[509]leciel
胃瘻について
母は初め微温湯700ccにエンテルード1袋を一日2回 でした。終わった後バイアスピリンや痙攣防止剤、肝臓の薬など流し込み、やはり電解質が不足という事で、ナトリウムとカリウムを足しました。しかし麻痺側の手が左の倍ぐらい浮腫んだままなのが気になりました。ある時救急で他の病院に入った時医師に「一日2回と言うのはご家族の都合ですか?」と訊かれ「いいえ、その様に指導を受けて」「同じ分量を一日3回に分けると体への負担が軽くなるでしょう。介護は大変になりますが」。早速450ccを3回をにすると右手の浮腫がすっかり消えました。病院、医師によって大分考えは違います。その後また元の病院に入った時担当医は「水分一回450ccでなく、300,200,300で良い。そうすればナトリウムもカリウムも不要、要は稀釈率の問題です」と言うのです。その頃母はよく膀胱炎をおこしていたので水分が減ると更に良くない。私は困った顔をしました。幸い丁度隣の席に我が家に往診に来てくれていた女性医師がいて(どうも彼女の方が先輩らしく)「それでは少ないでしょう?400、300、400では?」と助言してくれました。後に往診に訪れてくれた時私が「膀胱炎の癖があるので」と言うと、「もし気になるのなら元に戻しても良いですよ・・」と、いうことで戻し、その後もいろいろ調子を見ながらエンテルードを増やしたり調節しました。最近の入院で体が沢山の水分やエンテルードを受け付けなくなり、約半分になりました。が、そのとたん小さいながらも仙骨辺りや足首、かかと等に褥瘡らしきものが出来てしまいました。お父様は寒天の方法で家とは異なり、ご参考にならないかもしれませんが、私の僅かな体験をお話ししました。やはり介護している家族の感のようなものも素人ながらものをいうと思うのです。
メール
2006年09月03日 (日) 23時30分
|