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No.10339 20240218報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年02月18日 (日) 12時23分 [返信]

1/26報告続報

●東北方面
北日本FM局地震エコーが未だ、継続しています。
2/16がピークで、2/17は、2時間の短時間。
スタンバイが近づいている。

本サイト静岡市観測点で、大気中イオン濃度観測で
2/3にマイナスイオン濃度がプラスイオン濃度を上回る逆転現象が発生。ウルトラ異常。

過去10年以上の観測結果から、2/3+10=2/13までに
静岡市が有感地震となる地震が予想される。

しかし、2/11にも、異常が発生。
2/11+10=2/21までと計算される。

今のところ、前兆現象の可能性から、東北地方の大きな地震と推察。



●本サイトが予想する
首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング

下記の4種類の地震前兆で、
第1項:千葉九十九里浜ラドン 、
第3項:東京スカイツリー送信静岡県西部受信ルートウルトラ伝搬異常

特に、この2種類の異常が継続しており、第4項の異常もまだ継続すると判断される。
地震発生は、2か月後、春の終わり頃かもしれません。
冬の巨大地震の恐れはなくなりつつあり、自分としては、冬季の巨大地震の悲惨さを思うと、一息ついています。


4種類の地震前兆
第1項:千葉九十九里浜ラドン  
12/28-2/15までは、大きな異常はなく、収束に向かうと思われたが、2/16に凡そ1000ベクレルにリバウンド

第2項:東京多摩東部のELF帯電磁波異常
2022/5/19から2023/4/4まで、320日、10.5か月継続した。
「東日本大震災におけるELF帯電磁波観測の異常期間:4か月」の2倍以上の期間となった。
4/5-5/13まで収束後、5/14-9/22の期間4か月リバウンド。
10/2以降、ほぼ完全に収束した。

第3項:東京スカイツリー送信静岡県西部受信ルートウルトラ伝搬異常
199日間24時間継続タイプの伝搬異常継続中

第4項:植物生体電位観測異常変動
千葉県八街観測点の同観測の日変動の推移をみると、1/17と2/15に新たな異常のピークとなる。


●能登半島方面
石川県の放射線量グラフで、
1/23には、12/31、1/13、1/15を上回るような放射線濃度を観測した。
ただ、その後、凡そ一か月間大きな異常はない。

2/6報告で、「Alexey Lyubushin博士が提供する月別日本の大地震、巨大地震リスクエリア」も解析で、
2024年1月で、能登方面のリスクが大きく後退しています。

もし、2024年2月の同解析で、同じくリスクが後退していれば、しばらくは、再度の大地震はしばらくないと判断されます。
2024年2月の同解析の公開は、3月の上旬ごろと思います。公開されれば、すぐに報告します。

No.10338 20240206報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年02月06日 (火) 11時14分 [返信]


【まとめ】
「本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング」として続けてきましたが、
その裏付けとして、Alexey Lyubushin博士や、新妻地質学研究所の報告を引用してきましたが、
両者に、注目されるデータが、最近公開されたので、引用し解析した。

巨大地震前兆としてモニタリング中の4種類の指標に変化はなく、前兆継続中で、収束なく、地震発生の準備はできていません。

●Alexey Lyubushin博士が提供する月別日本の大地震、巨大地震リスクエリア

能登半島周辺で赤やオレンジのエリアが3か月続くと(2022年12月-2023年2月と2023年10月-2023年12月)
能登半島周辺で確実に大地震が発生している。

日本の関東南方沖;伊豆諸島から房総半島沖。14か月連続で、赤いエリアとして表示されている。
この状況は、2012年1月以降、11年間継続中で、巨大地震推察エリアの本命です。

●新妻地質学研究所
2023年12月と、2024年1月の月報で、伊豆海溝域の大地震の危険性が指摘された。
それ以外の警戒地域は、千島海溝域、琉球海溝域です。南海トラフ巨大地震の記述はありません。


【内容】

●Alexey Lyubushin博士が提供する日本の大地震、巨大地震リスクエリア

下図にAlexey Lyubushin博士が解析した、
2022年12月-2024年1月の月別の日本の大地震、巨大地震リスクエリアを示しています。

なお、解析に使用したデータは日本のF-net(広帯域地震観測網)で公開されている観測データを使用しています。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1707182622-1037-830.jpg

赤や濃いオレンジのエリアが大地震、巨大地震推察エリアと考えてください。

2022年12月-2023年2月:本州日本海側で赤のエリア:特に能登半島周辺
対応地震:2023/5/5 能登半島沖:M6.5:最大震度6強

2023年10月-2023年12月:本州日本海側で赤のエリア:特に能登半島周辺
対応地震:2024/1/1 能登地方:M7.6:最大震度7


以上のように能登半島周辺で赤やオレンジのエリアが3か月程度続くと
能登半島周辺で確実に大地震が発生している。

次に、この図で、日本の関東南方沖;伊豆諸島から房総半島沖を見てください
14か月連続で、赤いエリアとして表示されている。
この状況は、2012年1月以降、11年間継続し、今も継続中なので、本エリアが
巨大地震推察エリアの本命です。

細かく見ると、2023年9月には、上記地域の赤の表示が大半が消えていました。
しかし、
11月、12月、1月と再度、赤の危険域に表示され、次第に危険度も高くなっています。

他のエリアとしては、東北北海道に赤のエリアが時々散見される。
西日本では、危険なエリアはない。

●新妻地質学研究所
1 月刊地震予報171)2023年11月19日・24日の伊豆海溝域MarianaM5.9とM6.9,2023年12月の月刊地震予報

「伊豆海溝域は,11月にMarianaでM6.9・M5.9が発生したが,10月にも伊豆裂開震源帯RifIのM6.3が起こり,
八丈島の津波と硫黄島の噴火があり,警戒が必要である.」

2,月刊地震予報172)2023年12月16日の伊豆海溝域MarianaM5.7,12月28日の千島海溝域択捉M6.5,2024年1月の月刊地震予報

「伊豆海溝域では,伊豆前弧震源帯Mariana震源区で11月のM5.9Tに続き12月にもM5.7Tが発生した.
これらの発震機構に変化が認められず,M7級の地震や津波・火山噴火にも警戒が必要で,ある」

★★
上記2か月分の月報報告において、警戒を呼び掛けている地域は、
伊豆海溝以外には、千島海溝域、琉球海溝域です。南海トラフ巨大地震の記述はありません。

No.10337 20240203報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年02月03日 (土) 10時26分 [返信]

●首都圏再度強い地震の予想
下記のように、1/28地震前兆と全く同じ前兆が、みられたため、再度の強い地震に警戒し、防災の準備確認をお願いします。

モニタリングしている巨大地震ではありません。巨大地震前兆は収束していません。

2024/1/28:南関東震度4
前兆

1、本サイト千葉県九十九里浜観測点
1/19-1/25の期間中、継続して、電波時計が0.5-1分ずれた。

2,横浜市観測点:
冷蔵庫の磁石のずりさがり:1/27

今回も上記と同じ2種類の前兆がみられます。
1,本サイト千葉県九十九里浜観測点
電波時計
1/27-2/2:継続して、電波時計が0.5-1分ずれた。
2/3:正常

2,横浜市観測点:
冷蔵庫の磁石のずりさがり:2/1

No.10336 20240128報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月28日 (日) 11時11分 [返信]

●東京湾:震度4
発生時刻 2024年01月28日 08時59分頃
震源地 東京湾
最大震度 震度4
地震の規模 M4.8
深さ 約80km

★★
東京湾の強い地震は、2015/9/12 M5.2 最大震度5弱以来、8年半ぶりだった。
前兆は、
「本サイト千葉県九十九里浜観測点において、
1/19-1/25の期間中、継続して、電波時計が0.5-1分ずれた。
1/26には、正常に戻り、収束。
この前兆収束も、地震発生が近いことを示している。」

この部分の対応地震だったと思われる。

No.10335 20240126報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月26日 (金) 14時31分 [返信]

【まとめ】
●東北方面
1/17-1/19東北地方に大気重力波が連続
北日本FM局地震エコーは、1/10-1/19、1/24-1/26
特に、1/25-1/26はほぼ1日中継続という異常事態

本サイト静岡市観測点で、大気中イオン濃度観測で
1/15と1/17に、大気中イオン濃度観測において
マイナスイオン濃度がプラスイオン濃度を上回る逆転現象が発生。
過去10年以上の観測結果から、1/17+10=1/27までに
静岡市が有感地震となる地震が予想される。

今のところ、前兆現象の可能性から、東北地方の大きな地震と推察。
東北地方以外では、能登方面の可能性がある。

また、本サイト千葉県九十九里浜観測点において、
1/19-1/25の期間中、継続して、電波時計が0.5-1分ずれた。
1/26には、正常に戻り、収束。
この前兆収束も、地震発生が近いことを示している。

●本サイトが予想する
首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング
4種類の地震前兆で、大きな変化はなし。
第3項:東京スカイツリー送信静岡県西部受信ルート
ウルトラ伝搬異常
176日間24時間継続タイプの伝搬異常継続中
この前兆が収束しない限り、地震発生の準備はできていない。

●能登半島方面
大気重力波が、能登周辺で、1/10,1/13,1/22と観測される。
石川県の放射線量グラフで、
1/23には、12/31、1/13、1/15を上回るような放射線濃度を観測
誘発地震が懸念される現状が続いています。


【内容】
●東北方面:強い地震発生予想中
〇1/14:福島県浜通りで長時間の彩雲、
1/15宮城県で磁力低下現象
1/17-1/19:東北地方に大気重力波特に、1/19は終日大気重力波発生

〇北日本FM局地震エコー
1/10-1/19  特に1/15は非常に長い地震エコー観測
1/19-1/23:収束
1/24-1/26:1日当たり12時間の長時間地震エコー、
   特に、1/25-1/26は、ほぼ1日中継続という異常事態
★★
本サイト静岡市観測点で、大気中イオン濃度観測で
1/15と1/17に、
マイナスイオン濃度がプラスイオン濃度を上回る逆転現象が発生。
過去10年以上の観測結果から、1/17+10=1/27までに
静岡市が有感地震となる地震が予想される。

今のところ、前兆現象の可能性から、東北地方の大きな地震と推察。
東北地方以外では、能登方面の可能性がある。

さらに、本サイト千葉県九十九里浜観測点で、
1/19-1/25の期間中、継続して、電波時計が0.5-1分ずれる。
1/26には、正常に戻る。


●本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング

4種類の地震前兆。
第1項:千葉九十九里浜ラドン
12/28-1/10 80ベクレル以下に減衰。
その後リバウンドしたが、1/17の218ベクレルをピークにまた減衰中。
今までのリバウンドは、1000ベクレル以上だったが、今回はリバウンド程度が低かった。

第2項:東京多摩東部のELF帯電磁波異常
2022/5/19から2023/4/4まで、320日、10.5か月継続した。
「東日本大震災におけるELF帯電磁波観測の異常期間:4か月」の2倍以上の期間となった。
4/5-5/13まで収束後、5/14-9/22の期間4か月リバウンド。
10/2以降、ほぼ完全に収束した。収束後116日経過。

第3項:東京スカイツリー送信静岡県西部受信ルート
ウルトラ伝搬異常
176日間24時間継続タイプの伝搬異常継続中

第4項:植物生体電位観測異常変動
異常変動ピークが11/22-11/29と判断されたが、この対応地震は1/1の能登半島地震と推察した。
また新しい、異常が1/6から始まり、次第に異常変動率が上昇し、1/17に最高となる。

●能登半島方面
1,大気重力波:本サイト空の掲示板
1/10:能登半島・石川県から西方沖に大気重力波が広がっています。
1/13:再び、能登半島から新潟にかけて大気重力波が発生しています。
1/22:能登半島北西沖に大気重力波が発生しています。

2,石川県の放射線量グラフ
1/16報告で
「再度、1/13と1/15に大きな異常が発生。12/31の前兆とほぼ同じです。再度の大きな地震が懸念される状況です。」
ところが、
1/23には、12/31、1/13、1/15を上回るような放射線濃度を観測

3,本サイト愛知県西部観測点
1/22報告:
依然として、モグリンが停滞・未漂着を繰り返しています。
12月から顕著になっています。

No.10334 20240123報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月23日 (火) 12時37分 [返信]

●メルマガ読者の方のご質問
昨日の日報で、FRIDAY記事の
「巨大津波が関東平野を襲えばあっという間に地盤沈下し、東京だけでなく埼玉の奥地まで水没する危険性があるんです。」とありました。私の暮らしている練馬区。ハザードマップでは、浸水や津波の被害はないようですが、津波被害はありますか。
お答え
2021/9/3発表:産業技術総合研究所で研究成果記事によると、
「千葉県の太平洋岸で歴史記録にない津波の痕跡を発見
副題:約1000年前に発生した房総半島沖の巨大地震によって九十九里浜地域が浸水」
研究成果を簡潔に言うと、
房総半島沖には、太平洋プレート、大陸プレート、フィリピン海プレートが1カ所で接する「プレートの三重点」が存在する。約1000年前の津波堆積物の分布を再現するために津波浸水シミュレーションを行ったところ、これらのプレート境界のうち、フィリピン海プレートに対して太平洋プレートが沈み込む領域が破壊された場合には、
外房地域で地殻変動が起きて、地盤が沈降。その結果、津波で外房地域が大きく浸水したと考えられるということです。津波の痕跡結果と一致する・
また、東日本大震災でも、地殻変動に伴い、地盤が沈降したことも、津波被害を大きくしたことがわかっています。
首都圏の南方沖で巨大地震が発生して、その影響で、東京都が地盤沈降して、津波で大きく浸水する。この可能性はあるかもしれません。
東京都の江東デルタ地帯。東京都東部に位置し,墨田区・江東区 の全域および江戸川区の一部が含まれる. この地域は, 東に荒川,西に隅田川,南に東京湾と水に囲まれており,海抜ゼロメートル地帯が広がっている ため,大規模水害の危険性が指摘されています。
この地域の町中や地下鉄などに津波が侵入する可能性はあると思います。
まずは、ご自分の居住地域が、地盤沈下するような可能性があるかないかを調べてみてはいかがでしょうか。

●1/21報告の補足:房総沖の巨大活断層
1/21報告した房総沖巨大活断層は、海上保安庁およびJAMSTECが取得した原データから新たに作成した90~150mグリッドのDEMをもとに立体視用画像を作成して解析した結果です。
その渡辺教授は、房総沖巨大活断層の研究発表後、雑誌のインタビューで

「陸上の活断層は地形によって認定されています。海底でも同様にできるのです。確かに、他の大地震のように昔の記録もなく、この活断層でどんな地震が発生し、実際にどのような被害になるかは、現時点では分かりません。
ただ、断層の長さから推測すると、一度にそれぞれの断層で地震が起きればM8以上になる可能性があります。断層は南北に走っているので、東西方向に大きな津波が発生すると考えられるのです」

そしてこう力説する。
「重要なのは、ここは大きな活断層はないと考えられてきた地震の『空白域』だったということです。福島沖のプレート境界だって、大地震は起こらないとずっといわれていたのに、東日本大震災が起きてしまった。
ほったらかしにしておいて、本当に大地震が来てからでは遅い。とはいえ、われわれ地形学者が今できるのはここまで。
海底調査が可能な研究者の方々にはボーリング調査をして、過去にいつ地震が発生したのか、今後、どのような被害を生む恐れがあるのかを調べてほしいのです」

海底活断層の解析の補足をすると、
2011-2015年に行われた
「詳細DEM画像による日本列島周辺海域の変動地形学的研究」
https://kaken.nii.ac.jp/ja/report/KAKENHI-PROJECT-23240121/232401212012jisseki/

研究概要
日本列島周辺海域の活断層の分布とその特徴を解明
(引用開始)
2,2011年巨大地震・津波と海底活断層の関連:
三陸中部沖から茨城県沖にかけての日本海溝の海溝陸側斜面下部には長さ約500kmの長大な逆断層が発達する.
この活断層の位置・形状と海底地形の特徴を考慮した震源断層モデルを設定し,
地殻変動と津波シミュレーションを行ったところ,2011年3月11日の地震時に観測された沈降量と津波高に極めて整合的な結果をえた.
(引用終了)

No.10333 20240122報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月22日 (月) 11時02分 [返信]

すでに千葉や神奈川で地震が続発…
【緊急警鐘レポート】次は首都圏巨大地震か「想定死者は50万人」
『FRIDAY』2024年1月26日号より

(引用開始)
「能登半島北端で100㎞以上にわたり複数の断層がズレるという、1000年から数千年に一度の地震が起きました。日本列島では複数のプレートが押し合っており、内部には大きな亀裂が多数存在します。それが巨大な揺れをもたらす活断層です。同規模の地震が東京で起きたら、想像を絶する被害が予想されます」

こう語るのは、東北大学災害科学国際研究所の遠田晋次(とおだしんじ)教授だ。

200人以上の死者、安否不明者が出ている能登半島地震。最大震度は7で、地震の規模を示すマグニチュード(M)は阪神・淡路大震災を超える7.6を記録した。

立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏は、東京でも巨大地震発生の危機が一層高まっているという。

「能登半島地震は東日本大震災以降、動きを活発化させている太平洋プレートに圧迫された北米プレートとユーラシアプレートが、ぶつかった歪(ひず)みにより生まれました。同様に首都圏の南にあるフィリピン海プレートも、太平洋プレートに圧迫されている。すでに昨年末から、千葉や神奈川で地震が続発しているんです」

フィリピン海プレートと北米プレートの境界には相模トラフがあり、1923年の関東大震災など巨大地震を起こしてきた。次は首都圏が要注意なのだ。

市民防災研究所特別研究員の坂口隆夫氏は、火災による被害を危惧する。

「能登では木造住宅が燃え大火災を起こしました。東京にも木造住宅の密集地域が52ヵ所あります。恐ろしいのは、多くの被災者が一つの場所に集中して避難した時です。関東大震災では、今の両国国技館(墨田区)近くにあった陸軍被服廠(ひふくしょう)跡地に約4万人が避難。しかし炎の竜巻である火災旋風が起き、1時間ほどで3万8000人が亡くなりました」

気象庁の資料などによると、真冬の夕方は一年で最も風が強くなるという。 前出の高橋氏が警戒するのは津波だ。

「相模トラフのような深海で地震が起きれば、より広範囲の海が揺れ巨大な津波が発生します。関東平野の大部分が昔は海で地盤が弱い。私がボーリング調査した結果では、群馬の館林あたりまで海だったことがわかっています。巨大津波が関東平野を襲えばあっという間に地盤沈下し、東京だけでなく埼玉の奥地まで水没する危険性があるんです。 東京の山の手地域は、下町より地盤が強く安全だという印象がありますがとんでもない。山の手を流れる善福寺川などは川底が逆三角形型をしているため、水の勢いが増し通常の河川の2倍の速さで津波が襲ってきます。川を塞いだ暗渠(あんきょ)も多く、けっして安全ではありません」 被害は甚大になりそうだ。

「大地震が首都圏で起きれば、被害は東京周辺にとどまりません。南海トラフ地震を誘発し、東海から近畿地方の広範囲で津波が発生。国は南海トラフ地震の死者を32万人超と試算していますが、私は50万人にのぼると思います」(高橋氏)
能登地震から学ぶことは何だろうか。

「家屋の倒壊や木造住宅の火災、津波から逃れるためには、都内に林立する高層ビルへ避難してください。できれば6階以上へ上がることが大切です」(同前)

未曽有(みぞう)の危機が迫っている。
(引用終了)


★★
「本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング」として続けてきましたが、

その裏付けを、Alexey Lyubushin博士の報告や、新妻地質学研究所 月刊地震予報171による伊豆海溝の警戒を引用してきましたが、
今回は、FRIDAYが特集しました。

その中で、特に自分なりに気づいた点を引用します。

●恐ろしいのは、多くの被災者が一つの場所に集中して避難した時です。
首都圏では、避難所の収容人数が圧倒的にたりません。上記のように約4万人の避難者が
ひとつの場所に避難したら、火災でなくとも、避難所内のトラブルは容易に想像できます。
さらに停電や断水が加わります。
マンションで停電すると、ポンプも止まり、断水となります。
自分が都心のマンションに住んでいると仮定したら、どうするか。
まず、家族は都心以外に避難させます。
北関東は、地盤も固く、広い土地があるし、都心から近いので、地震発生前か、発生直後に、北関東の友人に迎えに来てもらい、避難させます。
で、自分はどうするか。水もない、電気もない。避難所は大混雑。
自分はおそらく、蓄電池を買いだめ、風呂に水をためておき、それを大事に使い、地震発生後に早く復旧した公共交通機関の情報を取り、都心を逃げ出し、地方の友人が迎えに来てくれる場所まで、何としても、逃げ出す。その場合、電車バスがないならば、バイクを使います。

●巨大津波が関東平野を襲えばあっという間に地盤沈下し、東京だけでなく埼玉の奥地まで水没する危険性があるんです。
●「家屋の倒壊や木造住宅の火災、津波から逃れるためには、都内に林立する高層ビルへ避難してください。できれば6階以上へ上がることが大切です」

以前に、私なりの津波対策を報告しました。
第1に、スマホのアプリ、逃げトレ:京都大学開発
https://nigetore.jp/
逃げトレは、自分のタイミングで気軽に
できるスマホの個人用避難訓練アプリです。無料です。

第2に、津波ハザードマップ
国土交通省のハザードマップポータルサイトがあります。
https://disaportal.gsi.go.jp/
こちらで、自分や家族や友人の住んでいる地域のハザードマップを簡単に検索、案内してくれます。
1の逃げトレを用いて頭の訓練を津波ハザードマップで確認して、実際に避難訓練をする。

最後に東京都の津波対策。
東京は東京湾の奥で津波被害などないと考えておられる方がいると思いますが、それは間違いです。

https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1677950551-1034-737-466-124.jpg

上記の元禄型関東地震の津波想定を細かく解析し、東京都心ではどこに津波が及ぶかまとめています。
・東京都では、江戸川区・江東区・中央区・港区・品川区・大田区の6区で津波の危険性がある。
・想定される津波の高さは、最大で2~2.7m程度
予想外のこともあるので、上記の地域の方々は、津波ハザードマップなどで、避難訓練も考えてください。
具体的には
https://hudousan-kounyu.com/hazardmap/tokyo/tsunami

No.10332 20240121報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月21日 (日) 08時31分 [返信]

メルマガ読者からのご質問
「伊豆諸島南部の八丈島から青ヶ島東方沖の海溝軸付近が巨大地震震源域の可能性が次第に高まる」の場合、首都圏の揺れはどの位になるのでしょうか?

ご回答
予想震源域の図示。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1699559792-792-793.jpg

予想震源域その1:伊豆鳥島東方沖の海溝軸付近:
プレート間地震とアウターライズ地震
予想震源域その2:八丈島東方沖の海溝軸付近:
プレート間地震とアウターライズ地震
予想震源域その3:2012年に発見された長大な活断層

予想震源域その2:八丈島東方沖の場合、
首都圏の震度は震度6弱から6強(特に南関東)です。

上図の予想震源域をみてください。
八丈島東方沖付近の地震には、その区域の海溝型巨大地震以外に、2012年に発見された長大な活断層による地震があります。
長大な2つの活断層で、長さは160キロと300キロ以上で、一度にそれぞれの断層全体が動けば、いずれもマグニチュード(M)8~9の地震を起こす可能性がある。

発見したグループの渡辺満久・東洋大教授(変動地形学)は
「ノーマークで未調査の活断層。強い揺れや津波が関東南部や東海地方に及ぶ可能性がある」「いずれも大地震を何度も繰り返してきた可能性が高い」

この長大な活断層によるM8-M9の地震も考えられるため、首都圏の震度は最高、震度6弱から6強と推察しました。

さらに、東日本大震災では、
宮城県沖の震源位置でプレート境界の断層破壊が始まり,南側の破壊は茨城県沖まで連鎖して、破壊されていき、M9の超巨大地震となりました。

それと同じことが、今回の予想地震でも起こる場合、破壊が、北側の房総半島南東沖のプレートの三重会合点まで及ぶ可能性があります。

その房総半島沖の「プレートの三重点」。
太平洋プレート、大陸プレート、フィリピン海プレートが1カ所で接する

今から1000年前に発生したプレートの三重点での巨大地震の解析結果によると、
これらのプレート境界のうち、フィリピン海プレートに対して太平洋プレートが沈み込む領域が破壊された場合、比較的小さなすべり量でも九十九里浜地域を大きく浸水させる津波が発生することがわかっています。

そうすると、揺れの強さは、上記の震度6弱から6強のさらに一段上の震度7も想定されます。

M8.5を超えるような巨大地震になると、想像を絶するようなことが起こります。
震度7も想定して、ご自分でできる最大限の防災の準備をお願いします。

また、1972年M7.2の八丈島東方沖地震では、京王プラザホテル(47階建、170 m)では、44階のレストランでは高層ビル特有の長周期地震動が発生して客などが一時騒然となった。

タワマンの高層階にお住いのご友人がいれば、長周期地震動の防災もすすめてあげてください。
20240106報告で、 防災対策のまとめを載せています。この中に長周期地震動対策も詳述しています。


No.10331 20240116報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月16日 (火) 11時15分 [返信]

【まとめ】
●東北方面:強い地震発生予想中
1/10-1/15 北日本FM局地震エコーが続く。特に1/15は非常に長い地震エコー観測
1/14:福島県浜通りで長時間の彩雲、1/15宮城県で磁力低下現象
未だ激しい前兆が継続中です。

●本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング
4種類の地震前兆。
第1項の千葉九十九里浜ラドンが、12/28-1/10 減衰していたが、その後リバウンド
第4項の東京スカイツリー送信静岡県西部受信のルートの24時間継続タイプの伝搬異常が継続中。166日間継続中。ウルトラ異常です。
この第4項が収束しないかぎり、地震発生準備はできない。

新妻地質学研究所 月刊地震予報171)2023年11月19日・24日の伊豆海溝域MarianaM5.9とM6.9,2023年12月の月刊地震予報において

「伊豆海溝域は,11月にMarianaでM6.9・M5.9が発生したが,10月にも伊豆裂開震源帯RifIのM6.3が起こり,八丈島の津波と硫黄島の噴火があり,警戒が必要である.」

本サイトでは、房総半島南東沖から伊豆諸島南部で巨大地震と予想してきましたが、
伊豆諸島南部の八丈島から青ヶ島東方沖の海溝軸付近が巨大地震震源域の可能性が次第に高まる。この点は、後日さらに詳述します。

●能登半島方面
1/10:能登半島・石川県から西方沖に大気重力波が広がっています。
1/1に報告した石川県の放射線量グラフ
再度、1/13と1/15に大きな異常が発生。12/31の前兆とほぼ同じです。
再度の大きな地震が懸念される状況です。
志賀町からその沖合にある活断層や能登地方中部の邑知潟(おうちがた)断層の誘発地震も警戒です。

【内容】
東北方面
20240105報告で東北方面強い地震に警戒と報告
20240109報告で
1/7,1/8,1/9と北日本FM局の地震エコーが継続中なため、地震発生スタンバイにならず
その続報です。

1/10-1/11 短時間の北日本FM局地震エコー
1/12-1/14 3-4時間程度の北日本FM局地震エコー
1/15 15時間継続という非常に長い北日本FM局地震エコー

1/14-1/15
本サイト空の掲示板 1月14日13時前
福島県浜通り北部の空  長時間 彩雲
1/15朝の報告
宮城県で 磁力低下現象 冷蔵庫のマグネットの落下がありました。


No.10330 20240111報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月11日 (木) 11時49分 [返信]

【まとめ】
1,能登地震による周辺活断層影響の解析図
活動促進と解析された
志賀町からその沖合にある活断層
能登地方中部にある邑知潟(おうちがた)断層:
断層全体動けばM7.6
その地域に大気重力波が1/10に発生
次の図に示した。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1704941302-949-751.jpg

今後は、1/1に報告したように、石川県の放射線量グラフで、大きな異常が発生すれば、さらに地震発生可能性が高まります。その時は報告します。

2,同じく、1/10、衛星画像では、上記の前兆発生と同時に、伊豆諸島の広範囲で大気重力波が発生した。これらの地域は巨大地震予想震源域の一部
3,両者の前兆が同一日に発生したことが注目されます。

【内容】
●2024/1/10の前兆
本サイト空の掲示板
https://bbs3.sekkaku.net/bbs/ikaseinoti/

No.48248 1月10日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
衛星画像からは、能登半島・石川県から西方沖に大気重力波が広がっています。
伊豆諸島の広範囲で大気重力波が発生しています。

★★
昨日報告東北大学遠田晋次教授の能登地震による周辺活断層影響の解析図
活動促進と解析された
志賀町からその沖合にある活断層
能登地方中部にある邑知潟断層
その地域に大気重力波が1/10に発生

邑知潟(おうちがた)断層帯は、石川県の中部に分布する活断層帯です。
 邑知潟断層帯は、石川県七尾市から鹿島郡中能登町、羽咋(はくい)市、羽咋郡宝達志水(ほうだつしみず)町を経て、かほく市に至る断層帯です。
全体の長さは約44kmで、ほぼ北東−南西方向に延びています。

将来の地震発生の可能性
 地震の規模  : M7.6程度
 地震発生確率: 30年以内に、2%(やや確率が高いグループ)
断層の南東側が相対的に2−3m程度高まる段差や撓みが生じる可能性があります。




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