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[1565] 投稿者:JC - 犬の寒さ対策


 今週は予報通りの寒さでした。炬燵が手放せませんでした。我が家はよほどのことがない限り、エアコン・ガスストーブは点けませんので、炬燵くらいは許していただければと思っています。

 二階寝室のケージで寝ると、きいタンは午前3時前後に目を覚ましていました。ある寒い夜、ベッドにあげてみました。すると私にべったりとくっついて午前5時まで熟睡でした。“寒がり犬”です。で、このところずっと一緒にベッドインです。ただ、きいタンにベッドを占領されたカミさんが隅で丸くなって寝ています、かわいそうに。

 マラミュートにとって冬は最高の季節ですし、寒さへの心配なんて・・と言うのが一般的です。しかし、幼若犬、老犬ではそうはいきません。体温調節機能が十分でない、あるいは低下するからです。今日は寒さへの対策について紹介します。

■ 犬の寒さの感じ方
 犬種、体格によって寒さの感じ方が違います。マラミュートなどの北方犬種はダブルコートで寒さに強く、暑さにからっきし弱いのが特徴です。一方、暑い国が原産の犬種(例えばチワワ)は寒がりです。さらに大型犬より小型犬の方が寒がりのようです。冷たい地面・床により近い場所で生活しているからです。

寒さに弱い犬とは・・
・小型犬
・幼若犬、高齢犬、病中病後の犬
・病気などで毛が薄くなっている犬
・暑い国が原産の犬
・耳などが大きくて放熱しやすい犬
・シングルコートの犬

 犬が寒がっているサインは「震える、体を小さく縮める」です。また、ずっと寝ている、散歩に行きたがらない、飲水量が減るなどもサインになります。逆に暑過ぎるときは、舌を出してあえぐ、涼しい場所を求めてウロウロする、飲水量が増えるなどがサインです。

■ 犬の寒さ対策
 人では“首”がつく体の部位、つまり首・手首・足首などが冷えると寒く感じます。一方、犬は低い位置で生活していること、腹部に体毛が少ないことなどにより、下からの寒さに弱いようです。上からかぶせるより下に厚手の物を敷いてあげる方が効果的です。

 犬の適温・適湿度は一般的には温度20℃、湿度40〜60%とされています。もちろん犬種による差はあります。犬の生活している高さに温湿度計を置いて測ってみると、人が感じている温度・湿度とは意外と異なる場合もあります。マラミュートでは暑過ぎることに気を使った方がよいのですが、寒がり犬には市販の“あったかグッズ:犬用ホットカーペット、湯たんぽなど”を利用するのも一手段です。すのこ・段ボールを下の敷いてあげることでもずいぶん違います。

 いずれにしても犬がウロウロせず、小さく丸まらず、のびのびとのんびり寝ているのが理想的なのかもしれません。観察をまめにしてそれなりの対応をしてあげたいものです・・お宅のマラミュートはいかがですか?

2013年11月15日 (金) 09時34分



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