●10/8未明:阿蘇山、爆発的噴火
阿蘇山が爆発的噴火 警戒レベルを3に引き上げ:NHK News web:10/8:2:12→こちら
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161008/k10010722451000.html?utm_int=news_contents_news-main_001要約すると、
「「10/8未明、熊本県の阿蘇山の中岳第一火口で爆発的噴火が発生した。
噴煙が高さ1万1000メートルに達した。
阿蘇山では、今回の爆発的噴火が起きる、およそ4時間前の7日午後10時前にも噴火が発生し、
その直後から火山性微動の振幅が徐々に大きくなり、
噴火が発生した時刻と同じ、午前1時46分ごろには火山性微動によって熊本県南阿蘇村で震度2の揺れを観測しました。
また、7日午後11時50分ごろからは、火口付近に設置された傾斜計で山が膨張する変化が観測されました。
阿蘇山で爆発的な噴火が観測されたのは36年前の昭和55年1月以来です。」」
★★
前回の熊本地震は、1889年(明治22年)でした。
その、凡そ5年後、1894(明治27)年 阿蘇山は爆発的噴火
1894年3月6日から爆発、鳴動、空振があり広範囲に降灰し、15日頃まで継続。活動火口は第1・第2火口。
5月24日、6月23日、8月30日噴火、降灰。
本年春:4/14&4/16:熊本地震から、凡そ半年が経過して、阿蘇山で爆発的噴火。
明治熊本地震の際には、5年後でしたので、2016年熊本地震では、間隔が非常に短かった。
別府島原地溝帯の地震と噴火活動の激しさを見せつけました。
前兆としては、阿蘇山に近い本サイト熊本県北部観測点。
10/7夜間の観測では、30ベクレル。9/29の57ベクレルから27ベクレル濃度低下した。
この濃度低下幅:27ベクレルは、本観測点の2σ=28ベクレルですので、異常濃度低下と判断してよい。
今回も、噴火前の前兆をとらえていた。
ただ心配なのは、宮崎県中部内陸部観測点:大気中ラドン濃度
10/2に詳しく報告しました。
「「1、大気中ラドン濃度
イ、2016/6/19-6/28:最高濃度238ベクレル
ロ、2016/8/5-8/12:最高濃度202ベクレル
ハ、2016/8/19-8/26:最高濃度148ベクレル
二、2016/8/31-9/21:最高濃度590ベクレル
ホ、2016/9/28-10/1:最高濃度62ベクレル
★★
6/19からほぼ三か月間、断続的に、異変が続き、
2016/8/31-9/21が最も大きく、ピークだった。
次第に収束しつつある。(地震の準備ができつつある)
2、磁石落下装置
9/29
1鈴落下中。4鈴磁力低下中。
・21時、冷蔵庫に紙を10枚挟んでいる磁石が5センチほどずり落ちているのに気付く。」」
本観測点の10/7:夜の観測値が、26ベクレル。完全に収束しています。
今回の阿蘇山の噴火前兆をとらえていたかもしれないが、
別の地震前兆かもしれません。
しばらく、地震に注意です。
また、報告します。