マリーベル読破しました。ものすごーく感動しましたが
ただ、そう簡単には感想を書けないというのが正直な気持ちです。
1つ言えることは、フランス革命という実在する時代背景が、天使のセレナーデを読んで感動したことを思い出しました。
このお話は単なる恋愛のお話ではなく、もっとテーマがスケールの大きいものだと感じています。
登場人物に関しては
ただ、マリーベルとロベールが結ばれたことは良かったのですが、ジュリアンが切なくて本当に悲しくて・・・
ロベールの代わりでも良いと言っていたジュリアン。本当に代わりに逝ってしまった時はとてもやりきれなかったです。
読み終わった後も悲しい方が先行していましたね・・・
再登場後のロベールはちょっと株落ちちゃったカナ(笑)
途中マリーベルのジュリアンに対しての態度もいただけなかったわ〜。ちょっと冷たすぎないって(笑)仕方ないのかもしれないけど・・・
このお話はとても内容が濃く、今まで西洋史に興味がなかった私はあの時代のことを調べてみようかなと思い始めています。
ジュリアンはいつでも傍にいて、見守っていてくれましたよね。
ヒロインを一途に愛するも、実のらない人の中で一番ジュリアンが優しく穏やかな人だったように思います。
誰かと結ばれて欲しいという気持ちはありませんでしたが、最後にマリーベルと話しをさせてあげたかった。
ジュリアンが大好きでしたので、偏った感想で申し訳ないです。
でもしばらく感動した余韻に浸れそうです。
この作品は多くの方に読んで欲しいと思いました。