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Touka's BBS

「あんた書きなさいよ」「お姉ちゃんが書いて」「いいかげんにしなさい」

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双調平家物語1 [25]
投稿者: トウカ (2004年11月15日 (月) 14時34分)


双調平家物語(橋本治・中央公論社)を図書館で借りてきて読んでます。


蝦夷は二十を過ぎていた。ようやく人としての扱いを受けるようにもなっていた。その蝦夷は、自分より年下の皇子のご聡明をよく存じ上げていた。誰よりもすぐれた皇子のお側に伺候することを光栄にも思っていた。しかし、父の馬子は違うことを言う。
「皇子に勝てるか?」
蝦夷はそれまでに、そんな考え方をしたことがなかった。


なにがすごいって、日出処の天子の人物像をそのままあてはめて、後日談として読むことができるってとこです。ここに出てくる馬子はあの馬子だし、蝦夷は毛人、そして厩戸皇子は厩戸王子(もう死んでるけど)!、はっきりいって萌えます。


「軽皇子?」
入鹿ははっきりと顔をしかめた。
「俗物ですよ。后の威を借りてでかい面をしている。なんだってそんな名を出すんです?」


入鹿だってあの入鹿です。おまけに富野ゼリフも吐いてくれるし(笑)。
これでようやく、馬屋古女王のラストの入鹿のモノローグ『なんと鮮らな日没』の続きが読める。






今月のぬータイプ [24]
投稿者: トウカ (2004年11月14日 (日) 19時13分)


ぬータイプより一足先にモデルグラフィクスが創刊20周年。なんか変な感じだ。
んで、モデグラ20周年記念号の巻頭特集はFSSなのね。ふーんと言いながら目を通すと、FSS特集号にはつきものの永野インタビューが。
このインタビューが素晴らしい!ここ5年はなかった超絶出来でした。

そう、いつのまにかモデグラもホビージャパンも、買うことはおろか立ち読みすらしなくなっていたんだよね。ホビージャパンの版形が大きくなっていたのに気付いたのってついこの間だし。
今回のFSS特集で紹介されているモーターヘッドのガレージキットを見ても、たとえば5年前みたいに「欲しい!けど手に入らない、羨ましい」って思わなくなってしまってるもの。正直、彩色済み完成品で6800円なら買ってもええよ、ってとこまで来てる(実際にはその10倍のお金は必要)もちろん、なんでもお金でカタをつけるものでもないんだけれど、お金でカタをつける程度の物にいつのまにかなっていたって言うか。

じゃあ、この5年でなにがあったろう?
個人的には、∀ガンダムが模型誌とバンダイに100%無視され続けたことに愛想が尽きて、手に取らなくなったってのがあるけど(笑)それ以外で。

まずはガチャポンその他食玩がブームになったことやね。私が集めたガチャポンっていったら、∀と世界名作劇場ヴィネットしかないけど、あれだけの素晴らしい完成度を持つフィギュアを、何度もガチャポン(200円)回していそいそと揃えて、本棚とかパソコンの周りにならべて、ホコリかぶって、そこら辺に転がって、そのまんま。
なにかを消費してしまったっていうか、結局、私にとっての模型ってその程度のものだったってことが明るみに出てしまったっていうか。名作劇場のヴィネットですら無用の長物やったねん。

それでも、いまだに愛があるものもあるよ。UFOキャッチャー人形のブロッサムとバターカップ(バブルスは弟が持ってる)はずっと車のコーヒー缶立てを占拠していて今もかわいい。車を買い換える時(いつかしらんが)もきっとこの二つは次の車に持っていくだろうなと思う。

ガチャポン・食玩で模型メーカーは潜在的な需要・ビジネスを掘り起こし、そして全部食べ尽くしてしまった。いつのまにかガレージキットが過去の物になっていたってのは、これらによって土壌が荒れてしまった結果でしょうね。

その次。
模型やガレージキットを作ることそれ自体が好きって人はもちろん今もいる。まあ、ガンプラに色を塗り始めたら模型マニアです(笑)。
でも、マニアじゃないけれど、なんとなーく模型誌を眺めていた人達ってかなり多かったと思うんだけれど、その、模型の世界においてはほとんど無視されていた人達が、気がついたらいつのまにかいなくなってしまったところに、現在の模型業界の行き詰まりがあると思う。

その理由としてはガチャポンの隆盛もあるけど、その人達って模型を作ることよりも模型で遊ぶこと、ぶっちゃけて言えばプラモ狂四郎の世界で遊びたかっただけなんだよね。
自分の作ったキャラを操ってヴァーチャルな世界でみんなと遊ぶ、それって、まさにMMORPG、ネトゲーですね。
ネットゲームの自キャラって、そのまんまアニメに出てくる「主人公ロボット」で、ネットゲームの世界はそのままアニメや漫画の世界とみなせるものになっていて、それまでずっと模型誌の周辺をうろつきながらも、眺めていただけって人達が、みんなそういう別の所(ネットゲーム)で自分の欲求を満足させてしまったので、いつのまにか人がいなくなってしまったってことなんじゃないかなあ。

今月のFSSは面白かった。
まあ、自分で今は面白いってわかっているから、ああもはっきりとものが言えるんだろうなあ。これまではちょっとお茶を濁してた感があったんだけど。






いらっしゃいませ。 [23]
投稿者: トウカ (2004年11月13日 (土) 09時47分)


ぐはっ!下で紹介したZガンダム全台詞集のサイト、「ぼくたちの好きなガンダム」じゃなくて「ぼくだけの好きなガンダム」だった。あのムック本の編集部とはなんも関係ない個人サイトだったのね(´・ω・`)ハズカシー。

>クベさん
いらっしゃいませ。
ただセリフを集めて素材のまま投げ出すのでは、いざ使おうとする時にオビに短しタスキに長しというような不便が出てくるものなので、自分なりの使用目的を考えた上で作ってみました。
自分自身が一番「こういう表が欲しい!」と思っていたわけで、それなら自分がどう付き合うのかを考えればおのずと方向性は決まってきます。

ちなみに2の方のコンセプトは、セリフ集を見さえすれば、平気で頭の中に実際のシ−ンを再現できる人を想定してます。だから息継ぎや笑い声を詳しく文字起こしするんじゃなくて、ここにあるよと印を残すにとどめておいたり。あくまでメインは映像作品であって、本セリフ集はちょっと困った時に便利な索引みたいなものですから。

とにかくこういう表は「いつまでたっても存在する」ってのが一番ですよね。
末永く続くよう頑張ります。またいらしてください。






いらっしゃいませ。 [22]
投稿者: トウカ (2004年11月12日 (金) 14時29分)


>tokioさん
ようこそいらっしゃいませ。
特にガンダムの方はビデオを使っての制作だったので、LDやDVDよりも余分に巻き戻し・早や送りをしなければならなくて大変だった……はずなんですけれど、実際にはそんな記憶はほとんどないですね。
とにかくあの名台詞群を打ち込むことができる感動と、そしてそれがなにかしらの役に立つことの喜びだけがありました。
何より驚いたのは、全台詞集を作ろうと思い立ってgoogleで検索してみたら、予想に反していまだ誰も作ってなかったことでした。幸運に身が震えましたね(笑)。

「ぼくたちの好きな〜」シリーズのムック本を出している編集部の手で、
Zガンダムの全台詞集が作られていたりもします。
実は私もZの1話は作ったことがあって、それきりうんざりして止めた事もあったり……。(ビデオだったからというのもありますが、Z50話分だなんてマジやってられんよ・笑)
だからこの偉業(Zの全台詞集)は素直にすごいなと感心してたりします。

Zガンダム全台詞集のあるサイト
http://tcnweb.ne.jp/%7Eg2g/
Zガンダム全台詞集(1話のみ)
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pastel/3829/words01_ZGundam.html






こんにちは [21]
投稿者: クベ (2004年11月12日 (金) 14時24分)


はじめまして。
グーグルで「ビグザム 量産化」を検索してたら、
偶然ここに辿り着いたんですが、
いやー、素晴らしいコンセプトですね。
----
当サイトの全セリフ集のコンセプトは、       
1.利用したい名台詞を手軽にコピー&ペーストできる。
2.音読・黙読することによって、そのシーンを頭の中に再現することができる。       
の二つを満たすものでありたいと思っています。
----
非常にありがたいサイトです。
末永く続けてください。






初めまして! [20]
投稿者: tokio (2004年11月12日 (金) 11時58分)


初めましてtokioと申します。
台詞集、すごいですねぇ!あれって、全部トウカさんが
一人で聞いて、書いたんですか???

とりあえず、ちょこちょこと拝見させて頂いてます。

それではまた。






ひらがな日本美術史 [19]
投稿者: トウカ (2004年11月11日 (木) 19時59分)


橋本治「ひらがな日本美術史」をどうしても手元に置いておきたくなって、でかい本屋をハシゴ。………どっこも置いてないってのはなんなんだ、いったい。最新刊の6巻はこの前でたばかりなのに、それすら入ってないことにちょっと眩暈が……。

しょうがないからアマゾンでまとめ買い。なんか風情がないからネット通販は好きじゃないんだけどな〜。6冊+他の本1冊で1万9千円でした。正直、これは安いと思う。届くのが楽しみです。






テレビのみかた。 [18]
投稿者: トウカ (2004年11月07日 (日) 21時24分)


今日は∀ガンダム劇場版のCDを聞きながら、新選組を見逃さないようにと音を消してNHKを流していました。
この「音を消してTVを見る」というのはこれまでも何度か試した事がありますが、今日、音を消して見たテレビはたまたま「被災者の方達へのメッセージ」というものでした。いろんな有名人、芸能人がカメラの前にでてきてコメントするのね。

そしたらこれがすごかった。
いつもならしゃべりの方に気をとられていて見えなかったもの、いや、見えてはいたけどはっきりとしていなかったものがくっきりと写ってるんです。しゃべっている人間の今日の体調までわかる気がした。

どうせ日本人がカメラの前でしゃべる言葉なんて、何も意味を持っていなくて、ただ本人を隠す煙幕にしかならないんだから、消せるのなら消しておいた方がいいんですよ。もちろん天コケの「ときめき」の回を思い出しました(笑)。

カメラの前でしゃべる日本人の言葉というものは、本当に陳腐で価値のないものだけれど、カメラの前でしゃべっている日本人(の顔)は、本当に興味深い。新たなテレビとの付き合い方を見つけたと思いました。


でさ、松井がしゃべるんだよ。これがマジ泣けるねん。
松井だってどうせたいしたこと言ってないよ。でも、そのしゃべる表情がほんとにすごい。見ている者の心を揺さぶる。

震災に遭われた人たちってさ、悲しいくらいにあかの他人じゃん。「メッセージをお願いします」と言われたときに、カメラを通してしゃべった所で、いったい何の意味があるのか?という絶望がまずあると思う。

それでもテレビに出てしゃべることに意味を持たせようとするならば、「あそこらへんで被害に遭われた被災者の皆さん」ってなんとなく持っている、ぼんやりしたイメージの膜を、想像力というドリルで突き破って、今、本当に自分の言葉が必要な、自分が言葉をかけることによって命を救えるような人を具体的にイメージして、その人をこの言葉で救おうと思ってしゃべるしかないと思う。
それをしていたのは松井ただ一人でした。音を消して見ていたからそれがわかった。星野監督は大人過ぎて、無闇にあかの他人に感情移入しないんだよね。外部の者に対しては無関心な所があって、それが大人の男ということなのかもしれないけれど、彼の限界でもある。

日本に大統領は合わないと思うけれどもし選ぶとしたらそれは松井だと思った。
総理大臣ってのはちょっと似合わない気がするんで。


久しぶりに過去ログ追加しました。






いらっしゃいませ [17]
投稿者: トウカ (2004年11月07日 (日) 21時23分)


>a.pさん
いらっしゃいませ。
久しぶりに∀ガンダム劇場版のCDを取り出してきました。
∀ガンダムと菅野ようこの出会いは、これ以上はないといってもいいくらい幸せなものでしたね。TV版の最終回の成功は、音響(音楽+声+効果音)サイドの力によるところが大きかったと思います。

お尋ねの曲は多分、劇場版CDの後から2番目に収録されている「Moon 2」だと思われます。
実は、劇場版本体の方は手元にないので完全にあてずっぽうなのですが……。






劇場版Uの曲 [16]
投稿者: a.p (2004年11月07日 (日) 17時06分)


∀ガンダム劇場版U月光蝶のエンディングの1つ前の曲はなんていう題名でしょうか?






月のパルス第9話(実質10話)感想。 [15]
投稿者: トウカ (2004年11月03日 (水) 23時09分)


ハジマタ。

先月はずっと、始まるのが恐いよ−とかわがまま言ってたんだけど、始まったらこうですよ。別の意味で恐いですね。

とにかく、この三角関係?とショーのモデルの話が同じタイミングでスタートするとは思わなかった。ショーのモデルの方はもう一つ何かイベントがあって、それで月子が「わかりました、お引き受けします」と言うのかと思っていたんだけれど、自分から決めるとはね。誘われた時は一旦断っておいて、改めて自分の意志で申し込む。恐いねー。「いまだ何者でもない」主人公なのに、巻き込まれ型じゃないもん。こんなキャラで巻き込まれ型だったら総スカンだよ。月子の本気をくらもちふさこは絵で表現できるのだろうか?

それにしても、私は月子に気を取られすぎて、月子の出てこないシーンがちょっとおろそかになってるかもなあ。きのっぴが校門前で坊と藪君に会うシーンを眺めていて、紀が何もしゃべっていないコマがある=単純に起こったことを順番に紹介しているだけではない、ということに気づいた。

「よかったあっ」と紀がやってくるんだけど、なんとなく気の入ってない世間話が始まってしまう。で、藪君はそういうのって好きじゃないから、単刀直入に「ウタに用?」と聞くんだけど…の次のコマですね。

このシーンに出てくる人は三人とも地味だけれど、華がないからって読み飛ばしていちゃいつまでたってもその人の事を深く知ることはできない訳で。ここは木村じゃないのだから。木村なら、どんな人でも村民ならば、その人だけの立ち位置が用意されていたけれども、東京ではちょっと気を抜くと、周囲の人達と見分けがつかなくなってしまう。

場面は変わって後半。きのっぴ、ナイスインターセプト!ここで割り込まずに、月子に最後まで言わせてしまっていたら、紀一人だけがこの悩みを抱え込むことになってしまっていたところだった。それじゃあ香澄ちゃんだ(笑)。
(少女)マンガにおいては恨みや妬みという感情はいくらでもえんえんと増幅させることができて、それが最低レベルのドラマツルギーであるということは、今月号の柏屋コッコを読めばわかる。恨みだってある。妬みだってある。でも、それだけで全てってわけじゃない。今回の問題を゛二人゛で解決していってほしいな。






アニメ夜話「ハイジ」の回より岡田発言抜き出し [14]
投稿者: トウカ (2004年11月02日 (火) 18時45分)


岡田
「改めて僕も今見てたらね、ゼーゼマンさん、クララのお父さんがすごくいいの。…クララに会う時いつもね、ドアをね、両手で開くんだよ(と、両手でドアを開ける仕草をする)「クーララー」(とドアを開ける仕草)と、入ってきて。
あのね、帰ってくるシーンが3回あるんだ、3回とも「クーララー」「クーララー」「クーララー」(と3回ドアを開ける仕草)と。
で、山でクララに会った時に、ドアないけどどうするのかなと思ったら、一度荷物を置いて(と荷物を置く仕草)「クーララー」(とドアを開ける仕草)とやってんです、ゼーゼマンさん、キャラ立ってるなー、と。

あとね、あの、案外娘の事しか見えてないから、ハイジの事を大事にしてるんだけど、ジェントルマンだから大事にしてるんだけど、ちょっと冷たいんですよ。その描き方がうまい。
たとえば、ハイジが衰弱して山へ帰さなければいけない、今すぐ帰せと言われた時に、今帰したらゼーゼマン家の恥だから、治してから帰そうって言ったら、お医者様が大反対するんだよ。微妙にその、あの当時の中産階級のちょっと生活がいい人の、まあ、育ちの良さもあるんでしょうけれども、嫌味さとかですね、ちょっと人間的にね、いやなところもかすかにあるのがね、表現されてすごくいいし、あと、こんなきれいな髪型なのにね、案外禿げ上がっている、ゼーゼマンさん、いいなあ」


岡田
「あのね、ハイジって案外、みんな見たつもりになってるんですよ。と言うのはテレビとかでよくやってるアニメ名シーンとかね、クララ立ったシーンとかあるじゃないですか。あれ見てね、みんなあそこがクライマックスだと思っちゃうんですよ。で、クララが立った、よかったってハイジが喜ぶ、クララが喜ぶ。
違う。ハイジがすごい、すさまじいのは違うんですよ。っていうのはね「クララのしあわせ」っていう回がある。これはね、なにかというと、僕、てっきり見る前は、クララが山へ行ってなんかこう、野原へ行ったから幸せなのかと思ったら違って、ペーターのおばあさんの所で本を読んであげると。そうするとおばあさんが喜んだ、と。ハイジよりずっと声がきれいだから。
で、クララは今まで人に世話になることしかしてなかったのに、生まれて初めて人の為になにかしたから幸せだったんですというのがあって、これすごいなと思ったら、これがクライマックスの伏線だったんですよ。

で、クララってね、割と早い頃から立ててるんですね。三話くらい前からクララが立った、最終回の一回前がクララが歩いた、で、最終回になるんですけども、早いうちから立ってて、で、この三話かけてですけど、クララとハイジは、あの、ゼーゼマンさん、お父さんとおばあさんを喜ばせようという準備するんです。

だからハイジ、クライマックスにおいては、自然児たちの話でもなければ、クララが立ったでもなくて、どうしたらわたしたちは人をよろこばせることができるのか、という、大クライマックスへザッと流れて行くんですね。そこら辺の作劇の作り方がやっぱすごい所だから、もう、ちゃんと見てください。あの、ダイジェストじゃなくて」






BSアニメ夜話「アルプスの少女ハイジ」 [13]
投稿者: トウカ (2004年10月27日 (水) 21時04分)


岡田君グッジョブ!岡田君グッジョブ!岡田君グッジョブ!!!

今、録画したのを見たところだけど(この番組は録画で見るに限るネ)、ほんともう、岡田君グッジョブとしか言いようがない。いやもうほんと、言葉がない。これは確実に岡田斗司夫の生涯の主要な仕事の一つに数えられるね。漏れ的には「トップ」の監督に並ぶかそれを超える勢いだわ。ほんとグッジョブ。ほんと言葉がない。

あの、あの、限られた状況(笑)の中で、良くぞ語るべき題材の順序付けを厳密におこなって語ってくれた!フランクフルトの事だって語りたかったろう。デーテの事だって語りたかったろう。おばあさまに気のきいた厭味の一つでも言いたかったろう。しかし、それらの話題を全部オミットして、ただ一点、「クララが立った」だけでハイジを見た気になっている人たちに、ハイジを1話からきちんと見させる事だけを目指して語りきった!

それはなにか?それはゼーゼマン話!
「実はあのキャラって…」って語り口でロッテンマイヤーにしろ大奥様にしろ、並みのアニオタならばいくらでも、ちょっと気のきいた視点から話ができるものだが、それを岡田君はゼーゼマン氏でやった。
ここの部分はなるべくはやく文字起ししてみたいと思うんだけれど(そうする以外に、見ていない人たちへの伝え方がわからない)、アルプスの少女ハイジのまったく新しい見方を一つ提示したと言い切れる!

そしてまとめの言葉。それを聞いて私は、「ほんとにそうだ」と首を何度も縦に振りながらボロボロないてました。「ほんとにほんとにそうだ。ごめん、DVD買うよ!」。


今日のナディアはまぁインターバルかな。
明日のガンダムで漏れを泣かすとすれば、どの部分を持ってくればいいんだろうか?






竜馬暗殺2 [12]
投稿者: トウカ (2004年10月25日 (月) 18時01分)


竜馬が殺される直前に、これからやろうとしていた計画とか夢とか語ることで、失われたものの大きさを感じさせる手法がとられなかったので、なんとなくあっさり目の竜馬の最期でしたが、わざとそうしたのかも、とか、今日になって思いました。

主人公は竜馬じゃなくて新選組だから、という理由ではなくて。

今日を生きればそれでいい、を積み重ねて生きてきた人だから、明日のことは何も考えてなかったってだけなのかも、とか。暗殺されたけど、明日のことは明日になってから考えるから、別にやり残したことは何もなくて、ある意味大往生、のような。


いつ佐々木様に暗殺されても気にしない、そんな一日を私も送りたいもんです。






竜馬暗殺 [11]
投稿者: トウカ (2004年10月24日 (日) 23時22分)


これまでの坂本竜馬は知らないけど、今年の坂本竜馬はポテンシャルのかたまりのような人だった。ポテンシャルのかたまりといえば月子さん。これから話が動き始めたら、坂本さんくらいに縦横無尽に動き回ってもらいたいものです、なおかつ飄々と。

ここ最近、毎日曜日ごとに主要登場人物が死んでいってます。そして皆、これの流れはもう止まらず今年一杯ずっと続くことを知っている。なんかすごいものが放送されているなあ。普通の感覚だったら、大体この辺りはお茶を濁して、昔の親友も、遠く離れた、直接には目に入らない所で死んでいくように演出されてしまうものですが。

永倉・原田のコンビは頼りになるんだけれど、いまいち使い所がわからないっていうか、ギルダス・ミルディンっていうか。ギルダスが途中で死んじゃうって事は、これはNルート?デス原田?(笑)。

近藤さんが、佐藤B作から「坂本を守れ、ここで死なせるわけにはいかん」との下命を貰い、さっきまでと行動を180゜展開してしまうシーン、4話のブラフォードそのままだよねぇ。

いまいちうまくまとまらんね、今日は。
竜馬暗殺なんて事をしても、実行犯の佐々木様も、教唆の西郷どんもこれまでの魅力を少しも損なっていない点、殺す側の言い分も平等に、いや魅力的に拾い上げている点が印象に残りました。もしかしたらこれは「夜中の夜明け」のムロン対ギャバンみたいなものかもしれませんね。











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