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No.6809 20140424報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2014年04月24日 (木) 05時56分 [返信]

○震央上空の電離層全電子数:GPS/TEC:続き
昨日報告した3項のGPS/TECの文献のNASAのDiminitar ouzounov氏の
2011年以降の報告はないか、探してみました。

2012年のEMSEV(International Workshop on Electromagnetic Phenomena
Associated with Earthquakes and Volcanoes)が
静岡県の御殿場で、10月に開かれ、そこで、学会発表をされているようです。
→こちら

http://ntrs.nasa.gov/archive/nasa/casi.ntrs.nasa.gov/20120013621.pdf

この報告の中で、興味深かった部分を引用します。
Our results show that on March 8th, 2011

The GPS/TEC data indicate an increase and variation in electron density reaching a maximum value on March 8.

Starting from this day in the lower ionosphere
there was also observed an abnormal TEC variation over the epicenter.

From March 3 to 11 a large increase in electron concentration was recorded
at all four Japanese ground-based ionosondes,
which returned to normal after the main earthquake.

They reveal the existence of atmospheric and ionospheric phenomena
occurring prior to the earthquake,
which indicates new evidence of a distinct coupling
between the lithosphere and atmosphere/ionosphere.

Similar results have been reported before the catastrophic events
in Chile (M8.8, 2010), Italy (M6.3, 2009) and Sumatra (M9.3, 2004).

要点のみ和訳しますと、
(昨日報告したように)、上空の電離層全電子数:GPS/TEC値の増大が最大値となったのは
3/8(東日本大震災の3日前)だった。

3/3-3/11の期間中、日本の電離圏観測施設4箇所で、
(北海道稚内、東京国分寺、鹿児島山川、沖縄那覇)

非常に大きな電離層電子数の増加が見られ、地震発生後には、平常値に戻った。

このような、地震に関連する地圏 -大気圏-電離圏結合の実例は、
破壊的な地震である
2010年チリ地震M8.8、2009年イタリア地震M6.3、2004年スマトラ地震M9.3前でも
みられている。

自分なりの感想は、
私どもが、今行っているモニタリングでも、
「地震に関連する地圏 -大気圏-電離圏結合」を中心課題にしていますので、
その考えに間違いはないということと、、

スーパー巨大地震では、沖縄から北海道にいたるまで、
電離層の異変が4箇所同時に、9日間も連続しておこるんだということです。
さすがに、ものすごい異変が、全国で起こるんだなと再認識しました。


○本サイト空の掲示板4/23
No.33176 4月23日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、早朝から伊豆諸島に大気重力波が発生しています。
また、房総半島南東沖にも大気重力波が広がっています。

No.33178 4/23衛星画像
衛星画像からは、大きな変化は無いと思いました。
オホーツク海北部周辺に衛星画像ノイズ、小笠原諸島-奄美大島に欠測が見られます。
■特に気になる雲(なし)
■その他に気になる雲
・関東南部沖の波状雲
・鳥島-八丈島東方沖の波状雲

★★
引き続き、伊豆諸島の八丈島-鳥島を中心に、大気重力波が発生しています。
小笠原諸島-奄美大島の欠測が気になる点です(地震電磁気現象)。



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