この本を読んだ時にショックを受けました。どうして今までこんなに良い作品を知らなかったのかなって・・・
この物語はロッティーとジョーの恋愛の他に、東西統一という大きなテーマがあったのでより感銘を受けたのかもしれません。
7年ぶりに再会してもロッティーはジョーのことわからなかった。
その隙間にカールが入り込んでしまって(本当は違う?)ロッティーの気持ちがカールにあると分かっていても、ジョーはずっとロッティーを愛し続けましたよね。そして、決してロッティーとカールの仲を邪魔しなかった。そこにとても惹かれました。
でもやっぱり2人の気持ちは7年前と全然変わっていなかったんですね。
でもお互いの気持ちを確かめ合うのが遅かった。本当にじれったかったです。だって、あの火事の時にやっとですよね。まだ?まだ?と思いながら読み続けましたけど(笑)
ロッティーとジョーって何か目に見えない力があるんですよね。
アンやその他の生徒のあんなに頑なな気持ちを動かすなんて・・・
2人の念願の夢だった東西統一ができて、とても長い年月をかけてロッティーとジョーがやっと結ばれたので、きっとこの2人はどんなことがあっても放れることはないんだなって思います。