【広告】楽天市場にて 母の日向けギフト値引きクーポン配布中

感動人生 人間100選

敬称略

ホームページへ戻る

名前
メールアドレス
タイトル
本文
URL
削除キー 項目の保存


こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。

[3] ネルソン・マンデラ
やっぱりせっと - 2013年12月14日 (土) 21時11分

「罪」を許し融和導く マンデラ南ア元大統領死去

                東京新聞2013年12月7日 朝刊

 【ロンドン=石川保典】南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)を撤廃させ、五日に九十五歳で亡くなった元大統領のネルソン・マンデラ氏。半世紀に及ぶ差別がもたらした暴力と憎悪の連鎖を断ち、国を融和へと導く原動力となったのは、信念を支えた強靱(きょうじん)な意志だけではない。人の尊厳を踏みにじる制度は憎んでも、白人社会の罪は許した懐の深さがあった。

 マンデラ氏を反アパルトヘイト闘争に駆り立てたのは怒りだ。

 生まれ育った部族社会では無縁だった人種差別。白人から下等市民として扱われ、居住区も勝手に決められて強制移住させられる。参政権もなく、理不尽に逮捕される同胞の姿を大学生になった都会で目の当たりにした。

 「何百という侮辱、屈辱が絶え間なく積み重ねられ、制度と闘おうという情熱が育ってきた」。弁護士として成功しながらも、黒人組織アフリカ民族会議(ANC)の活動に身を投じた理由を、伝記にそう記している。

 当初は血気盛んな革命児だった。ANCが非合法化された年の翌一九六一年、アパルトヘイトに非暴力を貫きノーベル平和賞を受賞したANC議長に、「暴力には暴力で対抗するしかすべはない」と武装闘争への転換を訴えている。その後、武装組織を創設。反逆罪で裁かれた際、「理想のためには私は死をも辞さない」と演説し、四十五歳で終身刑を受けて服役した。

 「人間が平等な権利を持つ理想の社会」を求める不屈の闘士を柔軟な指導者に変えたのは二十七年にも及んだ獄中生活といわれる。

 刑務所で動物以下の扱いを受けても、邪悪なのは人間ではなく制度がそうさせているのだと思うようになり、白人たちへの憎しみは薄れていったという。

 七十一歳で釈放されたマンデラ氏は、記者会見で白人に向けたメッセージを発した。「白人も同じ南アフリカ人。この国の発展に尽くしてきた白人層の功績を、私たちは高く評価している」

 報復におびえる白人社会を安心させると同時に、白人を追い払ったりすれば経済が荒廃してしまうことを、六〇年代に独立したアフリカ諸国の経験から冷静に見据えていた。

 九四年の大統領就任式では、「人間としての尊厳を求めた闘い」に勝利し、その喜びを国民と分かち合えるうれしさを語っている。信念は曲げず、敵を許し、敵と力を合わせることのできる希有(けう)な指導者だった。

[4] マンデラさん
やっぱりせっと - 2013年12月14日 (土) 21時24分

27年も劣悪な環境にいながら
思想にふけった、
70歳台で、表舞台に立った
ということは、
政治とは別の意味で、人世を考えることに際して
参考になりました。

高齢でも、やればできる!人生無駄なし!



Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場にて 母の日向けギフト値引きクーポン配布中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板