●ニュージーランド沖でM7.0の地震
○NHKNewsWeb:9月2日 2時14分
ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、
日本時間の2日午前1時38分ごろ発生した、南太平洋のニュージーランド付近を震源とする地震(北島東方沖)について、
地震の規模がマグニチュード7.2から7.0に修正されました。
気象庁によりますと、この地震による日本への津波の影響はありませんが、震源に近いニュージーランドでは、21センチの津波を観測しています。
○USGSデータベース抽出
図2016090201に、「「1960/1/1以降、M6以上、深さ50km未満」」のニュージーランドの地震を抽出した。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/newZea.jpgニュージーランド全国では
M6クラスの地震が少なくとも年1回、
M7クラスが10年に1回、
M 8クラスが100年に1回程度
発生しています。
○考察
ニュージーランドの地震といえば、2011/2/22のカンタベリー地震をどうしても思い出します。
東日本大震災の凡そ2週間前でした。
図では、今回の震源は、オレンジ色の●で示しています。
今回の震源近くの過去の地震で、最も大きな地震は、1995/2/5:M7.1でした。
1994-1995年の日本の地震活動を振り返りますと、
1994年
10月4日 北海道東方沖地震 - M8.2、北海道釧路市・厚岸町で最大震度 6、死者・行方不明者は北方領土で11人。
10月9日 北海道東方沖で地震 - M7.3、北海道釧路市で最大震度 4、北海道東方沖地震の最大余震。
12月28日 三陸はるか沖地震 - M7.6、青森県八戸市で最大震度 6、死者3人。
1995年
1月7日 岩手県沖で地震 - Mj 7.2、青森県八戸市、岩手県盛岡市・葛巻町で最大震度 5、三陸はるか沖地震の最大余震。
1月17日 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災、阪神大震災) - M7.3、兵庫県南部・淡路島北部で最大震度 7、死者・行方不明者6,437人。
12月4日 択捉島南東沖で地震 - M 7.3(Mw 7.4)。北海道と青森県で最大震度 2。根室 17cm、八戸 13cm、釧路 10cmの津波を観測。
北海道東方沖地震 →三陸はるか沖地震→阪神・淡路大震災→ニュージーランド北島東方沖と続いた。
今回も、サハリンから千島列島南部、青森県下北沖に前兆があります。
阪神・淡路大震災に匹敵する地震は、414&416;熊本地震かもしれませが、こちらはまだ終息していません。
●観測者仲間の観測、観察:9/1
○青森県八戸市
クリップ3連、水位低め
ドアベル磁力急低下
鈴落下装置変化無し
○茨城県南部
5時:電磁波計振り切れ
○富士山北面標高1200m山梨県鳴沢村 ラドン濃度
7時 25 ,22時 20
(min 5 , max 42 , avg 20 ,平常値13~22)
急低下。
○東京葛飾
水位は回復状態のままスタンバイの様子です。
☆東京東部からみて西から南西がスタンバイかも知れません。
家鳴りあり。今日は何回も微震動を感じました。
★★
青森県八戸市さんの水位低下、磁力低下は、前兆のリバウンド。まだ、激しく続く。収束せず。スタンバイならず。
茨城県南部さんは、8/31に続き、電磁波計振り切れ 。茨城周辺で地震。
富士山鳴沢村 ラドンは、+3σの異常値後、収束。過去には、震度5弱の後続地震あり。注意。