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■Voice From おーはし■

ちわっ!みなさん。
このコラムコーナーは、俺が日頃思っていること
…例えば、舞台や映画を観ての感想や音楽を聴いて感じたこと、
小説を読んで思ったこと、道を歩いていて気づいたこと、
ごはんを食べての満腹感、まる半日寝た後の爽快感などなど、
そんな日々のあれこれを、どくだんとへんけんにミチミチて
語ってしまおうというものです。…もちろん、ケトイシのことも!

不定期更新。気が向いたトキが更新日。

━ 2002.11.19 OPEN ━

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voice87■デューク!後日談C


    RES 
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[153]おなまえ:おーはし
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公演後の三日過ぎまで、
朝の目覚めは公演中の夢だった。

それは演出としての夢ではなく役者の夢。
自分が役者として大失態をする夢。
お〜、悪夢。
…公演後なのにね。

ちょっとだけだけど、今回は出演してみた。
昨年11月に、外部劇団に役者オンリーで
参加したことの楽しさもある。

けど、一番の理由は同じ役者として、
他のメンバーと同じ目線を共有したいと思ったから。

結果は? ←失敗。

ここで俺に、本と演出と役者の三つを
同時にやる才能が無いからと収めるのは、
当たり前過ぎるからやらない。

…もうそう言う一般論かつ自己棄却はやめた。

前回書いたような、自分と劇団に信じる作業が
足りないというだけで充分だろ。

では、なぜ俺は役者として失敗したか?
…その前に公演当時の俺様の気持ち。

悔しかった!
くそったれ!と思った!
そして、出来る事なら逃げたかった!
でもそれは、したかねぇ〜から
ストレスをばりばり貯め続けた。
俺様が堪えりゃいいんだろが!

俺も役者だ。
本番は役者だ。お客様に体をさらす役者だ。
いいさらし方をしたい。
でも、万全な状態では出せない。
…本当はそうしたかったけど、出来ない。

なぜなら、時間の無い中で芝居を作っていたから。
俺の稽古時間など取っている場合じゃない。

まずは俺以外の役者から!
そして、俺自身の演出作業から!
だから俺の役者としての稽古は無い。
…あったけど、無い。

だって、あったのは小屋入り4日前ぐらいから。
その時はすでに通しの段階。
俺の台詞はずたずた。気持ちも感情も無い。
取り敢えずは言葉を間違えずに言うだけ。

本番に入ってからは、俺の芝居の時間を割いたが、
もう遅いんだよね。…本番中に何が出来る?
台詞だけを精一杯覚えたての俺に何が出来る?

感情の前に形を追う作業が入る。
追えたと思ったら、すぐにお客の前に出す本番だ。

…ま、そんな事が当たり前という役者もいるだろうね。

けど、ま、俺には無理だね。―無理!
わずかのシーン、言葉でも難しいものは難しい。
今の俺にはね。俺という役者にはね。
…てか、難しいと感じる俺に、俺は惚れるけど。
いいじゃん、それくらい言わせろよ。
俺はスーパースターじゃないんだ。

あとさ、演出もやってるし。
大変なのよ。役者ばかりに頭を使えないもん。

ここまで読んでニヤついているお前。
何ならお前、やってみい。

そんな俺が悔しくて悔しくて悔しかったのは、
他人が受けている事。
俺以外の役者が受けている事。
俺が受けずに、俺じゃない役者が受けている事!

そりゃ演出的にはうれしいさ。受ける事は。
俺なんかどうでもいいくらいに、
他でがんがん盛り上がってくれるのは。
作品的にもいい感じと思えるさ。

でも、その公演、本番中は俺は一役者だったのね。
俺じゃないあいつが受けている。
めちゃめちゃ、ジェラシー!!!!!

おもしろかねぇよ。こんな芝居。
俺が受けないじゃん。
受けない理由も分かってんじゃん。

稽古していないから。
…くそ。
…なみだ。
…死にたい。
…恥ずかしい。
…申し訳ない、俺の客に。

元の発想は役者たちと同じ目線で、
この芝居を捕らえたかったから。

でも、この役者さんたち、目線がばらばらだったんだ。
俺が同じ目線に置きたくても、
この人たちがすでにばらばらだったんだ。

そんなばらばらをまとめるのが演出としての俺の仕事?

いやなこったい。

俺は彼ら彼女らの親でも先生でも無い。
俺は確かにオヤジだけど、それだけだ。
年を取っている。それだけだ。
そして、オヤジが偉い訳ではない。
むしろ間違ったオヤジが多い。
オヤジの俺は、実はオヤジを否定している。

そして若けぇ〜奴らも否定している。

オヤジたちはそんな若けぇ〜奴らの自尊心を、
あたかも満足させるためだけに生きている。
だから、嫌い。オヤジ、オバサン、トシヨリ。

で、その若けぇ〜奴らは、そんなトシヨリたちの
自尊心培養行動に乗っかってのうのうとしているのね。

だから、若い奴らも大嫌い!!!

俺は君たちの自尊心満足のためのお相手じゃないって。
演劇をそんな風にやっていないって。

だったら、ばらばらを何とかするのもあんたらでしょ?
あんたら、成人してんでしょ?
いいかげんにしなよ。

俺はむかついてんだよ。
俺はむかついてんだよ!

演劇に対して、怒りも優しさも無い若い奴らに対して。
ただやっている若者役者に対して。

…ただやっている。

そう、お前はただやっている。
どんなに賢い事を言っても、
どんなに一見公正な事を言っていても。
…そして、どんなに一見いい芝居をしようとも!
…お前の芝居は嘘っぱちだよ。

お前は売れない。
売れる事を求めていなくても、お前は人としてダメだ。

だって、真剣に真摯に公明正大に
芝居に取り組んでいないから。

もし仮に、お前に正当な「演劇への怒り」と
「演劇への優しさ」があったら、
お前はこの俺を許せないだろう。―絶対!
…俺という代名詞に隠されたこの芝居の悪を。
…他人に対する不服を。
…そして、自分が自分に抱いていた
憎悪に近いはずの不満を。

でもお前は許した、この俺を。
代名されたものどもを。
こんなにさっぱりな演技をし続ける俺を。
俺を。
俺を!

お前が一人前の演劇人なら俺に怒りがある。
俺に優しさがある。

…そのひとかけらも無い。お前には。
無残な姿をさらけ出せってか?客に!

無反応という極悪非道のヤカラたち。
自尊心充足マシーン。冷徹機械人間ども。

もっと俺に怒れ!
もっと自分に怒れ!

もっと人に優しくしろ!
もっと自分に優しくしなよ!

やってる振りして、やってない演劇公演をするなよ。
…ちゃんとやりなよ、頼むから。

演劇を。


2005年02月10日 (木) 02時17分





voice86■デューク!後日談B


    RES 
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[152]おなまえ:おーはし
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初日のみの受付お手伝いの佐野さんと話す。

ネット関連で関わってくれた人だけど、
何のお礼の言葉も言えずにそのままだったので、
心苦しくて今日会った。

二十歳の子。今年成人式の女の子。
…そして劇団主宰者であり、本を書いて演出して、
役者としても出ている子。…知らなかった。

とっても前向きに、そしてある部分、若さなりの
強さで話す佐野さん。…かなり刺激的。

この子は人を信じている。
この子の強みは、人を信じる事。

比較して、この子よりもその倍は生きている俺は、
果たして人を信じられたか?…今まで生きていて、
人を信じる喜びを持った事があるのか?

うすうすは気づいていた。
俺に足りないもの、俺の演出に足りないもの、
俺の芝居に足りないもの、俺の劇団に足りないもの。
俺の人生に足りないもの。

…人を信じて、任せて、頼る事…。

ハタチの子が気づいて実践しようとしている。

俺は未だに未成熟。残りの人生、どうしよう?

どこまで俺は【信頼】を囲えるのか。


2005年02月04日 (金) 00時28分





voice85■デューク!後日談A


    RES 
-------------------------------------------
[151]おなまえ:おーはし
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キュウちゃんと飲み屋で6時間も話す。
ちょっとした軋轢の修復。
彼もいい奴。…すぐに和解。

で、それ以外の公演のヨモヤマ話で思ったこと。
「役者の佇まいって何だろう?」

佇まい…タタズマイ…。

この『デューク!』をやるに関して心がけた事。
=役者の自由を奪わないこと。
=好きにやらせること。

もちろん、イマイチ役者には好きになんてさせない。
ダメもたっぷりやる。

でも、イマイチナシ役者は自分で押し引きをして欲しい。
共演者と演出と、そして観客に。

その辺がどこまで行けたか?
???
なぞなぞなぞ。

自由は特権的な人に与えられる。
自由は誰でも頂戴出来るものではない。
自由はたやすく手に入れるものではない。
あくまでも、自由は特権的な人のみに与えられる。
…過言?

でも俺はそう思う。
自由は武器だ。自由は子羊ではない。虎でしょ?
自由をもらった途端、人は甘えに入る。
自分を許す。自分が一番だと思い始める。

だから、自由が嫌いな人が出て来る。
自由がいらない人。…俺もその口か?

自由は虎のように轟音を響かせる武器だ。
ブジュツノウツワ。
…自由を使いこなせない奴は、
間違いなく不自由に陥没する。

虎を野放しにした俺はある人に責められた。
…演出としてお前はダメだと。

でも、俺は虎になろうと、羊であろうと、
「てめぇで責任持て、バカヤロー!」と言いたい。

特権的自由をもらった以上、
うまく操るのが【役者の佇まい】じゃないっすか?



2005年02月02日 (水) 02時06分





voice84■デューク!後日談@


    RES 
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[150]おなまえ:おーはし
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公演中に、長い付き合いの照明の田中さんが言った。
「みんな良く手伝いに来てくれますねぇ」

振付、そして受付も快くやってくれた芳川優子。

俺がいつもあまり話せなくて後悔している岡本英恵は、
毎回毎回受付をやってくれる。

矢島薫はもうお母さんになった。二児の母だ。
いつも舞台写真だけ撮ってくれて、ニコニコ帰って行く。

加藤トシキは、今回は自分の舞台が忙しいのに
無理してビデオ撮りをしてくれた。

キッチンは仕事仕事の合間の睡眠を削って、
西原大明は仕事を休みにして受付をやってくれた。
津田犬太郎もへらへら笑いながら、毎回来てくれる。

そして、天野七海はずっと衣装をやってくれている。
彼女が今までに作った衣装はケトイシの宝物だ。

野澤一平は今回初めて、うちの舞台美術を担当した。
彼は『月花竜の剣』では役者参加だった。

清水裕一郎は『お六無情』で参加の役者。
彼はそれ以来ずっと、チラシデザインで加わっている。
…もう、九年になるのか。

木水純子もお客として来てくれた。遠方からわざわざ。
とっても嬉しい意見を残して。

増田信之も安藤奈緒子も来てくれた。
彼らも東京とは程遠い所に暮らしている。

加治木均は欠かさず観に来る。毎回来てくれる。

ともさん、えりか、鈴木スーさん…。
みんなみんな、関わりのあった人々が関わってくれる。

今でも。ずっと。
…ぞくぞくする。
…涙が出そうになる。

ありがとう。
無事、終了したよ。
『デューク!』楽日を終えました。

本当に本当に、ありがとう!


2005年01月31日 (月) 21時59分





voice83■あと一日!


    RES 
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[149]おなまえ:おーはし
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やっぱ、この芝居、アメリカン・イディオットだよ。
…グリーン・デイの超話題作ね。

すげーハッピーなノリノリロックンロールなくせに、
言ってる事が「アメリカのアホ!」だもんね。

でも、アホ!まで行ってないかな、この芝居。
…ま、ケッ!ぐらいまでは行ってると思うけど。


これから観る人も、すでに観た人も『?』な発言。

いいんだよ、俺だけ分かれば。
…夢想するのが俺の特権的個人資産だから。

あと、一日で終わる。
全てが。



2005年01月30日 (日) 01時33分





voice82■一転。


    RES 
-------------------------------------------
[148]おなまえ:おーはし
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今日(17日)の稽古のお昼は初通し。
それも、スタッフを前に。

緊張したろうな〜、役者。
でも、緊張してねぇよな、役者。
…なんだよ〜、こいつら〜。

でもやっぱり緊張してたよね。
分かるよ、それは。

いいのはそれが表面にあんまり表れない事。
…あ〜、みんな、ただのバカか、物凄い強心臓か。

強心臓に一票!

何にも出来ていない。
まだ、ただ単に形を作っただけ。
核には近づかず、衛生状態はまだ続いている。

でもね、演出でそれなりに突っ込んだ部分は
やれてるんだ。―やれる!みんな!

そんな姿を見て安心した。
…出来るよ、こいつら。

通しが終わって、そのあとのミーティングで
ある役者が、その今の『衛生状態』について
暗に怒っていた。

気持ちは分かる。俺も未だにそう思っている。

…でもね、
今日はその役者の発言を聞きながら、俺は思った。
「あせるな」

定めるものが見えると人は強くなれる。
不安は敵が見えない事。

ここ数日で定めるものと敵が見え出した。
今日は見えた!


一転したデュークの日。



2005年01月18日 (火) 02時23分





voice81■衛生状態デューク


    RES 
-------------------------------------------
[147]おなまえ:おーはし
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何だろ?…このもどかしさは。

台本は脱稿。音楽がらみの歌・踊りの形作りも
ほぼ終了。衣装も揃って来た。M・SEも9割は
決まった。照明との打ち合わせも終わった。

なのに俺の心はムラムラ、落ち着かない。

やっぱ芝居の部分だよな〜。
まだ全然、核心的な所に行ってない。
…核の周りを回る人工衛星状態。

ぐるぐる回っているけれど、サッパリ芝居の本質に
近づかない。物語りも見えなきゃ人物も見えない。

書いている側からすると、圧倒的な典型的キャラが
15役揃っただけだと思うのに…。
その誰もが想像可能な人物像を演じれば
いいだけの話だと思うのに…。

何が足りない?

もっと想像してちょ。
その役を想像してちょ。
…愛すべき自分の役を。

みんな、自分や周りや演出のことを考え過ぎで、
肝心要の自分が演じる役のことを置き去りにしている?

それとも“典型的”というのが分からない?
…典型っていうのは鋳型なのにね。
鋳型だから、それにはまればいいだけなのに。

みんなは鋳型が嫌い?
俺は好きだけど…。
一種、楽じゃん、鋳型。

さあ〜て、どうしよう?
…どうしようもくそも、
もちろん突っ込むしかないけどね。



2005年01月15日 (土) 01時26分





voice80■台本が上がったのですぽっ


    RES 
-------------------------------------------
[146]おなまえ:おーはし
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台本、4日前に上がる。
…いい本だ。
これでつまんないって奴がいたらぶっ殺す。
それぐらい良く書けた。

前回の『ブラうに』の時もそんな事を思っていたが、
今回は本気でぶっ殺す。

この本の良さはジャンプの仕方にあるね。
時代も言葉も、そして状況も、カンフーハッスル。
「ありえねー!」
ジャンプしまくりで、ありえない事だらけ。
…そのくせ、繋がってる。

おお〜!ストーリーが繋がってる!
だから泣ける。…俺はね。(←ちょっと弱気。笑)

この本の悪いところ?
ない。

…う〜ん。
あえて一個だけ上げると、そのジャンプを妨げるような
過剰な言葉?…というより、一言。

この一言多いで、俺は何度泣きを見た事か!

だから、そこには注意。
今後は増やす事より、減らす事が重要かもね。
…余計な「たったの一言」を減らす事。

どうせジャンプするんなら、気持ち良く、
ズンズンすっきりジャンプしたい。
飛ぶのをもたつかせるようなグルーブの無さは最悪だ!

あとは本というより、稽古での問題だけど、
演出の俺があまり考え過ぎない事かな。
…すげー、大問題じゃん。

目の前にある設定と言葉にすぽっと反応して
やった方が勝ちのような気がする。
…大体が、考え込むような本じゃないし。
…なあ、俺。…役者もそうだけど。

すぽっすぽっすぽっすぽっ。

それにしても恐るべしは『カンフーハッスル』
仕事先のいけめん中国人のやんぐまんに
「これはおもしろいあるよ〜」
「こんなえいがははじめてあるよ〜」
と言わしめた作品。…あ〜、気になる!
『少林サッカー』の3倍増しだそうな。

おっと〜!
明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします(^O^)/


2005年01月09日 (日) 00時41分





voice79■今年も終わり。ありがとね!


    RES 
-------------------------------------------
[145]おなまえ:おーはし
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大晦日か…。今年も終わりなんだ。

この前の雪の日に風邪を引く。
自宅と絵を描く作業場をチャリで行き来していたら、
その夜から悪寒が走り出した。

…別に行き来する必要はなかったんだけど、
忘れ物しちゃってさ。自分が悪い。

昨日なんかは、昼に七海とキュウちゃん、コユキと
衣装の打ち合わせをやったら、も〜ダメ。
いっぱいいっぱい。
…終わった途端にゾクゾクし出して、家で寝る。

台本がまだ半分しか書けていないのに〜!!!

…ま、仕事と稽古と台本執筆の三つ巴が、
もう一ヶ月以上続いているもんね。
それまではコスモルで役者してたんだもん。

風邪引くのも仕方ないよ。
…と、自分で自分を慰める。

今日は何とか持ち直して続きを書き出す。ドトールで。
今夜の除夜の鐘は、ジョナサンで聞くことにしよう。
台本カリコリ。…ゴ〜ンのゴ〜ン。

ふと、チラシを見る。
派手だよなあ〜、このチラシ。
それにとっても馬鹿げている。
「ありえねぇ〜!」的チラシ。

でも芝居自体もこんな感じ。
だからとっても合っている。
内容説明はチラシそのもの。

こんな激ポップで極ワンダホーな芝居を
新年早々やれるなんて、とってもごーじゃすじゃない?
来年はいい事あるぞ〜!

…て、台本脱稿してから言えよ。


皆々様、来年の『デューク!』をお楽しみに。
そして、今年も一年、ありがとうございました!


2004年12月31日 (金) 13時00分





voice78■大人数で汗をかけ


    RES 
-------------------------------------------
[144]おなまえ:おーはし
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何か知んないけど、多いな〜今回の役者の数。

いつも10人行くか行かないかの人数で公演を
やっていたから、俺入れて15人もいると、
一挙倍増みたいな錯角にとらわれる。

…あ〜、いろんな顔が見えるなあ〜。

俺とハマとゆうきとキュウちゃんの公演首謀者が
オヤジ軍団で、下は今年21になったタメドシな奴らが
5人もいる。今度成人式の奴もいる。…若けぇ〜!

あとはハタチ前半と後半の奴ら。…こっちも若けぇ〜!

何だか三、四十代のオヤジ軍団の肩身が狭い。
…でもないけどね。
ふむふむ、うんうんって楽しんでいる。

ま、俺だけは相変わらずエラソーにしてるけどさ。
…わっはっはっ!

最初は区別が付かないと思っていた大人数でも、
今ではハッキリ誰が誰で、誰がどんなかが分かる。
…そうなるとこの人数が多く感じない。

意外と少ないじゃん、今回のケトイシ。
…そこまでは思わないにしても、
こいつはこれだ!っていうのは完璧に見えた。
十人十色がより鮮明だね。
…でももっと深く見たい。見せてくれ〜!

この個性を生かせたらな〜。

そのつもりでやっているけど、
これやれなきゃドツボだぜ。磔アンド打ち首、俺。

で、今日の稽古。
いきなり目が覚めたような演技をやり出した役者がいた。
…21軍団のひとり。

ちょっときちーかな?
…つうか、大丈夫かいな?この娘。
って、感じてた時期だから、尚更ふむふむうんうん。

気合いのモードに突入したのね!
…俺、うれしい。

けっこうハイなテンションでやり切る作品なので、
気持ちも動作も強い意思が必要。

だから引くんじゃなくて、
でも押し出すんじゃなくて、
“核”を持つようなキリリ!な芝居の仕方をしないと、
どんどん作品から遠ざかってしまう。

楽しい芝居だからね。
でもケトイシ的には汗をかくんだ。
…楽しいからこそ、楽にはやれない。
…楽じゃないから、楽しいんだ。

楽しがりたきゃ、汗かきな。…んなケト。


2004年12月24日 (金) 01時22分








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