◎岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点での大きな異変 ○上記観測点は、断層帯に源泉がある。 そのため、地震の前兆で、地下にかかかる応力の変化などをよくとらえていることが多い。
○2014年8月から10/19まで、地下水流量は、凡そ25リットル/分であった。 ところが、10/19から突然40時間枯渇。 その後、10/20の午後、急激に増加し、地下水流量は、140リットル/分となった。 数時間後、また、枯渇。10時間経過した。 その後、急激に増加し、地下水流量は、130-140リットル/分となった。
5-6年ほぼ毎日、この観測を見ていますが、きわめてまれな現象です。 地下で大きな動きがあったようです。
○上記のような、地下水位流量急増の過去例です。 1、2007/3/25;能登半島地震直後 大きな被害地震だった能登半島地震。 震源の凡そ100km圏内である本観測点。 地震発生前までは、凡そ70リットル/分であった流量が、地震発生1時間前に140リットル/分に急増。
この被害地震における地下の変化を的確にとらえています。
2、2004年 2004年9月1日までは、凡そ30リットル/分であったが、9/2に 凡そ70-80リットル/分に急増した。
2004/9/5紀伊半島南東沖地震 双子の地震といわれた、M7.3-M7.5の2回の地震が発生した。 (津波被害がなかったことが奇跡といわれた地震です)。
流量が増加して、3日後でした。
さらに、その40日後の10/23には 新潟県中越地震;M6.8:震度7が発生した。
★★ 岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点の地下水流量は、 紀伊半島から本州中部、北陸、新潟の地震前兆となっていることがある。
10/13報告では、地震前兆の整理 4、紀伊半島周辺 9/17に報告した 1、本サイト徳島県南部観測点 8/26-9/1まで、大気中ラドン濃度が125-140ベクレルと非常に高かった。
2、本サイト空の掲示板 No.34592 9月13日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
紀伊水道南部に大気重力波が横帯状に見られます。 また、プラズマ雲が北朝鮮北部の内陸部に現れています。 この発生方向をなぞっていきますと紀伊半島南東沖に達します。
3、本サイト空の掲示板 No.34634 9月16日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
紀伊半島南東沖から発した強烈な電磁波軌跡線が波状帯として見られました。 画像の処理ミスとは思えない、初めて見る線です。
さらに、10/22報告では、本州中部地方から信越地方の前兆を報告しました。
本サイト空の掲示板 No.35006 10/23衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
衛星画像からは、サハリンが気になりました。 東北南部-小笠原諸島に衛星画像ノイズが見られます。 日本海-東北中部-三陸沖、日本海-北陸-北関東-関東東方沖と2本の欠測の帯が見られます。
衛星画像の欠測の帯は、地震電磁気現象が激しいときに、見られる現象です。 上述のように、この欠測帯の下の 岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点で、大きな異変がみられています。
総じて、 紀伊半島から本州中部、北陸、新潟、山形方面で、大きな地震が懸念される状況です。 また報告します。
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