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[1488] 投稿者:JC - 気まぐれペーパー講座(第7-5回)


 世の中は長〜いお盆休みです。毎日が休日の私としてはいつもと変わらない日々です。特に感慨もありません。カミさんが家に居ることで老犬レオが心穏やかに落ち着いているところがいつもと違うくらいです。

 立秋頃から炎帝様はやや大人しくなっておられます。しかし、それなりの気温ですし、湿度が高いので、屋外作業&遊びはやや控えめにし、オリンピックを楽しんでいました。当然ながら“にわか解説者”になって、「ああでもない、こうでもない」と独り言を言いながらのテレビ鑑賞でした。そのオリンピックは終わりましたが、高校野球がまだ残っています。今しばらくは観るスポーツで我慢することにします。


7 運動器系

7-5 四肢麻痺
 動きが鈍い、歩様が変、運動を嫌がるなどが前兆ですが、動けない・歩けない・起き上がれないで気づきます。急に起こることもありますが、徐々に進行することもあります。脊髄に障害(例えば椎間板ヘルニア)があるときなどは、運動失調から始まり、それが進行して動きが弱くなり、ついには麻痺に至ります。

 四肢の麻痺以外はほぼ正常ですが、犬は過敏になります。痛みがあるとなおさらです。なんらかの原因で大動脈栓塞(大動脈がつまること)が起こったときは、後肢は冷たくなり、爪が青白くなります。膀胱も同時に麻痺して排尿困難に陥ります。

 原因は運動神経障害です。末梢神経及び脊髄の障害は、動脈の栓塞・多発性神経障害・多発筋肉障害、椎間板ヘルニア、脊椎の炎症、脊髄炎、外傷、腫瘍などで起こります。脳の障害、例えば脳炎・腫瘍・外傷も原因になることがあります。

 排尿困難を伴う重症例はそれが改善されるまで入院が必要です。椎間板ヘルニア・骨折・腫瘍などは外科的手術が行われることもあります。

 一般状態が比較的良好なら自宅での介護となります。柔らかくて清潔なベッドに寝せ、関節・筋肉が弱らないようときどき動かしてあげ、肺のうっ血・床ずれにならないよう定期的に寝返りもさせなければなりません。脊髄の外傷・椎間板ヘルニアは特に安静にさせなければなりません。

2012年08月13日 (月) 10時52分



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