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Touka's BBS

「あんた書きなさいよ」「お姉ちゃんが書いて」「いいかげんにしなさい」

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小学館中心主義者のわたしとしては [178]
投稿者: おーつか (2005年10月18日 (火) 00時47分)


別コミとプチフラワーが同時に無くなってしまったときの衝撃を思い出します。
案の定、「Betsucomi」はロクでもない雑誌になりましたが、「flowers」は懐かし雑誌に堕していたプチフラワーを活性化し、蘇らせたと思います。

願わくば、コーラスが新しき血によって羽ばたきますように。






リターン万歳! [177]
投稿者: 秋雀 (2005年10月16日 (日) 20時49分)


毎回楽しみに読ませてもらっていました「今月のヤングユー」でした。トウカさんありがとう!「コーラスヤングユー化計画!」はすでに私も一人で勝手に脳内計画を立てていました。便乗させてください!うひ♪

ヤングユーのラストアンケートには「うちママ」を押しましたよ。私にとってはやはりこれだったんで…。結局、岩館真理子のヤングユー表紙は叶いませんでしたね。毎月お願いしたんだけどなぁ(笑)

くらもちアイコンやっぱりいいですねぇ…。岩館アイコン作ろうかしらん。

http://ca419.sakura.ne.jp/akisuzume/index.html






今月のヤングユー・R(リターンズ) [176]
投稿者: トウカ (2005年10月16日 (日) 13時28分)


最後だ!

>表紙 槙村さとる
反転せずともデッサン崩れがわかる顔。正面顔は思ったよりも難しいよ。左右がまったく対称でも変に思えるしね。でもデッサン崩れは決して「表情」ではない。プラモデルの接着剤のはみ出しがウエザリングではないのと同様に。このレベル、私ですら当然リテイクですよ。没アイコンの間ですよ。最後だから全部言っちゃいますよ。右目と左眼で意図している表情が違いますね。っていうか誰かに殴られたの?

>「BILIEVE」 槙村さとる
話題の一コマだけヒゲを描き忘れてるコマを見つけて一言「パリではパリカールに会ってきましたよ」。つっまんね―漫画。ただ、ヤングユーに対する感想だけは同感。

>「キャリアこぎつねきんのもり」 石井まゆみ
実は石井まゆみの漫画って嫌いじゃなくて、コーラス時代からずっと読んできたんだけど、ちょっと人気が出て引き伸ばし戦術に入ってからのこの話はとてもダメ。イヤ。いったい誰の意思が子供にお面かぶせてんだろうね?すでにこの子は死んでいて、主人公に幸せをもたらしてくれる座敷わらしでしたってオチならいいのにね。どっちにしろユーでやってくれ。

>「ハチミツとクローバー」 ウミノチカ
一々こういうことに思いあたる私も私だが、この漫画ね、どの男も自分の人生論をいちいちセリフでしゃべってんの。そしてそれが作中で通用してんの。そうでなければモカデミー賞。まあでも、普通、漫画って、そういうもんだよね。

>「OLくの一・東子」 キャンディー・サトウ
最終号の今回はとても密度が高く、面白かった。

>「ぬくぬく」 秋本尚美
目を通したことがない。

>「白衣でポン」 たかさきももこ
結婚式で始まり(いや、始まってないけど)、結婚式で終わった。最終回、婦長がシルクのウェディングドレスを着て、まったく嫌な感じがしなかったということを素晴らしく思う。最後のブーケトスで田谷さんの結婚式の時を思い出して胸がいっぱいになった。たかさきももこさん、白衣でポンの長期連載、本当にお疲れさまでした。私の方から勝手に「ヤングユーの屋台骨」の称号を贈らせて頂きます。

>「わたしの仕事場」 一条ゆかり
ダイエット器具の宣伝に登場してテキトーにやってればいいじゃん。なんで余計な漫画描いて、あたら貴重な誌面を浪費する?「月刊ガラスの仮面」みたいに一人で雑誌作ってればいいのにな。

>「あなたはあの星の下に」 池谷理香子
とりあえず今作はノーゲームということで。

>「遥かな国の物語」 小椋冬美
めりはりがない。ぱっと見めりはりがないのは清原なつのもそうだけれど、読んでもやっぱりめりはりがないってのはどうかね。今まで読んだことのないものを求めて、私たちは漫画を読むのですよ。

>「あきらめない女たち」 上田めぐみ
すげぇ!ニートっていったってちやほやされてんのはいつも男じゃん。それをこの漫画はいまだ誰からも言及されていない女ニートを正しく活写している。せつねぇ〜。なんかちょっとオシャレしてるなって思ったらやっぱりそういうこと言い出すんだよ。この前ピーター・ジェニングスが死んだとおもったらBS1で3時間からの追悼番組放送していてびっくりしたんだよ。せつねー。

>「藤色スカイコーポ」 東村アキコ
まあ、最終号ということになればいろんな人が見ますから。
一日休みでビール9缶ってのはすごいリアルな分量だけど、500ml缶が混ざってるってのはちょっと多すぎない?まあ、営業だあね。しかしヤングユーなくなって困ったなあ。

>「パパトールドミー」 ハルノナナエ
あのねあのね、知世ちゃんとお父さんが出てこないトールドミーを描いたらいいと思うのね。小説を漫画化したって度胸がないからしょうもない書き割りになるだけだって思うのね。ヤングユーが休刊して、それでもまだハルノさんに描かれるべき漫画は残っていると私は思うのね。わりとしぶとい人よね。

>「名古屋嬢のレイコさま」 かれん
ばばくさい。
こういうのを全部吐き出して、ゲリラ的にヤングユーが復活したらいいのになって夢見たことはないですか?

>「MONのおしゃべりニューヨーク」 もん
時々読んでた。

>ボンちゃん スズキサワ
本業が漫画家ではないボンちゃんにずっとずっと描きつづけて欲しい望むのはやっぱり間違ってるね。単行本出たら買います。っていうか、ちゃんとアシスタントもいたんだ……。

>「東京膜」 渡辺ペコ
この前のカラーズの読みきりからもうひとつ前進して、ちゃんと漫画になっていて、しかも面白い。脳内麻薬が湧き出るような、空間がゆがむような面白さではまだないけれど。
いやまあ、この掲示板に来る人の何割かはこの枠線を見ればわかると思うけれど、「これほどていねいに」漫画を描ける人はほかにいない。これは財産だし、資産だし、十分才能の範疇に入るのかもしれない。
渡辺ペコにとっては次の舞台こそが本丸だ。敵は本能寺にあり!

>「おーえるかもかも」 鈴麻らむね
これまでも結構面白かったし、今月も結構面白かった。コーラスの箸にもボーにもかからんギャグ漫画と比べなくても面白い。


>「アマリリス」 岩館真理子
これほどまでにバカな漫画であるにもかかわらず、「キララのキ」に匹敵する永遠性を有していることに驚愕する。「キララのキ」1作では「ファンタジックな〜」などの形容詞にからめ取られてあまり見向きもされてなかった世界観、その比類なさを指し示す針が、「アマリリス」の完結によって初めてグラフ用紙に記録されて計測できる。怖いけどどこか笑える「キララのキ」と、笑えるけどどこか怖い「アマリリス」、ふたつの海図を重ね透かしてはじめて現れる海岸線は、少なくとも岩館真理子ワールドなんて陳腐な言葉ではけして表現することのできない世界(ワールド)なのだ…泣。言葉が足りない。


――――
コーラスヤングユー化計画!
こうなったらしょうがない、コーラスを無理矢理乗っ取ってヤングユー化してしまうんだ。
目標は岩館真理子のコーラス定着と余分な昼ドラ漫画の排除。そして、ヤングユー最後のエース勝田文の復活だ。そのためにまずは意味があろーとなかろーと、毎月コーラス買ってアンケート出すぜ、おれはっ!


最後の一言は「ボク ノ コイビト」たかさきももこ(ふたりのイブ収録)から。
「どんな困難もふたりで乗りこえられますよーにっ」






今月のヤングユー [175]
投稿者: トウカ (2005年10月11日 (火) 01時12分)


あー書くのいやだ。あー書くと終わってしまう。
私にとってヤングユーの休刊は、たとえて言えばくらもちふさこが引退するってのと同じレベルのショックなんですけれど(探したけどほかにいいたとえが見つからなかった。コーラスとか別に休刊されてもいいもんね。そりゃ「今」されちゃ困るけど)、多分これに共感してくれる人はほとんどいなくて、「ぶ〜け」が休刊した時のように粛然と受け入れられちゃうんだろうなあと思って、一人キレてみました(「ぶ〜け」休刊の時は、確かに雑誌のとしての使命を終えたのが原因だったと私は思った)。

自分の好きな漫画家の作品が掲載される可能性のあるページ数が半減したというのが、やはり、単純ながらも、これから先ずっと尾を引いていく問題点だとおもいます。フットワークも軽くないし、声も大きくない、ドラマ化だってされることもない人たちがこれからどうやってページを稼いでいくのか。少なくとも、岩館真理子はもう「アマリリス」みたいな超バカな漫画をだらだらと連載することはできないだろうし、くらもちふさこだって窮屈だ。そして余計な漫画は貴重な誌面を浪費して淘汰されない。やる気なんかないと公言する人間がだらだらとページを埋めて表紙も描く。志って、それほど人の目に見えないものなんでしょうかね?

けれど一番の問題は、新人のデビューの場がなくなったということ。
これはもう半減したとかじゃなくて、なくなった。今なら夏目房之介の気持ちもわかる。ヤングユーの休刊で少女漫画は終わった。私はそう言いたい。
なんか、コーラスのほうが若いっていう人が多くて驚いたのですが、私にとってはコーラスは少女漫画誌ではないのですよ。例外的に、くらもちふさこが表紙を描いた号だけは少女漫画誌ですが。
新人を比べてみてください。比べるにも、コーラス生え抜きの新人の単行本をあなたは持っていないでしょ?それに比べて、たどたどしい線で描かれたヤングユーの単行本はなぜかある。たどたどしくって同人誌一歩手前だけれど、決して、絶対、同人とは相容れない漫画が。
こういう人たちはもう投稿しません。投稿する場がないからです。目標もきっかけもなしに努力できる人間はいません。どこに投稿するよ?ガロ?ビーム?ヤンマガ?少なくとも今のコーラスではない。

たくさん売れたとか関係ないのよ。マイナーがマイナーに凝り固まってすぐに排他的になっちゃうから、ともすればメジャーであることが健康的でやっぱり正しい唯一の価値だってあたりに着地してしまうけど、でもな、たまごっちがたくさん売れて、それで何か意味あったか?ないだろ?ないと言え。なかったんだから。メジャーであることに意味はない。たくさん売れたことにだって、今の飽食日本じゃ何の価値もない。それらが仮に売れなかったとして、関係者とその家族が路頭に迷ったとして、路頭に迷ったら別の職に就けよバカヤロウ!今の日本でメジャーであるってことは何の意味も価値もない。20世紀の日本へ帰れ亡霊ども!






ヤングユー休刊によせて side:A [174]
投稿者: トウカ (2005年10月08日 (土) 15時47分)


ヤングユーとはなんだったんでしょう?ヤングユーで描いていた漫画家たちがそれぞれ別の雑誌に移籍してこれまでと変わらぬマンガを描き続けられたとして(それはまずありえませんが)、それでもヤングユー休刊によって失われたものがある、と感じたならば、それこそがヤングユーだったのです。

たとえばフィーヤン、たとえばKissと比べてヤングユーが「決定的に」違うのは、それら後発組が「大人が描いた少女漫画」であるのに対して、ヤングユーが「少女漫画が年齢を重ねた」である点です。

少女漫画は恥ずかしい。いい歳して少女漫画を読んでいるだなんて恥ずかしい。でも、社会に出て酸いも甘いも嗅ぎわけた大人の女性が少女漫画でも描いてみるらんと描いてくださる漫画ならなんとか格好がつく。社会人原理主義ですからね。おかげでヤクザも社会人だ(あ、side:Bが残ってる)。

少女漫画は恥ずかしい。いい歳して少女漫画を読んでいるだなんて恥ずかしい。ヤングユーは、その恥ずかしさを真正面から受けとめて、社会からの誹謗中傷を(それはえてして「私の中にある社会」だったりもするけれど、社会の本質とはそれだ)押しのけながら年齢を重ねてきた。で、私たちは立派な大人になれただろうか?いや、決してそんなものにはなっちゃいない。それでも今日を生きている!


そういうことを考えながら、ふと、以前「ヤングユーは岩館真理子の雑誌です」と言った時に感じた違和感を思い出した。
確かにヤングユーは岩館真理子にとって最適の活動の広場だったけれど、岩館真理子はそこで縦横無尽の活躍をしたけれど、だからといって岩館真理子=ヤングユーかと問われれば、厳密に考えれば、そうではないと思う。岩館真理子はどこかイレギュラーだった。

少女漫画の恥ずかしさを受けとめつつ歳を重ねる。それを私は、私たちは、高橋由佳利のたどる人生に見たのではないだろうか。確かに今マンガを描かせたところで、どれだけ面白い漫画が描けるかはわからない、いや、疑問だし、トル考だっていいかげんマンネリだ。しかしそれでも、高橋由佳利の引く線、高橋由佳利の判断する良し悪しのセンス、そして高橋由佳利のあのしょーもなくも瑞々しくくだらない少女漫画を描いていた少女漫画家がそのまんま、しょうもない少女漫画家のまま、自力でつくりあげた(すでに若くすらなかった)、彼女の風に吹かれるがままのような、でもそういうコンセプトがあるわけでもないただの人生、それこそがヤングユーだった。ヤングユーとはつまり、そーいう雑誌だったのだ。高橋由佳利の雑誌だったのだ。

高橋由佳利の雑誌だったのだ。そんな雑誌が20年も続いたことに感慨深くなると同時に、二度とそんな雑誌はうまれないだろうという思いがのしかかる。私たちはあまりにも高橋由佳利の家族を「聖家族」としてとらえすぎていた。ケナン君だって歳を重ねる。「聖家族」という枷から彼女たちを一度解放してあげなくてはならない。今度は、私たちがトルコへ行く番なのだ。






Come to California [172]
投稿者: Howie (2005年09月25日 (日) 18時29分)


Come to San Diego, California. America’s favorite vacation place. For more information, check out the most popular website for America’s most popular city.

San Diego California online
http://sandiegocaliforniaonline.com/

Animals
http://sandiegocaliforniaonline.com/attractions-animals.htm

Beaches
http://sandiegocaliforniaonline.com/recreation-beaches.htm

Events
http://sandiegocaliforniaonline.com/events.htm

Restaurants
http://sandiegocaliforniaonline.com/food-and-drink-restaurants.htm

Theme Parks
http://sandiegocaliforniaonline.com/attractions-theme-parks.htm

http://sandiegocaliforniaonline.com/






FM77AV…もとい、FFVIIAC [171]
投稿者: トウカ (2005年09月23日 (金) 17時48分)


買いに行ったけれど売り切れてました。だから代わりにドラクエVIII買ってきたんですけど。ってゆっか、DVDなのにゲーム屋でしか取り扱ってないのね。

で、そのFFVIIAC発売を記念して書かれた漫画
http://asame2.web.infoseek.co.jp/fft1.html
3コマ目で元ネタがわかって笑い死ぬかと思いました。スゲー配役。


そして、ドラクエVIII、奇跡は初めの内だけかと危ぶんでいたけれど、これが続く。ほんと、IIとかIIIとかあのレベル。
現在のゲーム編成は、ククール=ヤボな盾は持たない。
ゼシカ=同じくヤボな盾は持たない。雪花石膏の暗殺者テテスさんに倣って武器は短剣(or長剣)。そして、服はずっと普段着。

船を取る所まで来た。「船を取るまでは面白かった」ってこともよくある。






ドラゴンクエストVIII [170]
投稿者: トウカ (2005年09月19日 (月) 19時42分)


今日買ってきました、中古で1890円。6も7も好きになれなかったし、店頭で流している戦闘デモ星やらハートやらが乱れ飛んでいるのを見て全然やる気になれなかたのでした。今日買ったのもただなんとなく。

そしたらオープニング(タイトルロールじゃなくてね)から魂が震えた。
見た目の悪さで購入を控える原因の一つとなっていたヤンガスとトロデ王との三人パーティ。最初の一言でキャラがたってOKが出る。そっけないテンポ、余計なぎこちなさの無い会話、主人公の背負う単なる鉄の剣。旅、自然、旅、空。

そっけない街の人々、そっけなくされても別に困らない主人公、門番、町の人、トロデ王が街から追い出されるのを見て「ワハハ、これはドラクエだ」と思った。

これはなんだろう?これはTRPGだ。
いや、その昔、私たちがTRPGの向こう側に思い描いていた「あの」世界だ!堀井雄二がいまだにあの頃を覚えていて、あの空気を丁寧に丁寧に丁寧に再現したことに愕然とする。飾り気のない鉄の剣を鞘から抜く音が、ロードス島戦記初代リプレイの空気を蘇らせる。そんなゲーム。






よつばとびんぼう [169]
投稿者: トウカ (2005年09月17日 (土) 15時21分)


ようやく橋本治「貧乏は正しい!5 ぼくらの未来計画」を読んだ。
要約は→http://members.jcom.home.ne.jp/j-miyaza/page347.html
読みたい方は本屋ではなく図書館へ。

全5巻の貧乏は正しいシリーズって結構あたりはずれがあるように思うのだけれど、この5巻は大当たりだった(あと2巻も当たり)。

資本主義とは、金を持っていないけれど働きたい人(会社)が、金を持っているけれど働きたくない人(銀行)から借金をすることで経済のパイを大きくしていくことである。資本主義において借金は返して終わりではなく、循環し永遠に解消されない。借金は資本主義を動かす血液なのだ。
しかし十分豊かになった会社は自分で資金をまかなえるから借金をする必要がなくなる。高度成長によって日本中が豊かになったことは、銀行にとってはあまりよいことではない。借金をして利息を払ってくれる相手がいなくなるからだ。日本人は貯金をし、銀行には金が余る。資本主義の終焉である。まともなお金の使い道を知らない人間たちは、余った金で金を買った。余った金が押し寄せてくるから金は値段が上がり、値段が上がるから金儲けができる。
どんなに金を儲けても金の使い方を知らなければそこに意味はない。金で金を買うなど愚の骨頂である。バブルで膨らんだ金は結局、膨大なゴミの山を築き、若い女の子を狂わせただけに終わった。
豊かさとはお金の使い方である。お金がなければ時間の使い方である。いざという時に平気でいられるような強い自分を作る為にこそ、お金は使われるべきだった。

↑は前半部分。後半は話が家のことにスライドしてくるのだけれど、これがまた面白い。

「家へ帰っても、もう゛俺とは全然違うことを考えてる妻と子供゛しかいないからさー、つまんないんだよー」と言うお父さんはやたらにいるのである。そういう家に帰りたくないお父さんの孤独は「どうして自分の家に帰っても、話の合う友達はいないんだろう?」だったりする。それは、家が限定的な性交渉を続ける男女=夫婦によって形作られているからだ。だからうちに帰ったら友達がいないのである。
家とは「そこに帰ってくるとホッとする場所」であって欲しい。別に家と夫婦はイコールで結ばなくてもいいんじゃないか?たとえば会社には会社自身に法人格があるから、会社の建物は会社のものであって社長のものではない。そういう風に家だって家という私的な法人格をつくってそこに気の合った者同士で住めばいいのに。男でも女でも、夫婦じゃなくても。


こういう話が、エヴァンゲリオンが放送されていた今から10年前の95年にヤングサンデーに連載されていたんだからすごいとしかいいようがない。10年たってもまったく古びてないというよりも、10年たってようやく、この本に書かれていることが腑に落ちるようになってきたってとこか。エヴァンゲリオンの時代に立って、はっきりとターンAのある方向を指し示している。「素晴らしい、古文書にあった通りだ」

で、最後の家の部分である。突飛なことを書いているようにも思えるが、改めて考えてみるとこの私的法人としての家って、これまでずっと少女漫画が、どうにかして成功させようとシミュレーションを繰り返してきたテーマじゃなかろうか。
でも、今このシミュレーションで最先端を行っているのは「よつばと!」だよなあ。お互いに無関係なようでも漫画全体の歴史はあって、それは今も続いていて、その流れの中で「天然コケッコー」を越える漫画も現れる。そのことを私はちゃんと認められなければいけない。「さいきょう よつば いまさいきょう」






まだ買ってませんが・・・ [167]
投稿者: 秋雀 (2005年09月09日 (金) 03時49分)


ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん・・・




新しい雑誌が生まれる希望なんてのも皆無なのでしょうか・・・

http://ca419.sakura.ne.jp/akisuzume/index.html






[166]
投稿者: トウカ (2005年09月08日 (木) 22時10分)


>えりさん
遅れた上にすごい落ち込んでる状態でのレス、すんません。
あー、まだ単行本には入ってませんでしたか。結構前のことだったんでてっきりもう単行本に収録されてたかと…すんません。
今のデスノートを見てもわかる通り、漫画はなんでもできちゃうメディアなので、どっちらけになってしまわない為にも「枷」というか「勝敗ライン」を決めておく必要があります。っていうか決まっていて、それは、最初の頃の日常生活を取り戻せるかどうか。それが破られてしまうとあとはなんでもありになってしまう。ドラゴンボールとか。

デスノートでその役割を担っているのはライトの家族ですが、親父が「こっち」へ来てしまったためにご破算になってしまった。それまではあくまで、ただの正義に燃える一警察官でしかなくて、ライトさえ更生すればまた元の生活に戻れたはずでしたが。
ああ、なんかいいように書けない。

それにしてもヤングユー………マイナス一回の次号予告を見て吐きそうになったのは天コケ以来だ。






あぁっ [165]
投稿者: えり (2005年09月04日 (日) 01時30分)


↓でアイコン選ぶ前に送信しちゃったorz

そして選んだのは立川先生だv
先生、私はカエルが頭にのっかっても
失神したりしませんので、ゼヒゼヒ
助手にしてくださ〜い(^◇^)/~~

あ〜、理科準備室ってワクワクするんだよなぁ♪






ぐはぁ [164]
投稿者: えり (2005年09月04日 (日) 01時22分)


うっかり↓のを読んでデスノねたバレしちゃったorz

そーですか面白くなくなってますか。
でも私は単行本でしか読んでないので、
とりあえず最新刊を買ってこないとな(^^ゞ。。






今月のヤングユーカラーズ [162]
投稿者: トウカ (2005年09月01日 (木) 10時17分)


まあいろいろあるけど、本決まりになるまでは静観の方向で。

>高橋由佳利「晶子の反乱・前編」
ぶはははは、高橋由佳利の描くダメ男の魅力満載!
「じゃあ登美子さんとはずっと会い続けると言うのね?分かれないと言うのね?」
「そうだ!!」
高橋由佳利が描く晶子と鉄幹の情けないシュラ場に添えられる与謝野晶子の短歌があまりにはまりすぎていてゲラゲラ笑えます。
年表上に散らばって配置されたそれぞれのイベントをしっかりとこなしながらも一人の人間である人の姿、を想像するのは難しい。ともすればチェックポイントをひとつひとつクリアしながら走りぬけたようにイメージしてしまう。
でもそうじゃなくて、年表に書かれている事は教科書にも載っていて大切なことかもしれないけれど、本人にとってはそれはただの足跡、足跡の化石にすぎない。足跡の化石の研究だけが歴史へのアプローチの方法じゃないよね。いや、与謝野晶子も鉄幹も絶対こんな奴らじゃなかったとは思いますが、いいんだよ、そこにちゃんと人が一人分生きていれば。
この漫画のなにがうれしいか、感動的かって、「高橋由佳利にしか描けない漫画」ではなくて、「今の高橋由佳利にしか描けない漫画」だってことだ。
あと、弟の割り込ませ方がとてもうまい。

>渡辺ペコ「リビングルーム」
ハイ、よくできました。面白いかどうかはべつにして、きちんと漫画が描けています。(初期傑作のような)イキオイじゃなくて、努力と試行錯誤だけでここまでしっかりと描きあげることができたのだから胸を張っていいと思います。ここを到達点にしてもいいし、新たな出発点にしてもいい。
「純粋出会い」(ただ出会うだけ)だねえ。警官のおっさんとだって純粋出会いなわけだ。もしかしたらおっさんの横顔が一番よかったかもしれん。ラストでたんのさんを持ってきたのは「ズルい」けれど、あれを見てズルいと思った人が何人いるだろう?そーいう濃いやり取り、嫌いじゃないです。
不倫なんかはどーでもいいからもうちょっと「私」の描写が欲しかった、とは思う。

>たかさきももこ「隣りの佐川さんち」
この、あんまり面白くない連載の中ではめずらしく面白い回だった。

>松田シロ「奥さま イン・ザ・ホール」
プロットは使い古された出来合いのもので、なんら新たな+αもないんだけれど、それでも漫画は面白いというところに少女マンガの不可思議がある。くらもちふさこだけが正解ってわけじゃないッスよ。
なんていうか、プロットが単純だからこそ、全体をマッピングして細分化し、すべてのシーンに見所を作り上げることのできた、徹底した思い入れの量。それはつまり捨てゴマがないということで、ここから=くらもちふさこになれちゃったりするわけだ、こんなプロットなのに(捨てゴマがないという点でね。格は違うよ・笑)。それはそうと、もー漫画描かねーの?

>奥良モト「アキバ王子」
デビュー作。
こういう絵だけどしっかり面白く描けているからみんな読んであげて。

>伊藤静「デコボコ☆ダイアリー」
デビュー作。
ちゃんと面白くかけております。人情ものじゃありません。
主人公の服がよつばなんですね。

>花浦ライカ「真夜中のベルが鳴る」
デビュー作。
本人は多分、頭ひとつ抜けてるって思ってるんだろうけれども、抜けてない。ダサい。めぞん一刻が終わったのっていったい何年前だよ、って鼻で笑いたいね。確かにその頃なら受けてた絵面だ。
それでも最後まで読めたんだから、これはもしかして、ヤングユーの編集がとても有能だったのかもしれない。

>上田めぐみ「あきらめない女たち」
私は応援します。






いらっしゃいませ。 [161]
投稿者: トウカ (2005年09月01日 (木) 10時16分)


>Abeeysさん
いらっしゃいませ。
おしゃべり階段、今で言うなら短期集中連載でした。私はくらもちふさこが別マを卒業してからのファンですのでリアルタイムで当時の空気を吸ってはいませんが、現在まで続く深甚なる影響を鑑みるに、くらもちふさこがただ一人、階段を登って見せたんだなあと思います。この一点だけでくらもちふさこは他の漫画家とは格が違うと言ってもいい。加南のアイコンを、まさにそういう表情に描くことができて私は今でも感無量です。

くらもちふさこ、その後も成長しております。どちらの方に成長しているかって?文庫版で読み返してみて、階段の後半、線が行くからって安易に自分の進路を決めてしまった加南に、共感しながらもとまどったでしょう。まずは自分がいて、そして誰かを好きになる。己が立つ地面を踏みしめる脚力において成長しております、あれからずっと。
あとかなちゃんによろしく。

http://kuramochifusako.girly.jp/index.html











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