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[1414] 投稿者:JC - 気まぐれペーパー講座(第6-8回)


 とても清清しい日々が続いています。アンポンタン達のご機嫌が気温低下に反比例して上々になってきました。散歩時の歩行も生き生きとしているように感じます。受験生の娘はのんびりムードから一転して勉強モードに変わっています・・「う〜ん、遅かりし!」の様相ですが・・。

 カミさんとの霞ヶ浦一周サイクリングを企画しました。ご本人から「長距離はまだ自信がないわ、来年にでも」との弱気な発言があり、斥候役として下見することにしました。全行程の半分ほど走るつもりで出発しました。心地良い風を受け、風景を愛でながら、道に迷いながらの一人旅でした。結局あれよあれよと一周してしまいました。同じ姿勢でペダルを漕ぎますので、首と肩が凝り、お尻が痛くなりました。しかし、それほど疲れは感じませんでした、なにせチンタラチンタラの省エネ走行ですから。

 「あなたにできたのなら私にだって」・・それまでの消極さがウソのようなコメントがありました。じゃあ気が変わらないうちにと、文化の日に霞ヶ浦一周ランデブーを挙行しました。帰路の向かい風でやや体力を消耗しましたが、夫婦で元気に完走しました。

追伸:今日は「夜中まで語り合おう!会」ですね。残念ながら今回は参加できません。皆様で存分にお楽しみください。


6 泌尿器系

6-8 前立腺肥大
 前立腺が通常より大きくなった状態が“前立腺肥大”です・・と言っても前立腺の正常サイズが実は難物です。犬種、年齢、体格、去勢の有無などによって様々だからです。また、痛み・元気食欲減退・発熱、さらに二次的な尿路障害がないと飼主さんが気づくことは難しいかもしれません。 

 前立腺肥大は中高年(主に8〜10歳)の雄犬に見られ、腫瘍性と非腫瘍性があります。非腫瘍性は良性過形成(良性増殖)、細菌感染による前立腺炎、嚢胞、膿瘍などです。なお、去勢犬では良性過形成・細菌性前立腺炎は少なく、相対的に腺癌が多くなると言われています。

 良性過形成では痛みは少なく、転移性腫瘍では痛みが伴います。転移性腫瘍では食欲減退・体重低下も認められます。細菌性前立腺炎では痛み・熱・食欲減退が見られます。

■ 腫瘍性:腺癌、肉腫、転移性腫瘍
■ 非腫瘍性:良性過形成、前立腺炎、嚢胞、膿瘍

 尿路に影響を及ぼすので、頻尿・排尿困難・尿失禁・尿閉・結石症などが見られることがあります。また、二次的な細菌感染で膀胱炎になることもあります。

 なんらかの症状がある場合は去勢が奨められます。嚢胞・膿瘍では排液・排膿が施されます。前立腺炎は抗生物質で治療しますし、腫瘍では外科手術が必要かもしれません。尿路障害はそれぞれの項を参照してください。

2011年11月12日 (土) 08時11分



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