよう仕向けなければなりません。
2016年09月19日 (月) 09時52分
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