遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。今年もマラミュートとともに明るく暮らしましょう。そうそう今秋は恒例の研修会開催ですね、皆様&犬達との再会を楽しみにしています。
年末は大掃除と餅つきをやり、明けてからはサイクリングで体調維持(体重増加断固阻止!)をやっていました。勤め先の年末年始休暇はカレンダー通りです。今回は休みがやや少なく、あっと言う間に仕事始めとなりました。なんだか休んだ気がしませんし、損をしたように感じています。
ところで、皆様のご家庭のマラミュートカレンダーは1月になっていますか、お忘れなきように。ふと気づいたのですが、マラミュートカレンダーに日本の祝日も記載されていました。去年もそうだったかなあ・・(確認)記載されていました。
我が家ではマラミュート、狼、そして子犬・子猫、さらに各種犬猫カレンダーが飾られています。猫カレンダーを見たカミさんが「猫も飼いたいなあ・・おっとヨウムでもいいよ」と言っています。さて、新しい家族が増えることになるのでしょうか・・。ヨウムの寿命はかなり長いとのことです。どう考えても娘が飼育を引継いでくれることが条件になります。それにヨウムには反抗期があるといいます。でも反抗期のヨウムなんてなんだか魅力ありますなあ。
4 消化器系 4-4 吐き戻し “吐き戻し”と“嘔吐”は区別します。嘔吐は食物が消化過程に入り(つまり胃くらいまで到達し)、その後口から排出されることです。吐き気が強く、食物は一部消化され、胆汁で着色していることもあります。一方、吐き戻しは、口腔、咽頭、そして食道になんらかの異常があり、その結果として食物が吐出される症状です。吐き気はそれほど強くなく、食べてすぐのことが多く、吐出された食物は泡・水分が混じりほとんどが未消化物です。
吐き戻しは猫より犬によく見られ、その原因は先天性と後天性に分けられます。
先天性、つまり遺伝的疾病として重大なものは巨大食道症です。巨大食道症は神経筋の神経支配の発達異常で起こるとされています。離乳後に固形物を与えて気づくことが多いようです。ワイヤー・フォックス・テリア、ミニチュア・シュナウザーが好発犬種とされています。家系的に吐き戻しが多い犬種は、ジャーマン・シェパード、ニューファンドランド、グレート・デン、アイリッシュ・セッター、チャイニーズ・シャー・ペイなどです。巨大食道症は全身性疾患の二次的症状として見られることもあります。
後天性の吐き戻しは、食道炎、食道に異物、食道狭窄のときに見られます。また、食道憩室(食道に小部屋ができる)、食道ヘルニア、胃・食道重積症の場合も吐き戻しがありますが、これらは先天性と後天性があるようです。
巨大食道症、異物、狭窄、憩室、ヘルニア、重積症などには外科措置が必要な場合もあります。十分に水分が取れずに脱水症状を示している場合は補液が必要ですし、栄養不足で体重低下が著しい場合は栄養補給が必要になります。吐き戻しの場合に特に注意すべきことは誤飲性肺炎です。重症例では死に至ることもあります。食事中、飲水中に頭を上部に保持し、食後も10〜15分はそのまましておくことが推奨されます。また、食後すぐに散歩をさせることは控えなければなりません。
2010年01月11日 (月) 08時52分
|