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「予想した地震発生については、100%発生するとは断言できません。地震が発生する可能性が高いため
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No.10202 20230315報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月15日 (水) 14時16分 [返信]

【まとめ】
首都圏で3/9から地震が頻発。
★★ 「3/9 M4.6房総半島沖」 
巨大地震震源域になれば、首都圏は震度7と巨大津波
★★ 「3/11 M5.2明神礁東方沖」
巨大地震震源域になれば、本州と九州太平洋側が巨大津波

今回の予想する巨大地震震源域
上記★★のどちらかであると思います。

詳しくは後日、巨大地震の震源域で詳述します。
上記の「3/9 M4.6房総半島沖」は、千年前、房総沖でM8級地震が起こり、その震源域候補となっているところです。
外房の海岸付近が地殻変動で沈降し、津波の浸水範囲が広がり、津波が内陸3.5kmまで侵入したと推察されている。

【内容】
●首都圏で頻発する地震
★★3/9 23:14  M4.6房総半島沖(USGS:無感)
3/11 5:13   M4.2千葉県北西部 震度3
★★3/11 9:16 M5.2明神礁東方沖(USGS:無感)
3/12 20:21 M2.8 神奈川県西部 震度2
★3/14 20:23 M2.9 千葉県東方沖 震度1
★3/15 3:28   M3.2 千葉県東方沖 震度1
★3/15 4:09   M3.0 千葉県東方沖 震度1
3/15 6:05   M3.0 茨城県南部 震度3
315 6:39   M3.8千葉県北西部 震度2

この中で、重要と推察する地震に★★を付けました。
★は、巨大地震震源域になれば、震源域に含まれる地域です。

●千葉県の太平洋岸で歴史記録にない津波の痕跡を発見
副題:約1000年前に発生した房総半島沖の巨大地震によって九十九里浜地域が浸水
2021/9/3発表:産業技術総合研究所
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2021/pr20210903/pr20210903.html

西暦800年~1300年頃のものと思われる津波堆積物が新たに九十九里浜沖で発見された。上述の地震以外の未知の巨大地震によるものと思われ、マグニチュードは8.5前後と推測される。津波堆積物は海岸から3.5kmほど内陸まで到達していた。
津波の再現シミュレーションによりM8クラスの巨大地震が房総半島沖で発生したことが明らかになった。
さらに、房総半島沖の「プレートの三重点」。各種津波浸水シミュレーションを行ったところ、フィリピン海プレートに対して太平洋プレートが沈み込む領域が破壊された場合、比較的小さなすべり量でも九十九里浜地域を大きく浸水させる津波が発生することがわかった。」

日本経済新聞 2021/9/3
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE02AGP0S1A900C2000000/
千年前、房総沖でM8級地震か 未知の大津波の痕跡
千年ほど昔の平安~鎌倉時代に、房総半島沖でマグニチュード(M)8.5程度とみられる未知の巨大地震が起き、千葉県・九十九里浜地域が大津波に襲われた可能性を示す痕跡を確認したとの調査報告を、産業技術総合研究所などのチームが2日付の英科学誌ネイチャージオサイエンス(電子版)で発表した。
震源域は房総半島付近の地下、深さ20~50キロにあるフィリピン海プレートと太平洋プレートの境界の可能性があり、10メートル程度ずれ動くことで海底が変形して津波が発生。海岸付近が断層の動きで沈降し、津波の浸水範囲が広がったらしい。


No.10201 20230314報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月14日 (火) 13時41分 [返信]

1,津波ハザードマップ

国土交通省のハザードマップポータルサイトがあります。

https://disaportal.gsi.go.jp/

こちらで、自分や家族や友人の住んでいる地域のハザードマップを簡単に検索、案内してくれます。

2,スマホのアプリ:逃げトレ
https://nigetore.jp/

逃げトレは、自分のタイミングで気軽に
できるスマホの個人用避難訓練アプリです。

無料です。

訓練なんてしたことないし、初めてでどうしたらいいかわからないという方に、スマホでまずは、机上で訓練できます。

例えば、避難ルートを作ってみて、これでいけると判断しても、このアプリを使うと、危ないルートだったなんてことがわかります。




No.10200 20230312報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月12日 (日) 02時16分 [返信]

今後の予定

しばらくAlexey Lyubushin博士の巨大地震予想を報告していましたが、今後は、自分たちの観測:ラドン観測をもとに、巨大地震の根拠を報告していきます。

次に
震源域の予想を、自分たちのラドン観測とAlexey Lyubushin博士のデータから予想します。

震源域から、揺れと津波の特徴を予想して、防災に生かします。

最後に、巨大地震発生時期の予想です。
ラドン収束からは、巨大地震の場合には、1-2か月後という予想しかできません。

そのため、東日本大震災や2015年小笠原諸島西方沖巨大深発地震発生前にみられた、異常を解析。
その結果を生かして、今回の巨大地震では、長くて1週間以内、たぶん3日以内の巨大地震発生の短期予想を行います。

今回の巨大地震の一番の特徴は、南東北、関東から九州の太平洋側に巨大津波が押し寄せることです。

お住まいの地域の津波ハザードマップで、避難場所、避難ルートを確認し、避難訓練を行ってください。
朝、日中、夕方、夜に分けて、避難訓練も重ねてください。
また、家族との連絡方法なども、念入りに確認願います。

自分の経験からは、これらを丁寧に行うと、一か月はかかりますので、今から、実行願います。

津波ハザードマップは、その地域で起こる最大の津波を想定しています。
まずは、避難場所に安全に非難する方法を確認願います。
次に、自然災害ですから想定外のこともありますので、さらに、安全な高台への非難も考えてください。


No.10199 20230311報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月11日 (土) 04時43分 [返信]

【まとめ】
●東日本大震災:今後の地震活動;大地震と巨大地震は?
1,巨大地震に共通する余震活動
2011年から10年の後半5年間の地震活動は、本震前に比べて、
震源域中心部で静穏化している。
その一方で、周辺域で、活発な状態が続いている
2,東日本大震災と2004年スマトラ島沖地震の比較
東日本大震災から12年経過したが、2004年スマトラ沖巨大地震とその後12年と異なり、
周辺で、M8クラスの地震が発生しておらず、巨大地震が懸念されます。
3,日本の最近20年の巨大地震をみると、巨大地震の震源が南方に広がる傾向があり,今後は伊豆諸島沖や関東~九州~琉球にかけての海溝沿いでも巨大地震が発生する可能性がある。

【内容】
●東日本大震災:今後の地震活動;大きな地震は?
1,巨大地震に共通する余震活動
「大きくずれ動いた震源域の周辺で地震活動が活発化」
https://www.khb-tv.co.jp/news/14645596
東北大学災害科学国際研究所2022/6/13;Press Release
地震のメカニズムの専門家で東北大学の遠田晋次教授は、東日本大震災から2021年までに大きな地震が相次いだ原因を突き止めるため、マグニチュード3以上の地震活動を分析した。
2011年から10年の後半5年間の地震活動は、
本震前に比べて、震源域中心部で静穏化している。
その一方で、周辺域で、活発な状態が続いている
1960年チリ地震M9.5、1964年アラスカ地震M9.2、2004年スマトラ島沖地震M9.2の余震活動も、震源域中心部は数年以内に終わり、逆に周辺域では、高い活動を保持している。
これは、超巨大地震の共通する特徴とみられる。

2,東日本大震災と2004年スマトラ島沖地震の比較
2004/12/26スマトラ島沖;マグニチュード9.1
8年後の2012年M8.2&M8.6巨大地震、
12年後の2016年M7.8巨大地震
これらの地震はプレート境界ではなく、少し離れたオーストラリアプレート内部で発生したものと見られます。「アウターライズ地震」と呼ばれるタイプの地震です。
それに対し、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生後、周辺で、M8クラスの地震は発生していません。
東日本大震災から12年経過しましたので、スマトラ沖巨大地震と同様に、M8クラスの地震が懸念されます。

3,石渡 明(2012)、日本地質学会コラム
世界のM9地震と地質学の課題
http://geosociety.jp/faq/content0365.html
一部抜粋引用します。
今後もM8クラスの巨大地震が東北~北海道沖で引き続き頻発するか,これで収束するかは判断できないが,もともと日本の地震活動は世界で最も活発なことを念頭に置く必要がある。
巨大地震の震源が南方に広がる傾向があり(図1a),今後は伊豆諸島沖や関東~九州~琉球にかけての海溝沿いでも巨大地震が発生する可能性がある。


上記図1aを下記に示した。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1678412757-835-741.jpg

No.10197 20230310報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月10日 (金) 05時03分 [返信]

●東日本大震災から明日で12年
2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒(日本時間)、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmの海底を震源として発生した東北地方太平洋沖地震は、日本における観測史上最大の規模、1900年以降、世界でも4番目の規模、マグニチュード (Mw) 9.0を記録し、震源域は岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200kmの広範囲に及んだ。

この地震により、場所によっては波高10m以上、最大遡上高40.0mにも上る大津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。

地震が起こって、約一か月
I love you & I need you ふくしま / サンボマスター
https://www.youtube.com/watch?v=dJ8k15UyIuc

I love you baby 福島 I need you 福島  ふくしまが好き
僕らは福島が好き

ジーンときました。

他界された皆様、行方不明の皆様をしのんで、今日もお寺で、「般若心経」をよみ、光明真言を唱え、供養を続けたいと思います。

No.10198 再度すいません 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月10日 (金) 08時53分

I love you & I need you ふくしまhttps://www.youtube.com/watch?v=3CQJuAN2BEY

No.10196 20230309報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月09日 (木) 03時12分 [返信]

【まとめ】
3/6報告で、次の巨大地震は、東日本大震災と同等以上の地震規模M9以上の可能性があると報告しましたが、どこにそんな巨大な歪が蓄積されているか、解析した報告を紹介します。
M9クラスの巨大地震を引き起こすほどエネルギーがたまっている恐れがある地域は、日本国内の南西諸島や伊豆小笠原諸島だった。伊豆諸島に注目すると、八丈島から鳥島で、特に鳥島周辺が顕著だった。

【内容】
●日本のどの場所にM9クラスの超巨大地震のエネルギーが蓄積されているか
3/6報告で、Alexey Lyubushin博士の日本のF-net(広帯域地震観測網)のデータ解析結果から、次の巨大地震は、東日本大震災と同等以上の地震規模M9以上の可能性があると報告しましたが、どこにそんな巨大な歪が蓄積されているか、解析した報告を紹介します。

次の図は、2013年10月30日の朝日新聞から引用しました。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1678298677-641-627.jpg

〇沖縄・小笠原にM9級地震のエネルギー? 学会発表へ
2013年10月4日23時47分 朝日新聞
「地震を起こすエネルギーが世界各地の地中にどれほどたまっているかを調べたところ、沖縄など南西諸島や小笠原諸島の付近など17カ所で、マグニチュード(M)9クラスが起こるおそれがあることが分かった。静岡大の生田領野(いくたりょうや)助教(地震学)らが7日から始まる日本地震学会で発表する。
 地球の表面を覆うプレート(岩板)の境界では、移動するプレートが陸側のプレートを引きずりながら潜り込み、陸側に元に戻ろうとするエネルギーがたまる。はねあがる時にエネルギーが解放され、地震が起きると考えられている。
 生田助教らは、公開されている地質調査や全地球測位システム(GPS)などからはじき出したプレートの動く速度から、1900年から2010年までの過去111年間で沈み込んだ長さを推定。国際地震センター(英国)が持つ同期間の9248個の地震の記録と照らし合わせて、プレートが元に戻った長さを求めて、たまっているエネルギーを算出した。
 その結果、M9クラスの巨大地震を引き起こすほど沈みこむ長さが蓄積され、エネルギーがたまっている恐れがある地域は、日本国内の南西諸島や小笠原諸島、北海道の太平洋沿岸など、世界17カ所で見つかった。いずれも地震が起きる場所として知られる地域だが、史料をもとに地震の発生や規模が予測されることが多かった。
 生田助教は「この手法が本当に正しいか検証していく必要があるが、結果で示された地域ではM9クラスの地震が起きてもおかしくないと思う」と話している。

※この研究は、後日、学術論文にまとめられた。
Evaluation of strain accumulation in global subduction zones from seismicity data
Ryoya Ikuta, Yuta Mitsui, Yuri Kurokawa, Masataka Ando
EARTH PLANETS AND SPACE 67(192) 1-17 2015年12月

図中の慶長地震関連は後日また報告します。

No.10195 20230306報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月06日 (月) 12時50分 [返信]

【まとめ】
Alexey Lyubushin博士の2022/10/20に日本のF-net(日本の広帯域地震観測網)のデータ解析結果をプレゼンテーションし、公開された図表から、日本の次の巨大地震の震源と地震の規模の推察に役立つ図表を選定した。その結果、
〇三宅島、八丈島、明神礁、鳥島の伊豆諸島南部が震源候補
〇地震の規模は、データだけ見ると、東日本大震災前の2010年より大きいピークが2021年に発生しているため、東日本大震災と同等以上の地震規模M9以上の可能性がある。

【内容】
★★私のサイトで最近報告したこと
●「日本は危険な状態にあり、2023年の3月から5月の間に南部で極めて大型の地震が起きる恐れがある。この際に一番危険なのが津波の発生する可能性だ。」
日本に大地震発生の恐れ 東京には大津波 ロシア人地球物理学者
スプートニク日本ニュース 2023/3/3

●新しいピークは(東日本大震災前より大きい)ため、将来の地震のマグニチュードは東日本大震災より大きくなることを意味します
2022/10/20に公開された議事録
ロシア科学アカデミー:地震学部門

震源と地震の規模を考察する際に、もう少し、元のデータが欲しいところです。

2022/10/20にAlexey Lyubushin氏がプレゼンした内容の抜粋を
下図に示します。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1678072572-1036-737.jpg

1,左図
日本のF-net(日本の広帯域地震観測網)のデータ解析結果です。
2003/9/26-2011/3/10の期間の解析と2011/3/14-2022/9/30の期間の解析です。
2003/9/26とは、十勝沖M8.0の巨大地震発生日です。
2011/3/10とは、東日本大震災発生前日です。

まず、上段の指標Δαをみると、2003/9/26-2011/3/10の期間に紫から赤で示された東日本大震災震源域の危険信号は、2011/3/14-2022/9/30の期間には、消えた。
替わりに、三宅島、八丈島、明神礁、鳥島の伊豆諸島南部で危険信号となる。
下段のEnでも同じ傾向です。

2,右図
Lyubushin氏が巨大地震の地震の規模と発生時期をモニタリングしている図です。
2010年に、大きなピークが現れた。その次の年の2011年に巨大地震発生。
再度、2021年に、2010年より大きなピークが出現した。


No.10193 Alexey Lyubushin博士:今回予想される地震規模 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月06日 (月) 01時19分 [返信]

2022/10/20に公開された議事録
ロシア科学アカデミー:地震学部門

ロシア語でしたが、英語に翻訳し、興味深い点のみ紹介します。

because the new peak is larger in amplitude,which means that the magnitude of the future earthquake will be no less than Tohoku
because the new peak is larger in amplitude,which means that the magnitude of the future earthquake will be no less than Tohoku
新しいピークは(東日本大震災前より大きい)ため、将来の地震のマグニチュードは東日本大震災より大きくなることを意味します

この後に、予想震源域が、伊豆小笠原海溝であり、他の海溝と構造が異なるために、日本海溝で発生した東日本大震災と同じと考えるべきではないと議論が続き、公開された議事録では、

it seems to me that 9 should not be expected there, but somewhere around 8.5-8.7.
M9ではないように思えますが、M8.5-8.7くらいだと。

★★
私も千葉九十九里浜や長野の軽井沢のラドンの異常がすさまじいので、M8をはるかに超えるだろうと思っていましたが、
Alexey Lyubushin博士のデータからは、M8.5-M8.7 あるいは 万が一は9を超える可能性もあるということです。

No.10194 地震規模の補足 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月06日 (月) 01時34分

USGSの1900年から2011年3月15日まで統計によると、世界最大の地震は1960年5月22日に発生したM9.5のチリの地震。
2011年3月11日に東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震は、現在世界で4番目に大きい地震。M9.0でした。

M8.5-M8.7だとしても、ベストテンに入る地震の規模です。

https://memorva.jp/ranking/world/usgs_earthquake_largest.php

No.10192 20230305報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月05日 (日) 02時53分 [返信]

【まとめ】
昨日、東京湾周辺に巨大津波と報告しましたので、防災のために、具体的に関東の津波対策を報告します。
1,実際の津波遡上高:元禄関東地震と大正関東大震災
最大で12m熱海、8-10mの津波も4地域で観測した。
2,元禄型関東地震の津波想定
相模湾から伊豆半島の東部、外房で、津波の高さが10mを超える。東京湾奥の東京都心周辺では、5m以下となっている
3,東京都の津波対策
4,東京都では、江戸川区・江東区・中央区・港区・品川区・大田区の6区で津波の危険性がある。想定される津波の高さは、最大で2~2.7m程度。予想外のこともあるので、上記の地域の方々は、津波ハザードマップなどで、避難訓練も考えてください。
【内容】
1,実際の津波遡上高:元禄関東地震と大正関東大震災
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1677950551-703-751.jpg
地図上に数字が記載されているのが、実際の津波高さです。
一番下に、それらの津波高さを図にまとめています。最大で12m熱海
8-10mの津波も4地域で観測した。
2,元禄型関東地震の津波想定
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1677950551-930-700-794-429.jpg
西は静岡湖西市から海岸線沿いに茨城県北茨木市までの地域で、津波の想定を図にまとめています。
相模湾から伊豆半島の東部、外房で、津波の高さが10mを超える
東京湾奥の東京都心周辺では、5m以下となっている
3,東京都の津波
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1677950551-1034-737-466-124.jpg
上記の元禄型関東地震の津波想定を細かく解析し、東京都心ではどこに津波が及ぶかまとめています。
・東京都では、江戸川区・江東区・中央区・港区・品川区・大田区の6区で津波の危険性がある。
・想定される津波の高さは、最大で2~2.7m程度
予想外のこともあるので、上記の地域の方々は、津波ハザードマップなどで、避難訓練も考えてください。具体的には
https://hudousan-kounyu.com/hazardmap/tokyo/tsunami

No.10191 20230304報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月04日 (土) 10時37分 [返信]

211報告続報

2/4の【まとめ】抜粋
本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震による震災地震
根拠とした下記4項目の中で特に大切な、第一項と第二項が、未だ収束していません。
第一項の九十九里ラドン
早ければ、本年3月以降の地震発生と考えられる。

ところで、世界でただ一人東日本大震災の発生を予想したAlexey Lyubushin氏が、
2022/10/20に報告した要旨では、
「2010年に発表した論文と同様な手法で解析し、日本には、再度、2023年3-4月に巨大地震が発生する。その発生地域は、
[the area 30°N < Lat < 34°N, 136°E < Lon < 140°E]
つまり、緯度:30-34度、経度が136-140度で囲まれた地域」とした。
日本の南海です。
この地域には、南海トラフの東側、伊豆諸島南部が含まれます。

上述の地球物理学者で物理数学博士のアレクセイ・リュブシン氏のインタビュー記事が
3/3に報道されました。

日本に大地震発生の恐れ 東京には大津波 ロシア人地球物理学者
スプートニク日本ニュース 2023/3/3

https://sputniknews.jp/20230303/15137436.html
(引用開始)
ロシア人地球物理学者で物理数学博士のアレクセイ・リュブシン氏は、ロシア紙「ガゼータ・ル」の取材に対し、日本の南部の沿岸部、ロシアのクリル諸島、カムチャッカ半島でこれから3か月以内に大型地震が起きる可能性を指摘した。
「日本は危険な状態にあり、2023年の3月から5月の間に南部で極めて大型の地震が起きる恐れがある。この際に一番危険なのが津波の発生する可能性だ。地震の発生すると見られる地域から、津波は東京都付近を襲うだろうと見られている。そうなった場合、犠牲者は多くなる」リュブシン氏はこう語っている。
(引用中止)

上述のAlexey Lyubushin博士2022/10/20報告と異なっているところ
〇発生予想期間が3-4月から3-5月に変更されたこと。

もう一点の注目は、megaquake(巨大地震)の地震の特徴を巨大津波としている点で、その巨大津波は東京湾を直撃し、南関東に甚大な被害を及ぼすと警告している点です。

上述のように予想震源域には、南海トラフと伊豆諸島南部が含まれます。

もし、この巨大地震が南海トラフ地震であるとしたら、警告は、震度7の揺れと日本の太平洋側に巨大津波警戒と訴えるはずですが、
そうではない点が注目されます。

下図で説明します。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1677892892-1115-853.jpg

下段の図から説明します。
下段の図は、震源が不明だ巨大津波で多くの溺死した慶長地震が伊豆鳥島の巨大地震と仮定した津波のシミュレーションです。
下図左側が通常のプレート間地震による津波
下図右側が、アウターライズ地震による津波です。
この震源域に対して、東京湾は正対しています(間口を広げている)ので、まともに津波の影響を受けます。

10m以上の津波が東京湾沿岸部を襲うシミュレーションです。

さらに、本州の太平洋側と九州にも巨大津波が襲います。

上段の図を説明します。
Alexey Lyubushin氏の予想震源域は
緯度:30-34度、経度が136-140度に囲まれた地域ですので、

緯度34度付近で発生した最近70年間の大地震の震源と主な津波を示しています。

この70年間には、M8を超える巨大地震は発生していません。

津波は宮城県から房総半島、静岡県の御前崎まで襲っています。

★★
私栃木の研究者は、M8を超える巨大地震の的確な予想は、個人ではできないと、東日本大震災の時に痛感しましたので、自分が信頼できるほかの方の予想も含めて、巨大地震の防災を主目的にしています。





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