●九州福岡市観測VLF帯ノイズレベルの異変 1、VLF帯の電波の特徴 VLF帯の電波:超長波は、10~100kmの非常に長い波長を持ち、地表面に沿って伝わり低い山をも越えることができます。 また、水中でも伝わるため、海底探査にも応用できます。
遠距離又は海底震源の地震電磁気現象をVLF帯ノイズとしてと捉えることが可能
2、地震電磁気現象とVLF帯の電波ノイズ 九州福岡市の「「トチローの地震と電磁波教室」」
福岡から凡そ400km離れた「2000/10/6:鳥取県西部地震、M7.3:最大震度7」の地震電磁気現象をVLF帯ノイズとして捉えた。
3、最近の九州福岡市観測VLF帯ノイズレベル 3-4年、この電磁波ノイズレベルを見ていますが、8/10頃から、ノイズレベルが高い。 特に、福岡市の北東~南西方向から到来するノイズ成分が高いです。
2000/10/6:鳥取県西部地震、M7.3の際には、その凡そ2週間前には、VLF帯の13&99KHZノイズレベルが上昇。
今回は、99KHZノイズのみ高い。 2000/10/6と震源が異なり、416熊本地震の割れ残りの日奈久断層帯の南西区間;熊本県天草、八代方面をとらえているのか、判断できない。
4、被害地震の可能性 ●本サイト島根県東部&山口県西部大気中ラドン濃度異常を 8/11&8/14&8/18日報で、山陰地方の地震活動を詳述し、
島根県東部&鳥取県大山付近 安芸灘~伊予灘~豊後水道で、
被害地震が発生する可能性があると報告しました。
●本サイト宮崎県中部内陸部:大気中ラドン濃度異変から 2016/6/19-6/28:最高濃度238ベクレル 2016/8/5-8/12:最高濃度202ベクレル 2016/8/19-8/26:最高濃度148ベクレル
3回の大きな濃度異常を観測。 本観測点の西:日奈久断層帯の南西区間;熊本県天草、八代方面 本観測点の東:日向灘、薩摩半島西方沖方面 本観測点の北東:安芸灘~伊予灘~豊後水道
3か所のどこかの震源を本サイト宮崎県中部内陸部観測点は捉えていると思われます。
5、鹿児島山川&沖縄NICT電離層観測点 どちらもまだ、416熊本地震前のような大きな乱れは見えませんので、まだ、大きな地震は差し迫らず。
また、動きがあれば報告します。
●観測者仲間の観測、観察:8/30 ○茨城県南部 5時電磁波計振り切れ
○東京葛飾 昨日の直下型南の磁力低下に続くように、水平型の南側ブックスタンドも低下しました。
★★ 東京葛飾の南指向の磁力低下が顕著です。 明日、久しぶりに、巨大地震モニタリングを実施します。顕著な動きが出始めました。
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