◎新妻地質学研究所:
速報53)精査後初動発震機構解震源の公開・伊予灘地震と2014年4月の地震予報:
2014年4月8日 発行→こちら。
http://www.niitsuma-geolab.net/archives/3504最後の、まとめになっている部分のみを引用します。
(引用開始)
今後,西南日本の地震活動の拡大と活発化が予想されるので,警戒が必要である.
他の海溝域の活動度は,東日本大震災前の水準以下に低下しているが,
大地震の準備期間とも考えられるので,警戒が必要である.
(引用終了)
★★
フィリピン海プレート西縁の地震活動は,
台湾南方のマニラ(ルソン)海溝で発生した2014年2月3日の地震から活発化し、
北方に震源域を拡大しています。
新妻先生の上記解析では、
3月14日伊予灘M6.2地震も、その活発化の中で発生したと解析された。
上記の引用のうち、
他の海溝域とは、千島海溝域,日本海溝域,伊豆・小笠原海溝域のことです。
これらの地域の著しい地震活動の静穏化は、3ヶ月連続しています。
昨日モニタリングした、房総沖巨大地震のうち、
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯
これらは、伊豆・小笠原海溝域に該当します。
新妻先生も、
「大地震の準備期間とも考えられるので,警戒が必要である」と
締めくくられた。
◎4/13:18:16:福島県沖 M4.9 震度4
4・11,4・12と報告した、南東北の地震前兆。
その一環だと思われます。
本サイト宮城県仙台市観測点の大気中ラドン濃度観測:4/13
[増加傾向はピークに到達した感があります。 ]
また、本サイト青森県八戸市観測点の大気中ラドン濃度観測。
最近のピーク値:4/1の113ベクレルから
4/12の71ベクレルに低下した。
42ベクレルの濃度低下です。
その前のピーク値:3/19:135ベクレル→3/27:77ベクレル。濃度差:58ベクレル
対応地震:7日後の4/3:岩手県沿岸南部:M5.3:最大震度4
今回は、前回の濃度差より小さいですが、
中規模な地震は、おきやすい環境であると判断します。
◎オーストラリア版 TEC Map 20140101~20140401 23時
本サイト環境自然などなんでも掲示板
[31271] 4月2日のTEC Map 動画 Name:Zebra→こちら。
http://pass-keijiban.progoo.com/bbs/?pid=pass-keijiban&mode=pr&parent_id=31271チリ沖巨大地震の解析時に、最近三ヶ月間のTECマップの世界時23時の
マップのみを連続三ヶ月間、つないで動画にしてくれています。
こちら。
https://www.youtube.com/watch?v=-IUR78YIP60&feature=youtu.beパプアニューギアからインドネシア付近、台湾付近の上空の
TEC値が高くなっていることがわかります。
パプアニューギアでは、4/11に、M7.1とM6.5の地震が発生しました。
その東側のソロモン諸島では、4/13に、M7.6とM7.1の地震が発生しました。
残りは、台湾付近です。
八重山諸島南方沖:M8.5:2019±5年(木村政昭氏予想:4/4詳述)
丁度、この領域が台湾東方沖に当たります。