◎2016/10/21:鳥取県中部:M6.6 震度6弱:その4:モニタリング
○山陰地震モニタリング指標その1
10/20まで続いた電磁波ノイズは、10/22には、半分程度まで収まり、
激しい地震電磁気現象は、一旦弱まる。
しかし、10/23には、10/20と、同程度まで、電磁波ノイズは強くなった。
○山陰地震モニタリング指標その2
10/20にみられた、激しいノイズ。10/22には、半分程度まで収まっています。
10/23には、10/20にみられた強さの半分程度だが、長時間ノイズは見られた。
○山陰地震モニタリング指標その3
10/1-10/13まで見られた、大きな地電位変動。10/21以降は、変動なく、0mVで、静穏。
以上、まとめますと、
本日は、昨日より、強い揺れの恐れがある。震度6弱の可能性は、わずかにある。
本日日中、上記指標にさらに異変あれば、昼休みか、夕方、臨時報告します。
なお、最近24時間で、:鳥取県中部地震で、最大の震度は、
10/24:2:59:震度3で、昨日のモニタリング予想の範囲内だった。
◎岐阜県飛騨市跡津川観測井戸の顕著な変動とさざ波雲
○岐阜県飛騨市跡津川観測井のBAYTAP補正地下水位
最近大きく変動しています。
跡津川観測井は跡津川活断層に位置し、富山:岐阜の県境に近い。
岐阜県飛騨市跡津川観測井の最近2年間&最近三か月の水位とひずみ計の観測を
図2016102401に示した。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/gifusuii1024.jpg最近2年間では、2015年3-5月、2016年8月中旬から-現在の二つの期間で、
BAYTAP補正地下水位(緑線)の変動が大きい。
さらに、上記両期間で、ひずみ計の観測も大きく変動しています。
○本サイト空の掲示板
No.40166 10月23日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり8号
衛星画像からは、北陸にさざ波雲と断層状亀裂雲が出現。かなりハッキリと輪郭が見られた。
以上まとめますと、
岐阜県飛騨市跡津川観測井で、2015年3-5月、2016年8月中旬から-10/23の期間で、
地下水位が、明らかに変動しています。
さらに、10/23には、北陸にさざ波雲(大気重力波は、山陰-北陸)が出現した。
ただ、本サイト石川中央と、石川南加賀地方の大気中ラドン濃度には大きな変動がない。
2015年3-5月の跡津川地下水位変動後、2010/5/30に、2015/5/30:小笠原西方沖巨大深発地震が発生。
今回も北陸周辺で、大きな地震が発生するのではなく、モニタリング中の巨大地震の
大きな前兆の一部かもしれません。
東日本大震災発生直前にも、岐阜県飛騨地方で、群発地震が発生しました。
◎首都圏の異変
本サイト千葉県銚子観測点:10/23
いつも落ちる鈴が落下していましたが、すぐに復帰しました。
本サイト千葉県香取市観測点行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測でも、10/21を中心に
中規模程度の強いノイズを観測。
今のところ、震度3-4程度、M5程度の地震前兆ですが、
今後さらに前兆が大きくなれば、また、報告します。