■ 熱中症の発生は4月頃から 熱中症は、毎年4月頃から発生し、最高気温が25℃を超える夏日を観測し始める5月から急増します。その後、月を追うごとに増加傾向を示し、ピークは7〜8月です。夏日の日数に大差ありませんが、9月には減少します。暑さに対して犬の体が慣れてくることや、飼主さんも、「散歩の時間に気をつける」「室温に気をつける」などの対策を十分に行っていることなどが、9月の減少に繋がっているようです。
■ 発生場所は、一に散歩中・ドッグラン、二にリビング 飼主さんへのアンケートでは、「散歩中・ドッグラン」「リビング」での発生が多く回答されました。 「散歩中・ドッグラン」での発生原因のほとんどは暑さ対策不十分です。炎天下での過度の運動・長時間の散歩なんて自殺行為です。水分補給にも注意したいものです。 「リビング」では、犬だけでの留守番中よりも、家族も在宅している時に多く発生したようです。成犬の適温は20℃前後ですので、人間が快適に感じていても、愛犬にとってはそうでないこともあります。犬の様子を見ながらの室温管理が重要です。
暑さにからっきし弱いマラミュートですので、熱中症には十分に注意しましょう。熱中症は飼主さんの注意で防げる事故です。ジッペイ君の不慮事故を思い出しました。車中での留守番は絶対に避けるべきです。なにが起こるかわかりません。
2013年05月19日 (日) 06時51分
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[1548] 投稿者:砧 - ちょっとした油断が事故のもと
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まさにその季節に突入、の感がありますね。
私の周辺で聞くマラミュートの熱中症事故死の多くは、6月半ばから7月前半に集中していたように思います。 体が慣れていない、というより飼い主の油断が多かったような。 マラミュートでの熱中症死で散歩中というのは2件だけ聞いたことがありますが、殆どは閉鎖された空間(1に留守中の自宅の部屋、2に外の犬舎や庭=何かの事情で日なたから逃れることができなくなっていた、そして3に車中=窓をすかしておいたのに戻ってみたら既に意識不明orエンジンが止まっていた・・・というケース) そういえば10月初めの車中での事故、というのもあったなぁ。
直前まで何も問題なく元気だった犬が、本当に、飼い主のちょっとした油断であっけなく死なせてしまうので、こんな残念なことはありません。 JCさんもおっしゃっているように、防げる事故ですよね。 犬だけで自宅の冷房室で留守番の場合など、万一ブレーカーが上がったり停電した場合の連絡対策など、事前に考えておきたいですね。
2013年05月19日 (日) 15時16分
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