と、いうわけで！いま、どういうわけだよ？とツッコ
ミを入れた方、前号を読んでませんね？まずは、前号
を御参照あれ。さて、それはさておき、というわけで
去る１月４日３０４５グラムの男の子が、我が妻より
誕生致しました。分娩台に座ってから１時間以内の超
安産で、母子共に健康で済みました。。。ありがとう
ございます！ありがとうございま〜す！と、何を一人
で絶頂に登り詰めているのかと言われそうですが、子
供を持つ親の方なら、この気持ちをわかっていただけ
ることでしょう。

いや、しかしね、こちら側としては、ほへ〜っと超安
産で〜とか言ってますが、実際産むのは、妻でありま
すから、その苦しみというのは、まさに筆舌に尽くし
難き１時間であったと思います。うちの妻は割と大人
しい方ですが、あんなに声を出して苦しんでる姿も初
めて見ましたし、もちろん立ち会わあせて頂いたんで
すが、手を握って励ましながら、その一方では「うわ、
こいつ、こんな力あるんだ…」とくだらないことを考
えてしまったりしたわけで。だから、おそらくこのメ
ルマガを読んでいる方でも、お産に丸１日かかったと
かいうのを経験している方とかいらっしゃるかと思い
ますが、それはもう、とんでもないハナシだよなぁと
思います。

さて、名前ですが、色々考えたのですが、「光」（ひ
かる）君という名前にしました。１１月くらいから、
iモードの姓名判断とかをマイメニュー登録して考え
ていたのですが、最初からこの「光」という文字は、
入れたいなとは思っていました。正直、この名前の理
由を答え出すと、１５くらいの理由が出てきます。ま
あ、この機会では全部は割愛させて頂きますが、宇多
田ヒカルは、少しだけ浮かびましたね。

何といっても、歌う大リーガーですよ。デビュー以来
その常識を撃ち破るセールス、圧倒的な歌唱力、ソン
グプロダクション、１０代（当時）なのに醸し出され
る生まれ持った大物としてのオーラ。平成の歌姫なん
て安っぽい言い方を超えて、久しぶりに出た国民的な
歌手だと思っています。
そして、日本を越えて、いよいよ世界の檜舞台へと乗
り出したのが、今回紹介する去年リリースの『EXODUS』
なわけです。（やっと本題ですね）

このメルマガを読まれている方というのは、基本的に
音楽好きなわけでしょうから、きっとこの作品も、BU
Y OR RENTALでお聴きになっている方も多いと思うの
ですが、正直、いかがだと思いますか？僕の率直な感
想はというと、こんなもんじゃねーだろう、宇多田ヒ
カルというのはさぁ。というのが大半です。そりゃ１
億人ちょっとの島国と大違いのアメリカ全土に渡って
の戦略なわけですから、初めて聴くアメリカの人達に
「へぇ、日本にもこんな子がいるんだな」と思わせる
やり方は、よしとしましょう。しかし、そこまでのよ
うな気がしてならないんですよ。もちろん、それも彼
女達の戦略なのでしょう。あくまで、顔見せ的なアプ
ローチを施したまでで、核心はここからという気がし
てならないわけで。大リーグでたとえると、イチロー
より、ゴジラ松井みたいなものですかね。自分のやり
方を、全く曲げずにそのままで、大記録を打ち立てた
イチロー、まず、大リーグというものがどういうもの
かを、自分の肌で感じて、２年目に見事に大輪の花を
咲かせた松井。まずは、現在のアメリカ・ミュージッ
ク・ビジネスの現在を肌で感覚で経験した宇多田ヒカ
ル、いやUTADAの大逆襲を期待しています。

さて、話は我が愛息・光に戻りますが、光りに溢れた
人生を送ってほしいなぁと思っています。人に光りを
与えてもいい。自分が光りに包まれてもいい。たとえ、
暗闇でも一筋の光明になればいい。自分の遺伝子を継
ぐものが、どんな生き方をしていくのか、非常に楽し
みです。僕らも光の如き、愛情を注いでいこうとおも
っています。