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■Voice From おーはし■

ちわっ!みなさん。
このコラムコーナーは、俺が日頃思っていること
…例えば、舞台や映画を観ての感想や音楽を聴いて感じたこと、
小説を読んで思ったこと、道を歩いていて気づいたこと、
ごはんを食べての満腹感、まる半日寝た後の爽快感などなど、
そんな日々のあれこれを、どくだんとへんけんにミチミチて
語ってしまおうというものです。…もちろん、ケトイシのことも!

不定期更新。気が向いたトキが更新日。

━ 2002.11.19 OPEN ━

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voice117■ユキムラが出来るまでC


    RES 
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[183]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
●9月30日(金曜日)●
〜劇場入りまであと五日〜

楽しくねぇ。
ユキムラ、楽しくねぇー!

何が楽しくないって、出ないじゃん。
稽古してても台詞が出ないじゃん。
覚えたつもりでも口から出ないじゃん。
かんでんじゃん!
つまってんじゃん!
とまってんじゃん!

ガー!ガー!ガー!ガー!ガー!ガーーーーー!!!!!!

ゆうき(勘兵衛役)が「ひでさん、俺も同じっすよ」と
言ってくれるが、いいや!君の方が覚えてるよ!

平田さんが「自分もそうだけど、歳になると記憶力が
低下するもんなんだよ」と言ってくれるが、
いいや!あんたの方が覚えてるよ!年上なのに!

…てか、40代って歳なのかな?
めちゃ、油が乗ってるガンガンな時じゃねぇ?(笑)

今のところ演出からは、台詞間違いについては
ダメ出しは出ていない。
…きっと台本の上がりが遅かったから(笑)
でも、間違いなくその内つつかれる。指摘される。

やべぇー!

…つうか、台詞が入っていないと表現が出来ない。
自分が板の上でやりたい事が全く出来ない。
自由に泳ぎたいのに、不自由ながんじがらめ状態。
…自分自身が悔しい…。

やばすぎ!

今日で終日稽古は終わった。
明日からは夜のみの短時間稽古。
稽古場以外での台詞と気持ちの整理が重要になる。


2005年10月01日 (土) 01時18分





voice116■ユキムラが出来るまでB


    RES 
-------------------------------------------
[182]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
●9月29日(木曜日)●
〜劇場入りまであと六日〜

連日の朝9時入り、夜10時までの稽古。その三日目。
…稽古後、男飲み。

最年長の平田さん(家康役)、
柔和人間のまさるさん(黒霧役)、
きっちり明るいケータくん(又兵衛役)、
堅実な佇まいのノリくん(修理役)、
そして俺(道三役)の5人。

なんだかんだで、この集団の関係者と飲むのは
二回目なんだよなぁ。
平田さんなんか毎回行ってるみたいだけど。
(10回ぐらいかな?笑)

いろいろ言った。
みんな気持ちは同じ。
不満も満足も、多少の差はあれど、同じ!同じ!
…それがうれしい。

こうしてアンサンブルは出来て、
こうして人と人とがつながり、
そんな中でつむぎ出される会話が
作品の隙間を、そして演技の隙間を埋めて行く。

びば!えんげき!!
まだまだ行けるんじゃない?しばい!!
(盛り過ぎか?笑)

稽古は夜からは、ラストまでの荒通しをやった。
相変わらず台詞は間違ってばかり(ふぅ〜)
だから実は、今日も飲みに行こうか迷ったんだけど…。
「そんな場合じゃない!台詞入れろ!」って。

でも楽しかったからいいや。
そして楽しくなきゃユキムラは出来ない。
…と、思った。


2005年09月30日 (金) 02時20分





voice115■ユキムラが出来るまでA


    RES 
-------------------------------------------
[181]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
●9月28日(水曜日)●
〜劇場入りまであと七日〜

昨日の日記にもあるように演出のたくちゃんには、
けっこう俺ほれてるんだけど、そう思っていると
たいていの場合、落とし穴がやって来るもんだ。

朝九時半、本格的に稽古が始まる前に、
彼の口から出演者全員への言葉の中で、
信じられないような事を聞いた。

…てめぇ、まじで言ってんのかよ?
…ざけんな!たく!―この野郎!!!!!

まあ、彼もいろいろ考えての措置だろうが、
ちょっと引いた。
つーか、この稽古現状をどう認識しているのか、
彼の演出能力を疑った。

でも、一役者の俺は黙するしかない。
俺がプロデューサーとか制作だったら、
絶対止めるけどなぁ〜(笑)

仕方ねぇ。
俺ら役者は、お客さんと作品と自分の役のために
全力を尽くすしかない。
んな事を、たくちゃんと付き合いの古い
ケータくんも言ってたもんな…。

それ以外は収穫のあった一日。彼が頻りに
繰り返しているスピリハ(スピードリハーサル)も
今日の俺にはとってもためになった。
…相手役に台詞を掛けられて生きた表現が出来た。
…ほぼヤケクソで楽しめた!(笑)

スピリハについてはまた今度。


2005年09月29日 (木) 00時12分





voice114■ユキムラが出来るまで@


    RES 
-------------------------------------------
[180]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
数日分の日記形式で、ユメカタル公演『ユキムラ』の
稽古振りを綴ろうと思っていたが、飛んでもない話!

台本は上がらないわ、稽古日数は少ないわ、おまけに
稽古時間も短いわで、日記なんて書けない状態。
…書ける人は書けるのだろうが、俺には無理。

むぅりぃ〜〜〜〜
なんだか押されてる。気持ちが前に出て来ない。
まぁずいぞぉ〜〜〜〜


●9月27日(火曜日)●
〜劇場入りまであと八日〜

今日から四日間は墨田パークスタジオでの
終日稽古。ほぼ原寸大の舞台セットが組まれている。
台本はまだラストまで上がっていない(笑)

助演出のしゅうくんが第一幕を場ごとに、
立ち位置、導線中心で付けて行く。
演出兼作家のたくちゃんは横でパソコンに
向かって執筆中。…臨戦体制。

夜になると取り敢えず一幕のみの荒通し。
俺もそうだが、ほとんどの役者が台本を持ったまま。
(全部の台詞じゃないよ。部分的に)

…そりゃそうだ。
台本が上がらない上に、上がった部分も
書き直しが入っている。数人の役者はそれに伴い、
役自体が変わったりしている。

それでも俺は、恵まれている方かもしれない。
役は変わっていないし、台詞の変更箇所も少ない。
…が!
その変更箇所がどうにも入らない。
何度やっても入らない。
落ち着いてやれば言える台詞だが、通しでは大失敗!

ふりーず!
フリーズ!
…固まっちまった!!

もちろんプロンプ付きだし、今の段階なら何の問題も
ないのだが、その固まり方が自分的に許せない!
もー!もー!もー!

帰りながららんちゃん(狐狸音役)に言われる。
「大橋さんって真面目だから、そうなると
どうしよう!どうしよう!ってあせるんでしょ?」

…また言われちまったよ。
真面目はいいんだけど、もっとラフな真面目に
ならんといかんなぁ〜(ホント)

稽古終了間際、たくちゃん、脱稿!
『ユキムラ』完成!
…また直しは入るだろうけど(笑)

なんだかんだ大変だけど、
このたくちゃんにはついて行けるなぁ〜。
男気あるし、嘘なく一直線だし。


2005年09月28日 (水) 01時20分





voice113■ユメカタル短信(とりあえず書いたよ)


    RES 
-------------------------------------------
[179]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
本当にとりあえもーどで書きます。
心はじみんとー嫌いです。
BGMはグリーンデイ&エミネムです。
お酒は白鹿淡麗辛口です(たいして旨くねぇ。笑)



今晩は!
トップの『voice from シミズ』で
更新してないとさりげに叱られ、おまけに相対敬語の
ネタにされてしまった、大橋こと、おーはしです。

…でもみなさん、シミズの話はタメになりますね。
そーたいけーごとかぜったいけーごとか、
知らねぇーっつうの…。
このウンチク野郎!豆知識マン!

と、いうわけで叱られたので更新します(笑)

…でもネタがありません。
…どーしましょ???

無い訳ではないのですが、書くチカラがありません。
(ごめんちょ)

あ!ユメカタルについて!!

…つーか…
稽古場、あんまり行ってないもんねー♪
(♪付けてる場合じゃないもんねー♪)

いろいろありまして…
でも、作演のたくちゃんも了承済みのことで…

いいんだよ!本番までに間に合わせりゃ!!!!!!(笑)
15日からはどっぷり役者もーどで行くもんねぇ〜☆

ゆうきも参加することになりました(ぱちぱち)
これでケトイシ全員参加だぜぃ!
(…全員でたったふたりだけどさ〜)

ユメカタルの芝居は前に観ています。
悪い芝居じゃない。
熱がある。
誇りがある。
意気がある。
…今回の参加理由の大きな点はそこ!

お客さんがどう思うかは???ですが、
今回もそんな芝居になればなぁ〜と思いながら、
俺、がんばります!(ほのお)

次回からのボイスは数日分の日記形式で行きます。
公演終了までのアツクルシイ日々を綴りましょう。
僕と高橋ゆうきの珍道中をお楽しみください。

…てかさ…

書き出しの勢いで最後までそうなっちゃたけど、
デスマス口調のボイスって…
やっぱ、変!(笑)


2005年09月12日 (月) 23時34分





voice112■予測不可能!


    RES 
-------------------------------------------
[178]おなまえ:おーはし
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ちょっと先の予測をする。
次はこうなってこうなるんじゃないか?…とか。

明日は休日だから、9時に起きて午前中は本を
読んで、渋谷に12時半からの映画を観に行こう。

ところが起きたのは10時過ぎで、
(目覚ましかけたのに〜)
読み出した本がおもしろくて、
映画を観たのは夜6時になったりして…。

前々からの約束でその日、久しぶりの友達と
飲むことになっていたのにキャンセルくらって、
(あんだよ〜)
仕方なしに一人で家で飲もうと思っていたら、
芝居仲間から突然誘いがあって、
行ったらめちゃめちゃ楽しい飲みだったりして…。

先の予測はつかない。
ものすご〜く何の変哲もない数時間なら別だが、
ほとんど短時間の予測でも、まず当たらない。
それが一日となると、
絶対に近いほど予測は不可能だ。

些細なことでも同じ。
ある人間との会話が、平凡平和に終わるだろうと
思っていたら、意外にこーふんするような
話になったりするし、どうでもいいような男との
どうでもいいようなメールのやり取りを、
そろそろ終わりにしようとしていたら、
最後にドカン!な情報を知らされたりして…。

出来事の予測は本当につかない!
まさに『24』!
…そこまでいかないにしても、
物事の予測・予想は少なからずズレる。完璧に。

あ、そう言えば24のシーズン2、早く見なきゃ。
あんなに夢中になった1なのにねぇ〜
それも去年だぜぇ〜

…本当に夢中だったのかよ?(笑)

あるボンヤリしてた日、携帯に着信。
表示はたくちゃん。…おー!久しぶりぃ〜!

彼は芝居関係で知り合った。
かなり過酷な状況でお世話になった人。
彼の当時の助力はとってもうれしかった。

電話で会話。
…なになに?
…え?
…あぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

びっくりした。
心臓が飛び出るかと思った。
(ちょっと言い過ぎ)
でも、これは、ほ・ん・と・う・に、予測出来なかった!

…で、日を改めて実際に会って会話。
相変わらずかっこいい男。
目、するでぇー!
でも何気に疲れてる?

そりゃそうだ。俺みたいに充電期間って偽って(笑)、
芝居から遠ざかっている人間じゃないもんね。
只今、本執筆中の作家兼演出家だもん。
おまけに主宰者だもん。…疲れているよ。

けど会った瞬間、芝居の現場の匂いがぷ〜んと来て、
とっても心地良かった。…現役でやってる人はいい!

話していて思ったんだけど、このたくちゃんの
芝居に対する考え方って、俺ととっても似ているんだ。
…役者は好きにやれ。
…その役者本人のキャラクターが出ればいい。

けど、そこからのやり方が俺と彼との違いかな。
彼は放っておく。その役者を。
俺は言う。ぶちぶち。(笑)

どちらが良い悪いは別として、
これからの俺は放っておく路線を行くのだろう。

たくちゃんもぶちぶち路線から
放任路線に切り替えて、今至る!になったそうだ。
…実はこれ、本当の意味で言うと、
かなり役者に冷たいんだけど(笑)

そのたくちゃんからの予測不可能の話は、
俺への役者参加のオファーだった!
衝撃!

企画演劇派ユメカタル公演
「ユキムラ」
10月8日〜11日
東京芸術劇場 小ホール2

うぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!

…役者だって。
…ほぼ一年振りだよ。
…それも今回は誘われた。

やる。
やる。
こんなに予測不可能がおもろいことはないじゃんか!

でも役者を俺がやる。
不安。
心配。
はぁ〜。
(>_<)


2005年08月25日 (木) 23時44分





voice111■「ひとり」でいることのカッコよさ


    RES 
-------------------------------------------
[177]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
ずっと前からのケトイシファンで、
前回のうちの公演には出演までしてしまった
だてorしほという二つの名前を持つが、
もちろん体はひとつの、可愛いけど
かなり変な(笑)少女からオススメされた本、
重松清『疾走』を読む。

ふむふむ…。なるほど、だてしほっぽい。
暗い。
重い。
陰惨。
でも、おもしろい。

【15歳少年、男性を刺殺。少女を人質に逃走中!】
…こういう見出しの事件があったとする。

読む側は
「また少年犯罪なの?」
「キレる15歳か…」
「ガキのくせによ!」
と少年を責める。そして男性には同情が集まる。
当然の声と当然の思いが浮かび上がる。
…そう、見出しだけ見ればこれは当然のことなのだ。

この物語はその当然さを根底から引っくり返す作品。
この少年を「優しい子ども」と思わせる小説だ。

登場人物のキャラがいい。
特にエリがいい。

主人公シュウジがいじめられている学校。
その学校から転校することになったエリ。
クラスでのお別れのあいさつで、
それまでクラス内では孤高を貫き、
誰とも親しくなかったエリがすくっと立ち上がり、
いきなり「大っ嫌い!あんたたち!」と叫ぶ。

ゾクッとするカッコよさ。
ドキリとする強さ。
そして、ジンジンする悲しさ。

孤独は、仲間が欲しいのに誰もいない「ひとり」
孤立は、「ひとり」でいるのが寂しい「ひとり」
孤高は、誇りある「ひとり」

そんな孤高のエリの後姿を追い続けるシュウジ。
やがてシュウジは、悪意や嘲りや暴力を
それも運命だと思い、何の感情も持たずに
受け流すようになる。…まさに孤高。

カッコいい。
カッコいい。
カッコいい。

もちろん、いじめられる当事者としては
苦しいに決まってる。辛いに決まってる。
死にたいに決まってる!
事実、シュウジも自殺を図る。

でもけど、カッコいいんだよ。
そんなものをよけて流そうとする姿勢が。
生き方が。生き様が…。
俯瞰して、つまり上空から眺める鳥のような
視線から見ると、彼女と彼は間違いなくカッコいい。

しかしこの二人は、物語のラスト寸前まで
結びつかない。
特にエリが結びつきを拒む。
「ひとり」であることに生きようとし続ける。
…それでもつながりたいと望むシュウジ。

この小説を、どのようなタイプの話として
読者は読むのだろう?

少年犯罪の実態。
家族離散の物語。
心に傷を負った人々の群像劇。
少年心理の解読書。
そして、ラブストーリー。

これは完全ピュアなラブストーリーだと思う。
ものすごくイノセントで
真っ白な少年と少女の恋物語だと俺は思う。

泣けます、この本。
心がびんびん響きます、この『疾走』。

許せない所。
文庫本二冊に渡るこの小説。
下巻の前半、エグい性描写がある。
バイオレンスの果ての変体的性描写だ。
…これはいらない。

もちろん、小説におけるハードな
セックスシーン全てが悪いわけじゃない。
そんなハードさも作品を通せば、
充分有効なことは多々ある。

でもこのセックスシーンは許せない。
はっきり言って吐き気がした。
気持ち悪かった。いらない。
**!!

ねえ、重松さん…。
何のためにこのセックス描写が必要だったの?

ナツなんだからさ〜
さわやかに行こうよ〜

行こうよ、行こうよ!
BANG!BANG!バカンス!でさ〜

…かんけーねぇか(笑)


2005年08月20日 (土) 00時18分





voice110■基本的に男の子は…


    RES 
-------------------------------------------
[176]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
最近、筆が乱れている。
どうもこのボイスの文章で、
納得の行くものを書けていない。

特に前回などは、品位のかけらもない
堕落したものだった。
二つの物を比べて、どちらが自身の資質に
合致するかを考えながら、世間的な事象にまで
自論を拡大しようと試みたのだが、結果は、
自我誇張と自己欺瞞の産物でしかなかった。

いわゆるナスシスティックな文章。

様々な事物について自身の論点を考察するのが
このページの主旨のはずなのに、
自分という人間性をひけらかし、読者の感情を
おのれの側へ誘引するとは何と卑劣なことか!

筆が乱れている。
自分が乱れている。
品性が問われる。
自身が問われている。

そういった意味も込めて、今回は峻烈かつ
自戒の念を忘れずに筆を振るってみたい。
…品位と品性の名のもとに。

■■■

俺はボインが大好きだ。
この上なくボインを愛している。
(…おい!)

ボインはふたつはもちろん、三つ四つとあればいい。
十ぐらい集めて床に並べて過ごすのもいいだろう。
(おい!誰か止めろ!)

ただしここで言うボインとは、
一般的に言われる巨乳のことを指すものではない。
小さくてもいい。
小ぶりでもいいと思う。
(ばか!)

俺の中でのボインの定義は、
俗に言うオッパイのことなのだ。
ならばオッパイと言えばいいのかもしれないが、
オッパイという語感は、なんだかとっても淫猥な
イメージを与えるのだ。俺的に。
だからやはり俺は、ボインという言葉を使いたい。

…たわわに実った小さなボイン。
ボイン畑の小さなボイン。
…収穫の時期はいつなのだろうか?
(あぶねぇあぶねぇ!こいつ、あぶねぇー!!)

そんな俺のボイン心を
充分満喫させてくれる曲が、
サザンオールスターズの新曲
『BOHBO No5』だ。

サザンお得意の軽快な歌謡ロックに乗せて、
マジとエッチな歌詞が交差する。
問題の部分はイントロから始まって、
3:19の時点にやって来る。

♪へいゆがらはっそ〜!燃〜えろよ、ボイ〜ン!!

…はい?
燃えろよボイン?

あははは!あははは!
あははは!あははは!
あははは!あははは!

…やってくれたな、桑田佳祐。
飛ばしてくれたな、サザンオールスターズ。

久々聞いたぜ、ボインなんて言葉!
おまけに燃えろが付いてるしぃ〜!

俺は日本の曲を聴かない。
Jポップを聴かない。
家にあるのは洋楽のロックとかヒップホップとか
レゲエのアルバムばかり。

ラジオから流れてくるJポップには耳は傾けるが、
腰をすえて聴こうなどという気は全くない。

どうも嫌なのだ。
「ほら、駆けて行こう。僕らの未来へ!」
とか
「君の流す涙の行方を知りたい!」
とか
「自分だけの一番になればいいじゃないか!」
とか(笑)、
とにかくそんな感じの歌詞が耳に入ってくると、
勝手にしろよ!ばかやろー!とつぶやきたくなる。

人生に対するご声援も愛に関するべたべたも、
生き方を示唆するお言葉も、何にもいらない。

好きにしてくれ。
**

もちろん、歌詞に感情移入することは
悪いことじゃない。
俺だって、歌詞に感じ入る時がある。

このボイスでも書いた『日曜日よりの使者』からは、
ものすごいインスパイアを受けたし、
ウルフルズの『ええねん』は最高のラブソングだと
思うし、スガシカオの一連の曲の深遠さは大好きだ。

ただ、あまりにも聴き手のイマジネーションを
かき立てない楽曲が多過ぎはしないか?

それは分かっているから、
そこの部分は分かっているから、
その次の何かを感じさせてくれたり、
新しい想像を喚起させる歌詞…。
そんな詞がJポップには少ないような気がする。

とは言え、Jポップの強みはやはり歌詞なのだ。
のーてんきに明日の希望ばかりを歌っている詞でも、
日本人の誰もが自分の声を重ねることが出来る。

そう、歌える。
カラオケ出来ちゃう。
…これは大きい。

つまり聴き手から歌い手に回れる。
「聴いてばかりじゃつまらな〜い!」という
誰もが持つ思いを手軽に実現させてくれる。

パーソナルでバーチャルなポップスターに
瞬時にして変身出来る。

そしてひょっとしたら、
演奏だって出来そうな気になって来る。
…コンサート会場には、同じ目をして、
同じ肌の同じ背格好の人間が目の前にいる。
…ライブハウスでは自分の知り合いが演奏している。
…学園祭では友達がギターをかき鳴らしている。

同属感。
Jポップには間違いなく、
聴き手側からの同属感がある。

そして何よりもいいのは、楽しい。
いっしょに歌えて、いっしょに乗れる。
仲間と楽しく歌い合える。聴き合える。

この感覚が洋楽にはないのだろう。

そしてこの感覚は、音楽を聴くだけで
満ち足りている俺にもないのだろう。
たま〜に行くカラオケで、
暴れてばかりの俺にはないのだろう(笑)

同属感も持てず同調も出来ない俺は、
どうしてもJポップは好きになれない。

ずいぶん前だけど、m-floのアルバムには
痛い思いをした。買って損した。
野宮真貴とCKBのケンさんといっしょにやってる
『コスミック・ナイト・ラン』って曲がめちゃ楽しく、
アルバムにもかなりの期待をしていたのだが、ダメ!

安手のちんけなおもちゃみたいなヒップホップに
聞こえて、これじゃ〜洋楽には
まだまだ勝てないよな〜と思ったものだ。

まあ、ファンはそのチープ感を
楽しんでいるような気もしないではないけど…。

そんな俺だから、ケツメイシと気志団の区別が
いまいち明確じゃないし、オレンジレンジって
フィンガー5みたいなもんじゃないかと思っていた。
ドラムが抜けたことは知ってるけどね〜♪

…やじうまで見て知ったんだけど(笑)

前に仕事場のヒグチが
エグザイルのことを教えてくれた。
俺は聞きながら心の中では、
つまり、猿回し軍団じゃんと感じていた。(悪りぃ)

…で、実際テレビで見たら
やっぱり猿回し軍団だった(笑)
…でで、最近エグザイルはエイベックスだと知って、
やっぱなぁ〜と思ったのだった。
ぽいよ、それっぽい。

この仕事場にはヒグチと同年代のゆーすけという
パンチの効いたヤング(←死語)がいる。
実際にはパンチで殴られそうなヤングなのだが、
やつと話すといつもやらし〜エロ言葉の連発となる。

他にもこの仕事場には、死語でもなりふりかまわず
使いたくなるパンチの効いたヤングたちがいるが、
ゆーすけほどパンチの効いたエロ語を繰り出せない。

そういう話になると決まって俺は「やめろよ〜」と
言うのだが、やつは決まって
「おーはしさんから言い出したんでしょ」と
言い返す。どちらから言い出したのかは定かでない。

自然とそういう話になってしまう。
いつの間にかへらへら笑っている。
…同属感?(笑)

男はみんな、やらし〜話が好きだ。
女だって好きだろう。
ただ好きでも言わない人間がいる。
心に思っているだけの人がいる。
それとは逆に、言わなきゃ気がすまない人もいる。
猥談の鬼みたいな人間がいる。

エグくてグロい話にでへらでへらと鼻の下を伸ばす。
…俺はちょっと引いてしまう。
…俺はそこまでの話はしたくない。
だからそういう場に遭遇すると、
決まって黙るか席を外す。俺は逃げたくなる。

ゆーすけと話すやらし〜話というのは、
「よう、おはよう**
「あ、わすれてたまきん」
…みたいな世界なのだ。
話というより言葉の投げ合いだね。(ばかじゃん)

この感覚って、小さな男の子がお**
くるくる回して喜んでいるのと似ている。
ママに「やめなさい!」とか言われるのと似ている。

つまり遊んでいるのだ。やらし〜言葉で。
だからマジ猥談とは大きな違いが出て来る。
マジ猥談は完璧に大人の世界。
…そこには遊びが入る余地がない。

“お**くるくる人間”のキングとして、
俺の心に深く刻まれているのは、以前劇団にいて、
今は栃木に住んでいる増田だ。

この増田は、話の半分はお**を回していると
言ってもいいくらいだ。…いつも遊んでいた。

ずっと前にお笑いショーの出し物で、
増田と天野のふたりに、アコギを弾きながら
掛け合いをするというギターコントを
作らせたことがあった。

出来たものを見てみると、
流行りの歌の一部分を使いながら
♪アナル大好き、**うんこ欲しい〜
…などと歌っている。

どひゃ〜!
引っくり返るぅぅぅ〜!!

もちろん、精錬潔白な美少女の天野がこんなことを
考えるはずがない。…増田だ。増田めっ!

でもねぇ…、おもしろかったんだよ、これ。

当然コントだから、増田と天野という演じ手の
キャラは大きな要素だが、どんなにアナルだの
**だのやらせろーだのの言葉を使いながらも、
真剣にいやらしい世界までには行っていない。

増田は遊んでいるんだ。
**くるくる回している。

だから見ている側は、
「そんなところ触っちゃだめでしょ!」と
叱りつつも、微笑んでいられる。笑ってられる。

客受けは当然よかった。
…一部引いてるお客もいたけど(笑)、
んな頭の堅い人種は放っておく。きっとその人たちは
**くるくるしていないのだろう。

基本的に男の子は遊んでいるのものなのだ。
いっぱい遊んで、いっぱい冒険して、
いっぱい痛い目にあって、いっぱい泣いて、
それでも最後は、いっぱいいっぱい笑うものなのだ。

その遊びを閉ざしたら、閉ざされたら、
男の子はいびつになる。卑しくなる。

いびつで卑しく育ち、やがて大人になった男の子は、
きっと、いびつで卑しい行為に走るのだろう。

最低最悪だけど、犯罪でも犯してくれれば、
まだ助かる。…白日の下に晒されるから。

厄介なのはエロとグロのとぐろを巻いた、
隣で微笑むベビーフェイス。やさしい男。
…奴の心に遊びはない。(お〜怖っ!)

サザンオールスターズというバンドは、
いつもお**くるくる回している。
♪おんなよんでもんでだいて〜
とか言いながら遊び切っている。
遊び尽くしている。そこがいい。
そんな歌詞がいい。そんな世界観がいい。

うざくない。
聴いている俺を放っておいてくれる。
だから俺は楽しくさせられる。

この『BOHBO No5』の歌詞は、
実はものすごい構造になっていて、
「人間には命があって、生きて行く意味がある」
みたいな、思わず納得して
心が吸い寄せられる部分がある。
頭から聴くと、間違いなくこの部分で盛り上がる。

ところがこの直後にボイ〜ン!が来るのだ。
気持ちを昂ぶらせていたら、いきなり、
「燃〜えろよ、ボイ〜ン!!」だもんね。
この落差。
…ははは。

だから引っくり返る。
だからニッコリ出来る。
だから、そこから新しいイマジネーションが広がる!

ま、根本的にボインはボインなんだけどさ…(笑)

最後に訂正。
俺はボインが大好きだと冒頭で書いた。
確かにボインを愛しているが、
別にボインだけが俺のお好みなのではない。
『BOHBO No5』に話を持って行くための、
いわゆる、ちょっとしたウソなのだ。

実は俺は、女の子自体が大好きなのだ。
この上なく女の子を愛している。

女の子はひとりはもちろん、二人三人といればいい。
十人ぐらいに囲まれて床で過ごすのもいいだろう。
…たわわに実った小さな
(もう、いいよ!!! )


2005年08月11日 (木) 16時56分





voice109■これが俺?


    RES 
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[175]おなまえ:おーはし
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【あなたは夏ですか?冬ですか?】
う〜ん…。夏は似合わない俺だけど、やっぱ夏!

【あなたは秋ですか?春ですか?】
最近は春が好きになったんだよね。
でも“俺は”でしょ?…難しいな…。
夏って言った手前、春って言いたいけど、秋!

【あなたはハサミか?カッターか?】
心はカッターでいたいけど、ハサミかな?やっぱ。

【やきとりか?おでんか?】
ぜってぇーやきとりが好き!!!
でも、おでんのような人にあこがれる。
うわぁ〜、参ったな。…おでん!

【焼きそばか?パスタか?】
焼きそばでしょ。

【テレビか?ステレオか?】
テレビはあんまり見ない。
…あ、そんな事は関係ないのね。
俺という人間はステレオ的!

【MDか?CDか?】
MDは最近使わないねぇ〜。
世間的にもそのうち懐かしい商品になりそうだよね。
…テープってのないの?(笑)…MD。

【机か?椅子か?】
(笑)この質問、おもしろい!
え〜っと、机!
椅子のように人を支えられないけど、
机のように何でもやって!って構えられる。

【サザンか?ミスチルか?】
おいおい、この俺に失礼な事を聞くなよ。
サザンでしょ、当然。
ミスチル嫌いでサザンとともに育った俺。
それもあるけど、基本がお遊びだもん、サザン。
俺ってお遊び人間。理想も根本も。
でも時々ちょーがりがりにんげんになったりして…。

【キリンか?アサヒか?】
渋くて老舗で本格派。
でもださださのキリンか?俺は(笑)
けど、アサヒの本生ゴールドっておいしいよね。
俺の周りに聞いても、みんなイケル!って言うよ。
発泡酒であの味を出すアサヒは凄い。

【JWAVEか?TFMか?】
これもかなり難しい。
Jってスマートなイメージがあったけど、
最近はとっても硬派っぽいんだよね、あの局。
早稲田っぽくなってる。
最近の早稲田が硬派かは別。イメージだからさ。
逆にTがどんどん軟弱になってる。
慶応かな?立教?…昔は筑波って感じだったのに。
(筑波ってのもどうかな?とにかくそんな堅い感じ)
あ〜、どうしよ〜。…JWAVE!

【文化放送か?ニッポン放送か?】
文化放送!

【フジか?日テレか?】
ほら、難しい。
…テレ朝があったらいいのに。
俺、テレ朝。ぜってぇーテレ朝。
見るのもテレ朝。
やじうまも古館もばくさんもだ〜いすき!
(あ、古館が好きかは考えちゃうけど)
(ばくさんも考えちゃうけど)
(じゃすきじゃねぇじゃん。あれ?)
…で、答えか…。
日テレの方がカッコはいいんだよね、最近ずっと。
でも未だイメージはフジでしょ?
俺という人間は…。
わぁ〜難しい〜〜〜〜〜〜!!!!!
…日テレにしときます。

【テレ朝か?テレ東か?】
うぉ〜い!なんでテレ東やねん!
TBSにしろ!
…俺、テレ東(泣)
でもさ、あの局のマニアックさは俺っぽいよ。
決して迎合せずおのれを通す。(ほんまかいな?)

【フライパンか?鍋か?】
♪おいらの見かけはお鍋さ、いえいいえい!
♪どうせお鍋さ、いえいいえい!
でも俺という人間の本質は…
♪やっぱりお鍋さ(笑)、いえいいえい!

【禿か?白髪か?】
なめとんのかっ!こら!ぼけ!かす〜っ!
白髪。
あの白髪の複雑さが俺っぽい。
でも俺は単純でもある。
しかし、禿ほどの単純さはない。
しかし、俺はハゲている。
だから…
なめとんのかっ!こら!ぼけ!かす〜っ!

【きゅうりか?とまとか?】
きゅうり。…さっぱり。

【大根か?じゃがいもか?】
大根。…さっぱり。

【長ねぎか?万能ねぎか?】
万能ねぎ。…さっぱり。

【ブロッコリーか?ゴーヤか?】
うわぁ〜!
さっぱり理論も通じんよ、これ。
つうか、俺を知ってる人は俺がさっぱりって
言うと笑いそうだけど、実はほんと、
俺、さっぱり人間なのよ。
自分でも驚くほど。…まじ。
一見ブロッコリーがさっぱり系だと思うし、
ゴーヤはにがい。けど、さっぱりしてるんだよね。
特にサラダなんか。
じゃ複雑さで決めようと思っても、
どっちも複雑だし(笑)
…困ったな。
う〜ん、俺という人間は…。
ゴーヤかな?
…にがさがあるよ、俺って。
それが自分でも嫌いな時はダイッキライ!

【布団か?毛布か?】
布団って答えると思うでしょ?
はははっ!実は俺は毛布なんだよ。
ほんと、俺って軽い男だもん。

【枕か?布団か?】
おっと!こうなるとちょっと考えるな〜。
…よし、これを恋愛的側面から考えよう。
女の子のか弱いからだを布団のように
包んであげられるか?
それとも、女の子の心や魂にも通じる脳を
支えてあげられるか?
…なんだかこれで俺のこれからが決まりそう。
包むと支えるか…。からだとこころか…。
あ、机と椅子じゃ、俺、
支える人じゃないって答えたんだよね。
…ははは…。
枕です。
はい、私は女の子に対しては枕であろうと思います。
(て、よく言うよ俺)

【コショーか?七味か?】
七味ほど起用じゃない。
コショーほど切れ味がない。
でも今の俺は、コショーっぽい。

【トイレか?風呂か?】
この質問もらったら、ほとんどの人は風呂って
答えたいんだろうな。間違いなく。
でも俺は思うんだけど、さて人間にとってどっちが
大事かって考えたら、…どうだろう?
やっぱ、トイレが大事だよね。
風呂は流すだけだけど、トイレはずっと先には
何かを生み出すもん。燃料とか肥料とかさ。
それに、風呂は体外だけど、
トイレは人間の体内に関している。
…て、理屈で考えるものでもないんでしょ?
この質問。
イメージで自分がどちらかだからねぇ〜。
うんうん。…俺、風呂。
風呂の方が野蛮人っぽい(笑)

【ビートルズか?ストーンズか?】
難しそうな質問に見えても、ちょっと考えれば、
あらゆる面で俺はストーンズです。

【レッチリか?オアシスか?】
同じ意味でレッチリ。

【ホワイトストライプスか?ヤーヤーヤーズか?】
両方。
…って、ダメだから、う〜んと、ヤー!

【女か?男か?】
出ました!究極の質問。
女!
絶対、俺、女!
…意味はいろいろ想像してくれ〜い!

【大人か?子供か?】
子供でしょ?俺。
それはいくつになっても子供の心を持つとか、
そんなありきたりな理由じゃなくて、
その心とかじゃなくて、つまり、心とか言った途端に
“子供”は逃げて行くんだ。
子供の心なんて、俯瞰した言い方しんじゃねぇよ!
って、言いたい。
子供自身は心なんて無関係に子供している。
上から見下ろして、「ぼくのこどもごころ」
…なんて言わない。
子供はいつでもどこでも単なる子供でしかない。
だから、子供を「子供の心」とか言って、
平気でその領分を侵犯したり、踏みにじったり、
蹂躙するやつらが許せない。
いい気になって、俺は子供の心で生きてます!とか
言って、甘えて生きてる大人が許せない。
そうだよ!
甘える言い訳に子供心を使う奴が多過ぎる!!!
…あとは虐待とか性犯罪ね。
子供と同一化したり自分を誤魔化したりして、
きったねぇ手で触んじゃねぇ!
きったねぇ体で寄って来んじゃねぇ!
殴られたら痛てぇんだよ!!!
やられたら傷つくんだよ!!!
…お前らが想像も付かないような、ずっと遠くまで。


あちゃ〜。
最後はちと、まじ入っちゃいました。
これが俺?(笑)

実はこれ、
なにかの心理問題とかじゃなくて、
自分で勝手に思いつくまま書いて答えただけ。
…だから何?と言われてもな〜んもない。

でもおもしろい。
なんだか自分を考えちゃう。

まぁ、ひまだからって言えば
ひまじん過ぎなんだけどさ。
…えへっ!

(て、可愛ぶるのも俺)


2005年08月05日 (金) 23時45分





voice108■い〜かげんな公演情報


    RES 
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[174]おなまえ:おーはし
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突然『日曜日よりの使者』を聴きたくなった。
あ〜聴きたい!
う〜聴きたい!
お〜聴きたい!
脱兎の如く、おなじみ下北レコファンに突っ走る。

同曲収録のハイロウズCDを買う。
…聴く。
あ〜、やっぱすげぇーよ、この曲!

いろんないい部分があるんだけど、ここつぼ。
【世界中がどしゃぶりでもゲラゲラ笑う】
というような歌詞。…いいね。…いいな。

この8月1日でこのサイトのURLが変わる。
管理・作成者が天野から清水に代わる。
それに伴いページもリニューアルされる。

清水、大変だったみたい。
今でも大変そうだ。

サイトはリニューアルされて心機一転でも、
ケトイシの公演はリニュアどころか、
次回公演時期すらもはっきりしていない。
…ありゃ?

なんかやる気ないんだよねぇ〜。
(言っちゃった!)

ま、一応じゅうでんきかんってカッコつけてるけど、
充電なんかしてるのかよ?(笑)

かなり精神的にひどい時期があって、
それは前回の『デューク!』後がそうだったけど、
それ以前の公演から、ちょっとずつ積もっていた。

芝居なんか何でやってんだろ?俺。
芝居なんかきちーし。
芝居なんか儲かんないし。
芝居なんかつまんないし。
芝居なんかおもしろかないし。
…ひゅ〜

そうさ、おいらの心には風が吹いているのさ。
それも空っ風がね…。

そんな風の風向きが変わって来たのは最近。
…ちょっと考えてみた。

芝居をこのままやめたら、俺はどうするのか?
…うん、本を読もう。
音楽を聴こう。
その日の夜はお酒を飲もう。
そのまま音楽を流しながら、
その日に読んだ本のことを考えよう。
思おう。

テレビは見ない。映画も見ない。ビデオも見ない。
文字と音の世界に身を沈めよう。

ハッピー。
まさに俺のハッピー!

でもこれって…。
隠居?ごいんきょさん?
…40にして隠居。
ま、若年寄って言葉もあるしさぁ〜。

とか言ってるけどさぁ〜。

もちろん芝居はやるよ。これからもやる。
時期は決めていないけど、ケトイシは復活する。

ただ、もう以前のようなスタンスやベクトルでは、
ケトイシはやりたくない。

はっきり言おう。
「ご隠居しながら芝居をやりたい」

…何じゃ、そりゃ?

俺はいいかげんに芝居をやりたいんだよ〜!
生温い奴でいたいんだよ〜!
芝居!芝居!ってムキになりたくないよ〜!
文字と音と、そして、人とで芝居をやりたいよ〜!
あ〜、伊豆の温泉行きてぇ〜!
誰か連れてってくれ〜!

つまりね、こういう事。

世界中がたいへんだ〜たいへんだ〜って、
大騒ぎしていても、俺はへらへら笑っていたい。
…そんなスタンスで、
…そんなベクトルで、
俺は芝居をやりたい。俺は生きたい。
俺は日常を生きたい。

「アホやん、あのおっさん」って言われたい。
アホって言われたら、ずっとアホで居続けたい。
むしろその方がうれしい。
むしろそうなりたい。

そんなアホが、実は僕らをどこか遠くへ
連れて行ってくれる…らしい。ハイロウズによると。
俺もそう思う。
だからアホがいい。

“日曜日”っていう言葉もいいよね。
響きがいいよ。

日曜日の夕方は全部を終わりにして、
日曜日の深夜は
一から始めようと思える日だから。…うん。

日曜日からの使者はアホやねん。
いっつも笑ってるアホやねん。

ちなみに俺は日曜日に生まれた。
…うそじゃないよ(笑)


2005年07月30日 (土) 00時33分








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