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【お問い合わせ】:1/29受信
いつも貴重な情報や、データを分かりやすく伝えたていただき、ありがとうございます。
毎日拝読させていただいています。
そして、いつもこちらの問い合わせから質問をしたときに、丁寧に回答下さり、ありがとうございます。
本日のメルマガを読んで、自分の住むところのハザードマップを確認しました。
分からないことがあるので、教えていただきたいことがあります。
それは、津波と海抜のことです。
例えば5メートルの津波が予測されているとした時、海抜がどれぐらいのところまで避難したら安全なのでしょうか?
津波が2メートルだから、海抜13メートルの所は安全‥となるのか‥
初歩的な質問ですみません‥よろしくお願いします。
【お答え】
津波と海抜の件ですが、
津波ハザードマップがどのように作成されているか、ご説明したほうがわかりやすいと思います。
まず、昨日報告の国土交通省のハザードマップポータルサイトのアドレスが変更になっていました。
国土交通省ハザードマップポータルサイト→こちら
http://disaportal.gsi.go.jp/publicate/indexこの右上の災害選択で、津波ハザードマップを選びます。
わかりやすく説明されています神奈川県川崎市の津波ハザードマップで、説明します。
川崎市津波ハザードマップ解説編→こちら
http://www.city.kawasaki.jp/160/cmsfiles/contents/0000046/46474/TH_kaisetu.pdf上記の川崎市の解説編の左端欄の一番下に、「津波浸水予測図」の解説が載せてあります。
この図のように、最大津波が来た時に、陸地のどの地域まで浸水するのか
そして、その浸水した時の深さを「浸水深:しんすいしん」といいます。
つまり、津波浸水予測図は、津波が陸地に到達した場合の浸水する範囲と浸水深を予測して示した図です。
これが、津波防災の基本になります。
最大クラスの津波が悪条件下で発生した場合に想定される浸水の区域と水深を設定したものが
津波ハザードマップですから、川崎市(神奈川県)では、慶長型地震を選んでいます。
川崎市津波ハザードマップ→こちら
http://www.city.kawasaki.jp/160/cmsfiles/contents/0000046/46474/TH_map.pdfこの図面では、浸水が予想される地域の浸水深に応じて、色を付けてあります。
青、黄色から赤まで7段階に分けてあります。
もし、私が仮に、川崎市川崎区追分町に住んでいるとします。
私の住んでいる地域は、オレンジ色ですので、最大津波が来ると、浸水し、その深さは1-2mとなります。
そのため、避難しなければなりません。
川崎区の山手のほうになると、浸水が予想されていませんので、そこまで避難する必要があります。
川崎市では、32の川崎小学校が津波避難施設になっていますので、そこまでは必ずたどり着く必要があります。
そこは全く津波の浸水が予想されていません。
ただ、自然災害ですから何が起こるかわかりません。
想定より大きな津波が来襲し、浸水範囲が大きくなる可能性もあります。
ですので、さらに時間があれば、山手の31川崎中学校まで非難することにします。
「よりとおく、より高く」が津波避難の基本です。
ただ、自分がけがをして、動くくことがかなり大変だとします。
車いすにのってでも、近くの、26の田島小学校までたどり着くようにします。
田島小学校は、黄色で色分けされていますので、浸水深は0.8-1.2mです。
田島小学校の2階できれば3階まで、避難します。
このようにプランを立てて、
この地図を印刷して、実際に歩いて、避難所までの時間や交通渋滞などを確認します。
以上ですが、このように、考えて、ご自分の住んでいる地域の津波ハザードマップを確認してください。
また、あわせて、市町村のホームページの防災関連も見てくださいね。
◎観測者仲間の観測観察:1/29
1、青森県八戸市
クリップ2連
水位低め
ラドン急落傾向です。今夜は、電磁波の弱いノイズも上昇しています。
2、首都圏
千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測点で、1/29:9-16時まで、
かなり強い電磁波ノイズを観測しています。
1/28に報告したように、再度、首都圏は、揺れそうです。
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