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■Voice From おーはし■

ちわっ!みなさん。
このコラムコーナーは、俺が日頃思っていること
…例えば、舞台や映画を観ての感想や音楽を聴いて感じたこと、
小説を読んで思ったこと、道を歩いていて気づいたこと、
ごはんを食べての満腹感、まる半日寝た後の爽快感などなど、
そんな日々のあれこれを、どくだんとへんけんにミチミチて
語ってしまおうというものです。…もちろん、ケトイシのことも!

不定期更新。気が向いたトキが更新日。

━ 2002.11.19 OPEN ━

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voice247■ブラック・スネーク・モーン


    RES 
-------------------------------------------
[316]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
いいと言う噂だけで、
ほとんど予備知識もないまま観た作品。
…しかし、
ここまで魅せる映画とは…
今年観た映画で、
1か2になるんじゃないかな?


『ブラック・スネーク・モーン』
監督/クレイグ・ブリュワー
主演/サミュエル・L・ジャクソン、
クリスティーナ・リッチ
2006年アメリカ


以下は、
どこのメディアにも載っているストーリー。
つまり、ネタバレ文章ではありません。

アメリカ南部の田舎町。
畑仕事をしながら静かに暮す
元ブルース・ミュージシャンのラザラス。
彼は、妻が自分の弟と浮気をした事に
憤りを隠せない日々を送っている。
ある朝、
道端で血だらけになって
倒れている若い女を拾った。
女の名はレイ。
子供の頃の虐待の影響で
セックス依存症となっていた彼女は、
恋人のロニーが入隊したため、
孤独に耐えられなくなりドラッグと酒に溺れ、
男に殴られたのだった。
レイを家につれて帰り看病するラザラスは、
逃げないようにと
太い鎖を彼女の体に巻くのだった…。


監禁変態狂人モノではありません。
そうなりそうな雰囲気を見事に裏切る。

冒頭から、
B級で悪趣味な感じがずっと続いて行くのだが、
この監禁生活シーンから、
徐々に話がハートウォームな方向へ振れ出す。

傷を負った者同志のふれあい…
と言えば、
よくある話と受け取られるかもしれないが、
そうそう単純に
この“傷”と“ふれあい”が
生半可なもじゃないのがこの映画の素晴らしさ。

ラザラス(サミュエル・L・ジャクソン)が
レイ(クリスティーナ・リッチ)に頼まれ、
嵐の夜にブルースを歌うシーンがある。

ここにレイの
過去の忌まわしきフラッシュバックが
挿入されるのだが、
このシーンのゾクゾク感ったらない!

変な言い方になるが、
“過酷でカッコイイ”
ブルースと雷鳴と悲痛とが絡み合い…
今思い出すだけでも心が震える。

それでも、
終始残るのは、
いつ起こってもおかしくない“殺人感覚”。
終盤も、
ラストですら、
この危険な雰囲気が付きまとう。

しかし、
やっぱりハートウォームに着地する。
観てる側はラストカットで、
「がんばれよ!しっかり生きて行けよ〜!」
って、心から思える。

赤信号超点滅映画が、
結末には
ピュアなヒューマンドラマになるなんて…
この映画はいい。
うん!
間違いなくいい。

サミュエル・L・ジャクソン…
渋い!
カッチョえぇジジイ!
あんたはどえらいブルースマンや!
農夫やりながら、
その実ブルース歌ってるってのが、、、
またまた、良過ぎですから♪

クリスティーナ・リッチ…
いやいやいや、
スザマジイ演技でした。
こんな役、よくやったよ。。。
万歳!
もの凄く脳裏に残る。
あの表情、動き、痛さ、苦しみ…
涙が出て来そう☆


現在の公開は19日まで。
渋谷のシネアミューズEASTでのみ。
そのうち、
全国どっかの二番館でも
上映されるだろうから騙されたと思って、
ぜひ!


2007年10月10日 (水) 19時32分





voice246■逆転の感動


    RES 
-------------------------------------------
[315]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
以下3本の映画を、
まとめて“逆転の感動”と括ってしまおう。
…しかし、
当てはまってしまった事が怖い。

イコール、
人類は逆転に弱いのだ!



『幸せのレシピ』
監督/スコット・ヒックス
主演/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、
アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン
アメリカ映画

自分に懐かない子がいる。
ちょっと、その子に困っている。
そんな時、自分の前に、
ガサツでノーテンキな男が現れる。
ヤな男!ヤな男〜!と思っていたら、
そいつが子供と自分との間を繋いでくれる。
うれしい。
ありがとう。

そんな物語の序盤で、
俺はウルウルしてしまう。
…あの、パスタをあげるシーン…。

不利な立場に置かれた人間が、
ある出来事の後に
パッと花咲き、花開き、華を獲得。
…逆転の感動。

これはツボだよなぁ〜
これは感動のミナモトだよなぁ〜

『シカゴ』のキャサリン、いい顔してた。
(踊って欲しかったけど)^^
“何もない時”の表情がいい!

対するアーロン・エッカートっていう男優が、
これまたグッド!
典型的な役柄なんだけど、何だか深みがあって…。
無精ヒゲが好きー

子供役のこの子、
どっかで見たなぁ〜と思っていたら、
『リトルミスサンシャイン』のあの子じゃん!
…アビゲイル・ブレスリン。
うん!いいね、この子♪

で、監督は、
俺が以前、号泣した『シャイン』の
スコット・ヒックスだし…

いいよ。
いい映画だ。

でも、中盤から停滞してしまったような。。。
“自分の殻を破る”っていう
主人公のテーマがイマイチだったような。。。

本当の逆転は、
主人公の生き方(見せ方)にあるんじゃいかな?



『キサラギ』
監督/佐藤祐市
脚本/古沢良太
主演/小栗旬、ユースケ・サンタマリア、
小出恵介、塚地武雄、香川照之

全然舞台じゃん!
と思っていたら、舞台の映画化でした。

…まんま、
このシナリオで舞台に乗っけられるよ。
…うん、
もとが舞台作品だから(笑)

観終わったあとに考えたのは、
映画化する必然性。

う〜ん、う〜ん、う〜ん、、、

やっぱ、
正解かな?
映画化してうまく行ってる。

もっと、映画的に場を変えても
良かったんだろうけど、
あえてそうしなかったのかもしれない。
その代わり、
可能な限り“角度を変えて見せた”

ほとんどの演劇の場合、
一面(正面)からしか観客は観られない。
…だから平面的な印象になりがち。
特に、
こういう会話劇の場合。
そこに立体感を出したから
リアル度数が増した。

ま、映画だから、
ライブ感は失われたけど、
その分をちゃんと補った役者。

…男五人の暑苦しい話だったけど、
…ぐちゃぐちゃ言いっ放しの映画だったけど、
みんな、
いいなぁ〜
魅力的!

どこがラストか、
分かんないような作品だけど(笑)
小栗旬のラストの、
逆転の感動はよかった。
…あそこで客席も泣いてたもんね。。。

問題点にもならないような、
問題点をほじくり返すけど…

実はこうで、実はこうで、
実はこーだったーーー
…っての、
映画だと少々飽きるかな?
この部分こそ、
生々ライブの演劇だったらOKだったかも?



『題名のない子守唄』
監督/ジュゼッペ・トルナトーレ
主演/クセニア・ラパポルト
イタリア映画

これは問題作だよ〜
これは何だかなぁ〜
これはきちぃぜぃ
これは来るぜぜぜぜ、ぜい!

もう、
サスペンスです。
はい、
OPから来てます。
あの冒頭から引き込まれます。

で、
これでもかーーーー!
ぐらいな勢いで
意味深な音楽がガンガンかかります。

それに負けてません。
話運びと演出が。。。
間に挟まれたフラッシュが!

この監督は、
『ニューシネマパラダイス』の人ですが、
あの映画のノリを期待してはいけません。
何度も言うようですが、サスペンスですから。
もろさすですです。

一箇所だけ、
どう考えても謎なくだりがある。
あれぇはさぁ〜、
マッジ!分かんねぇよぉ〜〜〜
…みたいな。

さっき、
この映画について語ってあるサイトを見たら、
理解できた。
…したら、
またまた震えてしまった。
「そうだったのかーーー!!!」
「かんげきーーーーーっ!!!!!」

この作品のラストカット、、、
これこそ、
逆転の感動!

…あ〜、
全部言いたいけど、
ある筋から文句が出そうなので止めとく。
(従順な子羊)
(翼の折れたエンジェル)

それにしても、
引っ張るね、この映画(笑)
…そこだけだな、
この映画の文句あるところ。

でも、
でも、
これはこれで納得行く。
観終わった後には、特に!

ぜひ劇場に行って、
バカな俺が、
謎として捉えた部分を解読してください。
それだけでも
楽しめる作品だと思う。



こう考えると、
何だかアレだね…
逆転しないのはダメ!みたいな。
逆転しなきゃ物語じゃねぇだろう!みたいな。

憧れだからだろーな…
人生の逆転。
瞬時の逆転。


2007年10月01日 (月) 23時49分





voice245■ラッシュライフ再読


    RES 
-------------------------------------------
[314]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
伊坂幸太郎の長編小説
『ラッシュライフ』
新潮文庫刊

初めて読んだのは3年ぐらい前かな?
昨日と今日でもう一度読み返す。

やはり、
この小説は凄い。
この群像劇はおもしろい。

泥棒の黒澤。
父が十七階から自殺した息子の河原崎。
不倫相手の妻を殺したい京子。
リストラされた豊田。

その豊田につく犬。
豊田が憎む元上司の舟木。
河原崎の信じる宗教団体幹部の塚本。
黒澤の旧友の佐々岡。
京子の不倫相手のサッカー選手青山。

そして、
大金持ちで画商の戸田。
買われた志奈子。

その他にも、
神高橋、泥棒仲間、拳銃、郵便局、
外国人女性、公園の老夫婦&若者、
エッシャーの騙し絵(扉の次頁に挿画)、
などなどが深く密接に絡む。

そう、絡んでいる。
全ての群像が、
少しずつ。

もちろん絡むためには、
出会わなきゃいけないだろう。
でもその出会い方が、
TVドラマや安手の映画に見られるような
ご都合主義じゃない。

出会う者に、
それぞれの理由がある。
そこまでの道理がある。
…これは凄い事じゃないか?
この見せ方と描き方って凄い事じゃないか?

そんな凄い事が、
若干サスペンス、ややホラー、
暫し推理モノ、時折ヒューマンドラマ、
その実エンターテインメント、、、

そんな体裁で進んで行く。
…時間軸をずらしながら。

特に400ページ過ぎからは、
じわじわやって来るのだ。
カンドーってやつが。
種明かしも伴って。

そして440ページからラストまでは、
泣くに泣けない。
(いや、泣くんだけど)
(結果的に)

もちろん、
それだけでも
無我夢中になれる小説だが。。。

周りは砂漠。
そこにいる自分は、
縦横無尽にその砂漠を歩き回れる。
なのに、
そこに白線を引いて、
その上を一歩でもはみ出さないように、
歩いている。
それが自分。
それがほとんどの
人間が歩む“人生”の在り方。

…こんな感じで、
読み砕けるくだりに出会うと、、、
これは、
やっぱ、
かなりディープな作品なんだと思う。

深淵に心を抉ってくれる。
お説教臭くなく。
青臭くもなく。
決して、
お哲学をしているでもなく。
ところどころに散りばめて。
とってもオシャレで、
アッと言わせる展開にまぶして。

いろんなことが書いてある。
いろんなことを発見できる。
いろんな風に読み解ける。
お見事!
絶品小説!
数年置きに読んで、
何度でも楽しめる作品だよ、これは。


それにしても、
なぜ俺は伊坂幸太郎なんだろう?
石田衣良でも、
三浦しをんでも、
万城目学でもない。

これも、
神様のレシピか?

「ただ自分に合ってただけじゃねぇ?」
という言葉を尻目に、
そんなことを思う台風の夜でした。
出会いは神が決めた事…。


外、ごーごー音してる。
なんだか怖い。
こりゃ、
かなりまともな台風だな、、、↓


2007年09月06日 (木) 23時24分





voice244■夕凪の街 桜の国


    RES 
-------------------------------------------
[313]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
広島は今日8月6日、
被爆から62回目の原爆忌を迎えた。
平和記念公園で行われた、
平和記念式典には約4万人が参列。

式典では、
この1年間で亡くなったり死亡が確認された、
5221人の名簿が慰霊碑に奉納された。
名簿は計91冊、
死没者数は25万3008人となった。

へぇ〜
ほぉ〜
そぅ〜

…って、、、

5221人?
5221人?

ごせんにひゃくにじゅういちにん…
五千弐百弐拾壱人!

この一年間で?
62年も経つのにぃーっ!

…寿命っつーのもあるんだろうけど。
でも、
寿命を早めたのは原爆じゃないか?
よぅ分からんケド、、、

それにしても…
ごうにいにいいち、って数字は…。



『夕凪の街 桜の国』
原作/こうの史代
監督/佐々部清
主演/田中麗奈、麻生久美子、藤村志保

んまぁ、
んな大した映画じゃねぇよな。
すぐに忘れそうな映画だよ。
あれ?
みたいなおかしなシーンや
ギクシャクした話運びもあったし。
点数的には60点はいかないね。
55点ぐらいかな。

でも印象的には、
心象的には、
残像的には、
95点なんだな。
うん…

ちょっと参った。
95点分のインパクト=衝撃
それもユルいやつ。
ゆる〜く
ぬる〜く
じわじわ浸透して来る衝撃。

あ、
こーゆーの、
衝撃って言わないか?

参ったな…
参ったよ…
この映画には、ちょっと。



二部構成のこの作品、
第一部の「夕凪の街」に泣き所が集中する。
以下、
ザックリ来た三つの台詞。

原爆は落ちたんじゃなくて落とされたんよ。

原爆を落とした人は、
「やった!またひとり殺せた」と
ちゃんと思うてくれとる?

生きとってくれてありがとう。



…『時効警察』の麻生久美子がいいなぁ〜
くせのない清楚さがいいなぁ〜
受けて立つ、
吉沢悠も朴訥でいいなぁ〜

けど、、、
一歩間違うとクサい。
ナナメから見るとウザい。

そこのところ、
ギリギリで受け入れられるか、
ノーサンキューかは貴方次第。

私は来ました。
三つの台詞と共に。。。
…涙が滲んでね…

と、
まぁ、
「やっぱ文科省推薦だよ〜」
なんて、
お上品に感動してたら、
唐突に始まる第二部「桜の国」

わっ!
堺正章だ。
田中麗奈だ。
現代チックっつか、現代が舞台だ!

乗れねぇ〜
変だよぉ〜
ついてけねぇ〜

などと、
ぶつぶつ心の中で思っていたら、
『ストロベリーショートケイクス』の
中越典子が出て来た。

相変わらずの
“絶対だまされないぞ感”は何だろう?
“このタイプの女には気をつけろ感”は何だろう?
…ま、
そんだけ存在感があるってコトで^^

誰かに似てるー
誰かに似てるー
っと、
ずっと観ながら思っていた、
田中麗奈の弟役の金井勇太…。

この子、
あれだよ。
『リトルミスサンシャイン』のお兄ちゃん役だよ。
顔もそうだし、
ちょいスネの役柄もそっくりじゃん^^

わぉん♪
田山涼成だ。
夢の遊眠社だ(←古っ!)
いい役だな。
なんだか妙にうれしい。

それにしても、
あれですよ…
田中麗奈のまゆ毛ですよ。
もちろん?
たぶん?
書いているんだろうケド、
尖がり斜めはいいとして…
あ〜まで太くしなくてもと。。。

堺正章さん?
当然、堺さんはサカイマサアキ道を
ひたすら歩んでいらっしゃいました。

などなどと、
などなどなどと、、、
つまらんコトばかり考えながら
観ていた第二部。

あ!
もういっこ、つまらんコト。

過去に遡ってる場面に、
現代の人物がまんま出て来て、
それをソッと見ている…
ってやり方はやめて欲しい。
個人的に嫌いなだけですが。

そんな感じで、
つまんない映画みたいでしょ?
事実、
つまんなくなりそうな映画だったんですよ。

しかしね…

ラストシーンで
「ふぁ〜」
って思いました。
「ふぁ〜」
って心が激震しました。

でもこれ、
ラストシーンだけの良さじゃないんですよね。
その前から、
つまらんコト考えている時点から、
来ていたんです。
設えてあったんです、この映画。

(過去挿入現代人物も許せてくる)
(つーか、納得してしまう)

もー
今、思い出すだけでも震えます。
あの、
田中麗奈の表情!!!



戦争は語り継ぐもの。
語らないと後世に伝わらないもの。
事実、
5221人という数字だけでも…
語りのレベルじゃない数値だけでも、
改めて驚く。
しかし、
語られない事もある。
語りたくない心情もある。
そこが、
その心情が分からなかった。
絶対、
戦争を知る人々は、
語らないといけないものだと思っていた。
嫌でも語れと…
それは義務に近いものじゃないかな?と。
でも、
それは違う。
夕凪の“町”が黙するように、
語りたくても語れない事だってある。
伝わればいい。
少しだけ、
ちょっとだけ、
微かにでも、
伝わればいい。
そこには語ること以外の作用が働く。
そしたら…
継がれるだろう。
受け継がれるだろう。
後の人に。
これからの人に。
…そんな細くて野太いお話。
野太いお話の幕切れ。
田中麗奈の顔。



クソ暑い2007年8月6日。
新宿まで映画観にちゃりで行ったさ。
帰りは歩行者を避けながらちゃりちゃりさ。
思ったさ。
「てめぇら死ね!」
「なんか分からんけど死ね!」

したら、
次の瞬間にまた思ったね。
「あ〜俺はこの映画の事をいつか忘れるな」
「間違いなく記憶から消えるんだろうな」

ってことは、
俺も同じなんだな。
死ね!って俺が心の罵声を浴びせた
彼らと、
彼女らと、、、


2007年08月06日 (月) 22時59分





voice243■6月7月途中までのme


    RES 
-------------------------------------------
[311]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
ロクガツノコウシンヲシヨウトオモッタラ、
コンナジキニナッテシマッタネェ〜
シマッタ
シマッタ
シマッタネェ〜

ナノデ、
シチガツナカバマデカクアルヨ〜
ソンナmeアルヨ〜

…イチオウ、
オウベイジンノツモリノmeダケド、
“アルヨ〜”ヲツケルト
チュウゴクノヒトミタイアルネェ〜
(ウププ)



【舞妓Haaaan!!!】〜劇場映画

鬼塚(阿部サダヲ)と富士子(柴崎コウ)の恋人関係、
内藤(堤真一)と駒子(小出早織)の兄弟関係、、、、
その愛情の描き方が薄いので、
この部分を黙殺して
乗れるか乗れないかで勝敗は決まる。
…俺は乗れない。

OPのネット対決と中盤の転職合戦は、
かなり大笑い。
…なんだけどねぇ〜

クドカン作品にしては、
ややテンポが悪いかな?

植木等さんの遺作だっけ?これ。
ステッキに絡めて
ステッキ〜な植木さん。。。
画面から凄みと痛みが沸き上がる。



【今宵、フイッツジェラルド劇場で】〜劇場映画

遺作といえば、これも遺作。
ロバート・アルトマン監督遺作。

眠かったー(笑)
寝て観て寝て観て寝て観て寝て観て…
それの繰り返し。

けど、
すごぶる、
面白かったー(笑)

体調悪し。
頭も悪し。
(もともと)

それでも、
強引に観に行った映画だった。
眠気の間に間に物事は起こる。
いや、
起こっているが、
大した事はない。

人が死んでも、
劇場が閉鎖されようが、
今夜がラストショーだろうが、
大した事はない。

そんなもの〜
人生なんてそんなもの〜

チラシの宣伝文句…
別れに泣くより、
別れを受け容れる、美しさがそこにある。
…その通りの映画。

素晴らしい。
これは素晴らしい映画です(断言します)
…寝てても断言!

劇中流れ続けるカントリーミュージック。
歌い続けられるカントリーミュージック。
その歌詞は“郷愁哀愁”。
でも、
刻まれるリズムは“楽しい”。
…そんな映画。
悲しみと楽しさは裏表。
人生はその繰り返し。

悲しみを主張せず、
楽しみを追わず、
ただそこに居れば、在れば、、、
人生は素晴らしい。

メリル・ストリーブの歌声と
そのフェイスを見よ!



【バベル】〜劇場映画

一番の見ものは、
メキシコでの結婚式の盛り上がりと、
その時に鳴り続けている音楽。
…かなりの迫力とグルーブ!

二番目の見ものは、
アチラ方面の方なら菊地だろうな。
菊地凛子のア〜イッタ絵面だろう。
でも俺は、
こと映画に関する限り
アチラ方面の方々じゃないので…

ごめんなさい。
二番目の見ものはありません。

「で、何?」
な映画。

緊張感で最後まで観れるが、
よくよく考えれば、
よくよく考えずとも、
「で、何?」



【ドリームガールズ】〜劇場映画

圧巻は、
ジェニファー・ハドソンが
グループと会社から別れる時に歌う歌。
歌唱。
謡声。
歌いっぷり。

背中がゾクゾク!
胸がバクバク!
気持ちがゴンゴン!

エディ・マーフィーも
ビヨンセもえぇよぉ〜〜〜〜〜♪

そう、
この映画は歌を楽しむべき。

それ以外を考えると
つまんなくなる(笑)
…歌だけで元は取れます(笑わない)



【華麗なる恋の舞台で】〜劇場映画

ラストシーン。
酒場で。
“煙が目にしみる”を歌う女性シンガー。
その酒場で…
ひとり…
肩の力を抜くように…
酒を飲むアネット・ベニング。

いいじゃありませんか!
良過ぎるじゃありませんか!

いいなぁ〜
アネット・ベニング
好きだなぁ〜
アネット・ベニング

あの笑い顔が、
口を開けて笑う顔が、、、
きゅっきゅきゅきゅっ!!!

妻も夫も浮気をするけど、
それでも舞台がうまく行けば大喜びという、
演劇ならでは(?)の関係性が
なるほど。
なっとく。
あいあんだすたんど。



【パイレーツオブカリビアン3】〜劇場映画

ワールドエンド。
ワールドエンド。
はいはい。
お話もエンドエンドエンド。

なんだかさ〜
口先だけに終わってんだよね〜

ストーリー展開を主眼に持って行くのは
別にいいんだけどさ〜
それが、
口頭説明だけに終わってるんだよ。

見せろ!
映画なら!ドラマなら!!!
…って感じ?

いいんだよ。
余計な事を考えなくても。
このシリーズはさ〜

月夜のガイコツとか水車格闘とか、
そんなものさえ見せればいいんだからさ〜
また、それを見たいんだからさ〜
俺はさ〜

非情に
異常に
好きなんだからさ〜

まだ続くんでしょ?
新エピソードやるんでしょ?
…パイレーツ。
期待してるよ!(頼むよ、ホント)



【用心棒】〜劇場映画

OP
タイトル
三船敏郎
肩をコリコリ
音楽ドカドカ
…もう、
ここからダメです。

いちころ。
はまった。
つかまった。
ごきぶりほいほい。

かっちょえぇのー
黒澤映画ーーーーーーーーーーーー!

丑寅のデブが、
棺桶の片棒を担がされるんだよね。
もう、ここが。
ここが!
ここが!

未見の方はぜひ。



【椿三十郎】〜劇場映画

だから映画は劇場で観なさいって。
DVDはおよしなさいって。

(観るけど…)

肝心要の作品は“現場”で観らんかい!
極力“映画館”で観らんかい!

ホントはねぇ〜
植木さんの追悼特集も観たかったんだ。
池袋の文芸座でやってたんだよね。
7月7日。
たなばた。
『ニッポン無責任野郎』
『ニッポン無責任時代』

会えない、七夕。
植木等。

大学時代かな?
観たんだよね、この二本。
もちろん、劇場の特集上映で。

おもしろかったねー
ぶっ飛んだねー

話も
植木屋も
ぶっ飛んでたねー

だから、
尚のこそ観たかった…
もう一度…
映画館で。

『椿三十郎』。。。
観てよかった。
ホントよかった。

数えました、私。
主人公方のピンチの数を。
そしたら、13回ありました。
それを、
ぜ〜んぶ凌いで三十郎は去って行きます。

13回ですよ。
13ですよ。
分かりますか?
1回の人生の危機じゃないんですよ。
その13倍なんですよ。

だから…おもしろいんだろうね。
この映画。

冬には森田と織田でリメイク。
どうせダメだろうっていう見方はやめよう。
だって、
この作品が大々々好きで製作するんだろうから。
あえて、
オリジナル脚本に挑戦するんだろうから。

真っ正直に、
この冬の公開を待とう!



【タペストリー】〜音楽

キャロル・キングという
70年代の女性シンガー。
そのアルバム
『タペストリー(つづれおり)』

…この抜け方は何だろう?
…その先にチラつく悲しみは何だろう?
この感触。

最初はスカスカした印象のアルバムだったけど、
ただ流しているうちに
ただ聴いているうちに
肩の力がスーっと抜けて来る。
気持ちよくなる。

特にトラック9
「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」
これが最近のエネルギー。



モウスグナツ。
チャントシタナツアルネ〜
ガンバリマショー
モエマショー
ジンセイハ、
カレイナルブタイアルヨ〜♪♪


2007年07月17日 (火) 00時50分





voice242■椿三十郎


    RES 
-------------------------------------------
[310]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
月1更新と決めても例外はある。
例外はイヤだけど仕方ない。
ホントに
例外的特別的異常的コーフン映画だったから。


『椿三十郎』
監督/黒澤明
脚本/菊島隆三、小国英雄、黒澤明
主演/三船敏郎、仲代達矢、加山雄三
1962年製作
〜テアトル新宿・黒澤明特集上映〜

実は、この映画を観る前の昼間、
『パイレーツオブカリビアン〜ワールドエンド』と
本日(16日)初日の『舞妓Haaaan!!!』を観た。
それぞれに、
よかったりわるかったり、
わるかったりよかったり、
わるかったりわるかったり、、、、、、、
いろいろしたけど、
(詳しくは月まとめで書くけど)
夜からこの椿三十郎を観たらぶっ飛んだ。

ぶっ飛んだ。
ぶっ飛んだ。
ぶっ飛んだ。

観終わった瞬間、
すごい!
すごい!
すごい!
の連発だった。

一週間前に観た『用心棒』もすごかったが、
ちょっと、
これは…
このすごさは…

あのねぇ〜
どれくらいすごいかと言うと…

俺の生涯鑑賞映画ベスト1になるくらいすごい。
滅多に…と言うか、
全くないだろーくらいな
100点満点中
パーフェクトな100点を付けたくなる。
…てか、付けた。

今後、
俺のコトを評する時に、
「あ〜椿三十郎好きの大橋秀樹だね」
と言われたいくらいだし、
それより
「大橋秀樹の人格は椿三十郎を観れば分かる」
と言われたいくらいだ。

いや、
「椿三十郎は大橋秀樹そのものだ」
と言われたい。
つまり俺は、
「椿三十郎になりたい!」のだ。

いやいや…
なりたいんじゃない。
あの世界に行きたい。

あの三船敏郎が無精ひげを撫でながら、
策を巡らしている“時”へ、
加山雄三ら若侍が
三船に感謝している“時”へ、
能天気な入江たか子が
三船を踏み台にしている“時”へ、
仲代達矢が三船と対峙している
“時”へ、

“時”へ、
“時”へ、
“時”へ、
行きたい!生きたい!活きたい!

逝ってもいいか?(笑)

…それくらいすごかった。
同時代の中に没入したいのだ。
映画が運んで来た時代に犯されたのだ。
あの時代が、あの物語が、恨めしいのだ。
…妬ましく羨ましい…。

それだけ、
観る者への吸引力が物凄い。
…俺にとって、
ある種の事件だね、これは。

冒頭から速い展開。
次から次へと話が転がる。
主人公方は窮地と危機の連続だ。
それを全部クリアする三船敏郎。

おもしろいな〜♪
たのしいな〜♪
かっちょえぇの〜♪

椿の川流れシーンなんて、
笑いながら
すげー
すげー
なんでこんなピンチが解決出来んのー???
って、
ココロが踊る踊る!

ふすまに書かれてあった“や”の字を
指でなぞりながら、
「椿の色なんてどうでもいいだろ!」
って、怒っていた三十郎さんなのにね。。。

見事な伏線というか…
見事な入江たか子という人物伏線というか…

やめよ。
こんな“伏線”なんていう言葉使い。
おもしろければいい…
それが映画だろう。
だからこれは映画だ。
極上のおもしろさをくれた映画中の映画だ。

この椿三十郎、
前にも劇場で観たことがあった。
もう、かなり昔だ。
その時もおもしろかった記憶がある。
しかし、
こうして改めて観ると
この映画の凄まじさに驚く。

おじさんになんないと、
分かんないコトってあるもんだ〜◎

今、どんなに評判の
ロードショー公開の映画があっても、
1962年公開という、
遥か彼方の四十五年前の『椿三十郎』には、
万一、並ぶ事はあっても
これよりおもしろいと言う作品はない。
…そう思う。

言っておくが、
俺は懐古主義者でも
回顧主義者でも
温故知新なヤツでも
温故知古なヤツでもない。

それだけこの映画が、
恐ろしいくらいの普遍性で
溢れ返っているということだ。
迫って来るということだ。


心残りは、
今回の特集上映で『七人の侍』を
観れそうもない事!
もちろん、これも遥か彼方に観たけど、
こうなったら観たいじゃないですか!
劇場で。
今!
再度!
劇場でーーーー!!!



嗚呼。
夢のような時間だ。
夢のような映画だ。


2007年06月17日 (日) 00時50分





voice241■5月のわて


    RES 
-------------------------------------------
[309]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
ほんま、時間のない月やったなぁ〜
余暇というものがほとんどなくて、
ほんまほんま、5月のわては疲れましたがな。

そんな中でも、
心温まる時もありまして…
【シミズの結婚式】ですがな。

わて、乾杯の音頭とりました。
少々のスピーチもしました。
いやぁ〜
緊張しましたがな!
役者で舞台に立つ時より緊張しました、ほんま。

でも、レストラン形式の披露宴って
あんななんですなぁ〜
なんちゅーの?
ざっくばらんちゅーの?
雰囲気がフリーダム&ハッピネスでよろちぃ。

んでもって、
歓談・会食がほとんどで、
余興も退屈なスピーチも
ほとんどなくて、、、
これもこれでおもちろぃ=よろちぃ。
正にシミズ流☆

そんな貴重な(?)スピーチ枠に
俺なんかが指名されて、
うれしいやら心苦しいやら。
でも…
シミズとの10年ちょっとの付き合いを
しっかり、20年来と言ってしまい、
あとで注意されとるやんけ!
(あははのはー)



【東京タワー】〜劇場映画

結論から言うとおもしろくない。
百点満点で30点。
五つ星なら二つ行くかどうか…
星1.5だね。
(いや1かな…)
そんな程度の映画。

ぅわぁー酷評ですな!
でも仕方ない。

このつまらなさを
どこにぶつければいいか??
…やはり脚本か。
脚本は松尾スズキか…。

でも噂によると、
かなりホンを削られたらしいが…
とすると、
やはり監督に責任があるのかな?

ってか、
プロデューサーも役者も含めた
映画製作者全員じゃないのかな…。

役者を加えるのはちょっと酷か?
でも、、、
オダきりん、、、
そんなにいい芝居してるとも思えなかった。

あ〜あ
肩透かしの映画を観るとホント悲しくなる。

とにかくナレーションが多すぎて、
現在から過去へのスイッチ(回想)も多すぎて、
“端折り端折りの飛び飛び総集編”
みたいな印象を受ける。

おまけに“語らずに語る”っていう、
映画ならではの空気を醸し出そうとしてるから
ひとつひとつのエピソードに重みがない。
心を揺さぶる場面も言葉もなく、
なだらかに平坦に物語は進む。

台詞が足らなーい
エピソードにくさびがなーい
シーンが膨らんでなーい

あとに残るのは、
抗がん剤治療のきりんさんの呻き声。
ラスト間際のオダジョーの号泣。
(この号泣は空しかった)

(リアップの二度目も空しかった)

原作がいい小説だから、
ちょっと腹立たしい。
原作を読んでない人が、この映画を観て
「こんなもんか」と思うのが嫌だ。
(小説についてはvoice202参照)

けど、
観客席には泣いてる人もいたよー
そんな人も読んでねー
もっと泣きますよー
(うそじゃないから)

小説と映画は違うという事…
そんな事は分かっている。
でも、小説にあった“感動”は
映画も追求すべきじゃないのか?

別に泣きたいとかじゃない。
泣けなくてもいいから、心を躍らせて欲しい!

としたら…
この作品の場合、
もっとTVドラマ的に展開しても
良かったんじゃない?
くどくても、
あざとくても、
突っ込み過ぎでも、
良かったんじゃない?

もう少し、
わざとらしく作っても良かったんじゃない?

じっくりと、
オカンとボクの交流を見たかった。
一箇所でいいから。
(ホント一箇所でよかったんだよ〜)

むしろ、
その一箇所があったら、
この映画は成立したような気がする。
たぶん…
間違い無く。

あと言いたいのはさ〜
九州おばちゃんの雰囲気がまったく出とらんよ!
おせっかいなくせにベタベタしない、
大陸的ケセラセラな九州おばちゃん…
オカンもそういうタイプよ。

それが全然出とらん!
原作にはそれがキレイに出とったよ!
…俺は九州人だから尚更そう思うね。
(悲しかばい)



【魂萌え!】〜劇場映画

これはもうかった!
これは思わず当たった!
期待してなかったが滅茶苦茶やってくれた!

『東京タワー』が目指していた
“語らずに語る”っていう映画ならではの手法が
ビシッ!!と決まってる。

90点に近い80点代。
★★★★☆…ってな感じ。

風吹ジュン
三田佳子
藤田弓子
由紀さおり
今陽子
…うわぁ〜!いいなぁ〜!
このババ臭さがたまりませんなぁ〜

特に個人的好みは今陽子さんです。
(きゃっ)

歳を重ねて、
つれ合いを亡くすと弱ってしまうのは、
男の方だというのが一般的見方かな?

でもこの映画では、
女の方が(妻が、愛人が)弱っている。
…弱りながらも
物凄いバトルを展開する妻と愛人なんだけど。

そんなところを見るだけでも、
あ〜
人間ってそばに人がいないとダメなんだな〜
と、つくづく思わせてくれる。
A person cannot live alone…ねっ♪

最終的に妻が、
叶いそうもない職業を目指すという、
ある種の突飛さが
突飛でも作り事でも何でもなく、
リアルに思えてしまう、、、
そんな映画。

傑作というより秀作。



【ハマの芝居】〜演劇

いいも悪いも関係なく楽しめた。
知り合い芝居なのに、
ちゃんと観れて
ちゃんと意見できる舞台ってそうそうないからな。

観劇後は、
たまたま一緒に観ていたスーとゆうこと
ハマも含めて飲む。
ほとんど芝居の話で盛り上がり、
おいしいお酒でした◎



【我輩は主婦である】〜DVDテレビドラマ

クドカンドラマね。
きっとおもしろいんだろうと思いつつ、
今頃になってしまった。

まだ、5話目までしか観てないけど…
やっぱ、おもしろい!

一万円が千円札にくずれる瞬間
私は少しだけ悲しくなるのです
千円札が百円玉にくずれる瞬間
私は少しだけワクワクするのです
なぜでしょう

この文章導入部からしておもしろいから。
とにかくここからしてすでに降参だから。

「帰って来る時ネギ買って来て」

「また“俺”なんて…お父さんのマネして」

「たそがれ郵便局」

「ふきでものスナック」

「嫁なのに詩人。嫁詩人!」

「チラチラ見過ぎ〜」

「キリマンジャロって山じゃろ?」

「68000円」

「貴婦人モンナシーヌ」

…これお気に入り。
ぜ〜んぶ、笑ったところ^^

でも、漱石が乗り移ってからが、
本当のおもしろさがやって来るらしい。
楽しみだ!



そんな感じの5月のわてですがな。

とにかく、
莫大な余暇と潤沢な資金が欲しいものです。
…そう思いました。
(あ〜あ)
…こんなことばっかり言っとる。
一年中。
(らりほー)


2007年06月03日 (日) 21時17分





voice240■4月のあっし


    RES 
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[308]おなまえ:おーはし
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当分このページを月イチ更新にすると決めて、
「1月の俺」「2月の私」「3月のボク」
とタイトルを続けたはいいが、、、

今になって困りましてな…
自分を指す言葉がないじゃござんせんか!

別に「4月の俺」にしても
いいんでしょうがね、だんな…
それじゃ能がないってもんでさ。
で、4月のあっしでさ。

“あっし”と言やぁ〜時代劇でがんしょ?



【武士の一分】〜劇場映画

涼しい映画だ。
こんなに涼しい映画があるだろうか?

絵が、
役者が、
音が、
息が、
リズムが、
ものの見事に涼しい。

蝉の鳴き声と
鳥の鳴き声が
耳に心地よく残る。

変な言い方になるが、
この映画には映画特有の“重量”がない。
…ってゆーか、
重力かな?
スクリーンが醸し出す引力みたいなものかな?

この感覚は、
テレビドラマに近いかもしれない。
もちろん良質のテレビドラマだ。

するするするっと懐に入り込んで来て、
何かを確実に残し、
するするするっと通り過ぎて行く様な…
そんな気持ちのいいテレビドラマ。

夫の木村拓哉=グッ☆
妻役の壇れい=グッ☆
使用人の笹野高史=さらにさらにグググググッ☆

グッ☆じゃないところ。
=妻と離縁するくだりのゴタゴタ台詞。
=果し合いを決意する本当のキッカケの出し方。

でもねぇ〜
でもさぁ〜
泣きましたよ、ラストシーンは。

人はひとりじゃ生きられない。
愛する人がそばにいる喜び。
…これだねっ☆



【羊たちの沈黙】〜DVD映画

『ハンニバルライジング』の公開に合わせて
観てみたが…

観てみたが…
みたが…
が…

思ったより怖くないね。
思ったよりおもしろくないね。
以上。



【ハンニバル】〜DVD映画

このシリーズ2作目でしたが、、、

思ったより怖いね◎
思ったよりおもしろいね◎

『羊たちの沈黙』に比べて静かな映画。
しかし、
バリバリの緊張感。
何かが起こりそうなジワジワモード。

ヨーロッパの景色とクラッシック音楽と、
静寂な語り口調で、
観ている俺は格調高い気分になれる。
(ステキ〜)

このままで終わってくれても、
充分楽しめた作品だと思ってたら…

出たよ、
出ましたよ、終盤に。
物凄い映像がぁーーーーーーーっ!!!

観たその日は、
「まぁねぇ〜」ぐらいに余裕かましてたけど、
次の日に残像が脳裏をチラつき…
「気持ち悪りぃぃぃぃ!」

あー!
もー!
レクター、ぶっ殺せ!!!

監督は誰かと思ったら、
『エイリアン』『ブレードランナー』の
リドリーさんじゃないですか!

なるほどなるほどの感激の一本。



【ハンニバル・ライジング】〜劇場映画

3作目の『レッドドラゴン』が残っていたけど、
それは後回しにして、
居てもたまらず映画館に駆け込みましたよ。
若き日のレクター会いたさに!

駄目。
ダメ。
駄作。

これはもう、
このシリーズの一環として観ちゃダメだね。
ただのサスペンスもどきの、
アクション映画なりそこないとして観なきゃね。

この言い方が悪いなら、
こう言おう。
これは“単なる殺人狂の話”です。



【パイレーツ・オブ・カリビアン1】〜DVD映画

これももうすぐ公開に合わせてお勉強。
お勉強どころか…

ジャン!
ジャジャ、ジャン!

とにかくね、
とにかくさ、、、
月明かりでガイコツ化するというアイディアが、、、
ジャン!
ジャジャ、ジャン!

小粋な台詞のオンパレード。
…掟は規則じゃなくて心得なんだぜ(笑)
役者も超魅力的。
…スパロウいい〜。
…でもキーラナイトレイが好き。
…でもやっぱデップでしょ。
…あーもー!両方ともアイラブユー♪

何度も観て、
何度も新しい発見が出来るような、
そんな映画だ。

(ちょっと無敵)



【パイレーツ・オブ・カリビアン2】〜DVD映画

本当は1とか2じゃないんだよね。
これは「デッドマンズ・チェスト」って言うんだよね。

丸い檻の逃走とか、
水車ゴロゴロ格闘とか、
あまりにも見事すぎるんじゃないでしょうか?

フツーに観ている分には、
特にイマイチ派の方には、
「あ〜楽しめた」でしょうが。
「あ〜テーマパークネタね」でしょうが。

全体的にも、
「あ〜ハリウッド大作ね」でしょうが。
「あ〜おもしろいだけね」でしょうが。

だからと言って、
偉そうに言えた俺じゃないんですが、
「こんなの作れますか?」
「こんなの考え付きますか?」
「こんな楽しませ方が出来ますか?」
…と思うんですが。

そうそう、
問題のラストシーン?
…いいじゃないですか!
続いても、
もろ“次回へつづく”でも。

期待するぜ!
第3作「ワールド・エンド」
…本当に終わっちゃうのかな (ノ_・。)



【リトル・ミス・サンシャイン】〜劇場映画

アカデミー脚本賞作品。
うん!
いいね、これ^^

ちょっとイカれてるエロじいちゃんが、
早々と亡くなっちゃうんだけど、
じいちゃんの残した遺産(笑)がスパイシー♪

やっぱ、人の心を癒すひとつの契機は、
違う景色を見ること、
違う場所に行くこと、
みんなで旅することだと思うよ。

腐っちゃったお兄ちゃんを引き戻すのに、
一言も発せず、
無言で抱きつく妹のシーンに
じ〜ん
じ〜ん
じ〜ん。。。



【レインマン】〜DVD映画

同じく感動のロードムービー。
つーか、
今頃観るか?この作品。

いや〜
観るもんですな、世に言われてる名作は。

決して、
長いとは感じなかったんだけど、
かなりの引っ張り感というか…
腰据え感というか、
丹念に描いている感。
…ロードだから閉塞感もないのにね。

こういう風に感じてしまう
この映画の“タッチ”が素晴らしい。
ってか、
“脚本”か?
いや、
“演出”か?

何にしろ、
「映画を観たな〜」
って満足出来る満腹映画。

“Don't walk”で立ち止まってしまうシーン。
(そりゃそうだ!)
弟の立場だって苦しいんだ。
(うんうん!)
兄が弟に額を寄せる数秒のストップモーション。
(美しさとカンドー!)
別れる時に兄が弟をちらちらと直視するんだよね。
(かー!!!!!!!!!)

この映画さ〜
めちゃくちゃハッピーエンドにしてないんだ。
だからさ、
だからね、

リアルでいい。
いい。



【メリーに首ったけ】〜DVD映画

名作というか、
迷作というか、
迷策というか、
明策というか、
明作でしょう、これは。

うん♪
明作映画♪♪♪

いいなぁ〜
こんなエロバカ。
よくやるなぁ〜
キャメロンパン。

この映画の公開当時は、
確か俺は20代。
周りの芝居仲間に
熱狂的な女の子がいたのを思い出す。
「観て!観て!」
とうるさかった。

なるほど、
流行りの作品は観なぁ〜いかん。
んでもって、
女の子でも好きになれるエロバカだと思う。
その辺が明作(=名作)たる所以かな?

この映画の監督のファレリー兄弟製作、
『リンガー!替え玉★選手権』が只今公開中。
話の内容も危険警告おもしろそう!



【フランドル】〜劇場映画

カンヌグランプリ受賞作。
先に悪いところから言っちゃいましょう。

ラストの、
勧善懲悪的まとめ方が…
納得行かない!

この映画は、
公開初日に観たんだけど、
なんと観終わったら
ぴあの出口調査隊が待っていた。
誌面の鑑賞者満足度を測るためのアンケートだね。

まず、点数を聞かれて65点と答えた。
次に5段階評価で、
役者とか脚本とか演出とかについて聞かれた。
それぞれに4と答えた。

答えているうちに
あれれん?
と思い始めた。
…5段階中全部が4なら、
全体的な作品点数が65ってのはおかしいだろう。
せめて70〜80点だろう。

つじつまが合わんよ、俺。

あれれん?
あれれん?
あれれん?

そう!
そんな映画なのです、
この『フランドル』は(笑)

ラストさえあーじゃなかったら、
めちゃくちゃはまります。
実は…多少…はまってます。
今でも。

特にあの田舎の風景がいいです。
あれが原風景となって、
戦争も恋愛も語られます。

そしてあの田舎の様子は、
日本のあちらこちらにある風景です。

緑があって、
田畑があって、
風が吹いてて、
晴れたり曇ったりで…

その景色を見渡せるのが、
寂れた納屋だったりして…

ちょっと、
俺は俺の田舎を思い出した。
何処にでも行けそうで、
行けなさそうで、
自由と不自由の境界線にある田舎を思い出した。



【13/ザメッティ】〜劇場映画

集団同時ロシアンルーレットも、
キッカケの手紙も、
場の設定も、
いいです。
イケてます。

けど、
それだけに終わってしまったような…
ただの悪趣味映画のような…

主人公にしても周りにしても、
心理状態をえぐり切れてないからなぁ〜
“やったやりましたの見世物”的印象。



【イカとクジラ】〜劇場映画

お尻のない映画。
だから何なの?…のケツがない映画。

そこを楽しめればいいけど。
ケツがなくても許せる俺だが。

頭手足胴体がこれだけしっかりしてて、
肝心のお尻がないと…
けっこう着いて行くのは難しかった。



【手紙】〜小説

4月は映画だらけ。
芝居は一本も観てない。
本もこれだけ。

今更ながらの東野圭吾。
お恥ずかしながらの初圭吾。

バンドやるとかさ、
お金持ちの令嬢つかまえるとかさ、
みゃんみゃんみゃん!
って思ったよ。

社長の訓話?…もさ、
みゃ〜みゃ〜みゃ〜さ。

でも読み込んだね。
のめり込んだね。

犯罪しちゃあかん!
お前があかんのじゃなくて、
お前の親類の事を考え〜?

お前は勝手に
罪を犯しただけだろうが、
その罪を一緒に被るのは親類やでぇー!

ラスト二行の文章、
「だが声が出ない」
「どうしても出ない―。」
必殺。



てなわけの、
4月のあっしでさ。
それにしても参りやしたね。。。

何が参ったかって?

実はメリーとイカと羊たちは、
続けて観たんでさ。
この3本に共通するのは、、、

ナニでさ、
アレでさ、
白い液体でさ。

はぁ〜
一般映画でこんなに如実に見たのは
記憶にござんせん。
それも3本続けて(笑×10)

さすがじゃござんせんか、
キャメロンディアス嬢。
ナニで髪の毛おっ立てて芝居なさるんだもの。

これぞ、
役者の一分。


2007年05月05日 (土) 23時13分





voice239■3月のボク


    RES 
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[307]おなまえ:おーはし
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【デジャヴ】〜劇場映画

めちゃ込みの六本木ヒルズの映画館で観る。
とにかくあのポップコーンの匂いは
何とかしてくれんかな〜
臭い。

両隣で上映中もムシャムシャプチプチ…
うるさい。

やっぱ俺は、
飲食ダメの映画館が好きだね。

しかし映画は良かった。
気になってた匂いもムシャ音も忘れてしまった。

絶対の見モノは中盤のカーチェイス。
いや、カーチェイス自体じゃない。
運転するデンゼル・ワシントンの“視界”だ。

この発想って、
今までの映画にあったのだろうか???
観ながら「うわぁー!」って声を上げてしまった。

これは凄いです。
必見!!!

でも、
だが、
けど、
このあとがいけない。
(もちろん俺としてはだけど…)

普通の筋書きになってしまった。
もちろんそこを楽しめれば、
この映画はかなりイケてるんだけど。

しかし間違いなく、
これは観ても損はしない映画だろうな。
80点は確実!

ラストシーンが論議を呼びそうだけど、
俺としては何となく解釈できた。
(むひひん^^)



【クライマーズ・ハイ】〜小説

『デジャヴ』と同じく終盤の失速感が悔しいのが、
この横山秀夫の小説かもしれない。

1985年の夏に起きた、
日航機墜落(死者250人)に関わる新聞社の話。
…俺は当時の記憶はあるのだが、
こうして読むと改めて、
本当に物凄い事故だったのが分かる。

超ハイテンション!
激エモーショナル!
一気読みせずにはいられない作品。

しかし、、、
事故原因の大スクープを逃した後の新聞社内が、、、
それともに俺の心も、、、

でもねぇ〜
やっぱ横山秀夫はいいね。
俺の場合、落ちてる時や空しい時に、
なぜか横山さんの本に手が伸びる。
で、
いつも救ってくれる。

めちゃくちゃ醒めてて、
めちゃくちゃ熱くて、
めちゃくちゃ切れてるのがいい。



【バッテリー】〜小説

やっと5巻まで読み終えた。
最終巻はもうすぐ文庫化らしい。
…またアレにつき合わなきゃいけないのか(笑)

読みにくいんですけど〜
一気になんて無理中の無理なんですけど〜

まぁ、時間が掛かる小説だよ。
時間が掛かる主人公の巧と豪だよ。

なんで時間が掛かるのか?
…心理がうにゃうにゃしているから。

別に難しい表現とか文体じゃない。
むしろ読みやすい。
だが、心理描写が長い。
これでもか!
こんちくしょう!
…ぐらいの徹底ぶり。

とにかく、
この小説は“スポ根野球少年物語”の
体裁を取りながら、
公式戦を一試合もしないのだよ〜〜〜(笑)

映画版『バッテリー』が不評みたいだけど、
それも分かるような…

だって!
だって!
だって!
あの懇切丁寧に表されている巧と豪を
映像化できるか?

特に巧という人物は、
そう簡単には描けないだろうな…。
作家のあさのあつこさんにしか具現化できない。
そう思う…。

「え〜」
と言いながら、
それでも最後まで読まなきゃ気がすまない…
そんな小説です。



【僕たちの好きだった革命】〜演劇

3月は三本しか芝居は観なかった。
唯一、いい悪い含めて上げられるのがコレ。。。
いいか?
悪いか?

完璧、いー♪♪♪

久々の鴻上尚史の芝居。
第三舞台の頃は狂ったように観続けていたけど、
KOKAMI@NETWARKになってからは初めて。

いや〜
中村雅俊いいね。
片瀬那奈いいね。
塩谷瞬かんでたね。

でも、瞬クンはかんでもとちっても許される。
だって、
その失敗の仕方が愛らしいのだ。
男の俺が言うくらいだから、
女の子にとっては当然じゃないかな。
…客席の雰囲気も、
そんなユルヤカ〜な感じがあったよ。

ユルヤカ加減は芝居自体にもあって。。。

テーマ的には、
とってもヘビーでラジカルなんだけど、
それをうまく笑いや情緒に流している。
だからこそ逆に、
「黙するな!」
「動け!」
「起こせ!」
という切実さが押し寄せてくる。

次も観るぞ!
鴻上尚史。
読んでみるか?
通販生活。



【それでもボクはやってない】〜劇場映画

『Shall We ダンス?』の周防正行監督が、
なんでコレ撮るかなぁ〜

ってか、コレ?
つぅか、コレ?

11年振りのメガホンってのもびっくりだけど、
その作品がこの超々重量感にびっくり。

暗いんだよ。
重いんだよ。
深すぎるんだよ。

でもねぇ…
おもしろかった。
うん…
おもしろかった。

確かに法廷劇は元が取れる。
まず、やっておもしろい。
作り手的には“安全パイ”だろう。

しかしここまで、
密にやり倒した作品はないんじゃないかな?

まず八割方が法廷シーンだ。
普通考えるところの、
当事者や被害者やその周りの人々の
悲しい悲しい(笑)エピソードが入らない。

入れれば楽なのに、
入れないんだな、周防さんは!

とことん法廷のやり取りにこだわり、
ありきたりな“感傷”に流さない。
…すごい。

この一種、
鬼気迫る“割り切り・緻密さ・豪胆さ”が
…すごい。

主役の加瀬亮、、、
なかなかでした◎



【エイリアン1〜4】〜DVD映画

今頃観てやんの。
まぁ、観てないのは多くて…

『スターウォーズ・エピソード』観てない。
『ロードオブザリング』観てない。
『パイレーツオブカリビアン』観てない。
『ハンニバルシリーズ』観てない。
『パッチギ!』観てない。
『アンフェア』観たくない。
『舞妓Haaan!!!』まだやってない。

あ!
この前『タイタニック』観た。
…まぁ、
ここに書くほどのコトはない。

エイリアンは1がいいと思います。
あの“密室劇”には驚きました。
いつ宇宙空間か地球か他の星へ、
話の場所を移すかのかと思いきや、
ずーっと、
宇宙船内!

もちろん、
スペースアドベンチャーじゃないことは
分かっていたが…
やっぱ、
ホラーは密室じゃないとね。

って、
ホラー映画にも詳しくないんで、
あまり言えないんだけど(…ひやひや)

次に良かったのはシリーズ4。
2は1の世界をうまく繋いでいたけど、
悪い意味で豪華すぎのような、、、
3はなんか間違った方向に行ってる。

4が良かったのは、
アメコミの要素がうまく入ったからかな?
5を観たい。
5は作らないのか!?



【ハゲタカ】〜TVドラマ

主演の大森南朋、柴田恭平。
脇の松田龍平、田中泯、志賀廣太郎、栗山千明。
すべて良し。
中尾彬も菅原文太も良しヨシよし。

NHKらしい経済ドラマだけど、
NHKだからの骨太ドラマ。
経済音痴でも楽しめます。俺みたいに。
…だって、
これは生粋の人間ドラマだから。

TV用の脚本だから、
多少あざとい部分もある。
でも、
次のセリフで、
もしくは、
しばらくしたシーンで、
もしくは、
次の放映回に必ず引っくり返る。
…気持ちよく納得できる。

つーか、
カンドーしちゃうんですけど〜〜〜

こんな脚本いい。
こんなシナリオ書きたい。
作家の林宏司さんに嫉妬。

間違いなくDVD化されると思うけど、
6月にBSで再放送されるようです。
地上波でも絶対やりそう!
…一見の価値アリです◎



【バブルへGO!!】〜劇場映画

タイムマシンはドラム式…
が、副題。

その副題のドラム式洗濯機がなんでじゃい!
なんで、
タイムマシンなんじゃい!
…という説明がナイ。
いや、
アルけどナイ(笑)

この→(笑)
が付くほど(笑)な映画。
…いい意味で♪

ディテール好きな人には受けないかな?
俺はディテールも好きだけど、
どうでもいい時はどうでも良くなってしまう。

そうそう、
これは俺の昨年ナンバー1の
『プラダを来た悪魔』に似ている。
そりゃ、
作品傾向は違うよ。
題材も作り方も全然違う。

点数的には、
プラダが100とするなら、
バブルは85点ぐらいかな…

共通する世界は、
バカっぽく作り上げてるくせに、
要(カナメ)が実にしっかりしている。

バブル時代のリアルな再現と今の時代との落差。
それが絡まり紡ぎ出す、
セリフのやり取りと行動の落差。
…これが物の見事に決まってる!

ディテールにこだわらないようで、
カナメの細部に目配りの利いたエンタメコメディ!

いや〜、
よかった。
嘘くさいホイチョイ、
本物だった。

監督の馬場さん、
あなたの話をJWAVEの岡田クンの番組で聴いて、
それで観ようと思ったんだけど、、、
正解でした。
ありがとう^^

俺の大好き女優3本の指に入る、
広末涼子もよかったが…
この映画は阿部寛だね。

なんかヤツが最終的に勝っちゃったなぁ〜
(くそ)
(…いいんだけど)

広末がヒロスエでしかなかった事が心残り。



【鏡の法則】〜小説(かな?)

いや、小説じゃないよ。
…さり気に読んでしまった自己啓発本。

この手のは、
まず読まない俺だが…

どうなのかね?
“ありがとう意識”はいい。
もらった!

でも、、、
泣きはしないなぁ〜



【不都合な真実】〜劇場映画

車に乗るな!
自動車撲滅!
減らせ!二酸化炭素。

リアルに思える。
行動する。
そんなドキュメント作品。

しかし…
映画的にはゴアスライドショー。



【ブラックブック】〜劇場映画

主演女優の
カリス・ファン・ハウンテン素敵です(*^^*)

ラストの金田一耕助的バラシ方で、
マイナス30点。




そんな感じの3月のボクでした。
あ〜
『ナイトミュージアム』が気になる。。。


2007年04月03日 (火) 01時50分





voice238■2月の私


    RES 
-------------------------------------------
[306]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
【かぜ】ひいたー
前半はそれでほとんど調子出ない。

かぜと腰痛は渦中にいないと、
その気持ちが分からないものだと思うが、
その通り。

そしてそれが過ぎると、
またその痛みを忘れて行くのだ。

…ニンゲンってなんて便利なんだろう。

ぼくら国民が、
消費税や
年金や
イラク派兵や
郵政民営化や
その反対議員復党を
忘れて行くのと同じだね♪

この調子で、
九条も忘れるんだね♪♪

(おっと、政治ネタ)



いつも書いているようで恐縮だが、
【仕事】が忙しすぎる。
な〜んも出来ん…。

金にはなるが、
はっきり言って、、、、

会社体制を取りつつ、
個人の営利に走るなよ!

マジメな奴がアホ見るじゃん。
マジメな奴も狡くなるじゃん。

悪を真似たら悪になる?
大事なのは自分が善であること?
…って、
言ってる幹部のお前が
汚ねぇコトやってんじゃん!

「毒には毒をもって制す」
…って、
気合入れてたら、
この店もうすぐ閉店だってさ〜

やっぱりね(笑)

と、
笑ってる場合じゃない。
転職しなきゃ!
職探しだよ!
(はぁ〜)



【シナリオ】の勉強をやり出す。
前もやっていたけど、
今回はマジで行こう。

とにかく“書き癖”をつけなきゃな。
短いものでもいいから、
書かなきゃな。
書いて、
書いて、
書かなきゃな。

書く楽しさを知っている以上、
そこにケジメをつけたい。



【華麗なる一族】が
なんでダメかというと、
毎回がダイジェスト版みたいに
なっているからだと思いま〜す^^

『白い巨塔』みたくしたかったら、
大川(西田敏行)の死の顛末までを
全11回で描けばよかったんだと思いま〜す^^

詰め込み過ぎだよ…
このドラマ。



さ!
3月。
どこまでプーが続くかな??


2007年03月06日 (火) 00時34分








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