【コミュ障でも楽しい!】レンタカーの回送ドライバー

Touka's BBS

「あんた書きなさいよ」「お姉ちゃんが書いて」「いいかげんにしなさい」

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最近読んだ漫画 [208]
投稿者: トウカ (2006年02月18日 (土) 04時08分)


「どいつもこいつも」 雁須磨子
こういう漫画は好きじゃないけどこの漫画は好き。
小さなコミュニティ(自衛隊)の中での話だけれど、常に「自衛隊をやめてシャバで就職する」という選択肢が見えないながらも存在していて、その選択されない選択肢から外側の世界の存在が感じられるのが、好ましく思える理由か。学生じゃなくて社会人だから、能動的に自らの所属を選び取れるのか。いや、逆だ。能動的に自らの所属を選び取っているから社会人なのか。ベタな少女漫画の主人公そのものの朱野が、自らの意思で自分の人生を(ゆっくりと)選び取って確定していくのが感動的。なにを得たか、なにを貰ったかじゃなくて、なにを選んだか、なにかを選べたかが大事なんだな。

「Τερφιχδρα」 山岸凉子
しまった、完結してないΣ( ゚д゚)!
これはネタバレしてはいけない漫画だ。特別目新しい新展開があるわけではないけれど、常に複数で潜伏して進行する伏線(そう、潜伏するから伏線なのだ)、いつはじけるかもしれない時限爆弾。それは昼ドラの小林千登勢の世界なんだけれど、山岸凉子が描けば「運命」なのだ。ギリシャ悲劇なのだ。めちゃくちゃだ。多分、お母さんが最大限に懸命である(けど、それとは別口に運命は動く)点がポイントなんだろうね。それはそれとして五嶋先生はやっぱどこぞの太子としか(笑)。あと、モノロ−グは六花だけど主人公は千花ちゃんな。

「青い花」 志村貴子
女の子同士の恋愛。男と女なら中学生のつきあい方があって、高校生のつきあい方があって、(大学生のつきあい方があって)、社会人のつきあい方があって、だから、とにかく相手を握りしめて離さないでいればいつのまにか形はついてしまう。なぜ私とあなたはつきあうのか?という問いに、将来のために、というノイズが混じらない。だからつきあい方ひとつ、全部自分たちでつくりあげなくてはならなくて、ほんと、なんでこんなことしてるんだろう私、なんでこんなことしてるんだろう私たち。私たちだけを残して世界が終わってくれるわけでもないのに。青い空を見つめ続けて、いつか空を飛べるようになるわけでもないのに。

恐いモノ知らずで 時代ははしゃぎまわり
僕と君のすごした ページは破り去られ
歴史には価値のない 化石の一つになるのさ
ああ、君と出会えてよかったな バイバイ 僕はストレンジ カメレオン
                           (ストレンジ カメレオン/the pillows)






端午供養 [207]
投稿者: トウカ (2006年02月12日 (日) 02時45分)


>秋雀さん
この端午のアイコンはあらゆる意味で特別な一枚でした。
おばけたんごでは、成長した端午の姿は描かないという縛りが演出になっていて、憧子の視線の先にあたりまえに存在していて、しかし決して描かれることのない端午が、この作品の切なさとか深みとかを受け持っていると思います。

だから、今後文庫化されようと愛蔵本化されようと、おまけのページに16歳の端午を登場させるわけにはいかなくて、つまり、作品のクオリティを保つ為にくらもち先生は高校生になった端午を描くことを自身で封印しているといえます。いや、多分ですけど、でもきっとそうだと思います。
もしかしたらくらもち先生は端午の成長した姿を「見たこと」がないのかもしれない。そう思ったとき、これこそ私のするべき、私にしかできない仕事だと感じました。多分二年位前の私だったら眉をひそめて尻込みしてしまうような題材でしたが、作っている間中、こんなのを作ってしまって本当にいいんだろうか?という不安に襲われることはまったくなくて、ずっと確信を持って作り上げることができました。

理論的には(今考えたのですが)、私がどれだけうまく描き上げようとそれはどこまでいっても想像図であるのに対し、くらもち先生が描けば、ちょっとした想像図、可能性のひとつだと断り書きをしていても、どうしてもオフィシャルの確定された端午の16歳のイメージということになってしまう。ですからこの件に関しては、私の方が自由に身動きが取れるというわけです。

アイコン以外で絵を描くことはないので実に半年振りのお絵かきですが、下絵を描きはじめてみると、くらもちふさこになにか良くないことでも起こったんじゃないか?と本気で不安になってしまうほどに神懸かった絵が描けました。これまで描いた下絵の中ではダントツに出来がいいと思います。

自分の推薦でこれまで興味を持っていなかった人が読んでくれる。それも、変に迎合的な感想じゃなくて良くわからないならわからないとはっきりと言ってくれる人に読んでもらえるというのは、とても恐いことですが、あらたな視点を自分の中に作ることのできるすばらしい経験です。だから、うん、suuさんへのレスは陸朗じゃなくて、端午のアイコンで返したかった。この端午のアイコンで世界が変わるとか、そういうことは全然ないんですけれども、それも含めて、思いを形にするとはこういうことかと実感しました。

ファイル名「tango-d_2006_01_29_17.gif」の中の-dは、deadではなくてdaydreamの頭文字です。


端午の話ばっかりになってしまいましたが、ヤングユーが終わることで私の中のヤングユーをだいぶまとめることができたように思えます。人が死ぬってのはそういうことなのかもしれませんね。それにしても今月のコーラス、感想書かなきゃいかんかね?いや書くけど(多分)。


>新田幸丸さん
バーナードの情けなくも押し出しの弱い所とか私も共感するっていうか人ごとではないんですが(だからやっぱ、バーナードとケイトがくっつくってのはやっぱドリ〜ムな方面の話ですよね)、彼ほど人がいいわけでもないので、私が一番似ているのは(トムソーヤの冒険の)シッドかなあ。






俺って・・・ [206]
投稿者: 新田幸丸 (2006年02月04日 (土) 19時02分)


何となく性格がバーナードさんに似ているかもしれません・・

http://www2.synapse.ne.jp/palikare/






シーナです(横レス) [205]
投稿者: 秋雀 (2006年02月04日 (土) 03時28分)


たんごだあぁ〜〜〜^^

こんにちわ、横レスすみません。
私のも1刷でした〜。(今確認してみた)これは確か新ピカで発売されたばかりのをコンビニで買ったんですよね〜。あんまりにもその表紙と中身の雰囲気に惹かれたんです。あと、コンビニの漫画なんて当時なかなか売れなかったんですよね。毎日通うコンビニにいつまでたっても残っているその様子に負けたのかもしれません(笑)今では本当に、買って良かったと思います。今思えば、ですけど、運命の出会いでしたね。この頃のコミックスの紙って真っ白で綺麗なんですよね。

私はシーナより1つか2つ下のようです。実際読んだのは高校1年のときでした。これがまたあまりのおもしろさに2つ年上の漫画好きの先輩に早速教えたら、「今更なにを」って言われました…。

思えば、この頃のくらもちふさこと岩館真理子との出会いが、私にコーラスを買わせました。ぶーけやヤングユーもそうです。表紙が本当に素敵だった。

今月のコーラスまだ買っていません…。急ぐ必要もないというか…問題ですね^^;

↓先のトウカさんの岩館真理子やヤングユーに対するコメント、じっくり読みました。なかなか上手に言葉にできないけれど、うんうんて頷きながら読みましたよ。

http://ca419.sakura.ne.jp/akisuzume/index.html






5年越しの… [204]
投稿者: トウカ (2006年02月02日 (木) 21時09分)


>suuさん
あけましておめでとうございます。お待たせしました。

>おばけたんご・マーガレットコミックス版
はぁ〜ええなあ〜。手元にあるおばけたんごの表紙を改めて眺めて、このすばらしく特別な表紙の単行本をあらたに一人手にされたという事実に、しみじみと感動しました。suuさんは漫画をより深く読み込める力を求めていて、私はこの本を推薦しました。これはワン・アンド・オンリーのテキスト、教則本です。はっきりいって、この本を好きになる必要すらありません。好きでなくても、パラパラとめくって開いたページに目を止めていくだけで、suuさん自身の解釈が立ち上がる。このテキストに正しい解釈、間違った解釈といった選別はありません。まるでミステリーの謎解きのようにするすると唯一の正しさと思われる方へ自分の解釈を進めていくことができて、そして「正しさ」をも突き抜けてしまう。能動的に漫画を読み込む力を自然に身に付けることができるでしょう。別に文章にする必要もないし、今読み込む必要もない。ただこれからずっとこの一冊だけは手元に置いておいて、suuさん自身の解釈の宮殿を創りあげてください。

老婆心ながら一言……奥付は第何刷になっていますか?私は1刷です(別に途中に改定があったわけじゃないので、特に何もなければ気にしないで)。

感想や解釈を文章にまとめる時には、やはりそれまでの読書量が大きく影響してくると思います。とりあえず文章を書くことを、受動的なネガティブなことから能動的なポジティブなことへと捉え直す為に、PHP新書の「伝わる・揺さぶる!文章を書く」山田 ズーニーを読まれることをお薦めします。


リヴァイアスの全セリフ集お疲れさまです。私の方は当時超ヒマだったのでつくり進むのがもったいないくらい楽しめた思い出しか残ってません。っていうかパソコン導入以前から100%自己満足の為にワープロで∀9話くらいまで作ってプリントアウトしてニヤニヤしてたくらいですから。ネットで公開できるとなったらそりゃあもうあれですよ。

掲示板「せっかく」ですね。しかし、今の時代はやっぱ掲示板よりもブログの方が何かといいですよ。いろんな人とトラックバック打ちあえるし、バトンは回ってくるし…(ちょっと拗ねてる)。うちは自作アイコンがありますからどうしたってブログに移行はできないのですが、ブログの方がちょっとした一言コメントつけやすいし、日記代わりにしても変じゃないしね。


海の天辺3巻ってことはこちらもマーガレットコミックス版ですね。こっちの方はあの表紙を思い出して、私だけじゃなくみんなしみじみしてるでしょう、きっと。私はちょうどシーナのひとつ上の学年でした。大学2年の時に始めて読んでブッ飛んで、面白い漫画見つけたぞ!と部室に持っていったらひとつ下(シーナと同い年)から、同じ学年、ふたつ上の先輩までみんな口々に「うわ、なつかしー」と目を輝かせてました。っていうかみんな知ってたのに誰一人教えてくれなかったのはどういうことだ。
漫画について語るのは私の専売特許でしたが、海の天辺に関してだけはいつも私は聞き役でした。特にシーナと同じ学年でこれを食らった子はすごかったなあ。その子も背が高かったし。あずまんが大王とシンクロして高校三年間を過ごした学年に匹敵する衝撃じゃないかしらん。






陰陽師「ジャスト、時間を下さい」 [203]
投稿者: トウカ (2006年01月29日 (日) 21時02分)


>suuさん
suuさんのレスがきっかけとなって突然あることを始めて、今やっています。
成功するか失敗するかまったく見通しは立ちませんが、結果が出るまでの間、ちょっとだけレスをお待ちください(別に変なことじゃないんで心配されることはないです)。

見出しの言葉は思い出のプレステゲーム「クーロンズ・ゲート」から。
あ、リンクの方よろしくお願いします。






お久しぶりです [202]
投稿者: suu (2006年01月28日 (土) 03時35分)


トウカさん、お久しぶりです。
以前に、何度かこちらに書き込みさせて頂いた、suuというものです。もう2月が来ますけど、明けましておめでとうございます。

去年に勧めてもらった、おばけたんごの感想や、チープスリル、寄生獣についてなど、色々書き込みたかったんですが、つい手が止まってしまっていました。(おばけたんごは、とりあえず、確かによくわかりませんでした。なんか心には残りましたけど。ちなみにマーガレットコミックス版です)
それというのも、実は、トウカさんの真似をして、全セリフ集を作っていたんです。「無限のリヴァイアス」という99年に放送してたアニメのです。
http://studionyt.hp.infoseek.co.jp/
全26話で、途中から重い話になりますけど、ラスト5話が面白いアニメだと思うんで、もし気が向いたら見てみて下さい。
セリフ集作ってみて、こちらのサイトを発見した当初「ガンダムの全セリフ!?すごい…」と思った「すごい…」の部分が具体的にわかった気がします。僕は半年ぐらいかかったんですけど、ガンダム、ターンエーの2つ合わせると、すごい時間かかったんじゃないですか?ただアニメ見てるだけじゃわからなかった発見とかがあって、面白かったんですけど、何時間もキーボードをかちゃかちゃやってるのは、僕にはしんどい部分もありました。あと、今はそうでもないですけど、アニメとか映画とかドラマとか見てる時に、頭の中で勝手にセリフ集作るクセが付いてました(笑)

ところで、こちらのサイトにリンクを張らせてもらっても構いませんか?トップページにある、憧子のバナーをダウンロードして、リンクをしたいなと思っているのですが。

ここの掲示板を読んで、少女漫画にも色々あるんだなあと思っています。面白そうなものから読んで、何か感想があったら、またこちらに書き込みさせて下さい。個人的にインターネットを出来る時間も増えましたので。
あと、海の天辺を3巻まで読みました。僕はチープスリルよりこっちの方が面白いです。特に1巻目は、1コマ1コマ、流れるように自然に、たぶんその時その時描かれてる事の意味も理解しながら読めたと思います。

あんまりまとまりない文章かも知れませんが、この辺で失礼致します。今年もよろしくお願いします。






集英社新鋭少女漫画家三役揃踏 [201]
投稿者: トウカ (2006年01月21日 (土) 22時38分)


ヤングユー最後の期待の新人三人の単行本がようやく出揃いました。
私にとってのヤングユーとは少女漫画界のアフタヌーンで、だからアフタヌーンを支持しながらヤングユーに気がつかない輩にいらついてアフタヌーンって雑誌自体を嫌ってたりしました。でもヤングユーがなくなってしまえばアフタヌーンを嫌う理由も消滅してしまうわけです。この三冊は「少女漫画といえば萩尾望都と大島弓子」ってアフタヌーン読者にこそぜひ読んでもらいたいと思っています。


「あいびき」 勝田文
やはり頭ひとつ抜けてる。創刊時は「社会に出て働く女性のための少女漫画誌」だったヤングユーの方向性は変わらないまま、世紀をまたぐ時代の流れの中で、主題を語る語り口のトーンだけが変化して「大人になった為に働いたり結婚したりせざるを得なくなった女性のための少女漫画誌」になったりしていた。でもそれは創刊時の時代が浮き足立っていたというだけで、ヤングユーの変質は、問題の本質を見つめて正しく深化していったのだと言える。
勝田文がボス岩館真理子とパラレルにその主題の最前線に立ち、他に抜けてオシャレなのは、「大人になった為に〜」という主題、つまり、わたし(たち)がしあわせになるにはなにが必要なんだろう?という問いかけに対する回答を、個々の作品を描き始める前に既に作者が暫定的に出していて、作品内で主人公が人生について悩んだり、障害にぶつかって苦しんだりしないという点にある。

岩館真理子の「アマリリス」共々、しあわせに対する作者の回答は作品の始まる前、つまり舞台設定と人物配置の中に凝縮されている。話の最初から勝田文〈もしくは岩館真理子〉の考える究極状況〈ex.妹12人)は実現していて、だからドタバタはあってもドラマは存在しない。もしかしたらこれは、私のとっても嫌いな「究極超人あ〜る」と相似形をなしているのかもしれなくて、しかし決定的に異なるのは、「アマリリス」や「あいびき」には、「学校」や「文化祭」や「光画部」というような主人公たちの集団から外部をシャットアウトしてくれる箱が存在しないという点だ。ヤングユーの主題「大人になった為に〜」というのはつまり、学校を卒業したあとでという意味でもあるから、ヤングユーと二人三脚で悩んできた私にとっては、既成の箱に過剰に適応して、内輪で大人ごっこを繰り広げる彼らの刹那主義が憎らしいのだ。


「自転車家族」 松田シロ
松田シロといえば「ゆうびんライダー」だよなあ。本誌初連載のそれが皆さんから総スカンをくらって、それから長い間私の中で松田シロは「漫画の下手なそのだつくし」という、ちょっと救いようのないところに置かれていた。
もちろん、今回の初の単行本には未収録。それ以外にも量にしたらあと二冊は単行本を出せるんじゃないかってくらい未収録の作品がある。一歩一歩実績を重ねて、とうとう水面に顔を出した粘り強さには括目したい。ほとんどベスト版って感じの初単行本だ。

出来合いのドラマツルギーが表面に見えてしまう甘さはあるが、それは弱点というよりは個性と呼ぶべきか。背骨のストーリーを甘いドラマツルギーで担保した上で、すべてのページに渡って品の良い描きこみがなされている所にこの人の描く漫画の魅力がある。特にモブシーンの楽しさは他に類を見ない。そして単行本の表紙絵が素晴らしい。

あとがきのページも勝田文に倣ってか丁寧に描き込まれていて好感が持てる。けど、チャレンジ倶楽部のフリークライミングの回、せっかくだから収録しておけばよかったのに。


「東京膜」 渡辺ペコ
なぜこれだけ版形が違うんだ。ええい、不揃いで気持ち悪いじゃないか。
「蛇にピアス」の漫画版を描いた人。おかげさまで(?)生肉のにおいが肌から抜けず、松田シロに負けず劣らず迷走した。デビュー直後の出世作と、ようやく光が見えてきた最近作しか収録されていないこれまたベスト版のような初単行本。なんかこの本だけ読むとスゴい才能があるように感じるぞ?いや、小器用なだけか。日本で10指に入るペコマニアな私としては、迷走中に描かれた未熟さがはっきりと見て取れる作品群をこそ単行本で読みたかったんだけど。保存してないしね(単行本掲載作は全部保存してる)。

漫画を描きながら作者が悩んでいるというか、作者の苦労が表面に浮かんでしまっているのが勝田文の軽さに比べるとなんとも重い。先の見えない不安に囲まれて沈む主人公は、作者自身の姿でもあるんだろうけれども。

くらもちふさこに影響を受けているマンガ家はたくさんいるけど、やはりみんな別マ時代の作品に影響受けてんだよね。アルコとか。しかしこの人が影響を受けてるのはコーラス期だ。だいたい天コケの5〜6巻くらいな。絵や枠線もだけど、コマの切り取り方っていうかカメラアングルがなんともいえずクラモチック。影響の受け方にもよるけど、こういうのってすごい嬉しいんだよね。

各短編の扉のタイトルは、連載時に使われてたフォントで書かれていた方がやっぱいいよなあ。






今月のコーラス 2006年2月号 [200]
投稿者: トウカ (2006年01月04日 (水) 09時36分)


古畑任三郎の見所はなんといってもラスト、スッと画面の外へ真犯人を案内する手の仕草。
それにしても今日(第1回)の話は素晴らしかった。裏で新撰組!のスペシャルやってるってのに、いたるところに新撰組のメンバーが出てくるし(石坂浩二は佐久間象山役)、最高のトリックと名打った上で、しっかりとクリスティに敬意を払っていた。


>ハチクロ
「はっ、けつ、びょうです、もう手遅れだーっ!」

>プライド 一条ゆかり
あらためて、一条ゆかりとはなんだったのか?について考えてみる
別に「デザイナー」の単行本を古本屋で発掘してこなくても、子供の頃、リアルタイムでりぼんに連載されていた一条ゆかりの漫画は面白かった。豪華で繊細で丁寧な絵、大人の世界、底知れない博識と説得力。そして、決して雰囲気だけの薄っぺらい漫画になってしまわない、ガッシリと噛みしめることのできるミルフィーユのようなエンターテイメント性。そういえば、読むところのなくなった頃のりぼんで最後まで読んでいたのは一条ゆかりの漫画だけだった。

当時の私にこんなことを言っても絶対に同意してくれないだろうけれども、あの200万から250万乙女の頃のりぼんはまさしく一条ゆかりの、一条ゆかりによる雑誌だった。あの百花繚乱の輝きは、一条ゆかりの漫画の持つ懐の広さの中で、漫画の面白さの可能性と世界の広さを教えてもらったればこそ、読者も作者もあそこまで輝けたのだ。

あの頃のりぼんは一条ゆかりに始まり一条ゆかりに終わった。返す刀でコーラス期の一条ゆかりについて嫌味のひとつでも書こうと思っていたけれど、あまりに偉大すぎて書く気がなくなってしまった。でも、王様は裸だ。

>ノスタルジア 岩館真理子
……なんていうか、眷属を引き連れて岩館真理子がコーラスに降臨した、としか言いようのない影響力。このタイミングで<傍点>フラワーズ</傍点>の表紙が岩館真理子だなんて、嫌がらせ以外のなにものでもないよな。だって、岩館真理子初掲載のコーラスを買いにきて、みんなフラワーズを買って帰ったわけでしょ?

調子がいい時の岩館真理子って、なんでこう意地が悪く見えてしまうんだろう?勿論本人にはそんなつもりは1ミリもないんだろうけれど。扉めくってのカラーページ1コマ目、どう見てもはぐみじゃん?それも長年ハチクロを追いかけてきたファンがいいかげん見せて欲しいと思っていた、成長して蒸留されて背景に透け込めるようになったはぐ。アマリリスの時からそうだったけど、なんせ岩館真理子はハチクロを連載していないから(笑)、段取りをすっとばかして好き勝手にイメージを先取りできちゃうんだよね。ハチクロとアマリリス双方の込み入った人物相関図を比べて見るだけでも、ハチクロの作者が憂鬱の沼の底に沈み込んでいるんじゃないかと想像してしまう。

新創刊と名打たれた先月号はなんだったんだ?と呆れさせるほど、今月のコーラスを混乱させておいて次の掲載予定は未定。絶対嫌がらせだ。来月から私たちは岩館真理子のいないコーラスを読まされることになるんだもの。

>たまちゃんハウス 逢坂みえこ
人情ものの世界は、勘違い、早とちりだけで構成されており、克服できないディスコミュニケーションは存在しない。だから「人情もの」とひと括りにされてしまうくらいに、安い。

>駅から5分 くらもちふさこ
いったい何が始まったのかと思った。2ページ目から3ページ目にかけて、気に入らない現実世界から、キーワードで自分の好きな世界を呼び寄せて自由に飛び込むことのできる『能力者』であるかのように読める。
ほんのちょっとだけ疑いつづけながらも、どうやらそうではないみたいと思えるのは5ページ目、冒頭のダウナーな雰囲気の意味をガラリと書き換えるセリフから。時々ああいうダウナーな冒頭をそのまま引っ張って話を続けてしまうって印象がなぜかあったので、この痛快な価値観の転換に、俄然この子への興味が湧いてくる。

そしてすとんと帰ってくる。家族三人揃っているからしあわせ、と読めるし、読んでもいいと思うんだけれど、浴衣じゃなくて浴衣に描かれた金魚の尻尾の可愛さに心ひかれて追求するるりちゃんのしあわせは、お父さんお母さんが考えている幸せとはちょっと違って、たとえば、おんぶされて背中が気持ちよくってしあわせ、みたいな形にならない、瞬間的な皮膚感覚のしあわせなのかもしれない。

>チムニーズ館の秘密 ハルノナナエ
あとで読むから。きっと読むから。

>アイスエイジ もんでんあきこ
巻きが入った。坂井久仁江がユーに行ってしまった(しかもなんか原作付きだってよ…)から、(この連載が終わっても)このままフェイドアウトって事はないだろうが、それにしても人口密度の高い今のコーラス、充電期間を少々取ってもらうことになるかな。

>悪いのは誰 松田奈緒子
こっちも巻き。ストーリーの手綱を取る手が一瞬はずれて、主人公の視点が偉い人の方に移ってしまった。でもそれはアクシデントで、今の作者にその方向でうまく話を収束させる力はない。ってところで巻きの指示。何か描かなきゃいけないんだが、何も描けないってことになりそうだ。なんか池谷理香子っぽいな。

>天使の卵 池谷理香子
原作付き……。確かに、「蛇ピ」は池谷に描かせりゃよかったって書いたこともありましたが、実際にこういう事されると…。まあ、確かに、コンスタントにいいストーリーを生み出せる人ではないので、自分から立候補したのかもしれませんけどね。でも、ときたますごいいい短編描くのよ、この人。



>AYAKOさん
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さすがに今年の年賀状は一発でわかりました(笑)。リボンにつかまらせるってアイデアがいいですね。しかし同時に、どれくらい横紙破りな表紙絵だったかを身を持って体験できたのではないかと思います。これでちゃんと表紙になってんだからびっくりしますよね。






謹賀新年 [199]
投稿者: AYAKO (2006年01月03日 (火) 20時12分)


昨年もお世話になりました。
いつもtoukaさんの書き込みを楽しみに見ています。
それに情報もありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。

年賀状 今年はあの作品のオマージュです。

http://www004.upp.so-net.ne.jp/marugoto-ferret/






あけましておめでとうございます。 [198]
投稿者: トウカ (2006年01月02日 (月) 15時42分)


>秋雀さん
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

この話題では毎度キレてしまってほんとすみません。というか、秋雀さんが私の啖呵に影響されないで、冷静なレスを返してくださるのにとても助けられています。心の故郷を奪われて半狂乱になっていましたが、それでもそろそろ落ち着かないとなあ。

ドラララらんの第1話の時に岩館真理子が表紙でなかったのは、岩館真理子=ヤングユーというイメージがあったのでフラワーズもそこまでの冒険はできなかったのでしょう。で、ヤングユーが休刊してその公式が成り立たなくなったとたんに表紙絵起用。
でも、そのヤングユーがやってた頃に岩館真理子の絵が表紙になったかといえばそんなことは全然なくて、「それってつまり、飼い殺しってことじゃん!?」と、フラワーズの素晴らしい表紙絵を見て、喜びの前に怒りがこみ上げてきたのでした。

今月のコーラスHPの壁紙ページはすごいですね。なにこの頂上決戦(笑)。
さすがの私も今回は、これまで一枚の壁紙もなかった岩館真理子のほうをデスクトップの背景にしています。

「OHP」の「ベスト雑誌2005」にヤングユーの事を書いて投票しました。よろしかったら秋雀さんも投票してやってください。

http://picnic.to/~ohp/cgi-bin/anquete/_new/fvote.cgi






フラワーズ表紙 [197]
投稿者: 秋雀 (2006年01月02日 (月) 01時33分)


コーラス買いに行ってびっくりしましたよ〜!
感激して手にとってスリスリしそうになってしまいました^^;
それにしても岩館真理子はめっちゃハッスル期ですね〜!
嬉しいです。

フラワーズにくらもちふさこは合わないような気がします^^;
でも、描いてくれたらフラワーズも買うなぁ。

http://ca419.sakura.ne.jp/akisuzume/index.html






今月のフラワーズ 2006年2月号 [196]
投稿者: トウカ (2005年12月29日 (木) 17時26分)


なっ……………なんじゃ、この表紙わぁーっ!
見ろ!やっぱりお願いすれば今の岩館真理子はちゃんと表紙絵を描いてくれたんじゃないか。前例第一のお役所仕事で、声が大きいだけの(そう、役人は声が大きい人間に弱いんだ。なあ!)へたくそな人間に毎月毎月かわりばえのせん表紙絵を惰性で発注しやがって。これでハッキリしたろう、ヤングユーが潰れたのは人災だったってことが。コーラスの編集長(元ヤングユー編集長)はクビだっ!!!

ヤングユーが潰れたあと、なんかユー、コーラス、フラワーズ各誌の表紙がヤングユー化してますが、言うまでもなく一番成功しているのはフラワーズ。本来潰れるはずのないものを無理矢理潰したもんだからよりどりみどりの入れ食い状態になっているんだけれど、物の価値のわからんバカどもはそのことにすら気がついてないのな。来月号の巻頭、清原なつのだってよ!頼む、くらもちふさこもフラワーズで描いてくれ!






フィギュアスケート・全日本選手権 [195]
投稿者: トウカ (2005年12月25日 (日) 22時00分)


あー、年内は休みって言ったのにここで書くかー。

荒川
昔は日本人枠もらって世界大会に出てたって感じだったのに、監督変わって人生変わったね。安藤が出てくるまでのつなぎ役って立ち位置だったのが、しっかり安藤を迎え撃っている。気負いまくった化粧のノリは一番良し。

村主
多分今が一番ピーク。オリンピックに出られる人はオリンピックに照準をあわせていればいいのだ。

恩田
もしかしたら6人の中で一番美人かもしれないのに、どうして銀盤に立つと女子プロレスラーみたいに見えてしまうのか。

安藤
紹介の音楽がターンAのサウンドトラック。手足をぶんぶん振り回す演技は嫌いじゃないが、今回はいくらなんでも緩急が無さすぎた。この人がしっかりしてくれないと困るよなあ。

浅田
初めて見たけどこりゃうまいわ。日本のコーエン。しかし、さすがにまだ演技に深みがないので、わざわざトリノに出る必要も無いでしょう。

中野
6人の中でこの人の演技が一番ナルシスティックで指先の爪先にまで神経が届いている。フィギュアスケートは「スポーツ」ということで、村主の演技の中にさえただの「振り付け」に見える瞬間が何度もあって不満だった。でも中野の演技には、義務としてのリズムやテンポを無視してでも、指先にかかる遠心力を感じ取ろうという陶酔感があって、見ていて一番安心できる。しかし、致命的なまでにスピードが遅いんだな。


>伊藤悠さん
伊藤さんの胸のつかえを取ることができたとは光栄です。今回の感想は、勢いに任せてすべてをはき出せたという感触があって我ながら会心の出来でした。とはいえ勢いとフレーズの面白さだけで、伊藤さんの文の運びのエキサイティングは全然ないなあと思いながらも、それは隣りの芝生ってやつかとも思えて、誰か第三者から見て、伊藤さんの文も私の文も面白いと言ってもらえる(可能性を想像することのできる)文章ならそれでよいのかもしれないと思いました。

ルジャーナミリシャ蹴ってでもルオ商会に入りたいって思ったくらいヒットでした。キャサリンよりも(笑)。

>ねこ耳さん
ICOの魅力はいろいろありますが、一番の魅力はカメラアングルの美しさだと思います。主人公を動かして画面がスクロールしていっても、常に操作しやすく、なおかつ映画の一場面のようなカメラアングル。右スティックで自由に周囲を見渡せられますが、勝手に動かすのがもったいないくらい説得力のある画面でした。

おいでとやさしくエスコートするか、こっちだ!と荒々しく手を引っ張るか、結局最後まで統一できないまま、その時々の気分に任せたイメージを重ねて遊んでました。

ちなみに私がネットを参照してしまったのは、ピストンの上でジャンプをする所。






ご報告 [194]
投稿者: N耳 (2005年12月24日 (土) 14時56分)


ICO買いました。
楽しかった\(^^)/そして私でもクリア出来ました(笑)
トウカさんのレビューが脳に残ってて良かった♪











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