かなり遅くなってしまいましたが、2008年アジアインター(JKC本部展)のご報告です。
開催日:2008年3月29〜30日 東京ビッグサイト マラミュートのジャッジ:Sophia Kaluzniacki(アメリカ) 5グループのジャッジ:Adrian Aguirre Canedo(メキシコ) ベストインショー・ジャッジ:Goran Bodegard(スウェーデン) マラミュートの出陳頭数:14頭(牡10頭、牝4頭)
@ BOB牡&グループ1st CH.Sno Klassic Zaverriwon Waltz (CH.スノークラシック ザベリワン ワルツ=トルー=山梨県小淵沢町)
@ BOB牝 CH.Snoklassic Nanuke Zaverriwon (CH.スノークラシック ナヌーク ザベリワン=ヌーク=山梨県小淵沢町)
@ WD ダヌープ オブ ドッグメイト サイタマ(兵庫県)
@ WB Zaverriwon Left Alone (ザベリワン レフトアローン=ドードー=山梨県小淵沢町) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まるで犬舎の宣伝かのようにザベリワン連発で笑われそうですが、本部展に4頭も出陳したのは後にも先にもこれが初めてです。 マラミュートを審査するカルツニアキ氏がどんなジャッジをする人か、アメリカの友人に尋ねてみたところ「審査してもらったことはないがアキタのブリーダージャッジだ」と聞いていました。 アキタに関しては数多くのCHを作出しているのだそうです。 審査はテキパキと、それでいて要所を押さえた適確な判断を下されていました。マナーやコンディション、いかに華があるか?も考慮されていたようです。 当日はショーに出し始めたばかりのテムジンも出陳したのですが、マナー未定着で触審時にウロウロ回ってしまい、残念ながら2席でした。 BOBのトルーは今年に入ってすぐから換毛を始め、何とかキープしてきましたが、すっきりスマートで当日はゴージャスさが無く、数多くのマラミュートが並ぶ中ではむしろ地味に見えたほどでした。 ですが、BOB→グループ1stは快挙です! 70頭もの出陳で単独システムが組まれた柴やハスキーの勝者、それにあの有名な英国チャンピオンのアメリカンアキタやバセンジーなど、強敵揃いの5グループの中で1席が取れるとは思っていませんでした。スポットライトと多くの観衆の中、上位4頭がピックアップされ、ジャッジが青いロゼットをトルーに差し出した時、ハンドラーとトルーは同時に飛び上がって喜びを表現しました。 そんなこんなで当日帰るはずが、翌日夜の約3千頭の中からの優勝決定戦まで帰宅できなくなり、家族で山梨往復組と東京宅宿泊組に別れ、ちょっとした嬉しいハプニングとなりました。 尚、ヌークはおよそ1年半ぶりのドッグショー、ドードーはまだ生まれて12ヶ月になったばかりのジュニアです。 ドードーも3月後半から出し始めたばかりでマナーも全然でしたが、ジャッジが"Pretty!・・・How pretty!"とさかんに誉めてくださっていたのがリング外まで聞こえ嬉しく思いました。 トルーとヌークは、当日、インターナショナルビューティーCHも同時に完成となりました。
昨年、一昨年と、ジャッジが埼玉のかただったこともあり(?笑)本部展に興味が持てず、昨年などは申込締切さえ忘れていた記憶があります。 ここ暫くマラミュートの出陳頭数自体も少なく毎年同じ様な顔ぶれの、合計一桁しか出ていなかったようですが、今年は14頭に増えました。 相変わらず例年どおりの決まった犬たちが決まった人に連れられて出てくる、それにうちの犬たちがプラス4頭も!だったのかもしれませんが。 常連犬ばかりですから、平均年齢がかなり高かったのが印象的で、3歳半でドッグショーが初めてのテムジンが、なんとアダルト6頭の中で最年少でした。
残念ながら、個人的には写真撮影もビデオも何も記録を撮っていません。 もしこれをご覧のかたで写真やビデオを撮られていたかたがありましたら、是非お知らせいただけましたらとても嬉しいです。 当日会場で温かく見守ってくださった皆さま、フーチ父母、ノボ父母、ムックン父母、メグ父母、それにファイルご家族等々、応援ありがとうございました。 それに韓国や中国からのファンの皆さま、関係ないのに(?)グループ戦で熱い拍手をたくさん送ってくださってありがとうございました。(一番前に陣取ってビデオたくさん撮ってましたね〜)
さて、もひとつ、テムジンの超スピード・チャンピオン完成のご報告です。
@ Zaverriwon Rising Blue ザベリワン ライジング ブルー(テムジン)
わずか30日での超特急チャンピオン完成となりました。 グループ1st+グループ1st+リザーブキング+FCI四国グループ2ndという非常に良い成績連発で、私たちも意外や意外、ビックリでした。 テムジンと聞いて、一昨年秋のAMCJ研修会を思い出してくださるかたはあるでしょうか? 全身泥浴びしてそのまま乾いたような、体をはたけば土ボコリがモウモウと立ちのぼる、あのボロ雑巾のような山犬・テムジンです。 順番が回ってこなかったこともあるのですが、この3月後半に、3歳半にしてようやくドッグショーデビューと相成ったのです。 前回のAMCJ研修会の時より、更に充実して見違えるようにゴツくなりました。 華があって誰から見ても一目で良さがわかるトルーとはまた違い、テムジンは玄人好みの、武骨で味があるマラミュートではないかと個人的には思っています。 なので、出す前には「多分、白か黒か成績はどちらかに偏るだろうね。黒なら早々に引き上げよう」と家族で話していました。 トルーは「良く伸びて弾力溢れる力強い歩様」、テムジンは「かっちり正確な運歩で、乱れ・狂い無く安定している」という違いがあります。 テムジンは、ザベリワンの5代自家繁殖で、オリジナルの血統構成で作られたマラミュートなのです。 とても面倒見が良く世話好きで、幼い犬たちから慕われ良く群れを統率し、人に対しては思いやり深い犬です。 顔はオオカミをゴツクしたように迫力あって怖いのですが・・・。 いつかまたザベリワンで、或いはAMCJ研修会で(?)テムジンと会って下さいね。多分その時はまたボロ雑巾に戻っていると思いますが(苦笑)。
長い投稿となってしまいましたが、応援してくださった皆さま、ありがとうございました。 (HPも相変わらず放置ですみません)
2008年04月21日 (月) 03時13分
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[1011] 投稿者:れんたろう - 北関東FCI結果
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久しぶりにショーでマラミュートを見ました。 どっしりとしたとても重量感のなるテムジンでした。
マラミュートが好きになるキッカケの犬に似ていて、好きなタイプのマラミュートでした。
まだ、目録上はアダルトでしたので形の上ではオーバースペシャルでBOBでした。他の犬を見ていないのでコメントが出来ないのでスイマセン。
グループ戦では、4席でした。
これから、暑くなるので山梨に戻るのでしょうかね。 ともかく暑い中ご苦労様でした。
2008年04月29日 (火) 23時51分
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