台湾出張に同行し、昨夜帰国しました。食べ過ぎで体重1.5kg増です。おっと、食べてばかりと誤解されてもなんですので、三日間の長〜い会議にも参加したこと申し添えます。
久しぶりに会う“きいタン”が大喜びするかと思いましたが、あっさりしたものでした。娘も同日に帰省し、興味がそちらに集中したためと理解しています。
今日の話題はストレスによる「やけ食い」です。嫌なことがあると犬猫も「やけ食い」「ストレス食い」に走るケースがあるとの報告が最近ありました。ペットの食習慣に関する過去の研究を再検証し、「肥満しているペット(犬、猫)の中に、情緒不安定を解消するため過食しているケースが多数ある」との結論に至ったんだそうです。
退屈、不安、憂鬱、不愉快、不快感といったストレス刺激にさらされると、ペットたちはその精神的苦痛、否定的情動から逃れようとします。「対処メカニズム」の一つとして、過食に走ってしまう場合もあるようです。ペットの肥満を考える場合、単に運動をさせたり、餌の量を減らしたりするだけでは根本的解決にはならないケースがあるのかもしれません。「やけ食い」「ストレス食い」の習癖があるペットにとって運動させられた上にマイナスの情動に対処するための手段(=食べること)を取り上げられてしまうわけですので、状態を悪化させることにもなりかねません。情動面が要因になる肥満がどの程度の割合なのかはわかりませんが、肥満要因の一つとして「やけ食い」も考慮すべきなのかもしれません。
さて我がマラミュートですが、肥満例は少ないようですし、性格からしてストレスによる「やけ食い」はあまりないように思えます。食欲亢進による「盗み食い」の方が問題かもしれません。
2013年10月11日 (金) 08時53分
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