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No.10310 20231129報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年11月29日 (水) 14時50分 [返信]

【まとめ】
本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震;新たな前兆
1,植物生体電位
東日本大震災M9の巨大地震発生前にも、千葉県八街市、東京新宿、名古屋、愛知県美和での植物生体電位観測の異常現象が観測された。
植物生体電位観測では、大地震前1-2か月前に大きな異常変動がみられる傾向がある。
今回は、2023/11/22から千葉県八街市や神奈川県相模原市の植物生体電位観測異常変動がみられ始めた。未だ大きな変動が11/29でも継続している。
2,磁力低下:磁石落下装置
東京多摩地区西部で、11/27:浮遊磁石棒が落下
https://twitter.com/JJYPlotter/status/1729045788008083757
本観測の2022年の浮遊磁石棒落下は2回あった。
1回目は、その数日後、八丈島東方沖の海溝軸で激しい群発地震
2回目は、その数日後、茨城県北部で、震度5弱地震発生
※11/23報告の前兆の対応地震が発生していない。茨城県北部から福島沖地震と推察

【内容】
○植物生体電位観測
地震に伴うあるいは先行する地磁気:地電位の変化は、すでに19世紀より報告されており、
場所も日本だけではなく、中国、ソ連、アメリカと、地震活動が活発なところで、報告例がある。
樹木の根は広く拡がり,土壌の中で立体的な網目をつくるため,土壌粒子と接触する表面積は膨大である
地震に先立ち,樹木の根付近でわずかな地電位の変化が発生し,それを樹木が刺激として検出する。
観測に適する植物
常緑広葉樹:樹皮が滑らか、樹齢は数年以上
実例;ねむの木、けやき、キンモクセイ、ツバキ等

〇東日本大震災M9.0での植物生体電位観測実例
1,千葉県八街市での異常現象::異常期:2011/1/30-2/6
2,東京新宿での異常現象::異常期:2010/10/1-2011/1/31
3,名古屋での異常現象::異常期:2011/2/28-3/7
4,愛知県美和での異常現象::異常期:2011/2/24-2/27

結論:植物生体電位観測では、大地震前1-2か月前の変化量が平常の2倍程度になり発生の予測が可能
実際の異常期のグラフ等は、下記PDF参照願います。
https://www.jsedip.jp/3-papers/2011/EQ_Paper_2011_Autum_Presentation.pdf

〇今回発生している異常
1,神奈川県相模原市;植物:キンモクセイ、カクレミノ
2023/11/22-未だ異常変動中:11/29
2,千葉県八街市:植物:キンモクセイ
2023/11/22-未だ異常変動中:11/29

No.10309 20231126報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年11月26日 (日) 17時28分 [返信]

本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング

3種類の地震前兆。特に大きな変化はない。

第1項ラドンは、千葉九十九里浜で、まだ、大きくリバウンド
第2項東京多摩東部のELF帯電磁波異常は、収束55日経過
第3項首都圏VHF帯放送波の伝搬異常は、
東京スカイツリー送信静岡県西部受信のルートで
117日間24時間継続中という、ウルトラ異常が継続中。


2015/5/30:小笠原諸島西方沖巨大深発地震前に得られた日本周辺の電離層異常直前前兆結果と比較しながら、
直前前兆(地震発生3日前)を追っていますが、その兆候はない。

No.10308 20231123報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年11月23日 (木) 11時19分 [返信]


【まとめ】
1,千島海溝域の大きな前兆
新島地質学研究所:月刊地震予報169では、得撫島域のM8級の巨大地震に警戒が必要と報告されているが、本サイト空の掲示板でも、最近、千島列島方面を中心に大気重力波の前兆が目立ちます。
2,11/23の首都圏VHF帯放送波伝搬異常:さいたま市送信群馬県桐生市受信ルート
極めて明瞭で、首都圏で強い地震が発生しそうです。
本日11/23早朝:栃木県南部から東の空に、前兆がみられた。

【内容】
●千島海溝域の大きな前兆
新島地質学研究所:月刊地震予報169
https://www.niitsuma-geolab.net/archives/7753
結論のみ引用します。
「千島海溝域は,2013年5月24日M8.3の千島和達深発震源帯Kamchatka震源区WdtiCKamc以降静穏化しているが,
2023年9月にはM6級の地震が2個起こっており,得撫島域のM8級の巨大地震に警戒が必要である.」
★★
得撫島:うるっぷとうは、択捉島の北隣の火山島です。
本サイト空の掲示板でも、最近、大気重力波の前兆が目立ちます。

No.48121 11月5日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
千島列島全体に大気重力波が発生しています。

No.48132 11月11日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
千島列島・シムシル島沖に大気重力波が発生しています。
※シムシル島:得撫島の北隣

No.48151 11月21日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
衛星画像からは、本日は、広範囲に大気重力波が発生しています。
東北・北海道・千島列島・サハリン・対岸ロシアに大気重力波が発生しています。

No.48153 11月22日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
昨日同様に東北・北海道・サハリン・千島列島で広範囲に大気重力波が発生しています。

★★
2006/11/15:千島列島東方沖地震:シムシル島近海:M7.9の巨大地震では、
日本国内の最大震度は2。
オホーツク海と太平洋沿岸全域に津波が伝播し、国内で観測した最大の津波の高さは84cm(三宅島坪田検潮所における暫定値)であった。

●本日早朝散歩時の栃木県南部:空の異変
本日:11/23:早朝愛犬と散歩時の茨城県北部や福島県南部方面で、
大きな雲雲が広がっていた。
※このような前兆時には、頻繁に、強い地震が茨城県北部や福島県南部方面で発生している。
群馬大学の電波伝搬システムでも、
11/22:22時―11/23:3時
さいたま市送信群馬県桐生市受信ルートで
首都圏VHF帯放送波伝搬異常: -3σ以下の顕著な伝搬異常が認められた。


No.10307 20231118報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年11月18日 (土) 10時31分 [返信]

【まとめ】
11/2には、2023年10月の大気重力波の発生を報告しました。
関東及び房総半島南東沖方面:7日、八丈島(及び青ヶ島)方面:4日
鳥島方面:2日という頻度だった。

11/1-11/17の関東伊豆諸島方面の大気重力波の発生では、
伊豆諸島沖、特に、八丈島沖を中心にした伊豆諸島沖が最も頻度が多かった。

特に、11/17には、中部・関東・東北地方で、広範囲に大気重力波が発生した。
大気重力波の発生面積は、地震規模に直結している。また、陸域に広範囲ということは
その広域の地域に地震の揺れが及ぶ可能性があるということを示している。

本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリングでは、3種類の地震前兆。特に大きな変化はない。

第1項ラドンは、千葉九十九里浜で、また、大きくリバウンド
第2項東京多摩東部のELF帯電磁波異常は、収束47日経過
第3項首都圏VHF帯放送波の伝搬異常は、
東京スカイツリー送信静岡県西部受信のルートで
109日間24時間継続中という、ウルトラ異常が継続中。

2015/5/30:小笠原諸島西方沖巨大深発地震前に得られた日本周辺の電離層異常直前前兆結果と比較しながら、直前前兆(地震発生3日前)を追っています。

この前兆把握の基礎となるグラフをみると、10/3-11/13の期間中が日本周辺の電離層異常のピークで、現在その異常が低減中。2015/5/27(5/30巨大地震発生3日前)と同じ、急激な変化を探すことが目標です。その変化が現れれば、巨大地震発生危険とします。

【内容】
●11/1-11/17の関東伊豆諸島方面の大気重力波の発生
11/2には、2023年10月の大気重力波の発生を報告しました。
本日は、11/1-11/17の期間中の発生を示します。
本サイト空の掲示板において、レモン愛知さんが投稿された前兆の抜粋です。
房総半島沖 1件、伊豆諸島沖 5件、関東1件

No.48125 11月7日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
衛星画像からは、房総半島東方沖に大気重力波が見られます。

No.48126 11月8日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
衛星画像からは、鳥島西方沖の大気重力波と吹き出す雲が見られます。

No.48130 11月10日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
伊豆諸島・八丈島周辺に大気重力波が見られます。

No.48132 11月11日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
伊豆諸島東方沖に大気重力波が発生しています。

No.48134 11月12日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
伊豆諸島南部近海に大気重力波が発生しています。

No.48140 11月15日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
伊豆諸島・八丈島を中心とする大気重力波が発生しています。

No.48144 11月17日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
朝、中部・関東・東北地方で、広範囲に大気重力波が発生しています。

No.10306 20231112報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年11月12日 (日) 11時50分 [返信]

本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震

【まとめ】
3種類の地震前兆把握。
第2項のみ完全収束。
第1項ラドンは、千葉九十九里浜で、また、大きくリバウンド
第3項首都圏VHF帯放送波の伝搬異常は、東京スカイツリー送信静岡県西部受信のルートで
102日間24時間継続中という、ウルトラ異常が継続中。

第3項は、直前前兆把握に近いにもかかわらず、3か月以上連続という初めて経験する異常。
ラドンも含め、未だ継続中で前兆が収束しないので、地震発生の準備ができたという状況にない。

【内容】
●地震前兆把握:3種類

【1】本サイト浅間山山麓の長野県軽井沢観測点と千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度の8年間(2017-2023年)のラドンガス異常変動
長野県軽井沢観測点:静穏
千葉県九十九里浜ラドンガス:
10/28-11/5には、77-107ベクレル。その後、大きくリバウンド。11/11:737ベクレル

【2】東京多摩東部のELF帯電磁波の異常
2022/5/19から2023/4/4まで、320日、10.5か月継続した。
「東日本大震災におけるELF帯電磁波観測の異常期間:4か月」の2倍以上の期間となった。
4/5-5/13まで収束。
5/14-9/22まで、4か月リバウンド継続。
10/2以降、ほぼ完全に収束した。収束40日経過

【3】首都圏VHF帯放送波のー3シグマ以上の明瞭な伝搬異常

1,東京スカイツリー送信静岡県西部受信のルートの伝搬異常
8/2-11/12まで連続24時間伝搬異常継続中。102日間継続中

2,南関東沿岸部送信北関東沿岸部受信ルートの伝搬異常
5/18-5/30、6/21-6/28、7/12-7/25、8/2-8/22に連続24時間伝搬異常。
さらに
9/9-11/112まで連続24時間伝搬異常継続中。64日間継続中

●直前前兆把握
【1】静岡市観測空気中のイオン比異常(静岡市が震度1以上の地震を対象とする)
空気中のイオン比異常から静岡市が揺れる可能性を予測する。

11/1:マイナスイオン10600 プラスイオン3000
イオン比:3.5 異常値
さらに、マイナスイオン10600は、2003年から2016年まで13年間の毎日の観測でも観測しなかったウルトラ異常値となった
※マイナスイオン、プラスイオンの値はそれぞれ1cc当りのイオン個数です。
イオン比{(-イオン数)÷(+イオン数)}は通常1.0以下です。1.1以上になったら異常と判断

【2】日本周辺の電離層異常
2015/5/30:小笠原諸島西方沖巨大深発地震前に得られた直前前兆結果と比較しながら、
直前前兆(3-7日)を追っています。

No.10304 20231110報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年11月10日 (金) 08時51分 [返信]

【まとめ】
首都圏M8クラスの巨大地震発生予想震源域は、
房総半島南東沖、八丈島東方沖、伊豆鳥島東方沖。
Alexey Lyubushin博士の2023年8月の論文では、この中で
八丈島東方沖が注目される。

予想震源域の図からみると、八丈島東方沖付近の地震には、その地域の海溝型巨大地震以外に、2012年に発見された長大な活断層による地震がある。
長大な2つの活断層で、長さは160キロと300キロ以上で、一度にそれぞれの断層全体が動けば、いずれもマグニチュード(M)8~9の地震を起こす可能性がある。

発見したグループの渡辺満久・東洋大教授(変動地形学)は
「ノーマークで未調査の活断層。強い揺れや津波が関東南部や東海地方に及ぶ可能性がある」
「いずれも大地震を何度も繰り返してきた可能性が高い」

この長大な活断層によるM8-M9の地震も考えられるため、昨日報告したように
首都圏の震度は最高、震度6弱から6強と推察しました。

【内容】
●予想震源域の図示
以前にも示しましたが、予想震源域の図示です。
この予想時には、房総半島南東沖(プレート三重点)は含めていませんでした。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1699559792-792-793.jpg

予想震源域その1:伊豆鳥島東方沖の海溝軸:
プレート間地震とアウターライズ地震
予想震源域その2:八丈島東方沖の海溝軸:
プレート間地震とアウターライズ地震
予想震源域その3:2012年に発見された長大な活断層

昨日の報告で、八丈島東方沖付近が注目されます。

図のように、予想震源域その2とその3は重複しています。
巨大地震として、その2あるいはその3の発生が考えられます。

その3を2012年の日本経済新聞の記事から詳述します。

●房総沖に大活断層、M9の地震起こす可能性:2012/3/26:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG25023_W2A320C1CR0000/

房総半島南端から南東に百数十キロ以上離れた太平洋の海底に、これまで存在が知られていなかった長大な2つの活断層が存在するとの調査結果を、広島大や名古屋大、海洋研究開発機構などの研究グループが26日までにまとめた。

長さは160キロと300キロ以上で、一度にそれぞれの断層全体が動けば、いずれもマグニチュード(M)8~9の地震を起こす可能性があるという。

グループの渡辺満久・東洋大教授(変動地形学)は
「ノーマークで未調査の活断層。強い揺れや津波が関東南部や東海地方に及ぶ可能性があり、早急に詳しく調査すべきだ」としている。

グループは海上保安庁作製の海底地形図などを使い、地形を詳細に分析。地震で形成される崖や地形の盛り上がりから活断層の位置を推定した。

渡辺教授によると、2つの活断層が確認されたのは、2つの海のプレート(岩板)と陸のプレートの境界が接する「三重会合点」付近と、そのやや陸側の海底。

ほぼ南北に走る2断層は並行しており、東側の活断層は長さ300キロ以上、西側は少なくとも160キロ。地震でできた崖の高さは東側の活断層が約2千メートル、西側は3千メートル超で「いずれも大地震を何度も繰り返してきた可能性が高い」(渡辺教授)という。

No.10305 房総沖の三重会合点付近の活断層 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年11月10日 (金) 10時48分

https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001205696462720

下北半島東方と房総沖の三重会合点付近の活断層は、比較的明瞭な地震空白域にあるため、今後十分な注意を払う必要がある。

No.10303 20231109報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年11月09日 (木) 12時43分 [返信]

【まとめ】
20231102報告その2で
首都圏M8クラスの巨大地震発生予想震源域は、
房総半島南東沖、八丈島東方沖、伊豆鳥島東方沖。
以前、Alexey Lyubushin博士が
本年3-5月に日本の南方で、巨大地震が予想されると報告していました。
そのAlexey Lyubushin博士が、最近の論文で、震源域の予想地域を
日本を16地域に分けた中で、八丈島付近と示した。
11/2の報告で、八丈島東方沖巨大地震の場合、
首都圏の震度は震度6弱から6強が最も強い(特に南関東)
さらに、長周期地震動(タワーマンション高層階)が警戒です。
1972年M7.2の八丈島東方沖地震では、京王プラザホテル(47階建、170 m)では、44階のレストランでは高層ビル特有の長周期地震動が発生して客などが一時騒然となった。

津波被害想定地域の広さからすると、
伊豆鳥島東方沖>>八丈島沖>>房総半島南東沖の順に広範囲に津波被害が生じる(10月14日報告詳述)

八丈島震源であれば、首都圏の震度は、1972年M7.2の地震から推察すると、震度6弱から6強ですので、壊滅的な震度とはならないと推察します。ただ八丈島は、大警戒です。

【内容】
20231102報告その2で
首都圏M8クラスの巨大地震発生予想震源域は、
房総半島南東沖、八丈島東方沖、伊豆鳥島東方沖。
ただし、地震前兆が極めて大きく、M8.5を超える超巨大地震の恐れがある。

そのように報告しましたが、以前、Alexey Lyubushin博士が
本年3-5月に日本の南方で、巨大地震が予想されると報告していました。

そのAlexey Lyubushin博士が、最近、下記の論文で、震源域となる地域など報告をしています。

Alexey Lyubushin(August 2023),
Seismic Hazard Indicators in Japan based on Seismic Noise Properties,
Journal of Earth and Environmental Sciences Research

その論文の結論の結びを引用します。
As for the place of a possible strong earthquake,
according to the histogram of the change in the distribution over
space of the minimum values of the DJ-index, the most probable
place is the vicinity of reference point #9.

論文の図を引用します。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1699500558-810-788.jpg

日本を16のポイントに分け、赤丸で示しています。
赤丸7:関東  赤丸8:東海  赤丸9:八丈島付近
赤丸10:山陰地方 赤丸11:関西地方

上記論文の結びで示された日本の地域は、赤丸9の八丈島付近です。


No.10302 20231107報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年11月07日 (火) 10時51分 [返信]

【まとめ】
本日は、本サイトにおける巨大地震の直前前兆把握です
●静岡市観測空気中のイオン比異常11/1
さらに、マイナスイオンの観測値10600はウルトラ異常値となった。
この現象は、過去の2回の巨大地震前にもイオン比異常を観測した。

今回の予想震源域の房総半島南東沖から伊豆諸島南部沖に近い
過去の上記観測実績を探すと、
〇2005/1/19 房総半島南東沖M6.8の11日前
〇2015/5/30 小笠原諸島西方沖M8の18日前
この2件でした。

今回の11/1のイオン比異常に当てはめると、11/12-11/19の間の地震発生となる(過去2回の実績のみでは、誤差は大きいと推察)

●日本周辺の電離層異常
東日本大震災発生時のTEC異常のピークは、地震発生3日前。
TEC異常がやや収束したときに、巨大地震発生となる。

もう一つの特徴は、巨大地震発生前に、大きな地磁気擾乱が発生していることです。11/5にも発生した。

これらのデータをよくみると、とりあえず、今行っている、前兆把握の3本柱の収束を見極めることも肝心のようです。

【1】千葉県九十九里浜観測点の8年間(2017-2023年)のラドンガス異常変動
【2】東京多摩東部のELF帯電磁波の異常
【3】首都圏VHF帯放送波の伝搬異常
1,東京スカイツリー送信静岡県西部受信のルートの伝搬異常。
97日間連続24時間伝搬異常
2,南関東沿岸部送信北関東沿岸部受信ルートの伝搬異常
 59日間連続24時間伝搬異常

1は収束近い。2は完全収束。3は未だ前兆継続中。


【内容】
本日は、本サイトにおける巨大地震の直前前兆把握についてです。

【1】静岡市観測空気中のイオン比異常
(静岡市が震度1以上の地震を対象とする)
11/1:マイナスイオン10600 プラスイオン3000
イオン比:3.5 異常値
さらに、マイナスイオンの観測値10600は、2003年から2016年まで13年間の毎日の観測でも観測しなかったウルトラ異常値となった。

マイナスイオン、プラスイオンの値はそれぞれ1cc当りのイオン個数です。
この現象は、過去の巨大地震前にもイオン比異常を観測した。
〇2003/9/26 十勝沖巨大地震M8の10日前、
〇2011/3/11 超巨大地震である東日本大震災M9の4日前

今回の予想震源域の房総半島南東沖から伊豆諸島南部沖に近い
過去の上記観測実績を探すと、
〇2005/1/19 房総半島南東沖M6.8の11日前
〇2015/5/30 小笠原諸島西方沖M8の18日前
この2件でした。

今回の11/1のイオン比異常に当てはめると、11/12-11/19の間の地震発生となる(過去2回の実績のみでは、誤差は大きいと推察)

【2】日本周辺の電離層異常
まず、東日本大震災発生時の異常を下図に示します。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1699320038-798-735.jpg
左図は、日本時15時30分の、15日間平均値のTECに比べ、3/8が凡そ10TECU高い領域が日本とその南側に広がっていることがわかります。
このTECmapを差分TECmapといいます。
東日本大震災震源が白丸ですが、それを頂点に南側に大きく、
アフリカから南アメリカまで広がっています。

右上図は、2011/2/23から3/16の日本時15時30分の東日本大震災の震央の上空の電離層全電子数:TECの変動を見たものです。

2/23から15時30分のTEC値は徐々に上昇し、3/8にピークに達します。

赤く塗りつぶした3/8がprecursor:前兆と記されています。
3/2や3/10もTECは高いものの、それは、地磁気擾乱由来でTECが高くなったことを示しています。青で塗りつぶされたものです。

この地磁気擾乱現象は、巨大地震発生前によく観察されているものですが、それが、11/5にも発生しました。下図に示します。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1699320573-780-476.jpg

茨城県柿岡の地磁気擾乱のK指数です。非常に激しい地磁気擾乱が発生したことがわかります。

No.10301 20231105報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年11月05日 (日) 11時41分 [返信]

【メルマガ読者の方の質問】
初めてメールさせていただきます。
かれこれ15年ほど拝見させていただいておりますが、今回の首都直下巨大地震をとても心配しております。
私は関西在住なのですが、首都圏からは距離もあり太平洋側でもないのですが、関西地域へはどのような影響があるとお考えでしょうか。
高齢者と共に住んでおりますので、関西で注意すべき点などお教え頂ければ幸いです。

【ご回答】
私が知る限りの範囲内で、お答えします。
1,震度
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1699149778-1350-797.jpg
左下図が、1923年大正関東地震の震度分布です。当時の震度階級に7はありませんでした。
関西圏の震度は4となっていますので、現在の震度では、5弱程度、揺れやすい地域で震度5強程度と推察します。
なお、関東の詳細な震度は、右下図並びに上段に詳述しています。
神奈川県南部や房総半島南端が最も揺れやすく、震度7も散見されます。
東京23区東部も震度7の地域が一部散見されます。

2,長周期地震動
大きな地震で生じる、周期(揺れが1往復するのにかかる時間)が長い大きな揺れのことを長周期地震動といいます。
長周期地震動により、高層ビルは大きく長時間揺れ続けることがあります。
また、長周期地震動は遠くまで伝わりやすい性質があり、地震が発生した場所から数百kmはなれたところでも大きく長く揺れることがあります。
事実、東日本大震災時には、東京の高層ビルのみならず、名古屋でも長周期地震動で揺れました。

今回は、房総半島南東沖から伊豆諸島南部が震源域の巨大地震と予想するため、首都圏、愛知県、関西圏のタワーマンションなどの高層ビルの高層階で長周期地震動が発生すると推察します。

長周期地震動による大きな揺れにより、家具類が倒れたり・落ちたりする危険に加え、大きく移動したりする危険があります。
3,津波
もし、震源域が八丈島から鳥島であるならば、西日本でも巨大津波が予想されます。大阪湾にも津波が侵入すると推察します。
東日本大震災の巨大津波でもそうでしたが、石油タンクが津波で移動して大火災になりました。
津波による溺死以外にも、建物の破壊、火災にも警戒が必要です。

4,まとめ
以上、関西圏の内陸部では、
震度は5弱から5強程度、
タワーマンション高層階在住であれば、長周期地震動、
津波による沿岸部の火災
それらの被害が予想されます。

上記の想定でも、ご自分の住まいで被害が少ないと感じるならば、
首都圏では、人口に対して、避難所の絶対数が極端に少ないこともあり、親戚友人を事前に受け入れたり、通信手段の代替拠点になって、緊急の連絡を一時的に受け取ったり、できることをしてあげましょう。
助けてくれた方は、その恩は忘れることないはないです。いつか自分が同じ災難に見舞われたときには、きっと助けてくれるはずです。

No.10300 20231104報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年11月04日 (土) 12時42分 [返信]

本日は防災の話のおさらいです。

●関東大震災から100年! 防災のプロが見直す「もしもの備え」
https://weathernews.jp/s/topics/202307/260275/
この中から、要点をピックアップします。

◎「ライト(あかり)」 「スマホ」 「ラジオ」 は必須アイテム

スマホには、予備のバッテリーを最低2本は準備しておきましょう。
二重三重にも対策をしておく。

◎電気レスでも代替できる道具を揃える
例えば、調理家電などの台所の機能がほぼ全滅してしまいますので、
「カセットコンロ」は必需品として準備したい。

マンションにお住まいの方だと、停電によって断水になる可能性が高いので、
トイレを代替する機能が必要になります。
家族の人数分ぐらいの「非常用トイレ」などを準備しておくと安心でしょう。

◎災害発生時には「命」と「生活」を守る“2段構えの備え”が大切
〇災害時に命を落とさないための準備
地震のような突然発生する災害では、家具が倒れて命を落とすケースも少なくありません。
そういう意味でも、まずは家を壊さない、家具を倒さないという準備など、生き延びるための対策

◎生き延びるための準備
緊急時に持ち出す荷物を揃えておく。
ハザードマップなどで、家の周辺の危険地帯を知っておく。


●長周期地震動対策
タワーマンションの高層階の方はぜひ対策をお願します。
巨大地震では、最大の揺れ幅は6メートル、時間は10分以上続くという想定もある。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/select-news/20230301_01.html

<平時からの対策>
●棚などの家具をしっかり固定/キャスターにはストッパーをかける
●可能なら壁や廊下に手すりを設置
●けが人を地上まで運ぶ道具を用意し、搬送の訓練をしておく

<揺れた時の対策>
●揺れが小さいうちにエレベーターホールや廊下など家具のない場所に逃げる
●揺れで飛ばされてケガをしないように姿勢を低くし、手すりなどにつかまる
●家具がぶつかって割れる可能性がある窓から離れる
●机の下にもぐるときは、脚をしっかりおさえる
●あわてて非常階段を使わない。人が殺到すると事故が起きる
名古屋大学 福和伸夫 名誉教授
「大事なことは『けがをしない』ことです。高層ビルではエレベーターが止まる可能性が高く、けがをしてしまうと、1階まで降りるのは非常に困難になる。平時からの備えに加えて、長周期地震動に襲われると、だんだん揺れが強くなることを頭に入れ、冷静に動けるようにしておくことが大切です」



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