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■Voice From おーはし■

ちわっ!みなさん。
このコラムコーナーは、俺が日頃思っていること
…例えば、舞台や映画を観ての感想や音楽を聴いて感じたこと、
小説を読んで思ったこと、道を歩いていて気づいたこと、
ごはんを食べての満腹感、まる半日寝た後の爽快感などなど、
そんな日々のあれこれを、どくだんとへんけんにミチミチて
語ってしまおうというものです。…もちろん、ケトイシのことも!

不定期更新。気が向いたトキが更新日。

━ 2002.11.19 OPEN ━

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voice253■ヒラリー・スワンク!


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[322]おなまえ:おーはし
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ある日、目覚める。
ヒラリー・スワンクに。

映画館で『フリーダム・ライターズ』を観た。
ちょっと気になった。
ヒラリー・スワンクという女優。

もっと観たくなり、
旧作のDVDを借りる。
『ミリオンダラー・ベイビー』
『ボーイズ・ドント・クライ』

よい。
いい。
でも、もっといいのは…

ヒラリーを追い掛けたら、
その映画自体も素晴らしかった!



『フリーダム・ライターズ』
監督・脚本/リチャード・ラグラヴェネーズ
主演/ヒラリー・スワンク、イメルダ・スタウントン
2007年アメリカ映画

典型的な熱血教師モノ。
熱血というより、もう少しクール。
冷静で知的な教師像のヒラリー。

どっちにしろ、
先生が生徒を良き方向へ導くドラマだから、
ありがち、ありがち〜
と、斜に構えて観出したが…

ポイントとなるのは、
生徒たちに日記を書かせる事が
出来るかどうかだろうな。
そこまで行けば、
確かに生徒と先生は
ひとつになれるかもしれない。

1994年のロス暴動後の高校が舞台。
四つの人種グループに分かれた教室。
互いに争い、ケンカは耐えない。

しかし、どのグループの生徒も、
友達が殺されたり、貧困だったり、
家庭環境に恵まれていなかったり…。
四つに分かれてはいるが、
その実、
みんな同じ事で悩んで苦しんでいる。

それに気づかせたミスG(ヒラリー)。
そして、生徒たちは
日記に思いのたけを綴って行く。

とにかく、
この教室や学校の荒廃ぶりがイヤだ!
俺はこんな学校、行きたくない!
ミスGはいつ逃げ出すのかと思っていたが…。

生徒たちが、
“卒業まで生きていられれば充分”と
思うのも分かる。

で、
この話、実話なのだ。
「そんなにうまく行くもんか!」と思っても、
本当にあった話だから、
尚更ミスGの凄さが伝わって来る。

いや〜
これ系の物語で
こんなに感動しちゃうとはねぇ〜

そんなにキレイじゃないヒラリーだけど、
聡明さや知性、
押し付けのない思いやりが
シットリと感じられて、、、
かなり!惹かれてしまった。

作り方が、感情を煽りつつも、
しっかり抑制が効いている。
…これもよし!



『ミリオンダラー・ベイビー』〜DVD
監督・主演/クリント・イーストウッド
脚本/ポール・ハギス
主演/ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン
2004年アメリカ映画

もちろん、
名作と言われていたのは知っていた。
でも見逃していた。
観てよかった。
ヒラリー、ありがとう!

ボクシングものだろ?
ぼくしんぐモノ。
おまけに、
アメリカンドリーム入っちゃってるから、
もう、あの世界でしょー
熱血スポ根!

そう思って観始めたら、
実際そうで、
マギー(ヒラリー)に
名トレーナーのフランキー(イーストウッド)が
教え始めるシーンや、
他のマネージャーの誘いを蹴って、
フランキーを慕うマギーの姿、
連戦連勝のマギーの試合には心が熱くなる。

嗚呼、熱血!

ところが、
ところがですよ、
あーた!
後半がガラガラガラリ〜〜〜ン
と、変るのだ。

めっちゃ、
ヘビー&ダークな尊厳死問題。
ぅわぁ〜
こうなっちゃうんだ、この映画!!!!!!

それでも観れる。
観てしまう。
夢中になって、
ドキドキしながら見入ってしまう。
…結局、
前半のサクセスストーリーは
このための布石だと分かる。

ヘタな作家がこんな映画を作ると、
単なる分断物語って言われるんだろうなぁ。
すごいなぁ〜
イーストウッドとポール・ハギス。

後半、
俺は二度「え〜!そうするの〜?」と
驚いたシーンがあった。

マギーをどん底に追い込むシーンと、
フランキーに“それを”やらせてしまうシーン。
…この裏切り方がいい。

観る者を裏切って、
作品のハードルを上げた。
(お見事!)

ラストは、
尊厳死肯定とも取れる。
しかしそれは、違うんじゃないかな?
…尊厳死を正とするか否とするかは、
観ている人が考えてください…
って、
訴えている映画だと思う。

断定することなく、
テーマ性を滲ませた傑作映画です!

(モーガン・フリーマンもシブいぞ〜)



『ボーイズ・ドント・クライ』〜DVD
監督/キンバリー・ピアース
主演/ヒラリー・スワンク、クロエ・セヴィニー
1999年アメリカ映画

性同一障害者で、
ブランドンと名乗る女性(ヒラリー)が、
ラナという女性(クロエ)に恋する悲劇の物語。

この手の話には、
ど〜も食指が伸びない。
ピンと来る実感覚が自分の中に無いから。
もしくは、
想像力のない単なるバカな俺だから。

でも場面場面で、
グサリグサリと来てしまった。
…過酷で辛い映画だ。

男になろう、
男ぶりを出そうと頑張る姿が痛い。

パトカーを振り切るために、
フルスピードでライトを消すのは超怖い。

どうやってセックスで気持ち良くさせたのか?
女だと気づかれずに?
指か?…だろうが…

早送り風景の映像が、
物語の“危うさ”を
うまく醸し出している。

女だと打ち明けようとすると、
黙って!そんなのどうでもいい!
と言うラナが泣ける。

レイプシーン、最悪!
やつら、最低!!

いっしょに町を出ようとするが、
ラナが躊躇するのかいい。

ブランドンをなぜ殺した?
何もそこまでしなくても…と思う。
だがこれは、実話。

真っ暗な希望の無い映画だけど、
ラストカットに唯一の救いがある。

…以上が、
観ながら思ったこと。

前半は、ややカッタルイ。
大した物事が起こらないためだろうが、
後半になると、
ブランドンとラナとの恋や、
不良ジョンの狂気も絡んでおもしろい。

人に嘘を吐くのはいけない。
でも、
嘘を吐かないと生きて行けないんだ。
ブランドンという性同一障害者は。

…嘘を言わないと
生きるスペースの無い人間の物語。
そんな人々が世の中にはいる…。



いやいや、最高だね、
ヒラリー・スワンク♪
この人、
本当にいい作品に出ているんだなぁ〜
それにしても、
最初に観たのが女っぽいヒラリーだったから、
ボクサーや男装のヒラリーには違和感が…

でも、
こっちのボーイッシュさが
一般的なヒラリー像なんだろうね。

もっと映画を観なきゃ!
無限であるかのような宇宙と等しく、
無限にあるのだ。
話と思いと感情が…
映画ってやつには!


2007年12月12日 (水) 21時55分






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