どどいつとは…七・七・七・五(三四・四三・三四・五)の定型詩です。 前のどどいつの中の単語ひとつを一番前に持ってきて 次のどどいつをどうぞ。・・・・・小夜子
ほーむぺーじ★小夜子別館
■ ついつい
ついつい開けたが最後と煙る脳裏にかすむ竜の宮
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あの、質問なんですが、三句目は4・4にしないといけないんですか?でしたらば、「脳裏にかすんだ」にしたほうがいいでしょうか?
さゆらさん。4・3より4・4のほうがいいように思います。「脳裏にかすんだ」のほうがいいかなあ?わたしもときどきやりますが、ただ個人的にはあんまり4・4のリズムは好きじゃないという感じはあります(^^;)
■ そこをまあ、時々はお許しを
軽く受け取る魔のプレゼント 乙姫様とはつゆしらず蛇足ながら、太宰治によりますれば、浦島太郎は幸福だったと。「竜宮の高貴なもてなしも、この素張らしいお土産に依つて、まさに最高潮に達した観がある。思ひ出は、遠くへだたるほど美しいといふではないか。しかも、その三百年の招来をさへ、浦島自身の気分にゆだねた。」
ありがとうございます。太宰治の小説そういえば昔読みました。「聖諦」・・・とか。なあるほどと感心した覚えがあります。でも、最近はこんな短歌に出会って笑いました。帰るなんていうからだ水の滴る指で白煙詰める乙姫
■ 返事
返事待ってるわけではないわ着信メロディー耳の底
■ 少し
少し遅れたあなたの返事これは浮気とすぐ悟る
十五ぐらいのあなたはつぼみすこしひらいて香りたつ
艶咲く色香を 出そうとしても無念あたしは まだ十五
■ 棘
棘を隠して 艶咲く花に ちょいとちょっかい 返り討ち
■ ボンボン
ボンボンそだちの花摘みごっこ棘ももろとも摘んでたも
■ 蓮(はちす)
蓮(はちす)咲く時ゃポンポン言うが私ゃひっそり夜に咲く蓮の花が咲くとき「ポン!」って音がするって言いますけど、ホントでしょうか?