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[717] 投稿者:JC - お食事講座(第6-1回・前編)


 本日のおまけは「レオの室内球技大会」です。

 私が暇を持て余している休日、庭でボール遊びをさせることがあります。涼しい日だけです。暑い日は庭から呼んでも奴らは出て来ません。ガラス戸から覗くだけで、エアコン・扇風機のそばから離れようとしません。ボール遊びはレオの専売特許です。投げたボールを、レオが追っかけて走り回ります。ユウヘイは興奮状態のレオのうしろにくっついて走ります。そして、レオのお尻にぶら下がっています。

 先日の夜、どういう訳か、レオが居間でボール遊びに誘いました。「そうか、雨が降って運動不足か。よし、よし」といって、ボールを投げてやりました。室内球技大会です。ボールを投げる、レオが取ってくる、また投げる・・をしばらく繰り返しました。あまりに単純作業です。こちらが飽きてきました。そこで、投げたフリをしてみました。少々おつむの弱いレオがあちらこちらと探します。「ばあか、ここだよ」。そして、また投げます。投げたフリの何回目かのことです。口にくわえたボールを私のところには持って来ません。投げたフリがお気に召さなかったようです。今度は、かみさんのところに持って行き、遊びに誘い始めました。「ああら、頭いいじゃん」。レオの学習能力も捨てたものではありません。といっても、元々が“軽くやばい”頭脳ですので、そのレベルはたいしたことはありません。

 さて、本日から新しい単元に入ります。食事が原因となるいろんな病気を勉強しようと思います。まずは肥満からです。肥満問題は、“いっしょに講座”でも取り上げましたし、“お食事講座”の第二章でも解説しました。これで三度目です。JC家のユウヘイ、そしてkeiさん宅のセイウチ君にとって切実な問題なのです。

 
6 食原病(その1 肥満:前編)

@発生率など
 肥満は飼犬に最も多く発生する栄養上の疾病です。どの程度が肥満かというと、適正体重の15%を超えた場合だそうです。ある書籍に、マラミュートの標準体重は体高58〜64cmで34〜39kgと書いてありました。ということは、45kgを超える奴はみんな肥満ということになります。これは困ったことになりました。でも、過剰な心配はしないで下さい。実は体格、体構成によって標準体重は著しく異なりますし、雄は雌より大きいのが一般的です。どこかに書きましたが、特にマラミュートは個体差が大きいようです。飼犬の適正体重を自分で知っておかなければならないのです。大まかに考えますと、成犬(成熟)に達して1年以内に測定した体重を適正体重とするといいようです。ただし、子犬の頃から肥満でなければの話です。

 現代のような豊かな社会では、人間でも25%の方、つまり四人に一人が肥満です。そして、ある統計によれば、飼犬の24〜44%が肥満だそうです。逆に痩せた犬は3%未満です。

 犬の肥満の発生率は加齢とともに増えていきます。4歳以下では10〜20%、12歳以上になりますと、実に40%以上が肥満です。性別でみますと、雄より雌の発生率が高く、去勢(避妊)犬での発生率はそうでない犬の2倍くらいになります。肥満になりやすい犬種は、ラブ、ダックス、シェルティ、ビーグルなど、逆になりにくい犬種はシェパード、ボクサーなどです。それから、飼主が肥満、そして中高年だと、飼っている犬も肥満であることが多いそうです。飼犬は運動不足気味になりますし、いろんな食べ物をもらう機会がとても多くなるからです。どうです。少し耳の痛い人が出てきたのではないですか。

A肥満の影響
 肥満の影響もあちらこちらに書いてきました。肥満はいろんな疾患の引き金になります。そのいくつかを復習してみましょう。

●運動器疾患
 なにせ重い体重を支えなければなりません。背骨、関節などがどうしても傷みます。適正体重と実際の体重の差が大きいほど、運動器疾患の発生率は高まります。

●呼吸困難
 過剰な肉体には過剰な組織があります。それだけ酸素要求量が増加します。特に運動時などに呼吸困難に陥ることがあります。

●高血圧等の心臓血管系疾患
 肥満犬は、程度の差はあれ、高血圧気味となります。高血圧は心臓・腎臓に負担をかけます。血の巡りも悪くなります。

●手術における危険性と困難さ
 肥満犬の手術はなかなか大変です。麻酔薬は脂肪組織に吸収されます。それだけ量を増やさないと手術はできません。麻酔薬が増量されると危険度が高まります。その上、肥満犬はその代謝が悪いのが一般的です。麻酔がクリアできても、脂肪が邪魔をして、細かい手術が困難ですし、傷の治りも悪いようです。

●その他
 肝機能、抵抗力、繁殖能力が低下します。皮膚疾患、糖尿病も増加しますし、悪化させます。

2005年06月18日 (土) 09時03分



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