◎福島沖:M7.3その3
○本サイト宮城県仙台市観測点の大気中ラドン濃度変動:最近5年間
最近5年間の本サイト宮城県仙台市観測点の大気中ラドン濃度を 図2016112401に示した。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/sendairadon20161124.jpg最近5年間で、大きなラドン濃度異常が4回あります。
2012年9-11月、2014年8-10月、2015年8-9月、2016年7-9月
それぞれ、異常濃度終息後に、宮城周辺で、M6-M7の大きな地震が発生しています。
しかし、4回の濃度異常の中で、今回の2016年7-9月の異常の対応地震が、11/22:福島沖M7.3のみであるとは考えにくい。
グラフが示す通り、
異常濃度の期間、最高濃度ともに、過去5年間の中では、とびぬけて大きいためです。
昨日報告の通り
「「1938年:塩屋崎地震の再来に警戒、さらには、
三陸沖から、青森沖、十勝沖に至る広い範囲で、まだ、M7クラスの地震に警戒が必要です。」」
その根拠です。
○観測者仲間の観測観察:11/23
1、茨城県南部観測点
23時:電磁波計振り切れ
★★
本観測点の電磁波計振り切れは、11/17朝に発生した。その5日後の11/22、130km北で福島沖M7.3が発生した。
2、東京葛飾観測点:磁石落下装置
直下型西がクリップ2個落下しました。
直下型南と南側ブックスタンドは磁力強いままです。
今日、房総半島南沖や八丈島地震がありましたが、
南側まだあるのでしょうか。
他の磁石落下装置は異変なし。 終息スタンバイ状態のままです。
○本サイト空の掲示板
No.40281 11月23日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり8号
東北の福島にも亀裂雲が三陸沖に向かっている。福島沖には、さざ波雲に近い大気重力波が発生。
筋状雲帯も並列して現れている。東方沖に、再び余震があると思われる。
以上まとめますと、
最近5年間の本サイト宮城県仙台市観測点の大気中ラドン濃度観測、
ラドン濃度異常が4回あり、2016年7-9月の異常濃度は、その期間、最高濃度ともに、過去5年間の中では、とびぬけて大きい。
昨日報告の通り
「「1938年:塩屋崎地震の再来に警戒、さらには、
三陸沖から、青森沖、十勝沖に至る広い範囲で、まだ、M7クラスの地震に警戒が必要です。」」
茨城県南部観測点では、11/17に続き、11/23電磁波計振り切れ発生。
今後、最低でも5日間は、福島沖地震警戒。
衛星画像では、11/22に続き、11/23にも
福島沖を中心に、東北沖で、現象が継続中。