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No.8378 2017318報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2017年03月18日 (土) 05時51分 [返信]

◎熊本地震の前兆整理と今後
1,熊本地震に伴う地下水中のヘリウム異常と地殻の歪み変化:熊本大学→こちら

http://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/sizen/20161130

東京大学、京都大学、熊本大学、東北大学の研究グループは、多大な人的被害をもたらした2016年熊本地震の震源域近くで、
地震後すぐに深さ1000mの地下水を採取し溶存する気体成分を分析しました。

その中でヘリウムの同位体比(注1)が地震の前後で変化し、帯水層を構成する岩石が地震により破壊されることで、
岩石中の放射性起源ヘリウムが地下水に付加されたと推定されました。

そして地震による地殻の体積歪み変化量が大きいほど、ヘリウムの付加量が多いことを明らかにしました。

 これまでにも大地震の前後で地下水のラドンなど化学成分が変化することは知られていましたが、
本研究では世界で初めてヘリウムの変化量を地殻の歪み量と関連づけて定量的に評価しました。

 地震が多発する日本において大地震のメカニズムを解明することは防災面からも重要であり、
深層地下水や深海堆積物間隙水を利用することで、ヘリウム同位体から観測の難しい地殻の歪み変化を評価できる可能性があります。

注1);ヘリウムの同位体比
ヘリウムには安定な同位体が2個あり、その比(3He/4He比)をヘリウムの同位体比と呼んでいる。
3He はマントル起源の物質であり火山活動を評価するのに用いられる。
一方4He は地殻中のウランやトリウムが放射壊変することで生成され、地殻を構成する岩石中に多い。

地下水にこれらの物質が混合することで3He/4He比が変化する。


2,本サイト空の掲示板
上記の文献では、地震の前後で、深さ1000mの地下水で、ヘリウムの同位体比が大きく変化していた。
そうであれば、深井戸の地下水位なども、熊本地震前で、大きく変化するはずです。

本サイト空の掲示板
No.38852 1月18日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり8号 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2016年01月19日
No.38853 続きです その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2016年01月19日

熊本市東部の上南部地区地下水位のグラフです→こちら

https://bbs3.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseinoti--1453131270-800-733-275.jpg

2016/1/8から、地下水位が低下し始めて、1/15-1/17にかけて、大きく、地下水位が低下しています。

3,本サイト熊本県北部大気中ラドン濃度観測

図2017031801の左図に本サイト熊本県北部大気中ラドン濃度を示しました。

http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/kumamotokita_suii.jpg

2016/1/1-1/2にラドン濃度のピークを付け、増減を繰り返しながら減衰。416熊本地震を迎えます。

右図に、熊本市上南部地区の上南部地区地下水位のグラフです。
本サイト本サイト熊本県北部大気中ラドンがピークを付けた2016/1/1の14日後に、地下水位が極端に大きく
低下していることがわかります。

本サイト熊本県北部大気中ラドン濃度観測は、熊本地震の前兆を捉え、2016/1/1-1/16に前兆のピークを迎えていることがわかります。

4,今後
熊本県北部大気中ラドン濃度が、その後、再上昇し、2016/6/25に、100ベクレルを記録しています。
2016/1/1-1/2の熊本地震前兆ピークの67ベクレルよりかなり高い濃度で、なだらかに減衰中です。

熊本地震の再来の可能性もあるので、上記熊本市の地下水位の変化もモニタリングしています。

もう一つの可能性です。

地震予知連絡会会報第96巻12-26 日向灘の地震と九州内陸で発生する地震の関係
名古屋大学大学院環境学研究科 地震火山研究センタ-

http://cais.gsi.go.jp/YOCHIREN/report/kaihou96/12_26.pdf

「日向灘で地震が発生すれば半年以内に九州内陸で、
逆に九州内陸で地震が発生すれば半年以内に日向灘で地震が発生する可能性が高い」

上記熊本北部ラドンの熊本地震前ピークが1/1-1/2
その半年後に、再度大きなピーク、6/25

上記報告の半年というキーワードと、熊本北部ラドンのラドン異常の間隔が一致しています。


以上まとめます。
東京大学、京都大学、熊本大学、東北大学の研究グループは、2016年熊本地震の震源域近くで、
地震後すぐに深さ1000mの地下水を採取し溶存する気体成分を分析し、ヘリウムの同位体比が大きく変化していることを報告した。

熊本市東部の上南部地区深井戸の地下水位も、
2016/1/15-1/17にかけて、大きく、低下しています。

本サイト熊本県北部大気中ラドン濃度は、
2016/1/1-1/2にラドン濃度のピークを付け、増減を繰り返しながら減衰。416熊本地震を迎えた。

ラドンピークの2週間後に、熊本市東部の上南部地区深井戸の地下水位が大きく低下していることから
本サイト熊本県北部大気中ラドンは、熊本地震の前兆を捉え、そのピークは、震災3ヶ月前の1/1-1/16だったことが明らかになった。

本サイト熊本県北部大気中ラドン濃度は、1/1-1/2の半年後の6/25に、1/1-1/2より更に大きなラドンピークを迎えた。

地震予知連絡会会報第96巻12-26の報告によれば、
「九州内陸で地震が発生すれば半年以内に日向灘で地震が発生する可能性が高い」

本サイト熊本県北部大気中ラドンの1度目と2度目のピークの間隔は半年であるので、この報告の間隔と一致する。

日向灘地震と熊本地震再来。両者を上記報告で得られた前兆観測なども指標にして、定期的に
今後、モニタリング報告します。



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