以下はあくまで我が家のやり方です。
牛骨は、ナマで与えます。 場合によっては、煮て、スープは人間の料理に使うことも・・・。 骨髄のある豚骨は煮ています。 牛骨・豚骨は骨端の周囲に脂肪組織が多いので、それはある程度取り除いてから与えます。脂肪は若くて運動量の多い犬に使います。 それをしないなら、次の食餌のフード量をかなり減らして調整します。
鶏の骨は、たいてい他の野菜・根菜類や海藻、レバーなどと一緒に煮てから与えることが多いです。 (煮たほうが良いというより、鶏がら煮れば人間のオカズも一品できてしまうからです!) ナマで与えても、健康に害は少ないと思います。 むしろ、肉類でも何でも、ナマのほうが消化はぐんと良いです。 マラミュートは大型犬ですもの、鶏の骨を食べて死んだという話は聞いたことがありません。食道も肛門も大きいですよ! 同じ鶏の骨でも、小型犬でしたら話は別でしょうけれどね。鋭い骨で消化管を傷つけることもあるかもしれません。
特に幼い頃からフード以外の食物を与えつけていると、消化器官も相当頑丈になります。 大概のものは受け付けるようになります。
しかし、鶏をナマで与えると別の意味で心配だという声もあります。 それは、ナマの鶏の匂いを食物として認識することを強化すると、「近所で飼われている鶏も食欲をそそる対象」と見てしまわないか、ということです。 ここだけのヒソヒソ話ですが・・・うちも昔々、2頭の犬が、運動コース上で庭先で鶏を飼っている家をちゃんとチェックしていて、ある時、我が家から勝手にお出かけして一直線にその家に行っていた、ということがありましたっけ。鶏をお土産にくわえて意気揚々と凱旋帰宅したのでした(苦笑)。 こういうことと、鶏がらのナマ食が関係あるともないとも言えませんので、あとは皆さんの自己判断にお任せするしかないと思います。
犬自身の身体にとっては、基本的にはナマのほうが、消化の点でも効率良い吸収という点でも優れているとは思います。
2007年07月26日 (木) 00時26分
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