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メルブラ短編置き場

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タイトル:魔法使いの夜 コメディ

――無断で遠野邸の土を踏む者には、死の制裁(トラップ)を! 青を司る本物の魔法使いに立ち向かうは、黒き外套を纏いし、マジカルでケミカルな怪しき魔法(?)少女! 化学の産物は魔法に対抗することが出来るのか!? クリスマス作品二作目は、会話だけで構成された(手抜き)作品! 情景は皆さんの心で補完されているはずっ!

月夜 2010年07月04日 (日) 02時56分(231)
 
題名:魔法使いの夜

「あらあら〜? これはこれは、今夜は変わったお客さんがやって来たものです」

「あら? 私のことも、ちゃんとお客として扱ってくれるのかしら?」

「もちろんです。例え深夜、突然のご来訪であったとしても、おもてなしの準備は万全ですから」

「ふ〜ん。ってことは、この屋敷のもてなしって随分と乱暴なのね」

「いえいえ、真のおもてなしとは、相手に応じて使い分ける必要があるものです。例えば、主人のご友人が、体調不良で休んだ主のためにプリントを届けてくれたなら、良質の紅茶とお茶菓子を。可愛い子猫が迷い込んできたなら、器いっぱいのミルクをサービスしますよ〜」

「で、私が相手だったら、おもてなしは落とし穴に捕縛ネットで締めは対人地雷と、トラップ祭りなわけ?」

「本当はもっと盛大に、人間花火くらいは付けたかったんですけどね〜。この前、うっかり秋葉様が踏んじゃいまして、今は残念ながら品切れです」

「それは残念。貴女の作った花火がどれだけ綺麗なものか、見てみたかったもんだわ」

「それでしたら、人間花火はなくなっちゃいましたけど、まだまだ他にも趣向を凝らした、私とっておきの芸術作品がそこかしこに眠っているんで、どうぞご覧ください」

「そうさせてもらうわ。また今度の機会にでもね。……で、そこ、どいていただけないかしら?」

「この先には志貴さんの部屋しかありませんけど?」

「わかってるわよ。そこが目的地なんだから」

「そういうことでしたら、ますますここをどくわけにはいきませんね〜」

「どうしてかしら?」

「お休みになられている志貴さんの私室に、こんな夜更けに女性が忍び込んだとあっては、秋葉様が怒り狂ってしまわれますし、私や翡翠ちゃんだって心穏やかなものではありません。況してや、その女性が志貴さんの憧れの方ともなれば尚更です。それに……」

「それに?」

「同じ魔法使いとして、一度手合わせしてみたいと思ってたんですよ〜」

「魔法使いって……貴女、ただの家政婦さんでしょう?」

「遠野邸家政婦とは世を忍ぶ仮の姿! その正体とは……」

――ババッ!

「漆黒の外套を身に纏い、世界の平和を守るため、夜な夜な悪と戦う健気な魔法少女、マジカルアンバー琥珀! ただいま参上っ!!」

――ドギャーン!

「……」

「……決まった」

「色々と突っ込みどころの多いキャラしてるのね、貴女」

「ふふ〜ん、今の私のカッコいい登場シーンに嫉妬しているんですね〜? でも、譲ってなんかあげませんよ〜。これは、私のような魔法少女にしかできないんです。わかりますか? “少女”ですよ、“しょうじょ”」

「……な〜にが言いたいのかしら?」

「さぁ〜、なんでしょう? とにかく、ここはこの私が通しません。また日を改めて、今度は日中に正門からご来訪くださいな」

「残念だけど、その提案には頷けないわね。私の用事は、今日しか済ませられないの」

「でしたら、この私のマジカルなウェポンたちの餌食になってもらうしかありませんね」

「ものすっごいケミカルな気がするけど……まぁいいわ。本当の魔法使いがどういうものなのか、特別に教えてあげる」

「そうこなくっちゃ♪ うふふ〜、今夜は魔法使いの夜ですね。楽しくなりそうです♪」

「私を遠回しに年増呼ばわりした罪は、か〜な〜り〜重いわよ〜。それなりの覚悟はできてるんでしょうね?」

「そちらこそ、今から私のジョニーに丸焼きにされるんですから、耐熱服の重ね着をオススメしますよ」

「言ってくれるじゃない。……後で泣いても知らないわよっ!」

「魔法少女に不可能はなーいっ!」

月夜 2010年07月04日 (日) 02時57分(232)
題名:魔法使いの夜(あとがき)


メリクリ〜♪

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

こたつにみかんでのほほんとエロgをやっておられる方や、

電車での移動中にPSPを使って、周囲の視線を気にしながらエロgをやっておられる方や、

どこぞの映画館のスクリーンを乗っ取って、大画面でやっぱりエロgをやっておられる方等、皆さん一人一様の楽しいクリスマスをお過ごしかと思います。

え?

そんな変態いない?

そりゃあれでしょ?
一般人の一般人による一般人のための一般常識に基づいた、至極常識的な考え方でしょ?

我がアトリエを訪れてくれている方は、皆さん勇者のはず。

なら、これくらいはもはや逆に常識と信じてます。

ほら、良く言うじゃないですか。
バカと天才は紙一重って。

なら、変態的性癖と至高の趣味の境目も紙一重です。

私ですか?






へんた(ry




まぁ、私が変態かどうかなんて話は置いといて〜、今作の反省会といきますか。

今回はShark-eyeさんより、琥珀さんと先生の絡みということでやらせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

色々と試行錯誤してはみたんですが、何をどうやってもこの二人をメインにしつつ、SSっぽい量に収めようとしたら、話の内容がスカスカになるか文章の量がキャパ越えするか。
どちらにせよ、クラッシュ確定みたいになってしまったので、こんな感じにさせていただきました。

まぁ、多分皆さんお分かりでしょうが、あれです。
ちょっとばかし長い、メルブラ戦闘前の会話みたいなもんです。

ということで、二人の勝利時のセリフでも考えてみますか。


琥「やりました! これで私も、名実共に魔法少女の仲間入りです♪」

青「あ〜、ちょ〜っちやり過ぎたかしら? 悪く思わないでね、魔法少女さん。このプレゼントを志貴の枕元に置いたら、夜明け前には退散するから」


……こんな感じかな?

まぁ、この二人の会話っていうのはあまり話題がないので、私が以前に書いた七夕のネタをリサイクルさせてもらいました。

でも、そんなに違和感はないかな〜っと思ってる……のは私だけかな?(´・ω・`)


では、今回もこの辺で。
この作品に対する感想、アドバイス及びゴルァは、下の「小説感想アンケート板」または「小説感想掲示板」、「月夜に吠えろ」までどしどしドゾー。

月夜 2010年07月04日 (日) 02時59分(233)


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