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No.10210 20230403報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年04月03日 (月) 18時10分 [返信]

●約30頭のイルカが波打ち際に うち5頭は死亡 千葉県一宮町などの海岸
2023/04/03

https://nordot.app/1015513825895383040?c=428427385053398113

外房の一宮町などの海岸で、イルカ約30頭が打ちあがっているのが見つかりました。  警察などによりますと、4月3日午前6時半すぎ、一宮町の釣ヶ崎海岸で「波打ち際にイルカが打上げられている」と、サーフィンをしていた女性から110通報がありました。  一宮町役場によりますと、釣ヶ崎海岸から500メートルほど南下したいすみ市の太東海岸にかけて、30頭ほどのイルカが打ち上がっているのが確認され、そのうち5頭ほどが死んでいるということです。  町役場の職員と、近くにいたサーファーなどが、生きているイルカを海に戻すなど、対応に当たっています。  銚子海洋研究所の宮内幸雄所長によりますと、打ちあがったイルカは、海水の暖かい沖合に生息するカズハゴンドウの群れで、「きょうは海から陸地に向けて風が強く吹いたため、イルカの群れがエサの魚を追っていくうちに、沿岸の冷たいエリアに入り、身体がまひして流され、打ち上げられた可能性がある」ということです。


本サイト2/6の報告抜粋
東日本大震災2011/3/11の一週間前
3月4日夜,茨城県鹿嶋市でクジラ50頭が浜に打ち上げられた
(54頭説もある.体長2~3 mのカズハゴンドウらしい)
(3月5日の読売新聞)

このような海洋生物の宏観異常現象が続くか注目されます。

No.10211 追記 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年04月03日 (月) 18時23分

東京多摩東部の電磁波ノイズ観測で、
中波520kHzの電磁波ノイズが
3/29,3/30,3/31、4/1、4/2と非常に強く、
ピークは、4/1でした。

関連があるのかもしれません

No.10212 2015年のイルカ打ち上げ 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年04月04日 (火) 08時18分

2015/4/10

茨城県の海岸に、イルカのカズハゴンドウ130頭以上打ち上げられた。
10日の午前6時頃、茨城県鉾田市上沢の海岸で、
「イルカが大量に打ち上げられている」という通報がありました。

鹿島海上保安署が確認したところ、打ち上げられていたのは
カズハゴンドウというイルカの一種で、
体長2~3mの個体約130頭以上にも及ぶという事です。

https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14286687126280


★★
2015年5月30日
小笠原諸島西方沖 M8.1 深発巨大地震発生。

2015/5/3
鳥島近海5月3日に鳥島近海でM5.9の地震が発生した。
この地震により、八丈島で0.6mの津波を観測した。

この地震の詳細:鳥島から100 kmほど北方に離れた海域に位置し,直径約8 kmの火山性陥没地形(カルデラ)を有する「須美寿(スミス)カルデラ」という海底火山において,「トラップドア断層破壊」というカルデラ火山特有の地震現象が発生し,津波を引き起こした.
https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/research/17626/

上記宏観異常現象後、30-50日後の近海の大きな地震活動でした。

※イルカやクジラは、エコーロケーションと呼ばれる
音波をソナーのように使い、
仲間と意思疎通するコミュニケーション方法を取っています。
また、磁場を探知し自分の位置を把握する
GPS機能のようなものを備えていると言われています。

つまり、地震が起こる前の地殻変動による磁気の異常などにより、
混乱し打ち上げられたとも言われています。

No.10213 追記 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年04月06日 (木) 02時21分

1923/9/11 関東大震災 M8の巨大地震
死者・行方不明者は推定10万5,000人で、明治以降の日本の地震被害としては最大規模の被害

九十九里浜太東崎、震央から103km、地震の3ヶ月前
大正12年5月~6月にかけて、九十九里浜南端の太東崎で体長2~4mのゴンドウクジラが数十頭集団で砂浜に乗り上げ、捕獲された。

『地震の前兆現象 予知のためのデータ・ベース』
(力武常次、東京大学出版会、1986)

No.10209 20230402報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年04月02日 (日) 07時56分 [返信]

●本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震による震災地震

1,本サイト浅間山山麓の長野県軽井沢観測点と千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度の8年間(2017-2023年)のラドンガス異常変動
千葉九十九里浜のラドンのみが、未だ異常値を観測中。
収束傾向を示したら、東日本大震災時の異常と比較しながら、8年間のラドン変動を図表をもとに詳しく解説します。

2,東京多摩東部のELF帯電磁波ノイズ前兆
2022/5/19から2023/4/1まで、9か月以上継続。
「東日本大震災におけるELF帯電磁波観測の異常期間:4-5か月」より
はるかに長い継続性を示しています。
未だ継続中。収束傾向を示したら、図表をもとに詳しく解説します。

3,直前前兆
さらに、直前前兆(3-7日)を示す私オリジナルの解析図からも、危ない兆候なし。
この解析図も、本番時には、図表をもとに詳しく解説します。

●首都圏VHF帯放送波のー3シグマ以上の明瞭な伝搬異常:
4/1:1-8時 複数ルートで伝搬異常発生。

4/1+6=4/7まで、震度5弱程度の地震に注意。

気になる点は、
2021/2/13 福島県沖 M7.3 震度6強地震
8日前の複数ルートの伝搬異常発生と酷似している点です。

No.10208 20230329報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月29日 (水) 09時53分 [返信]

震災時には、通信が不通になることが多いです。
家族や友人との連絡手段の確保が必須ですので、下記の携帯用アプリをインストールしておいてください。

また、災害時に、家族友人の位置がすぐにわかるソフトや定評があるヤフー防災情報のアプリも紹介しておきます。

●災害用伝言版:ドコモ
https://www.docomo.ne.jp/info/disaster/disaster_board/
ドコモでは、大規模な災害時に携帯電話やスマートフォンで安否確認ができる「災害用伝言板」を提供しています。
「災害用伝言板」とは震度6弱以上の地震など、大きな災害が発生した時に、被災地域にお住まいまたはご滞在中の方が、ドコモの携帯電話やスマートフォン※1からご自身の状況を登録していただくことができ、登録された安否情報はインターネットなどを通じて、全世界から確認※2していただける災害時専用のサービスです。また、あらかじめ指定したご家族や友人に対して、災害用伝言板に登録したことをメールでお知らせしたり(登録お知らせメール)、
被災地の方に災害用伝言板への安否情報の登録を依頼(登録お願いメール)することも可能です。

●災害用伝言版:AU
https://www.au.com/mobile/anti-disaster/saigai-dengon/
KDDI・沖縄セルラーでは、災害時に家族・親類・知人との安否確認にご利用いただくため、災害用伝言板サービスを提供しています。
大規模災害発生時に、災害発生地域にお住まいでau携帯電話をご利用のお客さまが、5G NET/LTE NET上に開設された災害用伝言板に、ご自分の安否情報を登録していただくことが可能となります。登録された安否情報などは、5G NET/LTE NETやインターネットを通じて、全国から閲覧していただけます。また、あらかじめ指定したご家族や知人に対して、
災害用伝言板に登録されたことをメールでお知らせする機能も提供しています。

●災害用伝言版:ソフトバンク
https://app-liv.jp/579182/
メッセージの登録、確認、削除ができる
書きこまれるとあらかじめ設定したアドレスにお知らせを自動で送信
音声メッセージによる安否情報を送受信可能

●Life360: Find Family & Friends
https://app-liv.jp/589290/
アプリを開くだけ。家族や恋人がどこにいるか地図で常時確認できる
チャット機能を搭載。トラブルなどがあればすぐに連絡を取れる
アラート機能があるため、緊急時も家族に素早く連絡可能

●Yahoo!防災速報
https://app-liv.jp/313972/

豪雨や地震、津波などの災害情報をすぐにお知らせ。迅速な対応ができる
自宅、実家、勤め先など、最大3ヶ所まで通知したい場所を登録可能
Apple Watchからの確認も。現在地の災害情報も分かり、旅行先でも安心

No.10207 20230326報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月26日 (日) 07時55分 [返信]

●本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震による震災地震
1,本サイト浅間山山麓の長野県軽井沢観測点と千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度の7年間(2017-2022年)のラドンガス異常変動
九十九里浜のラドンのみが、未だ異常値を観測中。
2,東京多摩東部のELF帯電磁波ノイズ前兆
2022/5/19から2023/3/25まで、9か月以上継続し、
「東日本大震災におけるELF帯電磁波観測の異常期間:4-5か月」より
はるかに長い継続性を示しています。
未だ継続中。収束傾向を示したら、図表をもとに詳しく解説します。
3,直前前兆
さらに、直前前兆(3-7日)を示す私オリジナルの解析図からも、危ない兆候なし。
この解析図も、本番時には、図表をもとに詳しく解説します。

●本サイト3/6報告
Alexey Lyubushin博士が2022/10/20に
日本のF-net(広帯域地震観測網)のデータ解析結果の公開図表。
日本の次の巨大地震の震源域と地震規模の推察に役立つ図表を選定。その結果、
〇三宅島、八丈島、明神礁、鳥島の伊豆諸島南部が震源候補
〇地震の規模は、データだけ見ると、東日本大震災前の2010年より大きいピークが2021年に発生しているため、東日本大震災と同等以上の地震規模M9以上の可能性がある。
〇地震発生予想期間:2023年3-5月

ただ、2023/10/20に公開されたロシア科学アカデミー:地震学部門の会議の議事録からは、
予想震源域が、伊豆小笠原海溝であり、他の海溝と構造が異なるために、
日本海溝で発生した東日本大震災と同じと考えるべきではない。
M9ではではなく、M8.5-8.7クラスの巨大地震と推察。

●防災アプリ
【2023年】防災アプリおすすめTOP10
https://app-liv.jp/lifestyle/safety/0053/#1195836
「防災アプリ」をスマホに入れておくことで、緊急時でも慌てず対応できます。防災アプリには避難所のマップやハザードマップ、災害時に必要なもののチェックリストなど、さまざまな項目が載っていて便利です。

東京にお住まいの方は、7の東京都防災アプリ、家族との非常時の連絡には、6ここだよ
便利なアプリが多いので、必要なものをスマホに入れておいてください。

No.10206 20230325報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月25日 (土) 06時52分 [返信]

【まとめ】
津波地震その2:
1771年八重山地震による巨大津波の発生原因の解明です。
産業技術総合研究所の2018年の研究成果です
• 琉球(南西諸島)海溝に沿った斜面に、東京都全体に匹敵する大規模な海底地すべりの痕跡を発見
• 数値計算により、この海底地すべりが八重山巨大津波の原因である可能性が高いことを示した

1771年八重山地震では、東京都全体に匹敵する大規模な海底地すべりが発生していたことがわかった。この海底地滑りが原因で、最大波高30メートルもの津波が発生していた。

【内容】
産業技術総合研究所:2018/10/18
石垣島、宮古島などを襲った1771年八重山巨大津波の発生原因を解明
-詳細な海底地形データの解析により大規模海底地すべりを発見-
https://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/2018/nr20181018/nr20181018.html

八重山巨大津波は1771年4月24日(和暦では明和8年3月10日)に発生。巨大津波が石垣島、宮古島などを襲った。これまでの研究で最大波高は30メートルに達し、この2島を中心に約1万2千人の犠牲者を出したとされている。

共同研究グループは、産総研・ 活断層・火山研究部門を中心に海上保安庁・海洋情報部、建築研究所、東北学院大学の研究員で構成された。産総研は、日本海周辺の海底地質図整備の一環として2008年から大規模な海底地形と海底地質構造の調査を実施。2016年からは海上保安庁・海洋情報部からデータの提供を受けるなどし、各研究機関が共同で八重山巨大地震の原因究明を進めてきた。
 共同研究グループは、石垣島と宮古島の南方沖で新たに得られた詳細な海底地形データや海底地質構造データを解析した。その結果、「琉球(南西諸島)海溝」沿いの斜面に長さ80 キロ以上、幅30キロ以上の広い範囲にわたって陥没した地形があり、大規模な海底地滑りがあったことが判明。また数値計算によりこの海底地滑りで発生する津波の高さは、八重山巨大津波の推定津波高と匹敵することも分かったという。
 共同研究グループは、大規模な地滑りは巨大な横ずれ断層が関与して起きた可能性が高いとみている。

No.10205 20230323報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月23日 (木) 07時33分 [返信]

【まとめ】
地震動が弱い割に大きな津波を発生させるいわゆる「津波地震」があります。
1605年の慶長地震。1677年の延宝房総沖地震。
1771年の八重山地震。1993年の昭和三陸地震などの例があります。
なんといっても、恐ろしいのは、ほとんど揺れないのに、巨大津波が襲ってくる津波地震。
この点が、南海トラフ地震とは、大きく異なります。

【内容】
●地震動が弱い割に大きな津波を発生させるいわゆる「津波地震」

津波地震とは、、断層が通常よりゆっくりとずれて、人に感じられる揺れが小さくても、発生する津波の規模が大きくなるような地震を意味します。
津波地震の例としては、1896年の明治三陸地震が有名です。

津波地震では、ゆっくりとした揺れが長く続くことも多いため、仮に震度が小さくても、このような揺れを感じた場合には、津波に警戒する必要があります。

●日本国内・近海における歴史地震での例
〇1605年の慶長地震。
地震動の被害としては淡路島の千光寺、および阿波宍喰の被害程度しか知られていない上に、この二つの震害記録については疑問視する見方もある。
にもかかわらず、地震動がほとんど記録されていない房総半島から九州にかけての広範囲で沿岸を波高10 m以上の津波が襲い、溺死者5,000 - 10,000人とされている。
津波襲来範囲から震源域は南海トラフと考えられて来たが、波源域は伊豆・小笠原海溝付近であると仮定すれば津波が説明できるとする説がある。

〇1677年の延宝房総沖地震。
地震動による被害が確認されないのに対し、津波被害が顕著な津波地震。
2014年の東北学院大、東北大などのチームによれば、M8.34、津波の最大高は17m(銚子)、最大遡上高は20m。標高10mの池の堆積物を調べ、コンピュータシミュレーションをした。

〇1771年の八重山地震
推定されるマグニチュード (M7.4) に対し津波が大きく、津波マグニチュード (Mt) は8.5と推定する説がある。
黒島海丘で生じた海底地すべりによって大きな津波を発生させたとする研究や、Mw8.7程度のプレート間の断層を仮定すれば津波が説明できるとする説など、諸説ある。

〇1993年の昭和三陸地震
正断層型のアウターライズ地震です。
地震規模M8.4に比べて揺れによる直接の被害は少なかった。揺れは、震度5程度。
しかし、地殻変動によって発生した大津波が襲来し、被害は甚大となった。
最大遡上高は、岩手県気仙郡綾里村(現・大船渡市三陸町の一部)で、海抜28.7mを記録した。

No.10204 20230318報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月18日 (土) 14時39分 [返信]

今日は、津波は、地震だけではなく、海底火山の噴火、海底地すべりでも起きます。
本日は、今回、巨大地震予想震源域の中にある須美寿(スミス)カルデラでの「トラップドア断層破壊」による津波についての報道です。

●地震だけじゃない、津波の仕組み 大昔には高さ4キロの超巨大津波か
朝日新聞:2022/11/12

https://www.asahi.com/articles/ASQC951V7QC9PLBJ003.html

2015年5月3日、東京都・伊豆諸島の鳥島近海を震源とする地震が発生した。地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・9。八丈島で、最大60センチの津波が観測された。

 気象庁は通常、20センチ以上の津波が予想される場合、地震発生から3分をめどに津波注意報を出す。これは、震源ごとの津波予想シミュレーションの結果をまとめたデータベースをもとにしている。

 だが、この時注意報が出されたのは、実際に津波が観測された後だった。通常、M5~6クラスの地震では観測できるほどの津波は起きないからだ。

 鳥島近海では、1984年から10年に1回程度、地震規模に比べてはるかに規模が大きな津波が繰り返されてきており、予測が困難な謎の津波とされてきた。気象庁は、2007年からこの地域では津波注意報を他の地域よりも小さいMで出す対応をしており、2015年のこの地震以降さらに引き下げた。

 そこで、東京大地震研究所などの研究チームは、15年の地震の際の各地の地震波や津波のデータを元に、どんな地震であればこうした津波を引き起こすのかを再現した。

 その結果、鳥島から北に100キロほど離れた「須美寿(スミス)カルデラ」という海底火山で、火山特有の現象が津波を引き起こしていたと分かった。その名も、「トラップドア断層破壊」だ。

 トラップドア(trapdoor)とは、床や天井などに使われるはね上げ戸の英語。バネなどで戸が上に上がろうとする力がかかっていて、閉じているときは鍵で押さえている。

 今回解明された津波は、これと同様のメカニズムだという。須美寿カルデラでは、継続的にマグマが地下から流入し、上向きの力が働いている。だが普段は、マグマだまりの上の岩盤がまわりの岩石と固着していて「ロック」された状態となっている。

 地震が発生して岩盤のまわりが割れると、ロックが外れる。すると、岩盤が一気に持ち上がって海水を押し上げ、津波を引き起こす。解錠してはね上げ戸が上に開くのと似たことが、海底で起きているということだ。

 トラップドア断層破壊はこれまで、南米・ガラパゴス諸島の地上火山・シエラネグラ火山でも確認されてきたが、海底火山でもおき、津波を引き起こすと明らかになったのは今回が世界で初めてだ。ただ、分かっていないだけで、世界各地ほかの海底カルデラでも、起きている場所があると考えられるという。

 研究の中心を担った、防災科学技術研究所に所属する三反畑(さんだんばた)修・日本学術振興会特別研究員(地球物理)は「この地域の津波警報・注意報の精度向上につなげるだけでなく、世界各地の火山研究にも役立てたい」と話す。

★トラップドア断層破壊の仕組み
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20221109001798.html

★津波を起こす様々な現象
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20221109001801.html

No.10203 20230318報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月18日 (土) 02時22分 [返信]

今日は、津波防災のおさらいです。

●「たった30cmの津波でも…」東日本大震災から12年、改めて知っておきたい“本当の危険性”とは

https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/tsunami-disaster-prevention-1

3月11日。2万人以上の死者・行方不明者(関連死を含む)を出した東日本大震災から12年が経ちました。
たった30cmでも、大人が流されてしまうことがある津波。
1mでは想定上の死亡率は100%となります。

その速度は自動車なみで、津波を見てから走って逃げても、間に合いません。

では、もし津波に襲われそうになったら、どう命を守ればいいのかーー。いま、改めて知りたい防災のポイントを、イラストを通じて紹介します。

津波注意報が出されるのは、予想される波の高さが20cm~1mの場合。
3mまでの高い波の場合は津波警報が、
それ以上の巨大な波の場合は、大津波警報が発令されます。

津波はどれほど危険なのか。
内閣府が2012年にまとめた「南海トラフ巨大地震の被害想定」では、インドネシア・スマトラ沖で04年に起きた津波災害をもとに、「浸水深別の死者率関数」を設定しました。

内閣府の防災担当者によると、最悪を想定したものではありますが、その数値は以下の通りです。

津波による浸水の深さ:想定上の死亡率

100cm:100%
90cm:99.7%
80cm:95.2%
70cm:71.1%
60cm:28.9%
50cm:4.8%
40cm:0.3%
30cm:0.01%

津波の力は非常に強く、浸水が深くなるほど、人の力で対抗したり脱出したりするのが難しくなっていきます。

浸水が30cmを超えると健康な大人でも歩くことが難しくなり、足をすくわれて流されてしまうことも。

30~50cmでは車などが浮き始め、大人でも何かに捕まっていないと立っていられない状況です。50~70cmでは健康な成人も流されるほどの勢いとなり、死亡率も一気に上がります。

津波による浸水の深さが80cmを超えると死亡率は95.2%となり、多くの人が死亡すると想定されています。

1mになると、想定死亡率は100%となります。津波が予想される事態となれば、一刻も早く避難し、巻き込まれることを防ぐのが最も重要です。

では、もしものとき、どのように身を守れば良いのか。

とにかく大切なのは、揺れを感じたり、警報や注意報などが発令された場合は、「すぐに、高いところに逃げる」ということです。

三陸地方では「津波てんでんこ」(津波がきたら、取るものも取りあえず、各自でとにかく逃げろ)という言葉で、一刻も早い避難の大切さを言い伝えています。

海水浴場や海岸沿いで「津波フラッグ」を見かけた場合も同様です。2020年から導入されたもので、避難の必要があるときに掲げられる、赤と白の格子模様の模様の旗です。これを見たら、すぐに避難して下さい。

なお、海沿いの地域には、津波に注意をする必要があるエリアや、避難場所に関する看板が設置されています。

地震による津波は、いつ起きるかわかりません。海沿いにいるときは看板を意識し、もしものときの「避難経路」をイメージしておきましょう。

津波は自動車なみのスピードで陸地に襲いかかるため、津波を目にしてから、走って逃げることは極めて困難です。

また、高いところや海から離れたところに避難をしても、想定された高さ以上に駆け登ったり、川をさかのぼり、海から離れたところに被害をもたらしたりすることがあります。

避難時は「ここなら安全」と思わずに、可能な限り高いところを目指し続けることが大切です。

さらに、津波は何度も訪れることがあります。最初の波よりもあとの波が高いこともあるため、避難をした際は、警報や注意報などが解除されるまで、元の場所に戻らないようにしましょう。

No.10202 20230315報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月15日 (水) 14時16分 [返信]

【まとめ】
首都圏で3/9から地震が頻発。
★★ 「3/9 M4.6房総半島沖」 
巨大地震震源域になれば、首都圏は震度7と巨大津波
★★ 「3/11 M5.2明神礁東方沖」
巨大地震震源域になれば、本州と九州太平洋側が巨大津波

今回の予想する巨大地震震源域
上記★★のどちらかであると思います。

詳しくは後日、巨大地震の震源域で詳述します。
上記の「3/9 M4.6房総半島沖」は、千年前、房総沖でM8級地震が起こり、その震源域候補となっているところです。
外房の海岸付近が地殻変動で沈降し、津波の浸水範囲が広がり、津波が内陸3.5kmまで侵入したと推察されている。

【内容】
●首都圏で頻発する地震
★★3/9 23:14  M4.6房総半島沖(USGS:無感)
3/11 5:13   M4.2千葉県北西部 震度3
★★3/11 9:16 M5.2明神礁東方沖(USGS:無感)
3/12 20:21 M2.8 神奈川県西部 震度2
★3/14 20:23 M2.9 千葉県東方沖 震度1
★3/15 3:28   M3.2 千葉県東方沖 震度1
★3/15 4:09   M3.0 千葉県東方沖 震度1
3/15 6:05   M3.0 茨城県南部 震度3
315 6:39   M3.8千葉県北西部 震度2

この中で、重要と推察する地震に★★を付けました。
★は、巨大地震震源域になれば、震源域に含まれる地域です。

●千葉県の太平洋岸で歴史記録にない津波の痕跡を発見
副題:約1000年前に発生した房総半島沖の巨大地震によって九十九里浜地域が浸水
2021/9/3発表:産業技術総合研究所
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2021/pr20210903/pr20210903.html

西暦800年~1300年頃のものと思われる津波堆積物が新たに九十九里浜沖で発見された。上述の地震以外の未知の巨大地震によるものと思われ、マグニチュードは8.5前後と推測される。津波堆積物は海岸から3.5kmほど内陸まで到達していた。
津波の再現シミュレーションによりM8クラスの巨大地震が房総半島沖で発生したことが明らかになった。
さらに、房総半島沖の「プレートの三重点」。各種津波浸水シミュレーションを行ったところ、フィリピン海プレートに対して太平洋プレートが沈み込む領域が破壊された場合、比較的小さなすべり量でも九十九里浜地域を大きく浸水させる津波が発生することがわかった。」

日本経済新聞 2021/9/3
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE02AGP0S1A900C2000000/
千年前、房総沖でM8級地震か 未知の大津波の痕跡
千年ほど昔の平安~鎌倉時代に、房総半島沖でマグニチュード(M)8.5程度とみられる未知の巨大地震が起き、千葉県・九十九里浜地域が大津波に襲われた可能性を示す痕跡を確認したとの調査報告を、産業技術総合研究所などのチームが2日付の英科学誌ネイチャージオサイエンス(電子版)で発表した。
震源域は房総半島付近の地下、深さ20~50キロにあるフィリピン海プレートと太平洋プレートの境界の可能性があり、10メートル程度ずれ動くことで海底が変形して津波が発生。海岸付近が断層の動きで沈降し、津波の浸水範囲が広がったらしい。


No.10201 20230314報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年03月14日 (火) 13時41分 [返信]

1,津波ハザードマップ

国土交通省のハザードマップポータルサイトがあります。

https://disaportal.gsi.go.jp/

こちらで、自分や家族や友人の住んでいる地域のハザードマップを簡単に検索、案内してくれます。

2,スマホのアプリ:逃げトレ
https://nigetore.jp/

逃げトレは、自分のタイミングで気軽に
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訓練なんてしたことないし、初めてでどうしたらいいかわからないという方に、スマホでまずは、机上で訓練できます。

例えば、避難ルートを作ってみて、これでいけると判断しても、このアプリを使うと、危ないルートだったなんてことがわかります。






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